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セッション数とは?PV数・ユーザー数との違いやGA4での確認方法を解説

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執筆 中小企業のチカラ編集部 監修 東 直樹 (Webコンサルタント)

セッション数とは、ユーザーがWebサイトを訪問した回数を表す指標です。

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たとえば、1人のユーザーが朝と夜に同じサイトを訪問した場合、ユーザー数は1でも、セッション数は2として計測されることがあります。

 

つまり、セッション数は「何人が見たか」ではなく、「何回訪問されたか」を見るための数値です。

 

アクセス解析では、セッション数のほかにPV数やユーザー数などもよく使われます。

 

それぞれ意味が異なるため、混同するとサイトの状況を正しく判断できません。

 

この記事では、セッション数の意味、PV数・ユーザー数との違い、計測ルール、GA4での確認方法をわかりやすく解説します。

セッション数とはユーザーがサイトを訪問した回数のこと

セッション数とは、ユーザーがWebサイトを訪問してから離脱するまでの一連の行動を、1回の訪問として数える指標です。

 

Webサイトへの流入状況を把握するうえで、基本となるアクセス解析指標のひとつです。

セッション数とは1回の訪問単位を表す指標

セッション数は、Webサイトへの訪問回数を表します。

 

ユーザーがサイトにアクセスし、ページを閲覧したり、別ページへ移動したり、問い合わせフォームを見たりする一連の行動が1セッションとして扱われます。

 

たとえば、次のような場合です。

  • ユーザーが検索から記事ページにアクセスする
  • 記事を読む
  • 関連ページへ移動する
  • サイトを離れる

 

この一連の行動は、基本的に1セッションとして数えられます。

 

一方で、同じユーザーが時間を空けて再びサイトを訪問した場合は、新しいセッションとして計測されることがあります。

 

そのため、セッション数はユーザー数より多くなるケースがあります。

 

セッション数を見ると、サイトにどれくらい訪問が発生しているのかを把握できます。

セッション数を見るとサイトへの訪問状況がわかる

セッション数を確認すると、Webサイト全体への訪問状況がわかります。

 

たとえば、セッション数が増えていれば、検索、広告、SNS、メルマガなどからの流入が増えている可能性があります。

 

反対に、セッション数が減っていれば、検索順位の低下、広告配信の停止、SNS投稿の減少などが影響しているかもしれません。

 

セッション数は、次のような場面で役立ちます。

  • サイト全体の訪問数を確認したい
  • SEO施策の効果を見たい
  • 広告やSNSからの流入を確認したい
  • キャンペーン前後のアクセス変化を見たい
  • ページごとの集客状況を比較したい

 

ただし、セッション数が多いだけで成果が出ているとは限りません。

 

訪問数が多くても、問い合わせや購入につながっていなければ改善が必要です。

 

そのため、セッション数は単独で見るのではなく、PV数、ユーザー数、CV数、エンゲージメント率などと合わせて確認しましょう。

セッション数と他のアクセス指標の違い

セッション数は、PV数やユーザー数と混同されやすい指標です。

 

それぞれの違いを理解しておくと、アクセス解析の数値を正しく見やすくなります。

指標意味見るポイント
セッション数サイトへの訪問回数何回訪問されたか
PV数ページが表示された回数どれだけページが見られたか
ユーザー数サイトを訪問した人数何人が訪問したか
ページ/セッション1回の訪問で見られた平均ページ数どれだけ回遊されたか

 

セッション数とPV数の違い

セッション数は訪問回数、PV数はページが表示された回数です。

 

1回の訪問で複数ページを見た場合、セッション数は1でも、PV数は複数になります。

 

たとえば、1人のユーザーがサイトを訪問し、以下の3ページを見たとします。

  • トップページ
  • サービスページ
  • 問い合わせページ

 

この場合、セッション数は1、PV数は3です。

 

セッション数は「訪問された回数」を見る指標です。

 

PV数は「ページがどれだけ表示されたか」を見る指標です。

 

サイトへの流入量を見たい場合はセッション数、ページの閲覧量を見たい場合はPV数を確認するとよいでしょう。

セッション数とユーザー数の違い

セッション数は訪問回数、ユーザー数は訪問した人数を表します。

 

同じユーザーが1日に2回サイトを訪問した場合、ユーザー数は1でも、セッション数は2になることがあります。

 

たとえば、次のようなケースです。

  • 朝に検索からサイトへアクセスする
  • 一度サイトを離れる
  • 夜にもう一度サイトへアクセスする

 

この場合、同じ人の訪問でも、時間を空けて再訪問しているため、セッション数は複数になる可能性があります。

 

ユーザー数は「何人が訪れたか」を見る指標です。

 

セッション数は「何回訪問されたか」を見る指標です。

 

新規顧客の獲得状況を見たい場合はユーザー数、サイトへの訪問頻度や流入状況を見たい場合はセッション数を確認しましょう。

ページ/セッションとの違い

ページ/セッションは、1回の訪問で平均何ページ見られたかを示す指標です。

 

セッション数だけでは、ユーザーがサイト内でどれくらい回遊したのかまではわかりません。

 

そこで、ページ/セッションを見ると、1回の訪問あたりの閲覧ページ数を把握できます。

 

たとえば、セッション数が100でPV数が300なら、ページ/セッションは平均3ページです。

 

ページ/セッションが高い場合は、ユーザーが複数ページを見ている可能性があります。

 

関連記事、カテゴリページ、サービスページなどへの導線が機能しているかもしれません。

 

一方で、ページ/セッションが低い場合は、以下のような原因が考えられます。

  • 1ページだけ見て離脱している
  • 関連ページへの導線が弱い
  • ユーザーの知りたい情報が不足している
  • ページの表示速度やデザインに問題がある
  • 次に読むべきページがわかりにくい

 

セッション数とページ/セッションを合わせて見ると、流入だけでなくサイト内の動きも把握しやすくなります。

セッション数の計測ルール

セッション数は、単にページを開いた回数だけで決まるわけではありません。

 

一定時間操作がない場合や、日付をまたぐ場合、参照元やキャンペーン情報が変わる場合など、計測ルールによって数値の見え方が変わります。

30分以上操作がないと新しいセッションになる

一般的に、一定時間操作がない場合はセッションが終了します。

 

GA4では、デフォルトで30分間操作がないとセッションがタイムアウトします。

 

その後、同じユーザーが再びサイトを操作すると、新しいセッションとして計測されます。

 

たとえば、次のようなケースです。

  • ユーザーが記事ページを開く
  • そのまま30分以上操作しない
  • その後、別ページをクリックする

 

この場合、最初の訪問とは別のセッションとして扱われる可能性があります。

 

ただし、セッションのタイムアウト時間は設定によって変えられる場合があります。

 

サイトの分析を行うときは、自社のGA4でどのような設定になっているかも確認しておきましょう。

日付をまたいだ場合の扱いを理解する

セッション数は、日付をまたいだ場合の見え方にも注意が必要です。

 

夜遅くから深夜にかけてアクセスがあるサイトでは、日別レポートの数値がわかりにくくなることがあります。

 

たとえば、23時50分に訪問が始まり、0時を過ぎてから別ページを見た場合、集計上の見え方に注意が必要です。

 

日付をまたぐアクセスが多いサイトには、次のような例があります。

  • 深夜帯に読まれやすいメディア
  • ECサイト
  • 動画・エンタメ系サイト
  • BtoC向けサービスサイト
  • 夜間に問い合わせが発生するサイト

 

日別でセッション数を確認する場合は、単日の数字だけで判断しないことが大切です。

 

週単位や月単位の推移もあわせて確認すると、全体の流れを把握しやすくなります。

参照元やキャンペーンが変わると計測に影響する

セッション数は、参照元やキャンペーン情報の影響を受ける場合があります。

 

ユーザーが検索、広告、SNS、メールなど、異なる経路からサイトに訪問すると、流入元ごとの集計に違いが出ることがあります。

 

たとえば、以下のような流入経路があります。

  • Google検索
  • Yahoo!検索
  • SNS投稿
  • Web広告
  • メールマガジン
  • 外部サイトからのリンク
  • 直接流入

 

セッション数を見るときは、サイト全体の数字だけでなく、参照元やチャネル別にも確認しましょう。

 

同じセッション数でも、検索から増えているのか、広告から増えているのか、SNSから増えているのかで、次に取るべき施策は変わります。

 

集客施策の効果を判断するには、流入元ごとのセッション数を確認することが重要です。

Googleアナリティクスでセッション数を確認する方法

セッション数は、Googleアナリティクスで確認できます。

 

GA4では、サイト全体だけでなく、ページ単位、参照元・チャネル別、新規ユーザー・リピーター別など、さまざまな切り口でセッション数を確認できます。

サイト全体のセッション数を確認する

まずは、サイト全体のセッション数を確認しましょう。

 

サイト全体のセッション数を見ると、一定期間でどれくらい訪問があったのかを把握できます。

 

月ごとの推移や前月比、前年同月比を確認すると、集客状況の変化が見えやすくなります。

 

確認するときは、次のような視点で見るとよいでしょう。

  • 前月より増えているか
  • 前年同月と比べてどうか
  • 特定の日だけ急増・急減していないか
  • キャンペーン後に変化があるか
  • 広告停止後に減少していないか

 

セッション数が増えている場合は、SEO、広告、SNS、外部メディア掲載などの影響が考えられます。

 

反対に、急に減っている場合は、検索順位の低下、計測タグの不具合、広告配信の停止、サイト改修の影響などを確認しましょう。

 

サイト全体のセッション数は、アクセス解析の入口として見るべき基本指標です。

ページ単位のセッション数を確認する

ページ単位でセッション数を確認すると、どのページが訪問されているのかを把握できます。

 

記事ページ、サービスページ、LP、カテゴリページなどを比較することで、集客に貢献しているページが見えてきます。

 

ページ単位で確認したいポイントは以下です。

  • 訪問が多いページはどれか
  • 検索流入が多い記事はどれか
  • サービスページに訪問が集まっているか
  • LPのセッション数は増えているか
  • 問い合わせにつながるページが見られているか

 

ページ単位のセッション数を見ると、改善すべきページも見つけやすくなります。

 

たとえば、セッション数が多いのに問い合わせにつながっていないページは、CTAや内部リンクを見直す余地があります。

 

反対に、CVにつながっているのにセッション数が少ないページは、SEOや広告で流入を増やす価値があります。

 

ページごとのセッション数は、コンテンツ改善や導線設計に役立つ指標です。

参照元・チャネル別のセッション数を確認する

参照元・チャネル別にセッション数を見ると、どこから訪問が多いのかを把握できます。

 

Webサイトへの流入経路は、検索だけではありません。

 

広告、SNS、メール、外部サイト、直接流入など、複数のチャネルがあります。

 

主なチャネルには、以下があります。

  • 自然検索
  • 有料検索
  • SNS
  • メール
  • 外部サイト
  • 直接流入
  • ディスプレイ広告

 

チャネル別にセッション数を確認すると、どの集客施策が訪問につながっているかがわかります。

 

たとえば、自然検索からのセッション数が多ければ、SEOが流入に貢献していると考えられます。

 

SNSからのセッション数が多ければ、投稿やキャンペーンが効果を出している可能性があります。

 

一方で、広告からのセッション数は多いのに成果が少ない場合は、広告文やLPの見直しが必要です。

 

セッション数は、流入元ごとに見ることで改善の方向性が見えやすくなります。

新規ユーザーとリピーターのセッション数を確認する

新規ユーザーとリピーターのセッション数を見ると、サイトへの訪問が新規中心なのか、再訪問中心なのかを把握できます。

 

新規ユーザーが多い場合は、認知拡大や新規流入の獲得が進んでいる可能性があります。

 

リピーターが多い場合は、既存ユーザーが継続的に訪れている状態です。

 

それぞれの見方は以下です。

  • 新規ユーザーが多い:新しい見込み客に届いている
  • リピーターが多い:再訪問や継続的な関心がある
  • 新規が少ない:新しい流入経路の強化が必要
  • リピーターが少ない:再訪問を促す導線やコンテンツが必要

 

どちらが良いというより、サイトの目的に合わせて判断することが大切です。

 

メディアサイトであれば、新規流入とリピート訪問の両方が重要です。

 

サービスサイトであれば、新規ユーザーが問い合わせにつながっているかも確認しましょう。

 

セッション数は、新規・リピーター別に見ることで、ユーザーとの接点の広がりを把握しやすくなります。

GA4ではセッション数とsession_startの違いも確認する

GA4を使う場合は、セッション数とsession_startの違いも理解しておくと安心です。

 

どちらもセッションに関係する指標ですが、まったく同じ意味ではありません。

 

数値が一致しない場合もあるため、分析時には何を見ているのかを確認することが大切です。

セッション数はGA4の集計ロジックで算出される

GA4のセッション数は、ユーザーの訪問単位をもとに集計される指標です。

 

ページが表示された回数ではなく、一定のルールに基づいて「訪問」として数えられます。

 

そのため、PV数やイベント数とは意味が異なります。

 

セッション数を見るときは、以下の点を意識しましょう。

  • 訪問回数を表している
  • ページ表示回数ではない
  • ユーザー数とも違う
  • 一定時間操作がないと新しいセッションになる
  • レポート条件によって見え方が変わる場合がある

 

GA4では、さまざまな指標やディメンションを組み合わせて分析できます。

 

その分、何の数値を見ているのかを理解していないと、判断を誤ることがあります。

 

まずは、セッション数が「サイトへの訪問回数」を表す指標であることを押さえておきましょう。

session_startはセッション開始時に発生するイベント

session_startは、セッションが開始されたタイミングで発生するイベントです。

 

GA4では、ユーザーの行動がイベントとして記録されます。

 

session_startもそのイベントのひとつで、セッションの開始を示します。

 

セッション数とsession_startは近い考え方ですが、レポートや探索、集計条件によって数値が完全に一致しない場合があります。

 

たとえば、以下のような要因で差が出ることがあります。

  • 集計期間
  • 使用しているディメンション
  • フィルタ条件
  • レポートの設定
  • イベント単位で見ているか
  • セッション単位で見ているか

 

初心者の場合、まずは通常のレポートでセッション数を確認すれば問題ありません。

 

より細かく分析する段階で、session_startとの違いを理解しておくと混乱しにくくなります。

数値がズレる場合は指標の定義を確認する

セッション数とsession_startの数値がズレる場合は、まず指標の定義を確認しましょう。

 

GA4では、似た名前の指標でも意味が異なることがあります。

 

また、同じデータを見ているつもりでも、集計条件が違うと数値が変わる場合があります。

 

確認したいポイントは以下です。

  • 同じ期間で見ているか
  • 同じレポートで確認しているか
  • 同じディメンションを使っているか
  • フィルタがかかっていないか
  • セッション単位かイベント単位か
  • 探索レポートと標準レポートで見比べていないか

 

数値が違うと、どちらかが間違っているように見えるかもしれません。

 

しかし、集計の考え方が違うだけの場合もあります。

 

GA4では、指標の意味を確認してから分析することが重要です。

 

特にレポート作成や社内共有を行う場合は、何の数値を使っているのかを明確にしておきましょう。

初心者はまずセッション数・ユーザー数・PV数を押さえる

GA4には多くの指標がありますが、初心者はまず基本指標から押さえると理解しやすくなります。

 

最初に見るべき指標は、セッション数、ユーザー数、PV数です。

  • セッション数:サイトへの訪問回数
  • ユーザー数:サイトを訪問した人数
  • PV数:ページが表示された回数

 

この3つの違いがわかると、アクセス解析の基本を理解しやすくなります。

 

そのうえで、必要に応じて以下のような指標も確認しましょう。

  • エンゲージメント率
  • 平均エンゲージメント時間
  • CV数
  • CV率
  • session_start
  • 参照元・チャネル
  • ランディングページ

 

最初から多くの指標を追いすぎると、かえって混乱しやすくなります。

 

まずは、訪問回数を見るセッション数、人数を見るユーザー数、閲覧量を見るPV数を整理しましょう。

 

そのうえで、目的に合わせて見る指標を増やしていくのがおすすめです。

まとめ:セッション数とはサイトへの訪問回数を把握する基本指標

セッション数とは、ユーザーがWebサイトを訪問した回数を表す基本指標です。

 

PV数はページが表示された回数、ユーザー数はサイトを訪問した人数を表します。

 

同じユーザーが複数回訪問した場合は、ユーザー数よりもセッション数が多くなることがあります。

 

セッション数の計測では、30分以上操作がない場合や、日付をまたぐ場合、参照元やキャンペーン情報が変わる場合などに注意が必要です。

 

数値を見るときは、計測ルールも理解しておきましょう。

 

GA4では、サイト全体、ページ単位、参照元・チャネル別、新規ユーザー・リピーター別にセッション数を確認できます。

 

どこから訪問が多いのか、どのページが集客に貢献しているのかを把握する際に役立ちます。

 

また、GA4ではセッション数とsession_startの違いにも注意が必要です。

 

似た指標でも意味や集計方法が異なるため、分析前に定義を確認しておくと混乱を防げます。

 

セッション数は、Webサイトの流入状況を把握するための基本指標です。

 

PV数やユーザー数とあわせて確認し、サイト改善や集客施策の判断に活用しましょう。

監修者コメント

Webへの投資は、金額の大小より「何をもって成功とするか」を決めているかで結果が変わります。発注前に目的と指標を一枚にまとめておくと、制作会社との認識のズレがほぼなくなります。

東 直樹
SUPERVISOR

東 直樹 あずま なおき

Webコンサルタント

株式会社中小企業のチカラ Web戦略室

制作会社でディレクターを務めたのち、事業会社側のWeb責任者を経て現職。制作費の妥当性や制作会社の選び方など、発注する側…

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