- みずほ証券のファンドラップの評判が本当に良いのか知りたい
- ファンドラップの運用実績や実際のパフォーマンスを確認したい
- みずほ証券のファンドラップが自分に適しているか判断したい
資産運用を担当者に一任できるサービスであるファンドラップに興味を持っている人も多いだろう。
みずほ証券ファンドラップは、商品が豊富で顧客の意志が反映された運営がされているため、初心者でも利用しやすくなっている。
こちらの記事では、みずほ証券のファンドラップの評判・口コミを元に、みずほ証券ファンドラップがどのようなものか、みずほ証券ファンドラップメリット・デメリットを紹介する。
悩んでいる人向けの相談先の提案もしているので、資産運用の参考にしてほしい。
【みずほ証券】「Mizuho Fund Wrap」の概要
ファンドラップとは、投資先の検討や見直しなど投資管理を一任できるサービスのことである。ここでは、みずほ証券ファンドラップがどんなサービスなのかを紹介する。
ファンドラップの基本的な仕組み
ファンドラップは、金融機関が運営している証券会社に投資運用を一任できるサービスのことである。
一任契約を結ぶため、購入商品の検討や運用を証券会社が行ってくれるため簡単に利用できる。
ファンドラップがおすすめの人は、以下の通りである。
- 資産運用をしたいが、詳しいことがわからない
- 仕事が忙しく、資産運用を自分で行う余裕がない
- 将来のインフレに備えて資産運用を検討している
みずほ証券のファンドラップならば、メガバンクが運営元なので安心して利用できる。
ファンドラップを利用するの流れ
ファンドラップを利用する流れは、以下の通りである。
- ヒアリング
- 商品提案
- 契約
- 運用
- 報告・レビュー
みずほ証券ファンドラップは、資産運用のすべてをみずほ証券に一任するものである。
まずは、どのくらいの資産をどのように運用していくのか相談を行う。その際、希望金額、どのくらいのリターンが欲しいかをヒアリングされる。
顧客の希望を元に、リスクとの比較をして運用の方向性や購入する商品の提案をしてもらい、問題なければ契約となる。
契約後の運用は一任できるため、何か作業をする必要はない。年に4回送られてくる報告レビューを確認し、商品を変更したい場合のみ担当者への連絡が必要となる。
Mizuho Fund Wrapの種類
みずほ証券のファンドラップには、「ファーストステップ」と「Mizuho Fund Wrap」の2種類がある。
それぞれの違いについては、以下の通りだ。
ファーストステップ | Mizuho Fund Wrap | |
---|---|---|
契約金額 | 500万から | 1000万から |
投資ファンド | インデックスファンド中心 | アクティブファンド |
報酬(手数料) | 【固定報酬型のみ】 最大1.43% 【信託報酬の目安】 0.08%~0.10%程度 | 【固定報酬型のみ】 最大0.88% 【信託報酬の目安】 0.50%~0.69%程度 |
特徴 | 長期的で、リスクの少ない運用を提案する | 世界屈指の規模と歴史を誇るCapital Groupの投資哲学を元にしたアクティブ運用で、ハイリターンを目指す |
運用実績(過去5年分) | https://www.mizuho-sc.com/product/wrap/pdf/mizuho_fundwrap_important.pdf |
契約最低金額が決まっているため、自分に合った運用方法を選ぼう。
みずほ証券のファンドラップの特徴
みずほ証券のファンドラップには、運用コースが5つ存在し、リターンの期待値やリスクの高低を選べる。
顧客がどのような運用方法をしたいかを5つのコースから選び、そこから商品選択に移るため、無理な投資にはならない。
低リスクで運用したいなら、安定型・安定成長型、ある程度のリターンを期待するなら、成長型がおすすめだ。
リスクを取ってでも高いリターンを求めるなら積極型や積極拡大型を選ぼう。
安定型・安定成長型は長期的な運用を行うことで利益を出すもので、日本債権や先進国債権など大きく値崩れしない安定したものへの投資が行われる。
それに対し、積極型・積極拡大型は先進国株式、新興国株式を中心とした商品が多く、日本REITや先進国REITにも投資が可能だ。
運用している資産がマイナスになった場合はすぐに担当者から連絡がきて、今後どうするべきかのアドバイスをもらえる。
運用の必要な知識などは担当者が備えているため、任せるだけで資産運用ができるというのがみずほ証券のファンドラップの特徴だ。
みずほ証券のファンドラップの良い評判・口コミ
ここでは、みずほ証券ファンドラップの良い評判・口コミをまとめている。みずほ証券のファンドラップを検討する際の参考にしてほしい。
良い評判・口コミ①運用を一任できる
みずほ証券のファンドラップは、専門家に運用や管理を任せられるので安心。 投資目的に合わせてポートフォリオを選べる点も良い。
投資がはじめてなので、プロである担当に任せておくだけでいいというのが楽で良い。
必要な事はほぼ全てを代行して行ってもらえるので、手放しで資産運用を出来ている感覚はお手軽で非常に助かっています。
資産運用が初めての人には、ファンドラップは一任できることに大きなメリットを感じているようだ。
みずほ証券ファンドラップでは、3ヶ月に1度運用状況の報告書を作成してくれているため、自分の資産がどのように変化しているか確認できるのも安心につながっているといえるだろう。
良い評判・口コミ②商品が豊富で選択肢が多い
確定拠出年金での商品選びに非常におすすめです。何より、通常預金、国内株式、外国株式、債券など商品が豊富
商品選びやポートフォリオの決め方をお任せできるので、負担が少なく長期的に運用できています。
商品が豊富であることは、みずほ証券の大きな魅力といえるだろう。特に、国内株式だけでなく外国株式まで幅広く取り扱っており、株式以外の投資にも利用できる。
確定拠出年金などの運用が推奨されているため、資産運用に詳しくない人でもファンドラップなら手軽に利用できるだろう。
良い評判・口コミ③安定型・積極拡散型など5段階から選べる
安定型から積極拡大型など、五段階から選べるので、選択肢が多くて良い
自分が思い描く運用ができるところが良いです。年に8回までならば運用コースを変更できるので、状況に応じて臨機応変に運用コースを変更できるところに魅力を感じています。
資産運用や投資が初めての人は、リスクの心配をしてしまうものだ。
みずほ証券のファンドラップには5つのコースがあり、コースによって選べる商品が異なっている。顧客の要望に合わせた提案ができるように務めている。
良い評判・口コミ④担当者に知識が豊富で的確なアドバイスがもらえる
コロナ禍の時に、一時価格が暴落した時期がありましたが、持ち直しました。 暴落した際は担当者から電話があり、持ち直すと思うので手放さない方がいいとアドバイスも頂きました。
商品選びにおいて何が必要か、利子がどのくらいつくか、商品を選ぶうえでのリスクなど説明が豊富なので、初心者の人でも安心して利用する事が出来ます。
みずほ証券のファンドラップの大きなメリットは、担当者の投資知識である。ファンドラップは証券会社に運用の一任をする。
つまり、顧客は何かを調べる必要がないのだ。
何か外的要因で一時価格が暴落してしまうこともあるだろうが、その後持ち直すのか、今手放すべきなのかプロとしての意見を伝えてくれる。
その意見を参考に決めるのは顧客だが、アドバイス通りに行ってうまくいくことが多いのも事実。
今回の口コミでも、すぐに担当者から連絡があったとのことで、安心感が増したのではないだろうか。
良い評判・口コミ⑤みずほアプリで確認できるので便利
メインの銀行口座と同じアプリからアクセスできること。みずほ銀行口座との連携がスムーズにできる。入出金が容易である。
最近のリニューアルで画面が見やすくなり操作性も良くなった。資産管理が良く、わかりやすい。アクセスしやすい。
資産運用で新しいサイトやアプリを入れる必要がなく、みずほ銀行のアプリから利用できることは大きなメリットだろう。
利用しやすさ、自分の資産状況がすぐに確認できる状況であることは顧客の安心感につながる。
みずほ証券のファンドラップの悪い評判・口コミ
ここでは、みずほ証券のファンドラップの悪い評判・口コミをまとめた。資産運用にデメリットはつきものだが、それが許容できるものであるかを自身の目で確認してほしい。
悪い評判・口コミ①手数料が高い
手数料が割高であること。相場が悪いと手数料負けしやすいと思います
運用中の手数料が比較的高い傾向にあるので、コストの面でおいしい場面が少ないこと。
みずほ証券のファンドラップの悪い口コミを調べていると、手数料が高いという意見を多数目にした。ファンドラップの仕組み上、証券会社の手数料は高くなりがちだ。
みずほ証券ファンドラップの「ファーストステップ」を利用したと考えたとき、最低運用資産である500万に対し、ファンドラップの手数料は信託報酬を合わせて最大で1.29%となる。
1年間で64,500円の手数料がかかる計算になり、安定型コースを利用している場合、マイナスになることもあるようだ。
手数料が高いということを念頭に置いて、それ以上の利益が出るような運営をしないと安定的に資産を増やすことはできないだろう。
悪い評判・口コミ②最低投資金額が高すぎる
少額からの投資が行えなかったので、最初からある程度まとまった資金が必要なのは気になりました。
手数料が高いこと。運用最低額が高く設定されていること。この2点が改善点です。それぞもっと使用ハードルが下がる設定になるともっと良い。
みずほ証券ファンドラップは、少額投資の場合でも最低投資金額は500万円だ。これは安くはない金額であり、資産運用初心者にとっては大きな金額だろう。
10万円などの少額投資ができないというデメリットはあるが、長期での運用をする場合は500万以上からの方が利益が出やすいのも事実。自分の資産状況と比較して検討しよう。
悪い評判・口コミ③運用成績が悪い
最低投資額が500万円からと高めに設定されていることや、リスクの少ないインデックスを中心に長期的な資産形成を目指すには、手数料が高すぎてプラスになっていてもほとんど利益が出ず、マイナスになれば資産が減少してしまう。
他のインデックスファンドに比べると成績が悪く、リターンが劣っている時があります。
ファンドラップは、他の投資と比較すると運用成績が悪い。これは運用先が悪いわけではなく、手数料が高いためどうしても資産がマイナスになりやすいためである。
リスクが少ない長期手法で安定的な運用をしてしまうと、そもそも利益が少ないので手数料負けしてしまうこともあるようだ。
手数料で最大1.29%引かれることを念頭に置いて、最大でも2%以上の利益が出ることが予測できる商品購入を検討したほうがいいだろう。
もちろん、その際はリスクも高まるのでしっかりとした検討が必要である。
悪い評判・口コミ④セールス電話が多い
普段は必要以上に売買のセールスをしてくるのに、いざ売りたいと言うと曖昧な規定などを挙げ売らせたく無いのが明らか 担当者も頻繁に変わるし信用性無し
専門用語の乱発で、素人にはわかりにくい。問い合わせ先もわかりにくい。いろいろなことが不親切。
みずほ証券ファンドラップは、担当者によって対応が大きく変わるようだ。
口コミを確認していると、担当者のセールス電話が多いことや、商品を売りたいというと渋られるという意見も多かった。
もちろん、ファンドラップの担当者にも営業成績なるものがあるのだろうが、担当者がハズレだとあまり良い対応はされないようだ。
悪い評判・口コミ⑤知識がない担当がいる
担当は、知識が全然無い上に、この度はすみませんって使っちゃうような、言葉遣いも適当な感じです。そして上司は何かあっても言い訳三昧。
営業マンは強引にすすめるが、根拠がない。不勉強。 専門性を感じない。
こちらもあまりよい担当者に当たらなかった人の口コミだ。
ある程度投資知識を持った人がファンドラップの説明を聞いたときに、担当者に知識がないと感じてしまったようだ。
また、言葉遣いや上司の態度からもいい対応をされなかったようだ。
ファンドラップの場合、自分の資産を預ける担当者は信頼できるものであって欲しい。
担当者の変更はいつでも可能なので、自分に合った担当に出会えるまで変えてもらうのも手段の一つだろう。
Mizuho Fund Wrapの評判・口コミから分かるメリット
ここでは、Mizoho Fund Wrapのメリットを3つ紹介する。
メリット①資産運用の知識がなくても利用できる
みずほ証券ファンドラップの最大のメリットは、資産運用を丸投げできる点である。
自分で資産運用するほどの知識に自信がない人や、資産運用する時間がない人など、みずほ証券のプロに任せることで運用のすべてを行ってくれる。
商品の選定なども担当者が行ってくれ、メリット・デメリットを聞いて判断するだけなので資産運用が非常に楽である。
価格が暴落した場合でも担当者からアドバイスが貰え、その通りに動けば良いので、知識や時間がなくても利用可能だ。
メリット②コースや商品が豊富で自分に合った投資ができる
資産運用はプロが行ってくれるとはいえ、どのように投資していくかは自分で決められるのもメリットのひとつだ。
ヒアリングの際に、どこまでのリスクを許容できるかを聞かれる。その上で、最適なコースや商品の提案をしてもらえる。
特にみずほ証券が取り扱っている商品は種類も豊富なので、自分に合った投資先が必ず見つかる。銘柄の選び方などがわからない人にはおすすめのプランである。
メリット③レポートや資産状況の確認が容易
資産運用の状況は、年に4回レポートが送られてくる。また、資産状況はみずほアプリで直接確認できるのも安心感につながるだろう。
利用しやすさ、資産状況の確認が容易なことはメリットのひとつだ。
Mizuho Fund Wrapの評判・口コミから分かるデメリット
ここでは、Mizoho Fund Wrapのデメリットを3つ紹介する。
デメリット①手数料が高い
みずほ証券ファンドラップの最大のデメリットは手数料が高いことだ。
すべて担当者に一任することから手数料が高くなってしまうため、他の投資と比較すると手数料は割高となっている。
ファンドラップの安定型のように、ローリスクローリターンな運用で長期的な運用を検討すると、どうしても手数料負けしてしまう可能性が出てくるだろう。
また、この手数料は運用実績が悪くマイナスになっている状態でも払わなければいけないため、資産運用を進めていく上でかなりのデメリットになる。
デメリット②最低金額が高額である
みずほ証券ファンドラップは、ファーストステップで最低金額が500万円、Mizoho Fund Wrapの最低金額が1,000万円となっていて、非常に高額である。
ファンドラップは資産運用の初心者や時間がない人向けの商品であるにもかかわらず、最低金額が高額で初めての投資ではしり込みしてしまう金額なのは残念な点だ。
デメリット③対応の良くない担当者がいる
口コミを調べていると、担当者によって嫌な思いをした人がいるようだ。もちろん、どこの会社にもいい社員がいればあまりいい対応をしない社員もいる。
もし違和感を覚えている場合は、すぐに担当者の変更を申し入れよう。
大切な資産を預ける人間を信頼できない状態で利用するのはおすすめできない。
みずほ証券のファンドラップを検討している人はプロに相談しよう
みずほ証券ファンドラップは、すべてを一任できる安心感があるが、その一方で損をするリスクも低くはない。
できるだけリスクを減らしたいならば、ファンドラップではなくヘッジファンドもおすすめだ。
このように、自分に合った資産運用を検討している場合は、資産運用のプロに相談すべきだ。相談先には、証券会社やIFA(資産運用アドバイザー)があげられる。
証券会社の場合、多角的な面でのメリットデメリットを伝えてくれ、おすすめの商品も勧めてくれる。
フラットに検討したいなら、銀行や証券会社の枠組みから外れているIFAに相談しよう。
運用を任せたいならみずほ証券ファンドラップがおすすめ!
今回、みずほ証券ファンドラップの評判や口コミを紹介した。
みずほ証券ファンドラップは、手数料の高さや最低投資額が高額であるというデメリットを抱えつつも、資産運用を一任できるため時間のない人や投資が初めてという人には非常におすすめの商品である。
みずほ証券では定期的に説明会を開催しているため、一度説明会に参加して実際にどんな投資先があるのか、運用例などを実際に確認してから判断しよう。
「本当にみずほ証券ファンドラップでいいのか?」という疑問が残る人は、自分に合ったIFAを見つけ出して相談して、自分が納得できる投資先を見つけてほしい。