- 安全で低リスクな投資信託の選び方が分からない
- おすすめの低リスク投資信託が知りたい
- ローリスク投資信託の利回りや安全性について詳しく知りたい
「投資信託での運用を始めたいがリスクが気になる」「なるべくリスクが低い方法で運用したい」などと考えている方も多いだろう。
投資信託にリスクはつきものだが、商品選びや運用方法を工夫すると、運用のリスクを抑えられる。
今回の記事では、低リスク運用のメリットや低リスク投資信託の選び方を解説し、投資家に人気の個別商品をランキング形式で紹介していく。
低リスク投資信託に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
投資信託をおすすめする前に:なぜ低リスク運用が重要なのか?
まずは、そもそもなぜ低リスクな資産運用が大事なのかについて解説していく。
そもそもリスクとは
「リスク=危険」と勘違いしている人もいるが、実はそれは誤りだ。投資におけるリスクとは、「結果の不確実性」や「リターンの振れ幅」を指す。
過去の価格の振れ幅が大きい運用商品ほど「リスクが大きい」運用商品だということとなる。
リスクとリターンは表裏一体の関係にあるため、リスクが大きいものほどリターンも大きく(ハイリスク・ハイリターン)、リスクが小さいものほどリターンも小さい(ローリスク・ローリスク)のが一般的だ。
つまり、大きな収益を期待すると必然的にリスクも大きくなり、相場の状況によっては大きな損失が発生する可能性も増すということだ。
低リスク運用の重要性
資産運用では、「大きな損失」を避けることが重要だ。大きな損失を被った場合、その損失を取り戻すためにさらに高いリターンを得ないといけないためだ。
例えば、10,000円の基準価格の投資信託が50%下落し、5,000円になったとする。そこから再度50%上昇したとしても、株価は7,500円までしか戻らない。
50%の下落分を取り戻すためには、2倍=100%の上昇が必要となるのだ。
損失が大きくなればなるほど、元の水準に戻るまでのハードルは高くなる。そのため、資産運用においてはいかに大きな損失を避けるかということが重要だと言える。
リスクを抑えるためには資産分散が重要
資産運用のリスクを抑えるためには、資産の分散が有効だ。
いくつかの資産や銘柄に分けて投資することで、特定の銘柄の下落によって資産全体がダメージを負うのを避けやすくなる。
分散投資の効果を高めるためには、なるべく値動きの特徴の異なる資産に投資するのをおすすめする。
低リスク運用には投資信託がおすすめな理由
低リスク運用を行うなら、投資信託がおすすめだ。理由としては以下の3点が挙げられる。
- 分散投資が容易
- 長期投資に向いている
- 少額から始められる
分散投資が容易
投資信託は、資産運用のプロが投資家の資金をまとめて複数の運用商品に投資するという仕組みの金融商品だ。
そのため、自分で銘柄を選定したり資産配分の管理をしたりする手間が省ける。
一つの投資信託を購入するだけで、複数の銘柄に投資しているのと同様の効果を得られるため、忙しい人や複数銘柄の管理が難しいという人も、手軽に分散投資ができるだろう。
長期投資に向いている
投資信託は、複数の資産に分散して投資しながら、長期的にリターンを目指す金融商品だ。
そのため、老後に向けた資産運用など長期目線での投資に適している。
長期で投資を行うことで、複利効果によって資産を効率よく増やせるというメリットがある。
投資信託の中でもインデックスファンドとは運用コストを抑えやすいため、コスト負担が気になる方にもおすすめだ。
少額から始められる
株式や債券の場合、銘柄によっては数十万円〜数百万円といった元手資金が必要になることがある。
しかし、投資信託の場合は数百円程度の少額から投資を始められることも珍しくない。
そのため、まずは少額からコツコツ投資をしていきたいという方にも、気軽に挑戦しやすいだろう。
低リスクな投資信託の人気おすすめランキング20選!
続いて、低リスクな投資信託で投資家に人気のある銘柄をランキング形式で紹介していく。
ここでは、日本経済新聞の純資産総額ランキングから、1年・5年・10年すべての年率リスクにおいて、分類平均よりもリスクが小さい銘柄を抽出して紹介する。
順位 | ファンド名 | 運用会社 | 純資産総額(億円) |
---|---|---|---|
1 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール) | 三菱UFJアセット | 47,826.16 |
2 | ピクテグローバルインカム株式F(毎月分配) | ピクテ | 9,289.33 |
3 | eMAXIS Slim 全世界株式(除日本) | 三菱UFJアセット | 6,130.61 |
4 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天 | 5,624.91 |
5 | MSグローバル・プレミアム株式OP(H無) | 三菱UFJアセット | 3,652.73 |
6 | 投資のソムリエ | AMOne | 3,416.66 |
7 | 米国株式配当貴族(年4回決算型) | 野村アセット | 3,076.52 |
8 | スマート・ファイブ(毎月決算型) | 日興アセット | 2,796.90 |
9 | 東京海上・円資産バランスファンド(毎月) | 東京海上 | 2,649.40 |
10 | プラスオールカントリー株式インデックスF | 楽天 | 2,552.97 |
11 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド | SBI | 2,419.50 |
12 | ピクテ・マルチアセット・アロケーション・F | ピクテ | 2,061.36 |
13 | NYダウ・ジョーンズ指数OP(ヘッジなし) | 三井住友DS | 1,820.48 |
14 | JP4資産バランスファンド安定成長コース | JP | 1,736.27 |
15 | 野村つみたて外国株投信 | 野村アセット | 1,713.31 |
16 | ダウ・ジョーンズ インデックスファンド | 三井住友TAM | 1,673.12 |
17 | リスク抑制世界8資産バランスファンド | AMOne | 1,324.64 |
18 | 東京海上・円資産バランスファンド(年1回) | 東京海上 | 1,232.19 |
19 | Gターゲット戦略債F2021-11(限追) | ゴールドマン | 1,137.83 |
20 | 米国割安優良株式ファンド Bコース(NH) | ティ・ロウ・プライス | 1,116.95 |
出典:日本経済新聞「投資信託サーチ」
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
---|---|
信託報酬 | 0.05775% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 14.17% |
リターン(1年) | +38.89% |
日本を含む先進国および新興国の株式に投資をして、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指すインデックスファンドだ。
「オルカン」の愛称でも親しまれ、運用コストが低いことから新NISAでも幅広い人が投資している人気の投資信託だ。
ピクテグローバルインカム株式F(毎月分配)
運用会社 | ピクテ・ジャパン |
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信託報酬 | 1.81% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 13.21% |
リターン(1年) | +30.18% |
主に世界の高配当利回りの公益株に投資を行うファンドだ。
投資対象となるのは、電力やガス、水道、通信、運輸、廃棄物処理、石油などの日常生活に不可欠な公益サービスを提供する公益企業の株式となる。
株式の中でも業績が安定しやすい企業に投資をすることで、リスクを抑えやすくなる。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.05775% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 14.12% |
リターン(1年) | +39.82 |
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとして、日本以外の全世界の株式に投資を行うファンドだ。
国内資産にすでに投資をしている人や、海外資産をメインに投資したいという人に適しているだろう。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
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信託報酬 | 0.191% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 13.97% |
リターン(1年) | +37.84% |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、全世界の株式にまんべんなく投資を行う。
上位の同様のインデックスファンドに比べるとやや信託報酬が高めに設定されているものの、アクティブファンドに比べると低い水準だ。
モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
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信託報酬 | 1.98% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 11.44% |
リターン(1年) | +26.15% |
「モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン マザーファンド」を通じて、世界各国のプレミアム企業の株式に投資するファンドだ。
プレミアム企業とは、高いブランド力や特許、強固な販売網など、無形資産を保有していて持続的にフリー・キャッシュフローの増加が期待される企業を指す。
厳選された20〜40銘柄に集中して投資を行うため、信託報酬が高めとなっている。
投資のソムリエ
運用会社 | アセットマネジメントOne |
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信託報酬 | 1.54% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 3.83% |
リターン(1年) | +5.93% |
主に国内外の公社債、株式およびリートに投資し、それぞれの配分比率を適宜変更する運用方針のアクティブファンドだ。
投資環境に応じて対円での為替ヘッジを行うなどリスクを抑えることに重点を置き、基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えることを目的にしている。
価格変動リスクを抑えて運用することを重視したい人におすすめのファンドだ。
米国株式配当貴族(年4回決算型)
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.55% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 10.85% |
リターン(1年) | +28.65% |
米国の株式を実質的な主要投資対象とし、S&P 500配当貴族指数の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。
「配当貴族」という名の通り、高配当銘柄に主に投資を行うファンドとなっている。
スマート・ファイブ(毎月決算型)
運用会社 | 日興アセットマネジメント |
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信託報酬 | 1.47175% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 6.17% |
リターン(1年) | +16.59% |
日本国債、海外債券、グローバル株式、グローバルREIT、金の5つの資産に分散して投資を行うアクティブファンドだ。
各資産の基準価額への影響度合いが5資産の間で均等になるような資産配分戦略(スマート・ファイブ戦略)を用いて、価格変動リスクを軽減することをめざす。
東京海上・円資産バランスファンド(毎月)
運用会社 | 東京海上アセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.924% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 2.89% |
リターン(1年) | +0.98% |
国内の債券、株式、REITに分散投資を行うファンドで、配分比率は、日本債券70%、日本株式15%、日本REIT15%を基本とする。
基準価額の変動リスクが大きくなった場合には、同リスクを年率3%程度に抑制することを目標としてポートフォリオを調整する仕組みとなっている。
リスクが低いのが特徴だが、年間のリターンも投資信託の中では低めと言える。
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
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信託報酬 | 0.0561% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 14.15% |
リターン(1年) | +38.45% |
「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドだ。
楽天証券では、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる投信残高ポイントプログラムの対象となるため、楽天証券で保有している人も多い。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.1022% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 13.89% |
リターン(1年) | +37.66% |
FTSE グローバル・オールキャップ・インデックスの動きに連動する投資成果を目指して運用を行うインデックスファンドだ。
全世界型のインデックスファンドの中ではやや信託報酬が高めに設定されている。
ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド
運用会社 | ピクテ・ジャパン |
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信託報酬 | 2% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 5.29% |
リターン(1年) | +11.00% |
主に日本を含む世界の株式および債券等への投資ならびにデリバティブ取引を行うアクティブファンドだ。
オルタナティブ戦略も取り入れつつ、市場環境に応じて各資産の収益とそのリスク見通しを分析して投資資産や配分比率を決定する。
NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.748% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 13.82% |
リターン(1年) | +32.70% |
「米国株式30マザーファンド」を通じて、実質的にダウ・ジョーンズ工業株価平均に採用されている米国の株式に投資することで、ダウ・ジョーンズ工業株価平均の動きに連動する投資成果を目指すファンドだ。
NYダウに連動するインデックスファンドに投資したい方におすすめのファンドだ。
JP4資産バランスファンド安定成長コース
運用会社 | JP投信 |
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信託報酬 | 0.6347% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 7.86% |
リターン(1年) | +16.02% |
日本および先進国の株式、債券に投資をするファンドで、配分比率は日本株式30%、日本債券40%、海外株式20%、海外債券10%となっている。
各資産ごとに一定の変動許容幅を設け、一定以上乖離した場合にはリバランスを行うのが特徴だ。
野村つみたて外国株投信
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.209% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 14.11% |
リターン(1年) | +39.68% |
新興国株式を含む外国株式を実質的な主要投資対象とし、MSCI ACWIの中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指して運用を行うファンドだ。
新興国を含めて外国株式に投資したい人におすすめだ。
SMTAMダウ・ジョーンズ インデックスファンド
運用会社 | 三井住友アセットマネジメント |
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信託報酬 | 0.759% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 13.81% |
リターン(1年) | +32.76% |
「SMTAMダウ・ジョーンズ米国株式マザーファンド」への投資を通じて、NYダウに採用されている米国の主要な株式30銘柄に投資を行うインデックスファンドだ。
インデックスファンドの中では信託報酬がやや高めとなっている。
リスク抑制世界8資産バランスファンド
運用会社 | アセットマネジメントOne |
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信託報酬 | 0.759% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 3.20% |
リターン(1年) | +6.10% |
複数のファンドを通じ、国内外の8資産に分散投資を行うのが特徴だ。
基本配分戦略に基づき、月次で投資対象資産の基本配分比率および通貨配分比率を決定する。
基準価額の変動リスクを年率2%程度に抑えながら、安定的な運用をめざすため、リスクを抑えたい方におすすめだ。
東京海上・円資産バランスファンド(年1回)
運用会社 | 東京海上アセットマネジメント |
---|---|
信託報酬 | 0.924% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 2.89% |
リターン(1年) | +1.00% |
国内の債券、株式、REITに分散投資を行うアクティブファンドだ。
各資産への配分比率は、日本債券70%、日本株式15%、日本REIT15%を基本としつつ、基準価額の変動リスクが大きくなった場合には、同リスクを年率3%程度に抑制することを目標として資産配分を調整する。
Gターゲット戦略債券ファンド2021-11(限定追加型)
運用会社 | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント |
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信託報酬 | 0.803% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 0.53% |
リターン(1年) | +1.26% |
日本を含む世界の企業等が発行する米ドル建てまたはユーロ建て債券に投資を行う限定追加型のアクティブファンドだ。
信託報酬がやや高めである点に注意しよう。
ティー・ロウ・プライス米国割安優良株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
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信託報酬 | 1.4575% |
リスク(過去1年間の値動きのブレ) | 12.85% |
リターン(1年) | +35.06% |
米国の株式の中で、企業の本質的価値に比較して過小評価されていると判断される株式を中心に投資を行うアクティブファンドだ。
大型株式への投資を基本とするが、中型株式等へも投資する場合がある。
信託報酬が高めとなっているが、リスクを抑えつつリターンをしっかりと確保できているのが特徴だ。
初心者必見!低リスクな投資信託を選ぶおすすめの方法
初心者の場合、どのような基準で投資する投資信託を選べば良いかわからないかもしれない。
ここでは、投資信託を選ぶおすすめの方法を紹介する。
資産運用の基本である「長期・分散・積立」投資を意識した上で、自分に適した商品を選んでみよう。
運用目的やリスク許容度を明確にする
まずは、自分の運用目的やリスク許容度を明らかにしよう。
「低リスク」と一口に言っても人によって取れるリスクの度合いは異なるため、どの程度の価格変動幅や損失までは許容できるかをシミュレーションしておくのが大事だ。
投資信託のカテゴリーを選ぶ
ある程度リスク許容度や求めるリターンがわかったら、投資信託のカテゴリーを選んでいこう。
世界中の資産にまんべんなく投資をしたいのか、日本国内の資産のみに投資したいのか、債券を中心に投資したいのか、などで選ぶべきファンドが変わってくる。
個別ファンドを比較・選択する
投資するファンドのカテゴリーが決まったら、複数の個別ファンドを比較して検討する。
個別商品を比較する際は、購入時手数料や信託報酬、過去のリスク・リターンなど、複数の要素についてしっかりと調べた上で、自分の運用ニーズに適した商品を選ぼう。
低リスク投資信託の注意点とおすすめしないケース
低リスク投資信託で運用する際は、注意したいポイントもいくつかある。
以下は、投資信託を購入する際の注意点と、投資信託をおすすめしないケースだ。
投資信託を買う時の注意点
投資信託を買う時は、必ず余剰資金の範囲に収まるようにしよう。
また、低リスク運用を心がける上では、リターンを狙いすぎてリスクを取りすぎないようにすることも大事だ。
相場の上下に振り回されず、淡々と投資を継続することで、結果的にリスクを抑えながら資産運用を図れるだろう。
投資信託をおすすめしないケース
投資信託は、複数の資産に分散投資しながら、長期的にコツコツ資産形成をするのに適した金融商品だ。
そのため、短期間だけ運用をしたいという方や、一気に大きな利益を得たいと考えている方は、別の投資方法の方が適している可能性があるだろう。
また、資産に余裕があまりなく、生活資金を取り崩さないと投資を継続できないような場合も、投資信託での運用はあまりおすすめしない。
投資信託での低リスク運用に悩んだら、プロへの相談がおすすめ
投資信託での低リスク運用を具体的にどのように始めたらよいか悩む方は、専門家への相談がおすすめだ。
投資信託での運用を専門家に相談するメリット
投資信託での低リスク運用を専門家に相談すると、豊富な知識や経験に基づいて、自分の運用ニーズに適した商品を的確に提案してくれる。
個別商品の比較が難しいという方や、どのようなカテゴリーで運用したら良いかわからないという方は、自分一人で悩まずにプロに相談することで、スムーズに資産運用を始められるだろう。
低リスクの投資信託について相談できる専門家とは
低リスクの投資信託について相談できる専門家には、証券会社やFP、IFAなどの選択肢が存在する。
中でも、中立的な立場から具体的なアドバイスが欲しいという方には、IFA(独立系資産運用アドバイザー)への相談がおすすめだ。
特定の会社に所属していないため、会社の営業方針や販売ノルマなどに左右されず、公平な目線からのアドバイスが期待できるというメリットがある。
転勤や異動も原則としてないため、長期的に運用のサポートを任せられるのも魅力的だ。
資産運用のプロ検索サービス「資産運用ナビ」の活用
自分に適したIFAを手軽に見つける方法として、「資産運用ナビ」の活用をおすすめする。
「資産運用ナビ」は、年齢や金融資産、運用ニーズなどを入力すると、あなたにぴったりのアドバイザーを検索・抽出してくれるサービスだ。
複数のアドバイザーから自分でプロフィールを比較できて、納得の上で面談をもうしこめるため、初心者でも安心して相談しやすいだろう。
低リスク運用についてプロに相談してみたいという方は、ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を利用してみてほしい。
おすすめの投資信託を知って低リスク運用を始めよう
低リスク運用を実践することで、長期的に大きな損失を受ける可能性を下げつつ、コツコツとリターンを目指せる。
低リスク運用を行う際は、低リスクな投資信託の中から自分の運用ニーズに適した商品を選ぶのが重要だ。
今回の記事では、人気の低リスク投資信託ランキングや投資信託を選ぶポイント、注意点について詳しく解説した。
もっと詳しく自分に適した商品が知りたいという方は、資産運用の専門家であるIFAに相談するのがおすすめだ。
ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を利用して、自分に適したアドバイザーを見つけてみよう。