Glossary
経営用語集
決算書の読み方から、融資、マーケティング、労務、事業承継まで。 中小企業の経営者が押さえておきたい用語を、意味・なぜ知るべきか・実務で使う場面・よくある誤解の4点セットで解説します。 記事本文に出てきた用語は、その場でこの用語集につながります。
417 語を収録
法務・契約45語
サイバー保険 法務・契約 情報漏えいやサイバー攻撃による損害、復旧費、賠償などに備える保険です。
- なぜ経営者が知るべきか
- サイバー保険を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- セキュリティ対策、取引条件、事故対応。
- よくある誤解
- 「サイバー保険は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 復旧費増大
- 補償範囲誤認
輸出管理 法務・契約 安全保障上の理由から、特定の製品・技術の海外提供を確認・管理することです。
- なぜ経営者が知るべきか
- 輸出管理を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 海外販売、技術提供、クラウド共有。
- よくある誤解
- 「輸出管理は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 法令違反
- 輸出停止
許認可 法務・契約 特定の事業を行うため、行政から取得する許可・認可・届出などです。
- なぜ経営者が知るべきか
- 許認可を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 新規事業、店舗、建設、人材、飲食。
- よくある誤解
- 「許認可は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 無許可営業
- 事業停止
リコール 法務・契約 欠陥や安全問題のある商品を回収・修理・交換する対応です。
- なぜ経営者が知るべきか
- リコールを理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 製品事故、品質不良、行政報告。
- よくある誤解
- 「リコールは担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 被害拡大
- 信用失墜
贈収賄防止 法務・契約 取引獲得などを目的とした不正な金品提供・受領を防ぐ取り組みです。
- なぜ経営者が知るべきか
- 贈収賄防止を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 営業、公共案件、海外取引、接待。
- よくある誤解
- 「贈収賄防止は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 刑事責任
- 取引停止
PL法(製造物責任法) 法務・契約 製品の欠陥で人や物に損害が出た場合、製造業者などが負う責任を定めた法律です。
- なぜ経営者が知るべきか
- PL法(製造物責任法)を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 製造、輸入、PB商品、品質管理。
- よくある誤解
- 「PL法(製造物責任法)は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 製品事故
- 損害賠償
フリーランス法 法務・契約 発注事業者に、取引条件の明示や報酬支払、就業環境整備などを求める法律です。
- なぜ経営者が知るべきか
- フリーランス法を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 個人事業主への外注、クリエイター契約。
- よくある誤解
- 「フリーランス法は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 支払遅延
- 条件未提示
- 行政対応
不可抗力条項 法務・契約 災害や戦争など当事者が制御できない事情で履行できない場合の扱いを定める条項です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 不可抗力条項を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 取引契約、イベント、国際取引。
- よくある誤解
- 「不可抗力条項は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 責任範囲不明
- 履行紛争
中途解約条項 法務・契約 契約期間の途中で解約できる条件、予告期間、違約金などを定める条項です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 中途解約条項を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- サブスク、業務委託、賃貸借。
- よくある誤解
- 「中途解約条項は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 解約不能
- 違約金負担
自動更新条項 法務・契約 期限までに解約通知がなければ、契約が自動で延長される条項です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 自動更新条項を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 保守、賃貸、クラウド、業務委託。
- よくある誤解
- 「自動更新条項は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 不要契約継続
- 解約期限漏れ
合意管轄 法務・契約 紛争になった場合に、どの裁判所で解決するかをあらかじめ決めることです。
- なぜ経営者が知るべきか
- 合意管轄を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 取引契約、EC規約、業務委託。
- よくある誤解
- 「合意管轄は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 遠方訴訟
- 対応費増大
消滅時効 法務・契約 一定期間権利を行使しないと、代金請求などができなくなる可能性がある制度です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 消滅時効を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 未収金回収、債権管理、契約管理。
- よくある誤解
- 「消滅時効は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 請求権喪失
- 回収不能
法務デューデリジェンス 法務・契約 M&Aなどで契約、許認可、紛争、知財などの法的リスクを調査することです。
- なぜ経営者が知るべきか
- 法務デューデリジェンスを理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 買収、出資、事業譲受。
- よくある誤解
- 「法務デューデリジェンスは担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 隠れ債務
- 契約承継不能
リスクマネジメント 法務・契約 経営上のリスクを特定・評価し、回避や低減策を継続管理することです。
- なぜ経営者が知るべきか
- リスクマネジメントを理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 経営会議、事業計画、危機対応。
- よくある誤解
- 「リスクマネジメントは担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 重大事故
- 想定漏れ
内部通報制度 法務・契約 社員などが不正や法令違反を安全に相談・通報できる仕組みです。
- なぜ経営者が知るべきか
- 内部通報制度を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 不正防止、ハラスメント、品質問題。
- よくある誤解
- 「内部通報制度は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 不正隠蔽
- 報復
- 信用失墜
関連当事者取引 法務・契約 役員、株主、グループ会社など、会社と特別な関係にある相手との取引です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 関連当事者取引を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 決算、監査、グループ間契約。
- よくある誤解
- 「関連当事者取引は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 価格不当
- 開示漏れ
利益相反取引 法務・契約 役員個人や関係会社の利益と、自社の利益がぶつかる可能性のある取引です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 利益相反取引を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 役員会社との契約、貸付、資産売買。
- よくある誤解
- 「利益相反取引は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 不当取引
- 承認手続漏れ
定款 法務・契約 会社の目的、商号、機関設計など、基本ルールを定めた文書です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 定款を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 会社設立、事業追加、株式・役員変更。
- よくある誤解
- 「定款は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 事業目的不足
- 手続ミス
商業登記 法務・契約 会社名、所在地、役員などの重要情報を法務局へ登録・公開する制度です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 商業登記を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 設立、移転、役員変更、増資。
- よくある誤解
- 「商業登記は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 登記遅延
- 過料
- 取引支障
代表権 法務・契約 会社を代表して契約などの法律行為を行える権限です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 代表権を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 重要契約、銀行手続、役員設計。
- よくある誤解
- 「代表権は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 無権限契約
- 内部統制不備
善管注意義務 法務・契約 役員や受託者が、その立場に求められる注意を払って職務を行う義務です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 善管注意義務を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 取締役判断、業務委託、資産管理。
- よくある誤解
- 「善管注意義務は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 役員責任
- 損害賠償
忠実義務 法務・契約 取締役が会社の利益のため、法令や定款に従って忠実に職務を行う義務です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 忠実義務を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 役員行動、利益相反、会社資産利用。
- よくある誤解
- 「忠実義務は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 私的利益優先
- 役員責任
コーポレートガバナンス 法務・契約 会社が健全で透明な意思決定を行うための監督・統治の仕組みです。
- なぜ経営者が知るべきか
- コーポレートガバナンスを理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 取締役会、内部統制、上場準備。
- よくある誤解
- 「コーポレートガバナンスは担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 不正
- 独断経営
- 信用低下
取締役会 法務・契約 重要な経営事項を決定し、取締役の職務を監督する機関です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 取締役会を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 投資、借入、役員人事、重要契約。
- よくある誤解
- 「取締役会は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 決議漏れ
- 監督不全
株主総会 法務・契約 株主が役員選任や定款変更など、会社の重要事項を決議する場です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 株主総会を理解すると、数字や現場の変化を経営判断につなげやすくなるため。
- 実務で使う場面
- 決算承認、役員選任、組織再編。
- よくある誤解
- 「株主総会は担当者だけが知ればよい」と考えること。経営者も判断基準を理解する必要があります。
関連する経営課題
- 手続違反
- 決議無効
特定商取引法 法務・契約 通信販売や訪問販売などで、事業者が守る表示・勧誘・解約ルールを定めた法律です。
- なぜ経営者が知るべきか
- ECやオンライン販売では、表示不足が返金・行政対応につながるため。
- 実務で使う場面
- ECサイト、定期購入、電話・訪問営業。
- よくある誤解
- 「会社概要を載せれば十分」と思うこと。価格、返品、解約など所定表示が必要です。
関連する経営課題
- 返金トラブル
- 行政処分
- 顧客不信
取引基本契約 法務・契約 継続取引に共通する支払、納品、責任などの基本条件を定める契約です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 案件ごとの条件漏れを防ぎ、トラブル時の基準を明確にするため。
- 実務で使う場面
- 継続取引、外注、卸売、制作・開発。
- よくある誤解
- 「基本契約だけで個別発注は不要」と思うこと。案件ごとの仕様・金額も残します。
関連する経営課題
- 条件認識違い
- 未払い
- 責任範囲不明
景品表示法 法務・契約 商品やサービスの表示、広告、景品類を規制する法律です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 誇大広告や根拠のない表示は、措置命令や信用低下につながるため。
- 実務で使う場面
- 広告、LP、SNS、キャンペーン、口コミ施策。
- よくある誤解
- 「少し大げさな表現は広告なら許される」と思うこと。合理的根拠が必要です。
関連する経営課題
- 広告停止
- 行政処分
- 炎上
反社会的勢力排除条項 法務・契約 取引相手が反社会的勢力でないことを確認し、該当時に解除できる条項です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 企業の信用や安全を守り、重大な取引リスクを避けるため。
- 実務で使う場面
- 新規取引、業務委託、賃貸借、M&A。
- よくある誤解
- 「条項があれば調査不要」と思うこと。相手確認も必要です。
関連する経営課題
- 信用毀損
- 取引停止
- 法的・安全上のリスク
損害賠償条項 法務・契約 契約違反などで損害が出た場合の責任範囲や上限を定める条項です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 無制限の責任を負う契約は、会社存続に関わるリスクになるため。
- 実務で使う場面
- 取引基本契約、業務委託、システム契約。
- よくある誤解
- 「定型契約だから修正できない」と思うこと。重要条件は交渉対象です。
関連する経営課題
- 巨額賠償
- 保険対象外
- 契約リスク
瑕疵担保責任・契約不適合責任 法務・契約 納品物が契約内容に合わない場合に、修補や代金減額などを求められる責任です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 品質・仕様・検収条件を曖昧にすると、納品後の紛争につながるため。
- 実務で使う場面
- 売買契約、システム開発、制作・工事契約。
- よくある誤解
- 「納品して検収されれば責任はすべて終わる」と思うこと。契約条件によります。
関連する経営課題
- 追加対応
- 損害賠償
- 納品トラブル
競業避止義務 法務・契約 在職中や退職後に、会社と競合する行為を一定範囲で制限する義務です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 顧客情報やノウハウの流出を防ぐ一方、過度な制限は無効となる可能性があるため。
- 実務で使う場面
- 雇用契約、役員契約、M&A、退職時。
- よくある誤解
- 「契約書に書けば何年でも全面禁止できる」と思うこと。合理的な範囲が必要です。
関連する経営課題
- 情報流出
- 紛争
- 人材採用への悪影響
商標権 法務・契約 商品名、サービス名、ロゴなどを登録し、指定分野で独占的に使える権利です。
- なぜ経営者が知るべきか
- ブランドを他社に先取り・模倣されるリスクを減らすため。
- 実務で使う場面
- 新商品、会社名変更、ロゴ・サービス名決定。
- よくある誤解
- 「会社名を登記すれば商標も守られる」と思うこと。制度は別です。
関連する経営課題
- 名称変更
- 模倣
- 権利侵害
著作権 法務・契約 文章、画像、動画、音楽、プログラムなどの創作物を守る権利です。
- なぜ経営者が知るべきか
- WebやSNSで素材を扱う企業ほど、無断使用によるトラブルが起きやすいため。
- 実務で使う場面
- 広告制作、Web制作、資料作成、外注契約。
- よくある誤解
- 「ネット上の画像は引用元を書けば使える」と思うこと。利用条件の確認が必要です。
関連する経営課題
- 損害賠償
- 公開停止
- 信用低下
知的財産権 法務・契約 発明、デザイン、名称、著作物など、知的な成果を守る権利の総称です。
- なぜ経営者が知るべきか
- 自社の強みを守り、他社の権利侵害も防ぐため。
- 実務で使う場面
- 商品開発、ロゴ制作、Web制作、共同開発。
- よくある誤解
- 「登録していないものはすべて自由に使える」と思うこと。著作権など自動発生する権利もあります。
関連する経営課題
- 模倣
- 侵害請求
- ブランド毀損
コンプライアンス 法務・契約 法令遵守のこと。広くは社会規範や企業倫理も含む。
- なぜ経営者が知るべきか
- 一度の違反で築き上げた信用が瓦解する時代だから。
- 実務で使う場面
- 社内規程整備、社員研修、内部通報窓口設置。
- よくある誤解
- 「コンプラ=法律違反しない」という狭義の理解。倫理や顧客信頼も含む。
関連する経営課題
- 信用失墜
- 行政処分
- 取引停止
36協定 法務・契約 残業や休日労働をさせるために、労使で結ぶ協定(労基法36条が根拠)。
- なぜ経営者が知るべきか
- 未届けで残業させると即違法状態となるため、必須の労務手続き。
- 実務で使う場面
- 毎年の更新、特別条項の検討、労基署への届出。
- よくある誤解
- 「届け出れば無制限に残業させられる」という誤解。上限規制がある。
関連する経営課題
- 労基法違反
- 行政指導
- 未払い残業
就業規則 法務・契約 労働条件や服務規律を定めた、社内のルールブック。10人以上で作成義務。
- なぜ経営者が知るべきか
- ルール不在の組織はトラブルが起きた時に守る根拠を失うため。
- 実務で使う場面
- 新入社員受け入れ、ハラスメント対応、懲戒処分。
- よくある誤解
- 「ひな形をそのまま使えばよい」という誤解。自社実態に合わせる必要。
関連する経営課題
- 労務トラブル
- 訴訟
- ルールの形骸化
労働基準法 法務・契約 労働時間・休日・賃金など、労働者を保護するための基本法律。
- なぜ経営者が知るべきか
- 違反すると刑事罰・損害賠償・社員離反と三重苦になるため。
- 実務で使う場面
- 就業規則作成、残業管理、有給休暇付与。
- よくある誤解
- 「中小企業は厳しく見られない」という誤解。実態は厳しく取り締まられる。
関連する経営課題
- 未払い残業
- 訴訟
- 行政指導
個人情報保護法 法務・契約 顧客や従業員の個人情報を適切に管理することを義務付ける法律。
- なぜ経営者が知るべきか
- 情報漏えい時の損害賠償リスクと、ブランド毀損が甚大なため。
- 実務で使う場面
- プライバシーポリシー作成、顧客名簿管理、退職者対応。
- よくある誤解
- 「中小企業は対象外」という誤解。2017年からすべての事業者が対象。
関連する経営課題
- 漏えい
- 訴訟
- 信用失墜
電子帳簿保存法 法務・契約 電子で受け取った請求書・領収書などを電子のまま保存することを義務付ける法律。
- なぜ経営者が知るべきか
- 2024年1月から完全義務化され、対応しないと税務調査でリスクがあるため。
- 実務で使う場面
- 請求書管理、経費精算、会計ソフト導入。
- よくある誤解
- 「印刷して保存すればOK」という誤解。電子データは電子で保存が原則。
関連する経営課題
- 税務調査リスク
- 青色申告取消リスク
インボイス制度 法務・契約 消費税の仕入税額控除を受けるために、適格請求書(インボイス)が必要な制度。
- なぜ経営者が知るべきか
- 免税事業者との取引や、自社の事業者登録判断に直結するため。
- 実務で使う場面
- 請求書発行、取引先選定、仕入計画。
- よくある誤解
- 「フリーランスに関係するだけ」という誤解。発注側の判断も必要。
関連する経営課題
- 消費税負担増
- 取引先との関係悪化
下請法 法務・契約 大企業が下請けの中小企業に対して不当な扱いをしないよう定めた法律。
- なぜ経営者が知るべきか
- 発注側でも受注側でも、知らずに違反すると行政指導や課徴金リスクがあるため。
- 実務で使う場面
- 外注先との契約、代金支払い、検収管理。
- よくある誤解
- 「親事業者にだけ関係する」という誤解。中小同士でも適用される場合がある。
関連する経営課題
- 行政指導
- 信用失墜
- 取引停止
業務委託契約 法務・契約 外部の人や会社に仕事を依頼する際の契約。雇用契約と明確に区別される。
- なぜ経営者が知るべきか
- 実態が雇用だと判断されると、未払い残業代や社保加入義務が発生するため。
- 実務で使う場面
- フリーランス起用、外注委託、業務切り出し。
- よくある誤解
- 「契約書のタイトルが業務委託なら大丈夫」という誤解。実態で判断される。
関連する経営課題
- 偽装請負リスク
- 追徴課税
- 訴訟
秘密保持契約(NDA) 法務・契約 取引や交渉の過程で知った情報を、外部に漏らさないと約束する契約。
- なぜ経営者が知るべきか
- 営業秘密や顧客情報の漏えいを防ぎ、損害賠償請求の根拠となるため。
- 実務で使う場面
- 新規取引開始時、業務委託発注時、M&A交渉時。
- よくある誤解
- 「形式的に交わせばよい」という誤解。中身次第で守れる範囲が変わる。
関連する経営課題
- 情報漏えい
- 知財喪失
- 信用失墜