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FXの手法には何がある?初心者にも実践できるトレードスタイルも紹介

この記事で解決できるお悩み
  • FXはどのような手法で取引するのか分からない
  • FX初心者でも実践できる取引手法が知りたい
  • FXのコツが知りたい

FXを始めようとしているものの「どのような手法を選べばよいのか分からない」「具体的な取引手法を知りたい」などの不安や疑問をお持ちの方もいるのではないだろうか。

FXの取引手法は無数にあるが、自分に合ったものを見つける事が利益を積み重ねる上で必要不可欠だ。

本記事では、基本的な取引手法やトレードスタイル、分析方法などについて詳しく解説する。

実践で使える取引手法やリスク管理方法も紹介するので、ぜひ参考にしていただきたい。

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目次

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FXで利益を狙うなら取引ルール=取引手法が重要

FXで利益を狙う時に重要なのは取引ルールで、取引手法とも言われる。

FXは金銭がかかっているため、感情に左右され冷静な判断ができなくなる局面がある。

取引手法が定まっていれば、そのルールに従って取引を繰り返せばよいため、感情に左右されにくくなるだろう。

例えば手法が定まっていない状態で取引した場合、運が良ければ大きな利益になることもあるが、意図しない方向に動く事もある。

この時に損切りラインを決めていなければ「どこかで利益方向に切り返してくるはず」と根拠のない判断をしてしまい、保有し続けてしまう。

結果的に戻る事はなく含み損は広がっていき、資金が底をつくのはよくある話だ。人間は利益をすぐに確定したくなり、損失は確定したくないという本能がある。

つまり、何もルールが決まっておらず思うがままに取引をすれば、遅かれ早かれ損失に繋がる事になる。

なお、取引手法を定める時に、特に初心者が決めておくべきルールは以下の通りだ。

  • エントリータイミング
  • 損切りライン
  • 利益確定ライン
  • 許容できる損失額

この4つを決める事で、感情に左右されずに取引できる可能性が高まるだろう。FXは、取引手法がなければ利益を積み重ねるのが難しい事を覚えておこう。

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FXの基本の取引手法は「順張り」と「逆張り」

FXで基本となる取引手法は、相場のトレンド方向に対して「順張り」と「逆張り」のどちらかだ。

FXのトレンドとは、相場における価格の方向性を示すものだ。相場のトレンドを正確に把握する事は、利益を積み重ねる上で必要な要素と言える。

なお、相場の動きは大まかに以下の3種類に分けられる。

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上昇トレンド・為替レートが継続的に上昇していく状態
・高値と安値が切り上がっていく
下降トレンド・為替レートが継続的に下落していく状態
・高値と安値が切り下がっていく
レンジ(もみ合い)・一定の価格帯で上下動を繰り返す状態
・明確な方向性が見られない

レンジは方向性がなく難しい局面のため、基本的には上昇トレンド・下降トレンドでの取引となる。

トレンドは始まると続きやすいが相場全体を見ると3割程度しかない。残りの7割はレンジのため、待つ場面も多いだろう。

それでは「順張り」と「逆張り」はどのような取引手法なのか、それぞれ見ていこう。

順張り

「順張り」とは、トレンド方向に沿って取引する手法の事を指す。

上昇トレンドでは「買い」、下降トレンドでは「売り」を仕掛けていき、相場の波に乗るように利益を追求する手法だ。

明確にトレンドが出ている場面でその方向に沿って取引するため、初心者でも比較的取り組みやすい王道の手法と言える。

トレンドが継続する場合は大きな利益が期待できるだろう。また、相場の流れに沿った取引なので、比較的リスクが低い事がメリットだ。

ただし、トレンドが発生して勢いがついてからのタイミングで波に乗るため、損切りを設定すべき位置が明確でなく難しい事がデメリットだ。

逆張り

一方で「逆張り」は、トレンドの転換点を狙った相場の流れに逆らう取引手法の事だ。

上昇トレンドでは「売り」、下降トレンドでは「買い」を仕掛けていく事になる。トレンドの転換点を見極める必要があるため、順張り手法と比較して難易度が高いと言える。

転換点と判断したもののトレンドが継続した場合は大きな損失となるリスクがあるだろう。

ただし、見極められるとトレンドの初動から乗れるため、大きく利益を狙える可能性が高くなる。

また、トレンドの転換点を狙うため、損切りの位置を決めやすい。例えば、下降トレンドから上昇トレンドに転換する場合、転換点の最安値を損切りとして設定すれば良い。

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FXの4つのトレードスタイル

FXには以下の通り、主に4つのトレードスタイルがある。

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トレードスタイル保有時間の目安特徴
スキャルピング数秒〜数十分・短期間で売買を繰り返す
・小さい利益を積み上げる
デイトレード数十分〜1日・当日中に取引が完結
・短期〜中期の値動きを狙う
スイングトレード数日〜数週間・中期トレンドを狙う
・値幅が大きめ
ポジショントレード数週間〜数カ月以上・長期トレンドを狙う
・スワップポイントを狙う
・値幅が大きい

それでは、それぞれのスタイルを詳しく見ていこう。

スキャルピング

スキャルピングは、短期間で売買を繰り返して小さな利益を積み重ねていくトレードスタイルだ。

主に1分足や5分足を使用して取引し、数pips〜20pips程度の利益を狙う。1日の取引回数は数回〜数十回、中には数百回の取引を行うトレーダーも存在する。

短期間での取引を繰り返すため、例えば東京時間の9時〜11時だけなど時間を絞ってトレードできるのが特徴だ。1日に決まった時間しか取れない方でも利用しやすいと言える。

ただし、瞬時の判断や短時間での相場分析が必要になる事から、初心者には難しいかもしれない。

また、集中力やストレス耐性も必要なため、少額での取引やデモトレードから始めて慣れるべきだ。

なお、スキャルピングは各市場のオープン直後で値動きのある以下の時間帯からの取引が有効だ。

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東京市場9時〜11時
ロンドン市場・16時〜(夏時間)
・17時〜(冬時間)
ニューヨーク市場・21時〜(夏時間)
・22時〜(冬時間)

市場オープン後は2時間程度動きが活発になる事が多い。

このタイミングで1分足・5分足・15分足の短期トレンドや上下が分かりやすいレンジ相場でエントリータイミングを図ると良いだろう。

ただし、重要な経済指標の発表がある場合は意図しない方向に動いて、大きく損失を抱える可能性もあるため、慣れるまでは避けるべきだ。

なお、スキャルピング取引をする場合におすすめできるFX会社は以下の通りだ。

  • ヒロセ通商
  • JFX

この2社はグループ会社で、どちらもスプレッドが比較的狭くスキャルピング取引に特化している。

なお、スキャルピング取引を禁止しているFX会社は多いので、口座開設前に公式サイトで確認しておこう。

デイトレード

FXのデイトレードは、数十分〜1日で取引を完了させるトレードスタイルだ。1回の取引で20pips〜50pips程度の利益を狙う事が多い。

取引回数は1日に1回〜数回程度だが、レンジが続いているなど相場環境によってはチャンスが来ない日もあるだろう。

方向性を4時間足や1時間足で確認し、15分足や5分足でエントリータイミングを図る事が多い。スキャルピングよりもゆったりと取引でき、判断できる時間があるので初心者におすすめだ。

ただし、取引チャンスは1日のどのタイミングで来るのか分からないため、相場を監視しておかなければならない。

例えば、夜しか相場を見れない場合は取引機会が極端に減ってしまい、資金効率が悪くなるだろう。

なお、デイトレードにおすすめのFX会社は以下の通りだ。

  • GMOクリック証券「FXネオ」
  • 外為どっとコム
  • DMM FX
  • SBI FXトレード

どのFX会社も取り扱い通貨ペアが豊富でスプレッドが狭い事が特徴だ。取引ツールも充実しているので、出先でのトレードもしやすい。

デイトレードは小さい利益を積み上げていくため、スプレッドが重要だ。

FX会社によってスプレッドの低い通貨ペアが異なる。そのため、よく取引している通貨ペアのスプレッドを確認してから選ぶと良い。

なお、SBI FXトレードは少額から取引可能だ。1通貨単位から取引が可能であるため1,000円あれば十分に取引できる。これからFXを始める方には特におすすめできる。

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スイングトレード

FXのスイングトレードは、数日〜数週間のポジションを保有して利益を狙うトレードスタイルだ。

中長期のトレンドに沿って戦略を立て、1回の取引で50pips〜100pips以上の大きな値幅を狙うのが特徴と言える。

チャート上の分析だけでなく、市場動向や各国の情勢などを考慮した分析も併用する事が多い。

スイングトレードはスキャルピングやデイトレードほどエントリータイミングがシビアではなく、常に相場に張り付いている必要がない。そのため、仕事や学業を両立したい方に向いている。

チャートの監視時間が限られている場合は、スイングトレードから始めてみるのが良いだろう。

また、一般的に長期になるほど動きが分かりやすいので、値動きの勉強をするのにもおすすめだ。

中長期で明確なトレンドが形成されている場面や、市場動向・各国の情勢などによって相場の方向性が定まっている時の取引が有効だ。

取引機会は少ないが、トレンドの流れに乗って取引できれば大きな利益を期待できる。

スイングトレードでおすすめできるFX会社は以下の通りだ。

  • GMOクリック証券「FXネオ」
  • トレイダーズ証券「みんなのFX」
  • SBI FXトレード
  • 外為どっとコム

スイングトレードはポジションの保有期間が長いため、スワップポイントの高いFX会社がおすすめだ。

スワップポイントとは、2つの通貨の金利差から生まれる利益の事で、日をまたいで保有(ロールオーバー)することで毎日付与される。

ポジショントレード

ポジショントレードは、数週間〜数ヶ月以上の長期保有で利益を狙うトレードスタイルの事だ。数百pips以上の大きな値幅を狙い、同時にスワップポイントでの利益も狙う。

チャート分析よりも、市場動向や各国の情勢などの分析を重視する。

資金力があり、長期投資の視点を持てる方に向いているトレードスタイルと言える。

また、含み損の期間が長い場合もあるため、精神的に耐えなければならない。そのため、ある程度の投資経験があった方が良いだろう。

ポジショントレードは、長期的な経済トレンドが見える場合におすすめだ。また、スワップポイントの高い通貨ペアでの取引も有効と言える。

トルコリラや南アフリカランドなどは金利が高く、買いポジションを保有し続ける事で利益を得られる。

ポジショントレードにおすすめのFX会社は、以下の3社だ。

  • GMOクリック証券「FXネオ」
  • トレイダーズ証券「みんなのFX」
  • 外為どっとコム

長期的に保有する場合はスワップポイントの影響が大きくなる。ポジショントレードをする場合は、スワップポイントの高いFX会社を選ぶべきだ。

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FX取引に役立つ2種類の分析手法

FX取引で利益を積み上げるには、分析が欠かせない。分析手法は、大まかに分けると以下の2種類がある。

  • ファンダメンタル分析
  • テクニカル分析

それぞれ詳しく解説する。

ファンダメンタル分析とは

ファンダメンタル分析とは、国や企業などの経済的なデータを利用して相場を分析する手法だ。各国の政治や経済状況など、FXの相場に影響を与える様々な要因を基に値動きを予測する。

分析スキルを高める事で、長期的な相場が捉えやすくなる事がメリットだ。長期の方向性が分かる事で、短期の値動きに左右されず相場を冷静に見られる。

一方で経済的な知識が必要なため、インプットまでに時間を要する。また、情報収集に手間がかかる事や、短期トレードに向かない事がデメリットと言える。

スイングトレードやポジショントレードをメインとする投資家が、特に重視する分析手法だ。なお、主な分析対象は以下の通りだ。

  • 金融政策
  • 経済指標
  • 政治・地政学的要因

各国の中央銀行は政策金利の決定を筆頭に、金融政策の方向性を示す。相場が大きく動き、方向性を変える影響力もあるので、第一に注視すべき内容だ。

また、米国の経済指標も重要な要素で、特に消費者物価指数(CPI)や雇用統計は数値次第で大きく相場に影響し、トレンドを作っていく事もある。

他には政治関連や戦争なども影響するため、地政学リスクを把握しておく必要がある。

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、チャートの過去の値動きから将来の価格を予測する分析手法の事を言う。短期的な売買タイミングの判断に適しており、客観的なデータに基づく分析が可能だ。

テクニカル分析の方法をルール化すれば売買タイミングが明確になり、感情に左右されずに取引しやすくなる。

また、チャートの分析のみなので、ニュースやネットで情報収集する必要がない。

一方で過去データに依存するため、今後同じような値動きになるかは分からない。また、あらゆるテクニカル分析の方法があるため、どれを選ぶべきか迷うところはデメリットだ。

なお、テクニカル分析はチャートにテクニカル指標(インジケーター)を表示して分析するのが一般的だ。テクニカル指標は、以下のように2種類に分類される。

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タイプテクニカル指標
トレンド系・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・一目均衡表 など
オシレーター系・RSI
・MACD
・ストキャスティクス など

トレンド系のテクニカル指標は相場の方向性を示すもので、移動平均線やボリンジャーバンドがよく使われる。

チャートに直接表示されるため、視覚的に分析しやすい。

また、自らチャートに引く水平線や斜め線(トレンドライン)もテクニカル指標と言う場合もある。

オシレーター系のテクニカル指標は、相場の「売られすぎ」「買われすぎ」を示すもので、RSIやMACDが代表的だ。

チャートとは別に一定の範囲内で上下する形で表示され、レンジ相場での売買タイミングの判断に最適だ。

なお、複数のテクニカル指標を組み合わせすぎると複雑になるため、1つずつ使ってみて自分に合ったものを採用しよう。

テクニカル分析は、ファンダメンタル分析との併用も可能だ。各国の政策金利や重要経済指標だけでも情報収集しておくと、不安定な相場を避けやすくなる。

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FX初心者でも実践できる!テクニカル指標を使った取引手法

FXの取引手法は無数に存在するため、どの手法から手を付ければ良いのか分からない方も多いだろう。

そこで、ここでは初心者にもおすすめできる以下のテクニカル指標を使った取引手法を紹介する。

  • 水平線
  • トレンドライン
  • 移動平均線

それでは、1つずつ見ていこう。

水平線を使った取引手法

水平線は、自らチャートに引くテクニカル指標の1つだ。過去に大きな反発が起きた価格帯や、何度も意識されている価格帯に引いておくことで取引に活用できる。

現在の価格よりも上のラインを「レジスタンスライン」、下のラインを「サポートライン」と呼び、総称して「レジサポライン」と呼ばれる事もある。

まずは上位足(4時間足・1時間足)で意識されている価格帯に水平線を引いておき、近づいてきたら下位足(15分足・5分足)で反発を確認しよう。

上位足を日足にしたり、下位足を1時間足にしたりしても良い。自分に合ったトレードスタイルに合わせてチャートの時間軸は変えよう。

水平線付近でチャートパターンが形成されるなど、反発を確認できたらエントリーのタイミングだ。

レジスタンスラインなら売り、サポートラインなら買いを仕掛けよう。

なお、慣れるまで狙う方向は上位足に「順張り」の方がリスクが低い。ただし下位足では反発を狙うため、必然的に「逆張り」となる。

チャートパターンとはトレンドが転換する際に形成されやすいチャート形状の事だ。ダブルトップやダブルボトム、三尊などを筆頭に様々なパターンがある。

なお、損切りラインは反発した部分の最安値もしくは最高値に設定すれば良いので分かりやすい。

具体的には、レジスタンスライン付近での売りエントリーなら最高値、サポートライン付近での買いエントリーなら最安値に設定すると良いだろう。

水平線は引きすぎず、重要な価格帯や何度も反発している価格帯に絞る事が重要だ。水平線のみで取引しているトレーダーも多く、基本的なテクニカル指標と言える。

トレンドラインを使った取引手法

トレンドラインも自らチャートに引くラインで、世界中の多くのトレーダーが活用している。

トレンドの方向性や強さを見極めるために使用される他、水平線と同じようにライン付近での反発を狙う事も可能だ。

また、エントリータイミングも図れる何役もこなせる優秀なラインと言える。

トレンドは波を付けて上昇や下降を繰り返す。トレンドラインは、上昇トレンドの場合、波の安値と安値をラインで結ぼう。下降トレンドであれば、波の高値と高値を結べば良い。

具体的な取引方法としては、まず水平線と同様に上位足(4時間足・1時間足)にトレンドラインを引こう。

ラインに近づいたら、下位足(15分足・5分足)でチャートパターンを形成するなど、反発を確認できたらエントリーだ。上位足に順張り方向へのエントリーが望ましい。

損切りラインはトレンドライン付近の最高値・最安値に設定しておこう。

慣れてきたら水平線と組み合わせてみても良い。上位足(4時間足・1時間足)でトレンドラインと水平線が重なっているポイントはより多くのトレーダーが見ているため、反発する可能性が高くなる。

トレンドラインは様々な場面で活用できるので、身につけておくと良いだろう。水平線と同様に、取引手法の基本の1つと言える。

移動平均線を使った取引手法

移動平均線は多くのトレーダーが活用しているテクニカル指標だ。チャートに直接表示され、一定期間の価格の平均値を線で結んだもので、トレンドの方向性や強弱を分析できる。

なお、移動平均線には以下の3種類がある。

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単純移動平均線(SMA)一定期間の終値を単純に平均化した移動平均線
指数平滑移動平均線(EMA)直近の価格に比重を置いて計算された移動平均線
加重移動平均線(WMA)EMAよりも直近の価格に比重を置いて計算された移動平均線

一般的に使用されているのはSMAとEMAで、以下の期間で設定される事が多い。

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短期20日・25日
中期75日
長期200日

全て同じ方向に向いていれば、その方向のトレンドが強いと言えるだろう。

今回紹介する取引手法では、20日と75日の移動平均線を使用する。移動平均線でトレンド転換のサインが出た際にエントリーする手法だ。

トレンド転換を狙うため「逆張り」の手法となる。例えば下降トレンドの場合、上から75日・20日の順で移動平均線が並んでいる。

75日移動平均線を20日移動平均線が下から上に突き抜けた事を確認したらエントリーだ。

この突き抜けは下降から上昇へトレンド転換するシグナルで「ゴールデンクロス」と言う。逆に上昇から下降にトレンド転換する場合を「デッドクロス」と呼ぶ。

移動平均線は表示されているラインのため、エントリータイミングが容易なのがメリットだ。

ただし、毎回効く訳ではないので、どのような局面で有効なのかは経験を積んで学んでいかなければならない。

水平線やトレンドラインと組み合わせていくと、相場の方向性が掴みやすくなる。

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FXの手法に関する注意点とポイント

FX取引で利益を積み重ねるには、以下4つのポイントを押さえておくべきだ。

  • 自分に合った取引手法を見つける
  • 取引手法は変えない
  • ナンピンに頼りすぎない
  • リスク管理を徹底する

1つずつ解説するので、参考にしてほしい。

自分に合った取引手法を見つける

FX取引は自分に合った手法でなければ取引機会が得られなかったり、感情に振り回されたりしてしまい、なかなか利益を得られない事も多い。

自分に合う取引手法を見つける上で、まず重要になるのがトレードスタイルだ。前述の通り、以下4つのトレードスタイルがある。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード

トレードスタイルは、取引できる時間や自分の性格を考慮して選択しよう。

例えば、日中の取引が難しい場合は時間を絞ってトレードできるスキャルピングやスイングトレード、ポジショントレードから選ぶ事になる。

また、根気強く待てない性格の場合はスキャルピング、瞬時の判断が苦手な方はデイトレードやスイングトレードを選んだ方が良い。

どのスタイルが合うか分からない場合は、一通り試してみよう。

続いて、具体的なエントリータイミングなどの取引手法も自分に合ったものを選択しなければならない。決まったものがなければ、今回紹介した取引手法を実践してみると良いだろう。

なお、水平線やトレンドラインは自分で引かなければならず、苦手な方もいる。その場合は、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を駆使する取引手法を選ぼう。

取引手法もすぐには合っているか分からないため、一定期間試してみると良い。

取引手法は変えない

自分に合った取引手法を見つけたら、変えずに使い続ける事も重要だ。

取引手法は知っているだけで利益を積み上げられる訳ではなく、使い続けて身につける事で継続的に利益を得られるようになる。

手法を頻繁に変更すると全てが中途半端になり、結果が出ない場合が多い。

例えば、スポーツは練習しなければ上達しない事と同じだ。数年間同じ手法を使い続けて、やっと利益を得られるようになると思っておいた方が良いだろう。

なお、取引手法の経験を積むのはリアルタイムでの取引の他、以下のような練習できるソフトを利用するのも有効だ。

  • Forex Tester
  • Trading View(リプレイ機能)

これらのソフトは、過去チャートを早送りで表示できるので、効率よく練習できる。また、各FX会社が用意しているデモ口座を利用して、デモトレードをしてみるのも良い。

FX取引で利益を出すのは手法ではなく、自分という事を理解しておこう。

ナンピンに頼りすぎない

FX取引をする上で、ナンピンに頼りすぎないのもポイントの1つだ。

ナンピンとは、保有しているポジションで含み損が発生した際にポジションを追加して平均取得価格を下げる投資手法の事を指す。

ナンピン後に利益方向に戻っていく場合は、早い段階で含み損を解消できるのがメリットだ。

一方で、ナンピン後に利益方向に戻ってこない場合は、含み損がどんどん膨らんでいく。

「ここから戻るかもしれない」とナンピンでポジションを増やしていくものの、結局戻らずに証拠金を全て失う事も珍しくない。

なお、取引ルールにナンピンを組み込んでいる場合は利用しても良いだろう。

例えば、損切りライン直前まで動いてきたら追加ポジションを入れるなどが挙げられる。

この場合、損切りになったとしてもナンピンしたポジションは最小限の損失で済む。利益方向に伸びれば含み損の解消も早いだろう。

計画的に利用するのは良いが、感情的なナンピンはリスクが高まるので頼りすぎないようにしよう。

リスク管理を徹底する

FX取引において、リスク管理の徹底は最も重要だ。リスク管理をしなくても運が良ければ大きな利益を得られる事はあるが、損失も大きくなる可能性がある。

なお、リスク管理の方法は以下のようなものが挙げられる。

  • 損切りラインの設定
  • 1回の取引の最大リスク額の設定
  • 資金管理ルールの作成

まずは取引ルールに損切りラインの設定を組み込もう。

FX取引で資金を失う要因として多いのが、損切りをせずに保有し続ける事だ。

含み損を抱えている場合「そろそろ戻るだろう」「いつかは利益方向に動くはず」と期待して戻ってくる場合も多々ある。

助かる事も多いが、戻ってこなかった時に全ての資金を失う事は少なくない。資金を守るためにも、損切りラインは必ず設定しよう。

取引の際に最大リスク額を設定しておくのも有効だ。

例えば1回の取引で許容できる損失額を「証拠金×2%」と決めていたとしよう。証拠金が10万円の場合、1回の取引で損切りしたとしても2,000円という事になる。

損失がいくらになるか分からない状態での取引は含み損になると精神的に辛いが、最大リスク額が分かっていれば冷静でいられるだろう。

ただし、ただ最大リスク額を設定すれば良い訳ではない。失っても気にならない程度の金額に設定するのが、リスク管理のコツだ。

また、損切りラインや最大リスク額を決める際に、資金管理ルールを作っておくと良い。例えば、1日の損失が1万円に達したらその日の取引はしない、というようなルールだ。

損失が続けば熱くなり、冷静に判断できなくなる事が多い。クールダウンのためにも、資金管理ルールを作っておこう。

リスク管理はFX取引をする上で必要不可欠だ。いかに「利益を出すか」ではなく「リスクを抑えられるか」という視点を持って取引に臨もう。

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FXで利益を狙うには取引手法を決めて継続しよう

FXで利益を狙うには、取引手法を決めて継続することが重要だ。併せてリスク管理も徹底しておこう。

FXの取引手法には、トレンドに対して「順張り」と「逆張り」2つの基本的な考え方がある。また、以下4つのトレードスタイルに分けられる。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード

初心者でも実践しやすいのは、デイトレードとスイングトレードだ。日中から夜にかけて相場を見れる場合は、取引機会の多いデイトレードをおすすめする。

なお、FXの取引手法にはテクニカル指標を用いるものだけでも多くの種類がある。自分に合った取引手法を見つける事が、利益を積み重ねるための近道になるだろう。

まだ手法が見つかっていない場合は、今回紹介した水平線やトレンドライン、移動平均線を利用する取引手法を試してみると良い。

FXはリスク管理さえ徹底していれば、大きく資金を失う可能性は低くなる。自分に合った取引手法を見つけた上で、FX取引を本格的に始めてみてはどうだろうか。

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この記事を書いた人

当社は、日本の中小企業を支援し、活性化を図ることを目的として「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」を運営している。有名タレントを活用したプロモーション支援を通じて、企業の魅力を効果的に発信し、ビジネスの成長を促進する。また、金融メディア事業においては、メディアを通じた情報発信により、社会全体の金融リテラシー向上に貢献することを使命としている。

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