2026年09月18日 更新

葬儀場の電気代を削減する方法とは?高くなる原因と見直しポイントを解説

葬儀場や斎場は、電気代が高くなりやすい施設です。

安置冷蔵設備、式場や控室の空調、照明、厨房設備など、複数の設備を使うためです。

特に安置冷蔵設備は、24時間稼働が必要になる場合があります。

式場や控室の空調も、参列者の快適性を保つために欠かせません。

さらに、式場、ロビー、廊下、駐車場、看板などでは照明を長時間使うこともあります。

葬儀場の電気代を削減するには、単に電気を消すだけでは不十分です。

必要な設備は止めずに、無駄な稼働を減らすことが大切です。

まずは、どの設備で電気を多く使っているのかを把握しましょう。

そのうえで、安置冷蔵設備、空調、照明、厨房設備の使い方を見直します。

電力使用が集中する時間帯を確認し、契約内容が施設の使い方に合っているかも確認する必要があります。

この記事では、葬儀場で電気代が高くなりやすい理由、見直したい設備、具体的な削減方法、デマンド管理、電力契約の確認ポイント、設備更新時に確認したい費用対効果について解説します。

電気に関するお悩みはお気軽にご相談ください。

葬儀場で電気代が高くなりやすい理由

葬儀場で電気代が高くなりやすい理由は、止めにくい設備と、利用状況に応じて電力使用量が大きく変わる設備が混在しているためです。

安置冷蔵設備は、常時稼働が必要になりやすい設備です。

一方で、式場や控室の空調、照明、厨房設備は、通夜や告別式、会食の時間帯に使用量が増えやすくなります。

まずは、葬儀場特有の電力使用を理解することが重要です。

安置冷蔵設備が24時間稼働するため

葬儀場では、安置冷蔵設備の電気使用量が大きくなりやすいです。

安置冷蔵設備は、温度管理が必要な設備です。

使用していない時間があっても、単純に電源を切ることはできません。

そのため、24時間稼働する設備として、電気代に影響しやすくなります。

安置冷蔵設備で確認したいポイントは、次のとおりです。

確認項目見直しポイント
温度設定必要な管理基準を保てているか
扉の開閉開閉回数や開放時間が多すぎないか
設置環境周囲に熱がこもっていないか
点検状況効率低下や不具合がないか
設備年数古くなり電力効率が落ちていないか

安置冷蔵設備は、無理に止めて節電する設備ではありません。

大切なのは、温度管理を守りながら、効率よく運転できているかを確認することです。

式場や控室で空調を使うため

葬儀場では、式場や控室、待合室などで空調を使います。

葬儀では、参列者が長時間滞在することがあります。

夏や冬は、快適性を保つために空調の使用量が増えやすくなります。

高齢の参列者が多い場合もあるため、空調を無理に止める節電は適していません。

空調の電気代が増えやすい場所は、次のとおりです。

  • 式場
  • 親族控室
  • 待合室
  • 会食スペース
  • ロビー
  • 事務室
  • 僧侶控室

空調は必要な設備です。

そのため、使わない部屋のつけっぱなしを防ぎ、利用時間や人数に合わせて調整することが重要です。

照明を長時間使用するため

葬儀場では、照明の使用時間も長くなりやすいです。

式場の照明は、雰囲気づくりに関わります。

ロビーや廊下、駐車場の照明は、安全性や案内のしやすさにも関係します。

夜間対応や防犯のために、完全に消しにくい場所もあります。

照明を使う主な場所は、次のとおりです。

場所電気代が増えやすい理由
式場長時間点灯し、明るさや雰囲気も必要
ロビー参列者の案内で点灯時間が長い
廊下移動時の安全確保が必要
控室利用時間に合わせて照明を使う
駐車場夜間や早朝の安全性に関わる
看板夜間に点灯する場合がある

照明は、必要な明るさを保ちながら見直すことが大切です。

LED化や点灯範囲の調整により、雰囲気や安全性を損なわずに電気使用量を抑えられる場合があります。

葬儀の時間帯によって電力使用が集中するため

葬儀場では、通夜、告別式、会食などの時間帯に電力使用が集中しやすくなります。

式場空調、照明、厨房設備、音響設備、控室の空調などが同じ時間帯に重なるためです。

特定の時間帯に電気使用量が大きくなると、電気代にも影響する場合があります。

電力使用が集中しやすい場面は、次のとおりです。

  • 通夜の開始前後
  • 告別式の準備時間
  • 会食の準備時間
  • 参列者が多い時間帯
  • 式場と控室を同時に使う時間帯
  • 複数の部屋を同時利用する日

葬儀場では、利用がない時間と、電力使用が集中する時間の差が大きくなりやすいです。

そのため、時間帯ごとの電気使用量を把握し、ピークが重なる設備を見直すことが重要です。

葬儀場で電気代削減のために見直したい設備

葬儀場で電気代を削減するには、電気使用量が大きい設備から見直しましょう。

特に確認したいのは、安置冷蔵設備、式場や控室の空調設備、照明設備、厨房・会食スペースの電気設備です。

葬儀場では、必要な設備を止めるのではなく、効率よく使う視点が求められます。

設備ごとに、見直すポイントを分けて考えることが大切です。

安置冷蔵設備

安置冷蔵設備は、葬儀場の電気代削減で必ず確認したい設備です。

常時稼働しやすく、停止しにくい設備だからです。

温度管理を優先しながら、無駄な負荷がかかっていないかを確認しましょう。

見直したいポイントは、次のとおりです。

項目確認内容
温度管理必要以上に低い設定になっていないか
扉の開閉開放時間が長くなっていないか
周辺環境排熱がこもっていないか
清掃状態フィルターや周辺に汚れがないか
機器の状態異音や冷却不良がないか
設備年数老朽化で効率が落ちていないか

安置冷蔵設備は、少しの効率低下でも電気代に影響する場合があります。

点検や清掃を定期的に行い、異常がある場合は早めに対応しましょう。

式場・控室・待合室の空調設備

式場、控室、待合室の空調設備も、電気代に大きく影響します。

葬儀場では、参列者が快適に過ごせる環境づくりが必要です。

そのため、空調を止めるのではなく、使い方を調整することが重要です。

確認したい場所は、次のとおりです。

  • メイン式場
  • 小規模式場
  • 親族控室
  • 待合室
  • 会食スペース
  • ロビー
  • 事務室

空調の見直しでは、利用予定に合わせて運転することが大切です。

使っていない部屋まで空調をつけっぱなしにしていないか、式の前後で無駄な運転がないかを確認しましょう。

式場・ロビー・駐車場の照明設備

照明設備は、葬儀場の雰囲気や安全性に関わります。

そのため、単純に暗くするのではなく、必要な明るさを保ちながら電気使用量を抑えることが大切です。

LED化や点灯範囲の調整を行うと、電気代削減につながる場合があります。

見直したい照明は、次のとおりです。

照明の場所見直しポイント
式場雰囲気を保ちながらLED化を検討する
ロビー必要な範囲だけ点灯する
廊下安全性を保ちながら消し忘れを防ぐ
控室利用時間に合わせて点灯する
駐車場夜間の安全性を保ちながら見直す
看板点灯時間を確認する

照明は使用時間が長いほど、削減効果が出やすくなります。

まずは、長時間点灯している場所から確認しましょう。

厨房・会食スペースの電気設備

会食スペースがある葬儀場では、厨房設備や関連機器の電気使用量も確認しましょう。

厨房機器、冷蔵設備、給湯設備、食器洗浄機などは、使い方によって電気代に影響します。

会食の準備時間や利用後の待機電力にも注意が必要です。

確認したい設備は、次のとおりです。

  • 冷蔵庫
  • 冷凍庫
  • 食器洗浄機
  • 給湯設備
  • 電気調理機器
  • 保温機器
  • 会食スペースの空調
  • 会食スペースの照明

厨房設備は、式の時間帯に合わせて稼働が集中しやすいです。

使用時間を見直し、使っていない機器の電源や待機状態も確認しましょう。

葬儀場でできる電気代削減方法

葬儀場で電気代を削減するには、設備ごとの使い方を見直すことが大切です。

安置冷蔵設備は、温度管理を守りながら効率よく運転します。

空調は、式場や控室の利用時間に合わせて調整します。

照明は、雰囲気や安全性を保ちながらLED化や点灯範囲を見直しましょう。

日常的な点検も重要です。

安置冷蔵設備の運転状況を確認する

安置冷蔵設備は、運転状況を定期的に確認しましょう。

温度管理が必要な設備のため、無理に止めることはできません。

しかし、扉の開閉や周辺環境、設備の劣化によって、余計な電力を使っている場合があります。

確認したい内容は、次のとおりです。

確認項目見直し内容
温度設定必要な管理基準を守れているか
扉の開閉開閉回数や時間を減らせるか
周辺温度熱がこもっていないか
清掃フィルターや周辺を清潔に保てているか
点検冷却効率が落ちていないか
更新時期古い設備の入れ替えが必要か

安置冷蔵設備は、葬儀場の中でも止めにくい設備です。

だからこそ、日常点検と適切な運用で効率を保つことが重要です。

空調の設定温度と稼働時間を見直す

式場や控室の空調は、設定温度と稼働時間を見直しましょう。

参列者の快適性を保つ必要があるため、空調をむやみに止めるのは適切ではありません。

大切なのは、使う時間と場所に合わせて運転することです。

見直しの例は、次のとおりです。

  • 使用予定の部屋だけ空調を入れる
  • 式の開始時間に合わせて運転する
  • 使っていない控室の空調を止める
  • 季節に応じて設定温度を調整する
  • フィルター清掃を定期的に行う
  • 扉や窓の開閉を必要最小限にする

空調は、つけっぱなしになりやすい設備です。

式が終わった後や控室の利用後に、消し忘れがないか確認するルールを作りましょう。

照明をLED化する

照明のLED化は、葬儀場の電気代削減に有効な方法です。

葬儀場では、式場、ロビー、廊下、駐車場、看板などで照明を長時間使います。

蛍光灯や古い照明を使っている場合は、LED化によって電気使用量を抑えやすくなります。

LED化を検討したい場所は、次のとおりです。

場所LED化のポイント
式場明るさと色味を確認する
ロビー長時間点灯する場所を優先する
廊下安全性を保ちながら更新する
控室利用時間が長い部屋を確認する
駐車場夜間の視認性を確保する
看板点灯時間と消費電力を確認する

葬儀場では、照明の明るさだけでなく雰囲気も重要です。

LED化する際は、式場に合う色味や照度を確認し、空間の印象を損なわないようにしましょう。

使っていない部屋や設備の電源を切る

使っていない部屋や設備の電源を切ることも、電気代削減につながります。

葬儀場では、式場、控室、会食スペースなどを利用状況に応じて使い分けます。

使用していない部屋の空調や照明がついたままだと、無駄な電力使用になります。

見直したい場所や設備は、次のとおりです。

  • 未使用の控室
  • 使っていない式場
  • 会食スペース
  • 事務室
  • 厨房機器
  • 看板照明
  • ロビー照明
  • 待機中の電気設備

小さな電源オフでも、積み重なると削減効果があります。

利用後に誰が確認するのかを決めておくと、消し忘れを防ぎやすくなります。

空調・照明・厨房設備を定期点検する

電気代削減には、設備の定期点検も欠かせません。

空調、照明、厨房設備、安置冷蔵設備などは、劣化や汚れによって効率が下がることがあります。

同じ使い方をしていても、設備の状態が悪いと余計な電力を使う場合があります。

点検したい内容は、次のとおりです。

設備点検ポイント
空調フィルター、異音、効き具合
照明点灯不良、ちらつき、古い器具
安置冷蔵設備温度管理、冷却効率、異常音
厨房設備待機電力、清掃状態、稼働時間
分電盤異常や老朽化の有無

電気代が急に増えた場合は、設備不良が原因になっている可能性もあります。

使用量の変化と設備状態をあわせて確認しましょう。

葬儀場の電気代削減ではデマンド管理も確認する

葬儀場の電気代削減では、デマンド管理も確認しましょう。

デマンドとは、一定時間内に使った電力の最大値を指すことがあります。

電力使用のピークが高くなると、電気料金に影響する場合があります。

葬儀場では、通夜や告別式、会食の時間帯に電力使用が集中しやすいため、ピーク時間の把握が重要です。

電力使用のピーク時間を把握する

まず、電力使用のピーク時間を把握しましょう。

葬儀場では、常時稼働する安置冷蔵設備に加えて、式場空調、照明、厨房設備などが同時に稼働します。

これらが重なる時間帯に、電力使用量が増えやすくなります。

ピークになりやすい時間帯は、次のとおりです。

  • 通夜の準備時間
  • 通夜の開始前後
  • 告別式の準備時間
  • 告別式の開始前後
  • 会食の準備時間
  • 複数の部屋を同時に使う時間帯

ピーク時間が分かれば、どの設備が重なっているのかを確認できます。

まずは請求書や電力データを見て、使用量が増えやすいタイミングを把握しましょう。

式場利用に合わせて空調や照明を調整する

式場利用に合わせて、空調や照明を調整しましょう。

葬儀場では、利用予定のない部屋まで空調や照明が稼働していると、無駄な電力使用につながります。

必要な部屋だけを使い、式の時間に合わせて運転することが大切です。

見直しの例は、次のとおりです。

場面見直しポイント
式の準備前必要な部屋だけ空調を入れる
開式中式場と控室を中心に運転する
会食中使わない式場の空調を止める
式後控室や会食スペースの消し忘れを確認する
夜間必要な照明だけ点灯する

空調や照明は、利用予定に合わせるだけでも無駄を減らせます。

スケジュールと設備運用を連動させることが重要です。

ピークが重なる設備の使い方を見直す

電力使用のピークが重なる設備の使い方も見直しましょう。

空調、照明、厨房設備、給湯設備などが同じ時間帯に集中すると、ピーク電力が上がりやすくなります。

葬儀の進行に支障が出ない範囲で、稼働タイミングを調整できないか確認しましょう。

確認したい設備は、次のとおりです。

  • 式場空調
  • 控室空調
  • ロビー照明
  • 厨房設備
  • 会食スペースの空調
  • 給湯設備
  • 看板照明

すべてを止める必要はありません。

無理なくずらせる設備を見つけ、ピークを抑えることが大切です。

葬儀の品質や参列者の快適性を守りながら調整しましょう。

葬儀場の電力契約を見直すポイント

葬儀場の電気代削減では、設備の使い方だけでなく、電力契約も確認しましょう。

現在の契約電力や使用量、基本料金、電力量料金を把握することで、契約内容が施設の使い方に合っているか判断しやすくなります。

ただし、契約見直しだけでなく、設備の稼働状況も一緒に確認することが大切です。

現在の契約電力と使用量を確認する

まず、現在の契約電力と使用量を確認しましょう。

電気料金の請求書には、基本料金や電力量料金、使用量などが記載されています。

電気代を削減するには、金額だけでなく、どの項目が負担になっているのかを見ることが重要です。

確認したい項目は、次のとおりです。

確認項目内容
契約電力基本料金に関係する場合がある
電気使用量月ごとの使用量を確認する
基本料金固定的にかかる料金
電力量料金使った電力量に応じてかかる料金
使用量のピークどの時期・時間帯に増えるか
月別推移季節や利用件数による変動を見る

電気代が高い原因は、使用量だけとは限りません。

契約内容やピークの出方も確認しましょう。

葬儀場の使用状況に合う料金プランか確認する

葬儀場の使用状況に合った料金プランかどうかも確認しましょう。

葬儀場には、安置冷蔵設備のように24時間稼働する設備があります。

一方で、式場空調や照明、厨房設備は、利用時間に応じて使用量が増えます。

このように、常時使う電力と、時間帯によって増える電力が混在している点が特徴です。

確認したいポイントは、次のとおりです。

  • 常時稼働する設備の使用量
  • 式場利用時の使用量
  • 夜間や早朝の使用状況
  • 月ごとの利用件数
  • 季節による空調使用量
  • 契約電力と実際のピーク

使用状況と料金プランが合っていない場合、節電しても電気代が下がりにくいことがあります。

現在の使い方に合う契約か確認しましょう。

契約見直しだけでなく設備の使い方も確認する

電力契約を見直す際は、設備の使い方も一緒に確認しましょう。

料金プランを変更しても、空調や照明、厨房設備の無駄な稼働が続いていれば、削減効果は限定的になります。

契約と運用をあわせて見直すことが重要です。

確認したい内容は、次のとおりです。

確認内容見直しポイント
空調の稼働時間使っていない部屋まで運転していないか
照明の点灯時間必要以上に長く点灯していないか
厨房設備待機電力や稼働時間に無駄がないか
安置冷蔵設備効率低下や不具合がないか
ピーク時間設備の稼働が重なりすぎていないか

契約を変える前に、現在の電気の使い方を把握することが大切です。

そのうえで、契約見直しと省エネ対策を組み合わせると、削減効果を高めやすくなります。

設備更新を行う場合は補助金や費用対効果も確認する

葬儀場で大きく電気代を削減したい場合は、設備更新も選択肢になります。

LED照明や高効率空調への更新は、電気使用量の削減につながる場合があります。

ただし、初期費用がかかるため、導入費用と削減見込みを比較して判断することが大切です。

補助金を活用できる場合もあります。

工事前に条件を確認しましょう。

LED照明や高効率空調の更新費用を確認する

LED照明や高効率空調に更新する場合は、導入費用を確認しましょう。

古い照明や空調を使い続けていると、同じ利用時間でも電気使用量が大きくなる場合があります。

設備更新によって、省エネ効果が期待できることがあります。

更新を検討しやすい設備は、次のとおりです。

  • 式場の照明
  • ロビーや廊下の照明
  • 駐車場照明
  • 看板照明
  • 式場の空調
  • 控室の空調
  • 会食スペースの空調

ただし、更新費用は設備の数や工事内容によって変わります。

見積もりを取り、どれくらいの電気代削減が見込めるかを確認しましょう。

使用時間が長い設備から優先すると、費用対効果を判断しやすくなります。

補助金を活用できるか確認する

省エネ設備の更新では、補助金を活用できる場合があります。

LED照明や高効率空調などの設備更新では、国や自治体の制度が対象になることがあります。

ただし、制度ごとに対象設備や対象者、申請条件は異なります。

確認したい項目は、次のとおりです。

確認項目内容
対象設備LED照明や空調が対象になるか
対象者法人や事業者が対象になるか
補助率どの程度補助されるか
補助上限額上限金額はいくらか
申請期間いつまで申請できるか
必要書類見積書や設備資料が必要か

補助金は、年度や自治体によって内容が変わる場合があります。

設備更新を考え始めた段階で、最新の制度を確認しておくと進めやすくなります。

工事前に申請条件とスケジュールを確認する

補助金を活用する場合は、工事前に申請条件とスケジュールを確認しましょう。

制度によっては、交付決定前に契約、発注、工事を行うと対象外になる場合があります。

先に工事を進めてしまうと、補助を受けられない可能性があります。

確認したい流れは、次のとおりです。

  • 現状確認
  • 対象設備の確認
  • 見積もり取得
  • 申請書類の準備
  • 交付決定の確認
  • 契約・発注
  • 工事
  • 実績報告

補助金を使う場合は、通常の設備更新よりも準備に時間がかかることがあります。

工事時期と申請時期を合わせて確認し、余裕を持って進めましょう。

まとめ:葬儀場の電気代削減は安置冷蔵・空調・照明の見直しから始める

葬儀場や斎場では、安置冷蔵設備、式場や控室の空調、照明、厨房設備などにより、電気代が高くなりやすいです。

特に安置冷蔵設備は24時間稼働が必要になりやすく、単純に止めて節電することはできません。

まずは、電気代が高くなる理由を設備ごとに確認しましょう。

安置冷蔵設備、式場や控室の空調、式場やロビーの照明、厨房・会食スペースの電気設備など、どこで電気を多く使っているかを把握することが大切です。

安置冷蔵設備では、温度管理を守りながら、扉の開閉、設置環境、清掃、点検状況を確認します。

古い設備を使っている場合は、効率低下や不具合が電気代に影響していないかも見直しましょう。

空調は、参列者の快適性を保ちながら、設定温度や稼働時間を調整します。

使っていない式場や控室まで空調をつけっぱなしにしないよう、利用予定に合わせた運用が必要です。

照明は、葬儀場の雰囲気や安全性に関わるため、必要な明るさを保ちながら削減を進めます。

式場、ロビー、廊下、駐車場、看板など、使用時間が長い場所はLED化や点灯時間の見直しを検討しましょう。

また、通夜や告別式、会食の時間帯には、空調・照明・厨房設備が重なり、電力使用のピークが上がりやすくなります。

デマンド管理を意識し、ピーク時間や設備の重なりを確認することも重要です。

電気代削減では、電力契約の見直しも欠かせません。

現在の契約電力、使用量、基本料金、電力量料金を確認し、葬儀場の使用状況に合う料金プランかどうかを見直しましょう。

ただし、契約変更だけに頼らず、設備の使い方も同時に確認することが大切です。

大きな削減を目指す場合は、LED照明や高効率空調への更新も検討できます。

設備更新には初期費用がかかるため、導入費用と削減見込みを比較しましょう。

補助金を活用できる場合もありますが、工事前に申請条件やスケジュールを確認する必要があります。

葬儀場の電気代削減は、安置冷蔵設備、空調、照明の見直しから始めるのが現実的です。

止められない設備と調整しやすい設備を分けて考え、葬儀の品質や参列者の快適性を守りながら、無理なく削減を進めましょう。

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