2026年09月12日 更新

BtoBサイトのデザインとは?参考にしたい種類・チェックポイントを解説

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目次
  1. BtoBサイトにおけるデザインとは
  2. 見た目だけでなく商談や問い合わせにつなげる設計
  3. 意思決定に必要な情報を分かりやすく伝えることが重要
  4. ユーザーが次に知りたい情報へ進める導線が必要
  5. BtoBサイトの主な種類
  6. コーポレートサイト
  7. サービスサイト
  8. BtoBサイトの種類によってデザインの役割が変わる
  9. 良いBtoBサイトデザインのチェックポイント
  10. 「誰」が「何」をするためのサイトかが明確か
  11. CTAの位置・数・種類が適切か
  12. 次に気になる情報へ移動しやすいか
  13. 信頼性を伝える要素が配置されているか
  14. 参考にしたいBtoBコーポレートサイトデザイン
  15. 大手企業のコーポレートサイト
  16. ベンチャー企業のコーポレートサイト
  17. 専門サービス企業のコーポレートサイト
  18. メーカー・製造業のコーポレートサイト
  19. 参考にしたいBtoBサービスサイトデザイン
  20. 人材・求人系サービスサイト
  21. SaaS系サービスサイト
  22. 制作・コンサルティング系サービスサイト
  23. 製造・ロボット・技術系サービスサイト
  24. BtoBサイトのデザインでは表示速度・操作性・CV導線も確認する
  25. ファーストビューの表示速度を確認する
  26. ボタンやフォームの操作しやすさを確認する
  27. 問い合わせ・資料請求までの導線を短くする
  28. デザイン公開後にCVRを見て改善する
  29. まとめ|BtoBサイトのデザインは検討段階に合わせて設計する

BtoBサイトのデザインは、見た目を整えるだけではなく、商談や問い合わせにつながる情報設計まで含めて考えることが重要です。

BtoBでは、担当者だけでなく、上司、経営層、情報システム部門、法務部門、購買部門など、複数人が比較・検討に関わることがあります。

そのため、サービスの魅力を直感的に伝えるだけでは不十分です。

導入判断に必要な情報を、分かりやすく整理する必要があります。

特に重要なのが、ユーザーの検討段階に合わせたCTA設計です。

初回訪問ですぐ問い合わせるユーザーばかりではありません。

情報収集段階では資料請求やホワイトペーパー、比較検討段階では導入事例や料金ページ、検討が進んだ段階では無料相談やデモ予約など、段階に応じた導線を用意することで行動につながりやすくなります。

BtoBサイトには、企業情報を伝えるコーポレートサイトと、特定の商品・サービスのリード獲得を目的とするサービスサイトがあります。

コーポレートサイトでは信頼性や企業理解、サービスサイトではCV導線や比較検討のしやすさが重要です。

また、近年のBtoBサイトでは、デザインの美しさだけでなく、表示速度、操作性、フォームの使いやすさ、公開後のCVR改善も欠かせません。

画像や動画を多用して見た目を作り込んでも、表示が遅かったり、問い合わせまでの導線が分かりにくかったりすると、成果につながりにくくなります。

BtoBサイトのデザインを考える際は、「おしゃれかどうか」だけで判断しないことが大切です。

誰に何を伝え、どの行動につなげるのかを基準にしましょう。

ホームページ制作に関するお悩みはお気軽にご相談ください。

BtoBサイトにおけるデザインとは

BtoBサイトにおけるデザインとは、見た目の印象だけでなく、商談や問い合わせにつなげるための情報設計です。

ユーザーが必要な情報を理解し、比較検討し、資料請求や問い合わせなどの次の行動に進めるように設計します。

見た目だけでなく商談や問い合わせにつなげる設計

BtoBサイトのデザインは、単に見た目をきれいにすることではありません。

誰に向けて、何を伝え、最終的にどの行動をしてもらうのかを設計することが重要です。

BtoBサイトで目指す行動には、以下のようなものがあります。

目的想定される行動
リード獲得資料請求、ホワイトペーパーダウンロード
商談化問い合わせ、無料相談、デモ予約
比較検討支援導入事例閲覧、料金確認、FAQ確認
信頼獲得会社概要、実績、取引先情報の閲覧
採用・広報採用情報、ニュース、理念ページの閲覧

BtoBでは、ユーザーが初回訪問ですぐ問い合わせるとは限りません。

まず情報収集を行い、社内で比較し、上司や関係部署に共有します。

その後に、問い合わせや商談に進むケースも多くあります。

そのため、デザインでは「すぐに問い合わせさせる」だけを考えるのではなく、検討段階に応じて必要な情報へ進める導線を用意する必要があります。

たとえば、トップページではサービスの概要を短く伝えます。

詳しく知りたいユーザーには、サービスページや導入事例へ誘導します。

費用感や導入までの流れを知りたいユーザーには、料金ページやFAQを用意します。

検討が進んだユーザーには、資料請求、無料相談、問い合わせ、デモ予約などのCTAを提示します。

BtoBサイトのデザインでは、見た目の印象、情報の分かりやすさ、導線の自然さをセットで考えることが大切です。

意思決定に必要な情報を分かりやすく伝えることが重要

BtoBサイトでは、意思決定に必要な情報を分かりやすく伝えることが重要です。

BtoB商材は検討期間が長く、価格や導入範囲も大きくなりやすいため、ユーザーは慎重に情報を確認します。

BtoBサイトで求められやすい情報は、以下の通りです。

  • サービスの特徴
  • 導入メリット
  • 機能や対応範囲
  • 料金や費用感
  • 導入事例
  • 他社との違い
  • セキュリティ情報
  • プライバシー対応
  • コンプライアンス体制
  • サポート体制
  • 導入までの流れ
  • よくある質問
  • 資料請求や問い合わせ方法

これらの情報が整理されていないと、ユーザーは検討を進めにくくなります。

たとえば、サービス内容は分かるが料金感が分からない。

導入事例はあるが、自社に近い業種が見つからない。

セキュリティ面の説明が不足している。

このような状態では、問い合わせ前に離脱される可能性があります。

また、BtoBサイトでは、担当者が社内説明に使える情報も重要です。

比較表、導入事例、資料ダウンロード、料金の考え方、よくある質問などを用意しておくと、社内検討の材料として使いやすくなります。

情報量を増やすだけではなく、優先順位をつけて見せることも大切です。

重要な情報はファーストビューや主要セクションで伝えます。

詳細情報は別ページや資料請求へ誘導すると、読みやすさと情報量を両立できます。

ユーザーが次に知りたい情報へ進める導線が必要

BtoBサイトでは、ユーザーが次に知りたい情報へ進める導線が必要です。

トップページやサービスページで概要を伝えるだけではなく、その後の行動まで設計しましょう。

たとえば、以下のような導線が考えられます。

ユーザーの状態次に見せたい情報
サービス概要を知った機能・特徴ページ
導入できそうか知りたい導入事例・活用シーン
費用感を知りたい料金ページ・資料請求
不安を解消したいFAQ・サポート体制
セキュリティ面を確認したいセキュリティ・プライバシー情報
比較検討したい他社との違い・選ばれる理由
相談したい問い合わせ・無料相談・デモ予約

導線が弱いサイトでは、ユーザーが興味を持っても次の行動に進めません。

サービスページの最後に問い合わせボタンがない。

導入事例から資料請求に進めない。

FAQから相談導線がない。

このような状態では、CVの機会を逃しやすくなります。

一方で、CTAを増やしすぎると、ユーザーに圧迫感を与えることもあります。

情報収集段階には資料請求、比較検討段階には導入事例や料金、具体的な相談段階には問い合わせやデモ予約。

段階別にCTAを整理すると自然です。

BtoBサイトの主な種類

BtoBサイトには、主にコーポレートサイトとサービスサイトがあります。

どちらも企業向けのWebサイトですが、目的や役割は異なります。

サイトの種類を理解しておくことで、必要なページ構成やCTAを決めやすくなります。

コーポレートサイト

コーポレートサイトは、企業情報を伝えるためのWebサイトです。

会社概要、事業内容、沿革、ニュース、採用情報、IR、サステナビリティ、問い合わせなどを掲載し、企業としての信頼性や理解を高める役割があります。

コーポレートサイトで重視したい情報は、以下の通りです。

項目役割
会社概要企業の基本情報を伝える
事業内容何をしている会社かを伝える
実績・取引先信頼性を高める
ニュース最新情報を発信する
採用情報求職者に魅力を伝える
IR情報投資家や株主に情報を伝える
問い合わせ連絡や相談につなげる

コーポレートサイトのデザインでは、企業の印象や信頼感が重要です。

情報量が多くなる場合でも、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるように、カテゴリ設計やナビゲーションを整理する必要があります。

大手企業では、事業領域、ニュース、IR、採用、サステナビリティなど情報が多くなりがちです。

そのため、ファーストビューで企業の方向性を伝えつつ、メニューや検索機能で必要な情報へ進める設計が求められます。

一方で、ベンチャー企業や中小企業では、事業内容や強みを短時間で理解してもらうことが重要です。

情報量が少ない場合でも、ミッション、サービス、実績、代表メッセージなどを分かりやすく配置することで、企業への理解を深めてもらえます。

サービスサイト

サービスサイトは、特定の商品・サービスの魅力を伝え、問い合わせや資料請求、デモ予約などにつなげるためのWebサイトです。

コーポレートサイトが企業全体を伝える役割を持つのに対し、サービスサイトは特定商材のリード獲得や商談化を目的にすることが多くなります。

サービスサイトで重視したい情報は、以下の通りです。

項目役割
サービス概要何を提供するサービスかを伝える
導入メリットユーザーの課題解決を示す
機能・特徴具体的な価値を説明する
料金検討材料を提供する
導入事例信頼性や利用イメージを高める
FAQ不安や疑問を解消する
資料請求比較検討につなげる
問い合わせ商談や相談につなげる

サービスサイトのデザインでは、ユーザーの検討段階に合わせた情報設計が重要です。

初めて訪れたユーザーにはサービスの概要を分かりやすく伝えます。

比較検討中のユーザーには、導入事例や料金、機能比較を提示します。

検討が進んだユーザーには、資料請求、問い合わせ、デモ予約などのCTAを用意します。

SaaSやBtoBサービスでは、料金や機能が複雑になりやすいため、表や図を使って整理すると理解しやすくなります。

高単価商材の場合は、いきなり問い合わせを促すよりも、資料請求や無料相談などの中間CVを用意した方が行動につながりやすい場合もあります。

BtoBサイトの種類によってデザインの役割が変わる

BtoBサイトは、種類によってデザインの役割が変わります。

コーポレートサイトでは企業の信頼性やブランド理解が重要です。

一方で、サービスサイトでは問い合わせや資料請求などのCV獲得が重要になります。

それぞれの違いを整理すると、以下のようになります。

種類主な目的重視するデザイン要素
コーポレートサイト企業理解・信頼性向上会社情報、事業内容、実績、採用、IR
サービスサイトリード獲得・商談化サービス訴求、事例、料金、FAQ、CTA
採用サイト応募獲得社員紹介、働く環境、募集要項、応募導線
LP特定施策のCV獲得ファーストビュー、訴求、CTA、フォーム

同じBtoBサイトでも、目的が違えば必要なデザインは変わります。

コーポレートサイトでは落ち着いたデザインや情報整理が重視されることが多くあります。

サービスサイトでは、CTAや導入事例、比較情報を目立たせることが重要です。

サイト制作を進める前には、まず「このサイトは何を達成するためのものか」を明確にしましょう。

目的が曖昧なままデザインを進めると、見た目は整っていても成果につながりにくいサイトになる可能性があります。

良いBtoBサイトデザインのチェックポイント

良いBtoBサイトデザインは、ターゲットや目的が明確で、段階別CTAが適切に配置されています。

さらに、ユーザーが次に知りたい情報へ移動しやすく、信頼性を伝える要素が整っていることも重要です。

「誰」が「何」をするためのサイトかが明確か

BtoBサイトのデザインでは、「誰」が「何」をするためのサイトかを明確にする必要があります。

ターゲットが曖昧なままデザインすると、誰にも刺さらない内容になりやすくなります。

まず整理したい項目は、以下の通りです。

項目確認する内容
ターゲット経営者、担当者、比較検討者、技術担当など
課題何に困っているユーザーか
目的問い合わせ、資料請求、認知、採用など
必要情報料金、機能、事例、導入効果、FAQなど
最終行動問い合わせ、相談、資料DL、デモ予約など

たとえば、経営者向けのサイトであれば、費用対効果や導入後の成果を分かりやすく伝える必要があります。

現場担当者向けであれば、機能、使いやすさ、導入フロー、サポート体制が重要になります。

情報システム部門が関わる商材であれば、セキュリティや連携機能の説明も必要です。

ファーストビューでは、誰に向けたサービスなのか、どのような課題を解決できるのかを短く伝えましょう。

抽象的なキャッチコピーだけでは、ユーザーが自分向けのサイトか判断できない場合があります。

良いBtoBサイトは、最初の数秒で「自分に関係がある」「このサービスは課題解決に使えそう」と感じてもらえる設計になっています。

CTAの位置・数・種類が適切か

BtoBサイトでは、CTAの位置・数・種類が適切かを確認することが重要です。

CTAとは、資料請求、問い合わせ、無料相談、デモ予約、ホワイトペーパーダウンロードなど、ユーザーに取ってほしい行動を促すボタンや導線のことです。

BtoBサイトでは、ユーザーの検討段階に合わせてCTAを分けると成果につながりやすくなります。

検討段階適したCTA
情報収集段階資料請求、ホワイトペーパーDL
比較検討段階導入事例を見る、料金を確認する
具体検討段階無料相談、デモ予約
導入直前問い合わせ、見積もり依頼

CTAは、少なすぎるとユーザーが次の行動に進みにくくなります。

一方で、多すぎると押し売り感が出たり、どれを選べばよいか分かりにくくなったりします。

重要なのは、すべてのページで同じCTAを出すことではありません。

ページ内容とユーザーの温度感に合わせて配置することです。

たとえば、サービス概要ページでは「資料請求」や「導入事例を見る」が自然です。

料金ページでは「相談する」や「見積もりを依頼する」が向いています。

事例ページでは「同じ課題について相談する」といった導線が有効です。

CTAの文言も重要です。

「送信」や「詳しくはこちら」だけでなく、「無料で資料をダウンロードする」「導入について相談する」など、行動内容が分かる表現にするとクリックしやすくなります。

次に気になる情報へ移動しやすいか

良いBtoBサイトは、ユーザーが次に気になる情報へ移動しやすい構成になっています。

BtoB商材は検討項目が多いため、ユーザーは1ページだけで判断するのではなく、複数ページを見ながら理解を深めます。

たとえば、サービス概要を読んだユーザーは、次に以下のような情報を知りたくなります。

読んだ情報次に気になる情報
サービス概要機能・特徴
機能説明導入メリット
導入メリット導入事例
導入事例料金・プラン
料金FAQ・相談導線
FAQ問い合わせ・資料請求

このように、ユーザーの関心の流れを想定して導線を設計することが大切です。

関連ページへのリンクがない、ページ下部で行き止まりになっている、重要情報が別ページにあるのに誘導されていない、といった状態では、検討が止まりやすくなります。

特にBtoBサイトでは、サービスページ、事例ページ、料金ページ、FAQ、資料請求ページをつなぐ導線が重要です。

サービスの魅力を伝えるだけでなく、ユーザーの不安や疑問を解消し、次の行動へ進める流れを作りましょう。

信頼性を伝える要素が配置されているか

BtoBサイトでは、信頼性を伝える要素が配置されているかも重要です。

BtoB商材は導入費用や社内影響が大きくなることがあります。

そのため、ユーザーは「本当に信頼できる会社か」「導入して問題ないか」を慎重に確認します。

信頼性を伝える要素には、以下のようなものがあります。

  • 導入実績
  • 取引先ロゴ
  • 導入事例
  • お客様の声
  • 受賞歴
  • メディア掲載
  • セキュリティ情報
  • プライバシーポリシー
  • コンプライアンス体制
  • サポート体制
  • 会社概要
  • 代表メッセージ
  • 数値実績

導入事例は、BtoBサイトで特に重要です。

実際にどのような企業が導入し、どのような課題を解決し、どのような成果が出たのかを伝えることで、検討中のユーザーが自社に置き換えて考えやすくなります。

また、SaaSやITサービスでは、Security、Privacy、Complianceに関する情報も信頼性に関わります。

情報システム部門や法務部門が確認しやすいように、セキュリティ対策、個人情報の取り扱い、認証取得、利用規約、データ管理体制などを整理しておくと、社内稟議の材料として使いやすくなります。

信頼性を伝える要素は、トップページだけでなく、サービスページ、料金ページ、問い合わせ前の導線にも配置すると効果的です。

参考にしたいBtoBコーポレートサイトデザイン

BtoBコーポレートサイトのデザインでは、企業の信頼性、事業内容、実績、専門性を分かりやすく伝えることが重要です。

企業規模や業種によって見せ方は異なるため、大手企業、ベンチャー企業、専門サービス企業、メーカー・製造業などの特徴を理解して参考にしましょう。

大手企業のコーポレートサイト

大手企業のコーポレートサイトでは、企業規模、事業領域、信頼性、社会的責任を分かりやすく整理することが重要です。

情報量が多くなりやすいため、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着ける設計が求められます。

大手企業のコーポレートサイトで参考にしたいポイントは、以下の通りです。

項目デザイン上のポイント
事業紹介複数事業を分かりやすく分類する
ニュース最新情報を整理して掲載する
IR・サステナビリティ信頼性や社会的責任を伝える
採用情報企業文化や働く魅力を伝える
グローバル対応多言語や地域別情報を整理する
ナビゲーション情報量が多くても迷わせない

大手企業では、事業や関連情報が多いため、トップページだけで全情報を見せようとすると分かりにくくなります。

ファーストビューでは企業の方向性や主要メッセージを伝え、詳細情報はカテゴリや下層ページで整理することが大切です。

また、大手企業のサイトでは、デザインの派手さよりも安定感や信頼感が重視されることが多くあります。

余白、文字の読みやすさ、写真や図版の品質、情報の階層設計などを参考にすると、自社サイトにも活かしやすくなります。

ベンチャー企業のコーポレートサイト

ベンチャー企業のコーポレートサイトでは、事業内容やミッション、成長性を短時間で伝えることが重要です。

知名度がまだ高くない場合、初めて訪れたユーザーに「何をしている会社か」「どのような価値を提供しているか」をすぐ理解してもらう必要があります。

ベンチャー企業のサイトで参考にしたいポイントは、以下の通りです。

  • ファーストビューで事業内容が分かる
  • ミッションやビジョンが伝わる
  • サービスやプロダクトへの導線がある
  • 実績や導入企業を見せて信頼感を補う
  • 採用情報やカルチャーを魅力的に伝える
  • 代表メッセージやチーム紹介で温度感を出す

ベンチャー企業では、情報量が少ない場合でも、見せ方次第で印象を強められます。

抽象的なコピーだけではなく、事業内容、提供価値、導入実績を分かりやすく配置すると、ユーザーが理解しやすくなります。

また、採用目的を兼ねる場合は、社員写真、働く環境、カルチャー、募集職種への導線も重要です。

BtoB企業であっても、コーポレートサイトは顧客だけでなく求職者にも見られます。

そのため、企業としての姿勢や雰囲気が伝わるデザインにすると効果的です。

専門サービス企業のコーポレートサイト

コンサルティング、Web制作、広告代理店、士業、BtoB支援会社などの専門サービス企業では、専門性と実績を分かりやすく伝えるデザインが重要です。

サービス内容が抽象的になりやすいため、支援範囲や成果を具体的に見せる必要があります。

専門サービス企業のサイトで参考にしたいポイントは、以下の通りです。

項目見せ方のポイント
支援内容何をどこまで支援するか明確にする
実績事例や成果を具体的に見せる
専門性コラム、資料、登壇実績などで補強する
料金感費用の考え方やプランを示す
相談導線無料相談や問い合わせへ誘導する
担当者情報誰が支援するかを見せる

専門サービスは、ユーザーが「何をしてくれる会社なのか」を理解しにくい場合があります。

そのため、抽象的な言葉だけでなく、支援メニュー、流れ、成果事例、よくある課題を整理して伝えることが大切です。

たとえば、「マーケティング支援」とだけ書くのではなく、戦略設計、広告運用、SEO、サイト改善、コンテンツ制作など、どの領域を支援するのかを具体的に示します。

導入事例では、課題、施策、結果の流れを見せると、検討中のユーザーが自社の状況に置き換えやすくなります。

メーカー・製造業のコーポレートサイト

メーカー・製造業のコーポレートサイトでは、製品情報、技術力、導入分野、品質管理、実績を分かりやすく整理することが重要です。

扱う製品や技術が専門的になりやすいため、ユーザーが目的の情報を探しやすいカテゴリ設計が求められます。

メーカー・製造業のサイトで参考にしたいポイントは、以下の通りです。

  • 製品カテゴリが整理されている
  • 用途や業界別に探せる
  • 技術情報が分かりやすく掲載されている
  • 導入事例や活用シーンがある
  • 品質管理や安全性を伝えている
  • カタログダウンロードへの導線がある
  • 問い合わせや見積もり依頼がしやすい

メーカーや製造業では、製品数が多くなりやすいため、検索機能やカテゴリ設計が重要です。

ユーザーが製品名で探す場合もあれば、用途、業界、課題から探す場合もあります。

複数の探し方に対応できると、情報にたどり着きやすくなります。

また、技術力や品質を伝えるためには、写真、図解、スペック表、導入事例が役立ちます。

専門用語が多くなる場合は、分かりやすい説明や補足を加えることで、技術担当者以外にも理解しやすいサイトになります。

参考にしたいBtoBサービスサイトデザイン

BtoBサービスサイトのデザインでは、サービスの価値を分かりやすく伝え、資料請求や問い合わせ、デモ予約などの行動につなげることが重要です。

人材・求人系、SaaS系、制作・コンサルティング系、製造・技術系など、サービスの種類によって見せ方やCTAの設計は変わります。

人材・求人系サービスサイト

人材・求人系のBtoBサービスサイトでは、企業担当者と求職者のどちらに向けたサービスなのかを明確にすることが重要です。

求人広告、人材紹介、採用管理ツールなどは、利用者が複数に分かれるため、ターゲットごとの導線を整理する必要があります。

人材・求人系サービスサイトで参考にしたいポイントは、以下の通りです。

項目デザイン上のポイント
ターゲット分岐企業向け・求職者向けを分かりやすく分ける
導入メリット採用効率、応募数、マッチング精度を伝える
実績導入企業数や成功事例を掲載する
料金掲載費用や成果報酬などを整理する
CTA資料請求、問い合わせ、無料相談へ誘導する

人材系サービスでは、採用担当者が「本当に応募が集まるのか」「費用対効果は合うのか」「自社に合う人材に出会えるのか」を気にします。

そのため、実績、導入事例、利用企業の声、料金体系を分かりやすく見せることが大切です。

また、サービス内容によっては、企業向けと求職者向けの情報が混在しやすくなります。

トップページで入口を分けたり、ナビゲーションで対象者別に整理したりすると、ユーザーが迷いにくくなります。

SaaS系サービスサイト

SaaS系サービスサイトでは、機能、料金、導入メリット、事例、セキュリティ、資料請求、デモ予約を分かりやすく設計することが重要です。

SaaSは比較検討されやすいため、ユーザーが短時間で特徴を理解できるデザインが求められます。

SaaSサイトで参考にしたいポイントは、以下の通りです。

  • ファーストビューで何のツールか分かる
  • 課題と解決策が明確に示されている
  • 機能がカテゴリ別に整理されている
  • 料金プランが比較しやすい
  • 導入事例が業種別に見られる
  • セキュリティ情報が用意されている
  • 資料請求やデモ予約のCTAが分かりやすい

低単価SaaSでは、無料トライアルやオンライン完結の申込導線が重要になる場合があります。

一方で、高単価SaaSでは、いきなり申し込みではなく、資料請求、デモ予約、相談、商談化への導線が重要です。

SaaSは機能が多くなりやすいため、すべてを一度に見せると分かりにくくなることがあります。

主要機能、活用シーン、導入効果、料金、事例の順に整理し、詳細は下層ページへ誘導すると検討しやすくなります。

制作・コンサルティング系サービスサイト

制作・コンサルティング系サービスサイトでは、支援範囲、実績、制作フロー、料金感、相談導線を明確にすることが重要です。

サービスが無形商材であることが多いため、ユーザーが「何をどこまで依頼できるのか」を理解しやすいデザインにする必要があります。

参考にしたいポイントは、以下の通りです。

項目見せ方のポイント
支援範囲戦略、制作、運用、改善などを整理する
実績制作事例や支援事例を見せる
流れ相談から納品・運用までの手順を示す
料金感プランや費用の目安を示す
強み他社との違いや専門領域を伝える
CTA無料相談や問い合わせへ誘導する

制作・コンサルティング系では、ユーザーが比較検討しやすいように、サービス内容を具体的に説明することが重要です。

「伴走支援」「戦略設計」などの抽象的な言葉だけでは、提供範囲が伝わりにくい場合があります。

実績ページでは、完成物だけでなく、課題、提案内容、成果、担当範囲を見せると、ユーザーが依頼後のイメージを持ちやすくなります。

相談導線も、ページ下部だけでなく、サービス説明後や事例下に配置すると自然です。

製造・ロボット・技術系サービスサイト

製造・ロボット・技術系サービスサイトでは、専門性の高い情報を分かりやすく整理し、導入メリットや活用シーンを視覚的に伝えることが重要です。

技術情報が多くなるため、図解、写真、動画、スペック表などを活用すると理解しやすくなります。

参考にしたいポイントは、以下の通りです。

  • 製品や技術の特徴を分かりやすく説明する
  • 活用シーンや導入分野を見せる
  • スペックや性能を表で整理する
  • 導入事例や実証結果を掲載する
  • 技術資料やカタログをダウンロードできる
  • 問い合わせや見積もり依頼への導線を用意する

技術系サービスでは、専門用語が多くなりやすい一方で、検討に関わる全員が技術者とは限りません。

現場担当者、管理部門、経営層など、複数の立場の人が見る可能性があります。

そのため、技術的な正確さを保ちながら、導入メリットや活用イメージを分かりやすく伝えることが大切です。

たとえば、製品のスペックだけでなく、「どの工程で使えるのか」「どのような課題を解決できるのか」「導入後にどのような効果が期待できるのか」まで見せると、検討が進みやすくなります。

BtoBサイトのデザインでは表示速度・操作性・CV導線も確認する

BtoBサイトのデザインでは、見た目の印象だけでなく、表示速度、操作性、問い合わせ・資料請求までの導線、公開後のCVR改善も確認する必要があります。

どれだけ美しいデザインでも、表示が遅い、ボタンが押しにくい、フォームが入力しにくい、問い合わせ導線が分かりにくいサイトでは成果につながりにくくなります。

ファーストビューの表示速度を確認する

BtoBサイトのデザインでは、ファーストビューの表示速度を確認しましょう。

ファーストビューとは、ページを開いたときに最初に表示される範囲のことです。

ここで表示が遅いと、ユーザーが内容を見る前に離脱する可能性があります。

表示速度に影響しやすい要素は、以下の通りです。

要素注意点
大きな画像圧縮や適切なサイズ調整が必要
動画自動再生や容量に注意する
アニメーション使いすぎると読み込みや操作に影響する
外部スクリプトタグが多いと表示が遅くなる場合がある
フォント読み込み速度に影響することがある

BtoBサイトでは、ファーストビューで印象を作るために、大きな画像や動画を使うことがあります。

しかし、見た目を優先しすぎて表示が遅くなると、ユーザーの離脱につながる可能性があります。

表示速度は、デザイン段階から意識しておくと改善しやすくなります。

画像の選定、動画の使い方、アニメーションの量、ファーストビューに置く要素を調整し、読み込みやすい設計にしましょう。

ボタンやフォームの操作しやすさを確認する

BtoBサイトでは、ボタンやフォームの操作しやすさも重要です。

問い合わせボタンや資料請求ボタンが押しにくい、フォームの入力項目が多すぎる、エラー表示が分かりにくいと、ユーザーが途中で離脱する可能性があります。

操作性で確認したい項目は、以下の通りです。

  • ボタンが見つけやすいか
  • ボタンの文言が分かりやすいか
  • スマートフォンでも押しやすいか
  • フォーム項目が多すぎないか
  • 必須項目が分かりやすいか
  • 入力エラーの内容が分かるか
  • 送信完了までの流れが分かりやすいか
  • フォーム送信後の案内があるか

BtoBサイトでは、問い合わせ前にユーザーが慎重に情報を確認することが多くあります。

せっかく検討が進んでも、フォームが使いにくいとCVを逃す可能性があります。

フォームでは、必要以上に項目を増やさないことが大切です。

初回問い合わせや資料請求では、会社名、氏名、メールアドレス、相談内容など、必要最低限の項目に絞ることで送信完了率が上がりやすくなります。

問い合わせ・資料請求までの導線を短くする

BtoBサイトでは、問い合わせや資料請求までの導線を短くすることも重要です。

ユーザーがサービスに興味を持ったタイミングで、すぐ次の行動に進めるように設計しましょう。

導線改善で確認したいポイントは、以下の通りです。

確認項目改善の考え方
CTAの位置ページ上部・中部・下部に自然に配置する
追従CTA長いページでも行動しやすくする
事例下の導線事例を読んだ後に相談へ進める
FAQ下の導線不安解消後に問い合わせへ進める
料金ページの導線費用確認後に相談へ進める
資料請求導線情報収集層にもCVを用意する

BtoBでは、いきなり問い合わせるユーザーばかりではありません。

まだ情報収集中のユーザーには資料請求やホワイトペーパー、比較検討が進んだユーザーには無料相談やデモ予約など、段階に合わせた導線を用意すると行動につながりやすくなります。

導線は短ければよいだけではありません。

ユーザーが判断に必要な情報を得たうえで行動できることが大切です。

サービス概要、メリット、事例、料金、FAQを確認した後にCTAがあると、自然な流れで問い合わせや資料請求へ進みやすくなります。

デザイン公開後にCVRを見て改善する

BtoBサイトのデザインは、公開して終わりではありません。

公開後にCTAクリック率、フォーム到達率、CVRなどを確認し、改善を続けることが重要です。

公開後に確認したい指標は、以下の通りです。

  • CTAクリック率
  • フォーム到達率
  • フォーム完了率
  • CVR
  • 離脱率
  • スクロール率
  • サービスページ閲覧数
  • 資料請求数
  • 問い合わせ数

たとえば、サービスページの閲覧数は多いのに問い合わせが少ない場合は、CTAの位置や文言、導入事例、料金情報に課題がある可能性があります。

フォーム到達は多いのに送信完了が少ない場合は、フォーム項目や入力しやすさを見直す必要があります。

GA4やヒートマップを使えば、ユーザーがどこまで読んでいるか、どこをクリックしているか、どの場所で離脱しているかを把握しやすくなります。

BtoBサイトのデザインは、公開時点で完成ではなく、運用しながら改善していくものです。

まとめ|BtoBサイトのデザインは検討段階に合わせて設計する

BtoBサイトのデザインで大切なのは、「見た目が良いか」だけではありません。

ユーザーが理解しやすく、社内で共有しやすく、次の行動に進みやすいかが重要です。

まずは、サイトの種類を確認します。

コーポレートサイトであれば、企業理解、信頼性、事業内容、採用情報などを整理する必要があります。

サービスサイトであれば、サービスの特徴、導入メリット、料金、事例、FAQ、CTAを通じて、比較検討からCVまでの流れを作ることが重要です。

次に、ユーザーの検討段階に合わせてCTAを設計します。

情報収集段階には資料請求やホワイトペーパー。

比較検討段階には導入事例や料金ページ。

具体検討段階には無料相談やデモ予約。

導入直前には問い合わせや見積もり依頼が有効です。

さらに、信頼性を補強する情報も忘れずに用意しましょう。

導入実績や取引先ロゴだけでなく、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスに関する情報も、商材によっては重要な検討材料になります。

最後に、公開後の改善を前提にします。

表示速度、ボタンやフォームの操作性、問い合わせまでの導線、CTAクリック率、CVRを確認しながら改善することで、BtoBサイトは成果につながりやすくなります。

BtoBサイトのデザインは、完成した見た目だけで判断するものではありません。

検討しやすく、行動しやすく、社内で説明しやすいか。

その視点で設計することが、問い合わせや商談につながるBtoBサイトづくりの第一歩です。

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