中小企業からニッポンを元気にプロジェクト

第2回日本中小企業大賞

2022年6月13日

中小企業やそこで働く社員にスポットライトをあてたアワードを開催。
MVPを含む5ジャンルにおいて、以下の企業が表彰されました。

中⼩企業の中から最も⽇本の元気につながる努⼒や実績を残した企 業や社員を讃える「第2回 ⽇本中⼩企業⼤賞」を開催!

アンバサダー⽥村淳さん、ウエンツ瑛士さん、前田敦子さんがプレゼンターとして登壇。

主催挨拶

  • 代表取締役社長

    山下佳介

    コロナ禍で経済的ダメージを受けた多くの中小企業の皆様のために何かできる事はないかという思いから2021年1月に本プロジェクトは発足し、2022年7月に第4期を迎えます。類似サービスが増えてきている中で改めて伝えたい事は、私たちは単なるタレント肖像権のサブスクサービスではなく、中小企業を支援するプロジェクトであるということです。今後はアワード、アシスト、アクションを軸に更なるコンテンツ拡充を図ってまいります。

  • Forbes JAPAN執行役員 Web編集長

    谷本 有香(たにもと ゆか)さん

    私が様々な国の数々の起業家を取材する中である一つのトレンドが見えてきました。 多くの起業家は「我々は社会起業家である。社会にいかによくできるか、貢献するかという事を考えている」と言うのです。企業として価値を高めていくために必要な事は利益だけを追いかける事ではなく、社会にとってより良い企業に成長する事が必要です。そのために必要なのが「ESG経営」だと考えています。ESG経営は企業価値の向上、優秀な人材の確保など中小企業にとっても多くのメリットがあります。1社だけでは取り組みにくいと考える方もいますが、同じ目標を持った企業同士が協力して取り組む形も増えてきています。企業としてどういう未来、社会を作りたいか考え、バックキャスティングをして今何をするべきか考える事が重要です。

  • アンバサダー

    田村淳さん、ウエンツ瑛士さん、前田 敦子さんがプレゼンターとして登壇。

    ・田村淳さん
    どんな企業が表彰されるのかをすごく楽しみにこの日を迎えました。僕自身もこれから中小企業の方々を応援できる機会をどんどん作っていきたいと考えています。まだ世の中に注目されていなくても素晴らしい取り組みを行う企業を応援していきたいです。

    ・ウエンツ瑛士さん
    昨年7月にイベントに登壇させてもらった際には、コロナ禍においてもチャンスと捉えて奮闘する中小企業の方々の熱意、熱量を非常に感じました。応援させて頂く立場ではありますが、僕自身の価値を高める事が皆さんのお力になれると信じて1年間活動してきました。

    ・前田敦子さん
    このようなプロジェクトに参加し、中小企業の皆さんを応援できることをとても嬉しく思います。私自身も子育てをする中で、女性に対しての働き方などを寄り添って考えてくれる企業が増えており、ぜひこれからも皆さんを応援させて頂きたいと感じています。

  • 新規チャレンジ賞 <最優秀賞>

    株式会社NOW ROOM

    これまでオンラインで完結できなかったウィークリーマンションの予約に着目し、運営するサイト「NOW ROOM」で安く沢山の選択肢の中から早くオンラインで予約できる仕組みを実現。ホテルや民泊をもマンスリーマンションとして提供するアイデアも実現しており、今後のさらなる展開も期待されての評価となった。

  • <優秀賞>

    株式会社ワイズホールディングス

    運営する「利回り不動産」では、初心者にも少額から低リスクで資産運用できる仕組みを整え、独自のキャンペーンや情報提供を充実。投資初心者に着目したチャレンジで、サービス開始から1年足らずで16億円の申込総額を達成したことが評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社アンビション・エージェンシー

    不動産仲介事業において、接客・契約・内見・説明など全てをリモートのみで敢行するDXモデル店舗を展開。売上増加にも繋がっており、時代のニーズを捉えた独創性が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社ノルト

    これまで国内になかった減塩食品専門店を立ち上げ、事業化し、毎月延べ40万人以上のサイト訪問数を獲得。日本が超高齢社会であることや、腎臓病により減塩食品を必要としている人が1330万人いることから発展性も期待されての評価となった。

  • スゴイ社員賞 <最優秀賞>

    株式会社Cheer 田中 理紗様

    新卒1年目だった昨年同様会社のクリエイティブを1人で背負うに留まらず、今年は渋谷ビジョン動画広告の制作から自治体の漫画制作まで大きな仕事を自分で回し、大学ではキャリア講師として登壇するなど、その活躍の広さが高く評価された。

  • <優秀賞>

    PINCH HITTER JAPAN株式会社 田中 希様

    1年目から進んで47都道府県へ出張するなど、その類稀なる結果への執着が身を結び、5年目にして会社全体の2割を占める2.2億円を個人で売り上げられるようになった点が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社シー・エム・シー 入江 祥隆様

    ご自身が院長を務める医院だけでなく、マネジメントする9医院に対し積極的なサポートや勉強会を行い、コロナ禍において売上高対前年比121.1%、新規患者数前年比130.95%を成し遂げた点が評価された。

  • <優秀賞>

    バリュークリエーション株式会社 末永 岳様

    新規事業における提携パートナーの開拓を任され、新卒1年目ながら1年間で600社を超える企業と商談し、192件の受注を獲得した。社内最多というこの実績から、バイタリティと将来性が評価された。

  • ベストプランニング賞 <最優秀賞>

    株式会社アウローラ

    新規事業を目的とした人材採用を行い、主要メンバーを全て新卒で固めるという会社としてのプランニング。そして期待を背負った新卒メンバーによる、「立ち上げ事業で女性に特化した展開を選択する」というプランニング。この2点が功を奏し4ヶ月で大きな収益化を実現したことが評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社ネットショップ支援室

    運営する「楽々B2B」では「業務の効率化」だけでなく、競合他社に差をつけるべく「売り上げ増加」にも力を入れて導入企業を支援。遅れている日本のEC化率に目をつけた点も結果に繋がり、契約数では昨年比170%増を実現した点が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社ENLOOP

    差別化が難しいライバー事務所業界において、差別化の要因を「ライバーの獲得数」と断定。「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」に参画しアンバサダーのブランド力を借りることで、業界の大手事務所を大きく(4倍以上)上回る新規ライバー獲得数を実現した点が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社FPC

    安心してペットを育てるための備えとしてのペット保険に、充実した入院・手術保険がないこと着目し、細やかに設計された保険商品を作り上げました。月間受注実績では2年後の目標としていた400件を半年でクリア。今後のさらなる発展への期待を込めて評価された。

  • 働き方改革賞 <最優秀賞>

    株式会社Timers

    「社会の二項対立を溶かす」をビジョンに掲げ、「会社と家庭」を2つに分けて捉えることがなくなるよう、妊活補助や育児休暇に関する補助を充実させている。日本初となる「保育園留学」への補助金も導入するなど、社内全員の協力がないと実現できない働き方改革を推し進めている点が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社Cheer

    若手に対し、本業とは別でリーダーを務めさせる任務を与える「チアクルプロジェクト」など、社内での密なコミュニケーションを生む施策を数多く打ち出し、創業2年目で36名の採用を生む魅力を手に入れた点が評価された。

  • <優秀賞>

    キャレオス株式会社

    普段細やかな気配りを欠かさずに活躍する現場スタッフに光を当てるCappyいいね!それ!グランプリにおいて、イベントの細やかな設計だけでなくその後冊子を作るところまでのクオリティ、総応募数も161件と、今では全社員で取り組めるものに昇華されている点が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社ユナイテッドリバーズ

    「そのほとんどがフリーランス・副業メンバー」という人員構成でフルリモートワークによる不動産売買仲介事業をスタート。交代で働くフリーランス・副業メンバーを中心としたことで業界でも珍しい「年中無休」を実現し、その新規性が評価された。

  • SDGs賞 <最優秀賞>

    株式会社ウィファブリック

    サスティナブルアウトレットモール『スマセル』を展開し、ファッション業界の廃棄ロス削減に大きく貢献し、すでにCO2を累計1380トン削減。売り手企業も買い手ユーザーも自分の取引によって減らしたCO2の量を見ることができるようにした新規性や、自社の発展が必然的に環境保全に繋がるというビジネスモデルが評価された。

  • <優秀賞>

    PINCH HITTER JAPAN株式会社

    本来廃棄されていた商品を再流通しているという事業構造自体がSDGsの考え方に則っていること、事業で1年間に与える影響が262万キロのCO2削減にまでなっていることが評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社JIMOS

    SDGsが発足する以前より環境問題を考え、製造原価を顧みず自社製品付属の容器などに気をつかっていた点や、環境だけでなく社内外の人間にも焦点を当て、ピンクリボン運動や子育て支援に力を注いでいる点が評価された。

  • <優秀賞>

    株式会社ストロベリーコーンズ

    環境に優しく美味しい大豆ミートの考案や、環境にやさしいカトラリーを商品に無料でつけるなど、顧客のことも考えたSDGsを様々な角度から実行できている点が評価された。

  • MVP賞

    株式会社ウィファブリック

    SDGsをベースとした事業展開で社会貢献性も高く、それでいて理想論に終始せずに業績もしっかり伸ばしていること、また将来ビジョンに関してもグローバルを視野に入れていて、日本の中小企業が発展していく上でのモデルケースとなり得ることが評価された。

  • MVP受賞企業よりコメント

    株式会社ウィファブリック
    代表取締役 福屋剛 様

    まさか選ばれるとは思っていなかったので大変驚いています。
    ここまで社会に認められるまでに時間がかかりましたが、信念を曲げずに継続的にやってきて本当によかったです。ファッション分野を軸に今後もSDGsや気候変動に関する取り組みを続けていきたいです。

  • 田村さんよりMVP 受賞企業へ
    お祝いのコメント

    事業を継続する事の難しさを感じる中で、表彰されるまでに成長させるのは本当にすごいことだと感じています。
    僕自身もSDGsに興味を持っていて、年間どれくらいのCO2を出しているのか計算したことはありましたが、ファッションでもCO2削減に貢献できるという事を今日知る事ができました。

  • トークセッション

    受賞されての率直な感想と取り組みのポイント

    MVP賞を獲得した株式会社ウィファブリック代表取締役 福屋剛さんは「こんな賞を貰えるとは思っていなかったのでとても感動しています。ファッションジャンルを軸にSDGs活動に取り組んでおり、自身が買い物を通して削減できたCO2の量を見る事が出来るサービスを展開しています。事業計画の中にCO2削減に関する記載があるほど熱心に取り組んでいる事が評価されて本当に嬉しいです。」と語り、田村さんは「ファッションでSDGsに取り組めるのは新鮮だったので、このあとぜひすぐ利用したいです!」と非常に興味を持たれた様子でした。

    スゴイ社員賞 最優秀賞を受賞した株式会社Cheer 田中 理紗氏は「頭の中が真っ白になるくらい嬉しいです。コロナ禍において働くことをよく理解しないまま就活をする学生に対して、もっと仕事を知ってほしいという思いから取り組みを行っています。」と話しました。ウエンツさんからの「今年一年どういう一年だったか」という質問に対して「デザイナーとして2年連続スゴイ社員賞を獲れるように頑張った一年だった。来年も受賞できるよう取り組んでいきたいです。」と意気込みました。

  • トークセッション

    中小企業からニッポンを元気にプロジェクトに参加されての変化や反響

    MVP賞を獲得した株式会社ウィファブリック代表取締役 福屋剛さんは「ブランド品も多く出品しているサービスの為、なかなか企業、商品として信用してもらう事が出来ておらず、本物なのかという問い合わせもよくありましたが、前田さんを起用してからは全くそのような問い合わせがなくなったので本当にありがたく思っています。」と語り、それに対して前田さんは「こうやって生の声を聞けることができ、とても嬉しいです。このプロジェクトに参加してよかったです!」と自身が中小企業のチカラになれたことを喜びました。

    働き方改革賞 最優秀賞を受賞した株式会社Timers代表取締役CEO田和晃一郎さんは「子育てしている女性向けに展開するサービスにおいて、ロールモデルとして前田さんを起用したことで、顧客の方々の反応がとても良くなりました。事業面としてもプラスが多く今後も起用させて頂きたいです。」と答え、前田さんは「本当に良いプロジェクトに参加させてもらっているなと思います。私も一人じゃなくてみんなで頑張っているという感覚です。」と喜びを伝えました。

    さらにウエンツさんは「企業の顔としてしっかりと一緒に頑張りたいですね、どんどんプロジェクトが広がっていると感じています。」とプロジェクト、参画企業の成長を実感されている様子でした。
    最後に田村さんは
    「プロジェクトに参加できている事自体が嬉しいです。中小企業の方と話す機会が増え、良い部分だけでなく、事業継承やチーム作りなど苦しい部分もシェアすることで問題解決に繋げられるとさらにパワーアップできると感じています。今後も一緒に日本の企業と戦っていき、少しでも力になれると良いなと思っています!」とこれからの意気込みを語りました。