【広報初心者向け】プレスリリースの書き方講座〜メディア取材獲得への1歩〜

広報のお仕事を想像した際に、まずはじめに出てくるであろう業務がプレスリリース及び取材獲得が挙げられると思います。

とはいえ簡単にはいかないことが多いです。

今回は中小企業やベンチャー企業に所属する、初心者広報の方向けにプレスリリースの書き方を紹介してまいります。

プレスリリースとは?

新聞やマスコミなどの報道機関に対して企業としての新しい情報を発表することを意味します。

現代では、文書による発表が主体となっており、広報やPR領域では文章を公開することを「プレスリリース」と指すことが多いです。

プレスリリースで掲載できる内容とは?

プレスリリースは世の中に対して、新しい情報を出すことが大前提となります。

そのため過去の事象などは掲載できないことを念頭に置いておきましょう。

その上で、書くネタを探すことが大事です。

  1. 新商品/新サービスの発表
  2. 既存商品やサービスの拡充(リニューアルなど)
  3. イベントやキャンペーンの開催告知・開催報告
  4. 調査結果の発表(市場調査など)
  5. 業績の発表(利用企業○○社突破など)
  6. 他社との業務提携
  7. 会社合併、新会社設立

こういったネタからメディアへ向けて、情報を発信していきましょう。

プレスリリースを出すメリット

プレスリリースを出すことによってどのような効果やメリットを得られるのかご紹介してまいります。

メディア掲載につながる可能性がある

プレスリリースを見た記者や担当者が興味を持ち、メディアから露出できる可能性があります。

4大マスメディアだけでなく、ネットニュースやウェブメディアでの転載の可能性もあり、多くの人にリーチすることが可能となります。

業務提携や資本調達のきっかけとなる

企業や事業、サービスなどを発信することによって、興味を持った投資家や企業からビッグチャンスが舞い込む可能性があります。

また端的なリリースではなく、想いや背景などを掲載することによって、共感や親和性を持ってもらいやすくなります。

リード獲得につながる

プレスリリース掲載サイトなどであれば、SEO対策にもなり、見込み顧客のリードを獲得するきっかけともなります。

実際に1回の掲載で、数十件お問い合わせが来ることもしばしばあります。

そのためには、正確でわかりやすい情報とお問い合わせ先や誘導先をしっかり記載しておくことが大切です。

プレスリリースを書くときのポイント

プレスリリースを書くとなった際のポイントをお伝えしていきます。

プレスリリースの雛形を理解する

プレスリリースには定番の流れがあります。まだ書いたことがない方はぜひ参考にしてください。

  1. タイトル
  2. リード文(内容の要約)
  3. 詳細・特徴
  4. 想い・背景
  5. 今後の展望
  6. 企業情報
  7. 問い合わせ先

この7点をおさえてプレスリリースを書いていきましょう。

特に「タイトル」は重要になります。

メディアや報道機関の担当者は1日に何百、何千とプレスリリースの配信が届くため、「新サービスのリリース」などといった、タイトルは開かれない可能性が高いです。

そのためまず目を止めてもらえるようなタイトルを考えましょう。

その後、リリース内容の詳細や背景などを掲載し、ストーリー性を持たせて読んでいただくことで、より強い印象を持っていただけるようになります。

リリースする内容の写真や素材を用意する

タイトルが開いてもらうのに重要だと先述しましたが、開いてもらった後の情報として必要なものが写真やグラフ、図形などを用いてよりわかりやすくしましょう。

文章だけだとイメージを持ってもらいにくくなります。またこれはメディアだけではなく、読み手にあたるステークホルダーにとっても同様な印象を抱きます。

数字やデータを利用する際はソースを記載すること

プレスリリースをより注目してもらったり、説得力や納得感を持っていただくために、数字やデータを用いてリリースするケースがありますが、その際は必ず情報ソースを掲載しないといけません。

他社が出したデータであれば、引用元の掲載が必要になります。

また自社で取ったデータであれば、n数や対象者、期間などを掲載しておくことが大事になります。

取材獲得へのポイント

取材を獲得するには、プレスリリースを投稿するだけでは、難しいです。メディアに注目してもらうためのポイントをお伝えしていきます。

露出したいメディアの研究

露出したいメディアを選定し、研究することが大事です。特にどのようなネタを取り上げる傾向にあるのかであったり、どういった視点の放送を行なっているのかをチェックし、把握しましょう。

また記者や担当者も自分の記事や投稿、放送を見ているのかはネタとして取り上げる上で、見ているポイントでもあります。

そのために、日頃よりチェックしておきましょう。

業界やエリアに合わせた内容構成

万人用に作成するものとは別に、プレスを出す先のメディアの業界やエリアに沿ったタイトルや内容を考えることが大事です。

例えば経済系であれば「%」「シェア」「市場」など経済的な内容を絡めておくことで、取材獲得やメディアに露出しやすくなります。

まとめ

プレスリリースは出稿するだけでなく、その後の効果を測定しPDCAを回していきましょう。

そのために取材獲得だけではなく、PV数やUU数、転載数、HP流入数、CV数など、様々な観点で数字を図ることができるため、プレスごとの数字の変化を記録しておいて、より質の良いプレスリリースを作成していきましょう。