2026年09月06日 更新
サイト内検索とは?検索方法とWebサイトへの導入方法を解説
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Webサイトで目的の情報を探しているとき、ページ数が多くて「どこにあるのか分からない」と感じることがあります。
そんなときに役立つのがサイト内検索です。
サイト内検索とは、特定のWebサイト内にあるページや情報を、キーワードを使って探すための機能です。
ECサイトの商品検索、コーポレートサイトのお知らせ検索、メディアの記事検索など、さまざまなWebサイトで利用されています。
サイト内に検索窓が用意されていなくても、ブラウザの文字検索やGoogleの「site:」検索コマンドなどを使って情報を探すこともできます。
一方、Webサイトを運営する側であれば、Googleの検索機能やWordPress、専用のサイト内検索ツールなどを利用して検索機能を設置することが可能です。
サイト内検索の基本的な意味から具体的な検索方法、Webサイトへ導入する方法まで順番に確認していきましょう。
サイト内検索とは

サイト内検索とは、特定のWebサイトに範囲を限定し、その中から目的のページや情報をキーワードで探す方法です。
Webサイトのページ数が増えるほど、メニューやカテゴリーだけですべての情報を探すことは難しくなります。
そこで検索機能を利用すれば、ユーザー自身がキーワードを入力して、目的の情報へ直接近づけます。
Webサイト内から目的の情報を探す機能
一般的なWeb検索では、インターネット上に存在する幅広いWebサイトが検索対象になります。
一方、サイト内検索では対象を一つのWebサイトに限定します。
たとえば、ある企業のホームページで「料金」という情報を探している場合、サイト内検索に「料金」と入力すれば、そのサイト内にある料金関連のページを探せます。
ECサイトなら、商品名やブランド名などから商品を検索できます。
メディアサイトでは、過去の記事をテーマやキーワードから探すことが可能です。
サイトの規模が小さいうちは、グローバルメニューやカテゴリーだけでも目的のページへ移動できることがあります。
しかし、ページ数が数百、数千と増えてくると、ユーザーが一つずつメニューをたどるのは大変です。
サイト内検索があれば、ユーザー自身が知りたい内容を入力できます。
目的のページへ短い動線で移動しやすくなる点が特徴です。
特に、Webサイトを訪れるユーザーが全員同じ目的を持っているとは限りません。
会社概要を確認したい人もいれば、サービス料金を知りたい人もいます。
過去のお知らせを探している人もいるでしょう。
それぞれが必要な情報を自分で探せる仕組みとして、サイト内検索が利用されています。
サイト内の検索機能と外部から検索する方法がある
サイト内検索というと、Webサイトの上部などに設置された検索窓を思い浮かべることが多いでしょう。
ただし、特定サイトの情報を探す方法はそれだけではありません。
大きく分けると、次のような方法があります。
| 方法 | 主な用途 |
| サイト内の検索窓 | Webサイト全体から情報を探す |
| ブラウザの文字検索 | 現在開いている1ページ内から文字を探す |
| 「site:」検索 | Googleから特定サイト内のページを探す |
| 検索オプション | 条件を指定して特定サイト内を検索する |
検索したい範囲によって適した方法が異なります。
今見ているページの中から特定の単語を探したいだけなら、ブラウザの文字検索が手軽です。
Webサイト全体から特定のテーマに関するページを探したいなら、サイト内検索窓やGoogleの検索機能が向いています。
サイト側に検索機能が用意されていない場合でも、外部から検索できる場合があります。
状況に応じて使い分けると便利です。
サイト内検索をする方法

サイト内検索には複数の方法があります。
Webサイトに設置された検索窓を使う方法が最も分かりやすいですが、検索機能が見当たらない場合でも情報を探す方法はあります。
「現在のページから文字を探したいのか」「サイト全体からページを探したいのか」を先に整理すると、適した方法を選びやすくなります。
サイト内に設置された検索窓を使う
Webサイトに検索窓が設置されている場合は、そこに探したいキーワードを入力する方法が基本です。
検索窓は、サイト上部のヘッダーやメニュー内などに設置されていることがあります。
虫眼鏡のアイコンだけが表示され、クリックすると入力欄が開くデザインもあります。
たとえばECサイトで「スニーカー」と入力すると、スニーカーに関連する商品が一覧表示されます。
企業サイトで「採用」と入力すれば、採用情報や関連するお知らせが表示される場合があります。
サイト内検索の結果は、Webサイトごとの仕組みによって異なります。
タイトルだけを対象に検索する場合もあれば、ページ本文まで検索対象に含める場合もあります。
ECサイトでは、キーワードだけでなくカテゴリーや価格帯などで絞り込めることもあります。
検索結果が多い場合は、より具体的なキーワードを入力すると探しやすくなります。
「料金」だけではなく「サービス名 料金」のように複数の語句を組み合わせる方法もあります。
Webサイト側に使いやすい検索機能が用意されているなら、まずはその検索窓を利用するとよいでしょう。
ブラウザの文字検索機能を使う
現在開いているページの中から特定の文字を探したい場合は、ブラウザの文字検索機能が便利です。
Windowsでは一般的に「Ctrl+F」、Macでは「Command+F」を押すと検索欄を表示できます。
そこへ探したい単語を入力すると、現在のページ内に一致する文字があるか確認できます。
たとえば長い記事の中から「WordPress」という単語が書かれている場所だけを探したい場合に便利です。
利用規約やFAQなど、文章量の多いページから特定の項目を探すときにも役立ちます。
ただし、ブラウザの文字検索はサイト全体を検索する機能ではありません。
対象になるのは、基本的に現在開いているページです。
別のページに書かれている情報までは探せません。
そのため、「このページのどこに書いてあるか分からない」という場合には適していますが、「このサイトのどこかにある情報を探したい」という場合には別の方法を使う必要があります。
スマートフォンのブラウザでも、メニューから「ページ内検索」などを選択できる場合があります。
長いページを最初から最後までスクロールして探すより、文字検索を使った方が効率的です。
「site:」検索コマンドを使う
Webサイトに検索窓がない場合や、Googleから特定サイト内のページを探したい場合は「site:」検索コマンドを利用できます。
入力方法は次のような形です。
site:example.com 検索キーワード
たとえば「example.com」というWebサイト内から「料金」という情報を探したい場合は、
site:example.com 料金
のように検索します。
これにより、Googleの検索結果を指定したドメイン内に絞り込めます。
サイト内検索窓が設置されていないWebサイトでも使える点が便利です。
また、目的のページがサイトのどこにあるか分からない場合にも活用できます。
ただし、Googleに登録されていないページは検索結果に表示されません。
サイト側の検索機能とGoogleの「site:」検索では、検索対象や表示される結果が一致しないことがあります。
そのため、完全に同じ機能ではありません。
「サイト内のページを外部から探す方法」と考えると分かりやすいでしょう。
検索キーワードは複数組み合わせることもできます。
サイト内に情報が多い場合は、「site:ドメイン名 商品名 料金」のように具体的な条件を加えると絞り込みやすくなります。
Googleの検索オプションを使う
検索コマンドを直接入力する方法以外にも、検索条件を指定して特定のWebサイトを探す方法があります。
Googleの検索機能では、検索対象となるサイトやドメインなどを指定して検索できます。
「site:」というコマンドを覚えていなくても、検索条件を設定して対象サイトを絞り込めます。
検索結果が多すぎる場合には、特定の語句を含むページや期間など、ほかの条件と組み合わせて探すことも可能です。
サイト内検索をする目的は、検索方法そのものを使いこなすことではありません。
必要な情報へ早くたどり着くことです。
サイトに検索窓があれば、まずは検索窓を使う。
今見ている1ページだけを探すならブラウザ検索を使う。
サイトに検索機能がなければ「site:」検索などを利用する。
このように使い分けると、Webサイト内の情報を効率よく探せます。

Webサイトにサイト内検索を導入する方法
Webサイトを運営している場合は、自社サイトに検索機能を設置することもできます。
代表的な方法は、Googleの検索機能を利用する方法、WordPressの検索機能を利用する方法、専用のサイト内検索ツールを導入する方法です。
どの方法が適しているかは、Webサイトの規模やコンテンツ量、必要な検索機能によって変わります。
| 導入方法 | 特徴 | 向いているケース |
| Googleの検索機能 | 外部の検索技術を利用できる | 比較的シンプルに検索を設置したい |
| WordPressの検索機能 | WordPress内で利用できる | WordPressサイト |
| 専用のサイト内検索ツール | 検索精度や絞り込みを強化しやすい | 大規模サイトやECサイト |
機能が多いほどよいとは限りません。
ユーザーが何を検索するのかを考え、サイトに必要な方法を選びましょう。
Googleのカスタム検索機能を利用する
Googleの検索技術を利用し、特定のWebサイトを対象とした検索機能を設置する方法があります。
自社で一から検索システムを開発する必要がなく、既存の検索サービスを利用できる点が特徴です。
サイト内に検索フォームを設置し、指定したWebサイトを対象として検索結果を表示します。
ページ数が増えており、標準的な検索だけでは目的の情報を見つけにくくなっているサイトで検討できます。
ただし、利用できる機能や表示方法はサービスの仕様に左右されます。
サイト独自の細かな検索条件を設けたい場合には、必要な機能を実現できない可能性もあります。
導入前には、検索対象の設定や表示形式などを確認しましょう。
自社サイトに必要な検索機能がシンプルであれば、既存サービスを活用することで導入の負担を抑えられる場合があります。
一方、商品属性による詳細な絞り込みなどが必要なら、より専門的な検索システムも選択肢になります。
WordPressの検索機能を利用する
WordPressでWebサイトを運営している場合は、標準の検索機能を利用できます。
テーマによっては、検索フォームや検索ウィジェットを配置するだけで利用できる場合があります。
ブログやオウンドメディアなど、記事を中心としたサイトでは比較的導入しやすい方法です。
ユーザーが入力したキーワードに関連する投稿やページを表示できます。
標準機能だけでは不足する場合は、プラグインなどを利用して検索機能を追加する方法もあります。
たとえば検索対象を調整したり、検索結果の表示方法を変更したりすることが可能です。
ただし、必要以上にプラグインを増やすと、Webサイトの管理が複雑になる場合があります。
検索機能を強化する前に、「ユーザーが実際に何を探しているのか」を考えることが重要です。
記事数が少ないサイトで高度な検索機能を用意しても、ほとんど使われない可能性があります。
反対に、記事数が数百以上あるサイトでは、カテゴリーだけでなくキーワードから探せる機能が役立つことがあります。
WordPressサイトなら、まず現在利用できる検索機能を確認し、不足している部分だけを補う方法が効率的です。
専用のサイト内検索ツールを導入する
商品数やページ数が多いサイトでは、専用のサイト内検索ツールを利用する方法があります。
専用ツールでは、単純なキーワード一致だけでなく、さまざまな検索機能を利用できる場合があります。
たとえばECサイトでは、商品名だけではなく、カテゴリーやブランド、価格帯などで絞り込めると便利です。
検索候補を表示したり、入力ミスを考慮した検索結果を表示したりできるツールもあります。
コンテンツ量が多いWebサイトほど、検索結果の精度が使いやすさへ影響します。
ユーザーが正しい商品名を知らないこともあります。
表記揺れや似た言葉にも対応できれば、目的の商品や情報を見つけてもらいやすくなります。
また、専用ツールでは検索されたキーワードを確認できる場合があります。
「ユーザーが何を探しているのか」を把握できるため、検索機能そのものだけでなく、サイト改善にも活用できます。
一方で、導入費や月額利用料が発生することがあります。
サイト規模が小さければ、WordPressなどの標準機能で十分な場合もあります。
ページ数や商品数、必要な検索精度を整理したうえで選びましょう。
サイト内検索で検索結果が0件になったときはどうする?

サイト内検索を導入していても、ユーザーが入力したキーワードによっては検索結果が0件になることがあります。
0件になること自体を完全になくすのは難しいでしょう。
商品名の入力ミスや言葉の違い、サイト内に該当する情報が存在しない場合もあるからです。
重要なのは、0件になったユーザーをそのまま行き止まりにしないことです。
関連するページや検索候補を表示する
検索結果が0件だった場合に、「該当する結果はありません」と表示するだけでは、ユーザーは次に何をすればよいか分かりません。
検索し直してくれるとは限らず、そのままサイトから離脱する可能性もあります。
そこで、別の行動を選べるようにします。
たとえば次のような情報です。
- 関連するカテゴリー
- 人気の商品や記事
- 検索キーワードの候補
- よく検索されているキーワード
- トップページやカテゴリー一覧へのリンク
ECサイトで「黒 スニーカー」という検索結果が0件だった場合でも、スニーカーカテゴリーや類似商品を表示できれば、商品探しを続けてもらえる可能性があります。
記事サイトでも同様です。
完全一致する記事がなくても、近いテーマの記事があれば候補として見せられます。
検索結果が0件のページも、Webサイトの一つの導線です。
「見つかりませんでした」で終わらせず、次に進める選択肢を用意することが大切です。
0件になった検索キーワードをサイト改善に活かす
検索結果が0件になったキーワードは、Webサイト運営者にとって重要なデータになります。
ユーザーが検索しているということは、その情報をサイト内に期待している可能性があるからです。
たとえば、多くのユーザーが「返品方法」と検索しているのに該当ページがない場合は、返品についての情報が不足している可能性があります。
FAQや案内ページを追加することで、ユーザーの疑問を解消できるでしょう。
サイト側とユーザー側で呼び方が違うケースもあります。
サイト内では「利用料金」と表記しているのに、多くのユーザーが「価格」「値段」「費用」と検索しているかもしれません。
この場合、新しいページを作らなくても、ページ内の表現や検索対象を調整することで改善できることがあります。
検索結果0件が発生しているキーワードを確認するときは、次のように整理すると分かりやすくなります。
| 0件になる理由 | 改善方法 |
| 必要なコンテンツがない | 新しいページやFAQを追加する |
| 表記が異なる | 同義語やユーザーが使う言葉を考慮する |
| 入力ミスが多い | 類似候補や検索候補を表示する |
| 検索条件が厳しい | 結果を広げられる仕組みを検討する |
ただし、検索されたキーワードすべてにページを作る必要はありません。
一度しか検索されていない言葉まで対応すると、不要なコンテンツが増える可能性があります。
繰り返し検索されているキーワードや、事業に関係の深い内容を優先しましょう。
サイト内検索は、ユーザーが情報を探すためだけの機能ではありません。
検索された言葉を確認することで、「ユーザーがサイトに何を求めているのか」を知る手がかりにもなります。
導入後も検索結果を確認し、必要に応じて検索機能やコンテンツを見直すことが重要です。
まとめ|サイト内検索は目的の情報を探しやすくする機能
サイト内検索とは、特定のWebサイトに範囲を絞り、目的のページや情報をキーワードで探すための機能です。
Webサイトに設置された検索窓を使うほか、現在のページだけを探すブラウザの文字検索や、Googleの「site:」検索コマンドなどを使う方法もあります。
どの方法が適しているかは、探したい範囲によって異なります。
Webサイト運営者がサイト内検索を導入する場合は、Googleの検索機能やWordPressの標準機能、専用のサイト内検索ツールなどが選択肢です。
サイトのページ数や商品数、必要な検索精度に合わせて選びましょう。
また、導入後は検索結果が0件になっているキーワードにも注目することが大切です。
関連ページや検索候補を表示して行き止まりを減らし、繰り返し検索されている言葉から不足している情報を確認します。
サイト内検索を単に設置するだけではなく、ユーザーが目的の情報へたどり着ける状態を維持することが重要です。

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