MENU

バイナリーオプションおすすめ口座を比較!口コミ・おすすめポイントと総合評価を徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • おすすめのバイナリーオプションの口座が知りたい
  • バイナリーオプションの口座をどうやって選べばよいのかわからない
  • 初心者向けのバイナリーオプションの口座開設の手順を知りたい

短期間で取引が完結することが魅力のバイナリーオプション。少額取引から始められるため、初心者でも取り組みやすいメリットがある。

本記事では、バイナリーオプションのおすすめ口座を紹介する。口座の選び方やトレードスタイル別のおすすめ口座についても紹介するため、バイナリーオプションを始める際の参考にしていただきたい。

目次

編集部イチ押し!】
おすすめのFX口座はどれ?
人気口座14選の口コミ・おすすめポイント比較

バイナリーオプションのおすすめ国内口座6選を徹底比較!

バイナリーオプションはさまざまな業者がサービスを提供しており、どこで口座開設を行うか悩むことも少なくない。

各業者によって最低取引金額やペイアウト倍率などが異なるため、口座開設の際は複数の業者を比較して選ぶことが重要だ。

ここでは、国内のおすすめ口座6選について、弊社が投資家を対象に実施したアンケート結果を交えながら紹介していく。

デモ取引機能が使えるGMO外貨「オプトレ!」

運営会社GMO外貨株式会社
取引手数料無料
最低取引金額1,000円未満
ペイアウト倍率1~25倍
取引ツールの特徴・ブラウザタイプでダウンロード不要
・デモ取引あり
※2025年2月28日現在

GMO外貨が提供する「オプトレ!」では1日11回の判定が行われており、判定の60秒前まで購入・売却することができる。つまり最短60秒で取引が行える仕組みだ。

短時間で取引が完了するため、投資資金が少ない場合でも効率的に回転できるメリットがある。

もちろんその分リスクを考慮する必要があるが、長期的なファンダメンタルズを考慮しなくて済むのは初心者にとっても嬉しいポイントといえる。

また、弊社が実施したアンケートでは、実際にオプトレ!を使ってみて良かった点として「取引ツール・アプリの使いやすさ」を挙げた人が63.9%にのぼる結果となった。

オプトレ!の取引ツールはダウンロード不要のインストール型で、パソコンやスマートフォン、タブレットで快適な取引が行える。

デモ取引機能もあるため、まずはデモトレードから始めてみるのもよいかもしれない。

最短即日からお取引開始!

本格的なツールが魅力のGMOクリック証券「外為オプション」

運営会社GMOクリック証券株式会社
取引手数料無料
最低取引金額約50円
ペイアウト倍率1~20倍
取引ツールの特徴・全部で12種類の足種類
・スマートフォンでも本格的なテクニカル分析が可能
※2025年2月28日現在

GMOクリック証券の「外為オプション」では、1枚あたり約50円〜999円で取引をスタートすることができる。少ない枚数であればまとまった金額を用意する必要がないので、少額取引から気軽に取り組むことができる。

また、弊社が実施したアンケートでは、外為オプションの強みとして「ツールが高機能・チャート分析がしやすい」と挙げた人が58.0%にのぼった。

外為オプションでは、スマートフォン向けの取引ツールが提供されており、直感で取引しやすい画面設計が行われている。チャート機能では12種類の足種類があり、1分足や5分足などの短いスパンから週足や月足などロングスパンでもチャートを表示できる。

加えて、テクニカル機能ではトレンド系7種とオシレーター系6種が取り揃えられており、スマートフォンでも本格的な分析に取り組める。

最短30で取引開始!

約50円から始められるみんなのオプション

運営会社トレイダーズ証券株式会社
取引手数料無料
最低取引金額50円
ペイアウト倍率1~20倍
取引ツールの特徴・PC・スマートフォンともにシンプルで分かりやすい画面設計
・レンジ取引が利用できる
※2025年2月28日現在

みんなのオプションのバイナリーオプションは、1Lotあたり50円〜990円で取引できることが特徴だ。少額取引でも利用できるので、経験が浅い初心者でも気軽に始めやすい。

また、弊社が実施したアンケートでは、みんなのオプションを選んだ理由として「口コミ評価が良かったから」という理由を挙げた人が66.7%にのぼっている。

今回のアンケート結果の中にも「少額から始められる」「操作がしやすい」といった口コミが寄せられており、初心者でも使いやすい口座であることが分かる。

なお、スマートフォン向けの取引ツールについて、現在は新規ダウンロードを行うことができず、2019年6月19日以前にダウンロードした人のみが利用できるようになっている。

スマートフォンで取引を行いたい場合は、ブラウザ版を利用するようにしよう。

投資先の豊富さが魅力のIG証券

運営会社IG証券株式会社
取引手数料無料
最低取引金額数千円
ペイアウト倍率変動
取引ツールの特徴・スマートフォンでも細かい注文設定が行える
・PC向けツールは100種類以上の指標が搭載された本格ツール
※2025年2月28日現在

IG証券のバイナリーオプションは、通貨ペアだけでなく株価指数や商品(コモディティ)が対象となっている。

さまざまな資産クラスが対象となっているため、市場動向に応じて投資先を変えられるメリットがある。

実際に弊社が実施したアンケートでも「豊富な金融商品が揃っている」という口コミが寄せられており、取引チャンスを広げたい人にはピッタリの口座だ。

下記で、IG証券のバイナリーオプションの一例を紹介しよう。

株価指数・日本225(日経平均)
・ウォール街(ダウ平均)
・FTSE100(英)
・ドイツ40
・フランス40
・スペイン35
・オーストラリア200
・シンガポール優良株先物
・香港HS株価指数
・中国A50株価指数先物
FX・ドル/円
・ポンド/円
・ユーロ/円
・ユーロ/ドル
・豪ドル/円
・ポンド/ドル
・豪ドル/ドル
商品(コモディティ)・NY原油(WTI)先物
・NY金先物
・NY銀先物

IG証券では、バイナリーオプション以外にもFXやCFDなど豊富な取引を取り扱っている。取引の幅を広げたい人や、バイナリーオプション以外の取引にもチャレンジしたい人はIG証券の利用を検討してみよう。

ポイント投資ができる楽天証券「らくオプ」

運営会社楽天証券株式会社
取引手数料無料
最低取引金額1,000円未満
ペイアウト倍率1~25倍
取引ツールの特徴・ブラウザ型のインストール不要のツール
・デモ取引機能がある
※2025年2月28日現在

楽天証券は「らくオプ」という名称でバイナリーオプションのサービスを提供している。らくオプは、楽天ポイントで投資できることが特徴だ。

バイナリーオプションに興味があっても、「なかなか一歩を踏み出せない」という人も多いだろう。

らくオプであれば楽天ポイントを原資に取引を始められるため、初心者でも気軽にチャレンジしやすい。

弊社が実施したアンケートでも、らくオプのメリットとして「楽天ポイントを使って取引ができる」という点を挙げた投資家が多く、他の業者にはない独自のメリットといえる。

楽天ポイントは楽天市場や楽天モバイル、楽天カードの利用などで貯められるので、ぜひ貯まったポイントをバイナリーオプションへ活用してみよう。

また、らくオプは1日10回の取引機会がある。午前8時20分〜翌午前4時20分まで取引ができるため、国内株式のように「平日昼間に取引の時間が確保できない」という人でも取り組みやすいだろう。

デモトレードが行える外為どっとコム「外貨ネクストバイナリー」

運営会社株式会社外為どっとコム
取引手数料無料
最低取引金額1,000円
ペイアウト倍率1~25倍
取引ツールの特徴・デモ取引機能がある
・ブラウザ版でスマホでもパソコンでも利用可能
※2025年2月28日現在

外為どっとコムが提供する「外貨ネクストバイナリー」は、デモ取引機能が提供されていることが特徴だ。

弊社が実施したアンケートでも、外貨ネクストバイナリーのメリットとして「デモ取引機能があって初心者でも使いやすい」といった声が寄せられている。

投資経験が浅い人にとっては、バイナリーオプションの仕組みがイメージしにくいことも少なくない。そんなときは仮想資金で取引を経験できるデモ取引が便利だ。

デモ取引は実際のトレードに近い環境で取引の流れを経験することができる。操作やツールの使用感なども確認できるので、まずはデモ取引から始めてみるのもよいだろう。

また、外貨ネクストバイナリーでは1回あたり2時間の取引時間が充てられているが、判定時間を待たずに売却することも可能だ。

判定前に売却することで、利益確定や損失の限定が行えるため、相場に応じて臨機応変に対応できるのも大きな魅力といえる。

バイナリーオプション初心者は口座をどう選ぶべき?

これまで紹介した通り、バイナリーオプションは各業者によって特徴が異なる。初心者が口座開設先を選ぶ際は、下記のようなポイントを比較することがおすすめだ。

  • 登録業者としての認可を受けているか
  • 取扱通貨ペア数が多いか
  • ツールが使いやすいか
  • レンジオプションに対応しているか
  • 回号数が多いか

それぞれどのような点をチェックすればよいか、くわしく確認してみよう。

選び方①登録業者としての認可を受けているか

バイナリーオプションは、金融商品取引法上の「店頭デリバティブ取引」に該当する。

そのため、投資家にバイナリーオプションの取引サービスを提供するためには、「金融商品取引業」として金融庁で登録を受ける必要がある。

しかし、中には無登録で営業を行う海外業者も少なくない。こうした無登録業者で取引をしてしまうと、出金を拒否されたり、取引を不正操作されたりするなど、トラブルへ発展してしまうケースも少なくない。

万が一こうしたトラブルに巻き込まれても、資金を取り戻すことは難しく、法律による投資家保護も受けられない。

バイナリーオプションの口座開設を行う際は、きちんと金融庁で登録を受けているかどうかを必ず確認することが重要だ。

なお、金融庁では登録業者を一覧で公表している。口座開設を行う際は、登録の有無を事前に調べておくこともおすすめである。

選び方②取扱通貨ペア数が多いか

バイナリーオプションは、FXに比べて取扱通貨ペアが限定的だ。加えて、業者によっては取扱通貨ペアが数組しかないところも珍しくない。

ここで、主要業者の取扱通貨ペア数を比較してみよう。

業者取扱通貨ペア
GMO外貨「オプトレ!」8通貨ペア

公式サイトで詳細を見る

GMOクリック証券「外為オプション」5通貨ペア

公式サイトで詳細を見る

みんなのオプション4通貨ペア
IG証券7通貨ペア
楽天証券「らくオプ」5通貨ペア

上記比較表を見ても分かるように、取扱通貨ペア数は各業者によってさまざまだ。最も種類が多いのはGMO外貨の「オプトレ!」で下記8種類を取り扱っている。

  • USD/JPY(米ドル/円)
  • EUR/JPY(ユーロ/円)
  • GBP/JPY(英ポンド/円)
  • EUR/USD(ユーロ/米ドル)
  • AUD/JPY(豪ドル/円)
  • NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)
  • GBP/USD(英ポンド/米ドル)
  • AUD/USD(豪ドル/米ドル)

取扱通貨ペアが多い業者は、その分取引の幅が広がるメリットがある。口座開設の際は、取扱通貨ペアも比較するようにしよう。

選び方③ツールが使いやすいか

口座開設先を選定するときは、ツールの使いやすさも重要なポイントだ。

バイナリーオプションでは、投資対象が「上がるか、下がるか」を予測するだけであるため、「それほど本格的なツールは必要ない」と思うかもしれない。

しかし、バイナリーオプションでも勝率を上げるためには、相場の動きを追いながらその予測を正確に判断することが欠かせない。

したがって、取引ツールについても操作のしやすさや画面の見やすさ、チャート分析機能などを重視するようにしよう。

また、業者によってはデモトレードの機能を提供しているところもある。デモトレードとは、仮想資金を使って実際に近い環境で取引を体験できるサービスだ。

デモトレードを使うことで、取引の流れが理解できたり、ツールの操作方法が理解できたりするメリットがある。

もし失敗しても自分の資金は減らないため、リスクなく取引の経験を積むことも可能だ。

初めてバイナリーオプションを行う人は、まずはデモトレードから始めてみることもおすすめだ。

選び方④レンジオプションに対応しているか

口座開設を行うときは、「レンジオプション」に対応しているかもチェックしておきたい。

レンジオプションとは、投資先の対象が一定の価格の幅に収まっているかどうかを予想する取引である。

通常、バイナリーオプションでは、投資先の価格が「上がるか下がるか」の二者択一を選ぶラダーオプションがメジャーとなっている。

このラダーオプションはシンプルで分かりやすいメリットがある一方、相場に動きが少ないときは利益を得にくいデメリットがある。

その点、レンジオプションは相場の動きが少ないときも利益を狙えるチャンスがある。

取引の幅を広げるためには、ラダーオプションだけでなくレンジオプションにも対応している業者を選ぶことがおすすめだ。

なお、レンジオプションについては国内業者で取り扱っているところがそれほど多くない。主な取扱業者として、下記が挙げられる。

  • GMO外貨「オプトレ!」
  • みんなのオプション

口座開設を行う際は、ツールの使いやすさや取扱通貨ペア数など、その他の情報を総合的に判断したうえで利用先を選定するようにしよう。

選び方⑤回号数が多いか

口座開設先を選ぶときは、回号数も重要なポイントとなる。回号数とは、バイナリーオプションの取引を行える時間枠のことを指す。

バイナリーオプションでは1回あたりの取引時間が定められており、各業者によって時間の長さが異なる。

1回あたりの取引時間が短く、回号数が多い業者はそれだけ取引のチャンスが増えるメリットがある。

投資資金が少ない場合でも、複数回の取引を行うことで資金効率が上がる点も大きなメリットだ。

また、1日あたりの回号数が多いと、マーケット環境に柔軟に対応できることにもつながる。

変動要因が起きてマーケットが不安定になっている際、回号数が少なければ取引を控える時間も長くなってしまう。

一方、回号数が多ければその分1回あたりの取引時間も短くなるので、安定した時間帯を選んで取引することが可能だ。

なお、業者によっては判定時間が到来する前に売却できるところもある。

判定前に売却ができると、利益確定や損失の限定が行えることから、急に市場が変動したときでも判定時間まで待つ必要がない。

より柔軟な取引を行うためには、判定時間前の売却ができるかどうかにも注目しよう。

トレードスタイル別のバイナリーオプション口座比較!

バイナリーオプションの口座開設先は、トレードスタイルによってもおすすめが異なる。バイナリーオプションのトレードスタイルとして、主に下記4つが挙げられる。

  • スキャルピングメインの短期トレーダー
  • 分析重視の中長期トレーダー
  • リスク管理重視のトレーダー
  • ハイリスク・ハイリターン狙いのトレーダー

それぞれどのような口座がおすすめか具体的に紹介していこう。

スタイル①スキャルピングメインの短期トレーダー

スキャルピングとは、数秒〜数分の短いスパンで取引を繰り返す取引のことである。

細かい利益を積み上げていけるメリットがあるが、サーバーに負担がかかりやすいことから、スキャルピングを禁止としている業者も少なくない。

スキャルピングをメインに取引をしたい人には、GMOクリック証券「外為オプション」がおすすめだ。

GMOクリック証券ではスキャルピングの禁止を明示しておらず、カバー取引が困難な時間に取引が集中したり、複数の投資家でレート操作をしたりするといったことがなければ、スキャルピングを行うことができる。

また、GMOクリック証券はスマホ用の取引ツールが見やすいことも特徴だ。短いスパンで取引を繰り返すスキャルピングでは、取引ツールの使いやすさが重要なポイントとなってくる。

その点、GMOクリック証券はシンプルで見やすい画面設計となっているため、誤操作をしてしまう心配も少ない。

スキャルピングをメインに取り組みたい人は、GMOクリック証券「外為オプション」の利用を検討してみよう。

スタイル②分析重視の中長期トレーダー

バイナリーオプションは1回あたりの取引時間が短いことから、短期取引が主流となっている。しかし、中長期的な視点でトレードに取り組む投資家も少なくない。

分析重視の中長期トレーダーには、IG証券がおすすめだ。

IG証券は豊富なテクニカル分析ツールを提供しており、ローソク足や移動平均線、ボリンジャーバンドなど、本格的なチャート分析が可能となっている。

また、IG証券は取引のスパンを長くできることも特徴である。通常、バイナリーオプションでは1回号あたり2〜3時間の取引時間が設けられていることが一般的だ。

しかし、IG証券では「当日バイナリー」という仕組みがあり、1日を通して保有できるものがある。

判定時間を比較的長めに設定できるため、短期的な市場の動きに振り回されることなく、中長期的な相場の流れを考慮した取引が可能といえる。

さらにIG証券では通貨ペアだけでなく株価指数や商品(コモディティ)のバイナリーオプションにも対応しており、相場の動きに合わせながら投資先を選べるのも大きなメリットだ。

スタイル③リスク管理重視のトレーダー

バイナリーオプションはシンプルで分かりやすい取引であるが、予想が外れたときにはオプション料をそのまま失ってしまう。

勝率は50%程度であるため、他の金融商品の取引と比べると、ややリスクは高いといえるだろう。

ただし、適切なリスク管理に取り組めば、損失を負うリスクを低減しながら取引を行える。リスク管理を重視して取り組みたい人にも、IG証券がおすすめである。

IG証券では、少額取引が可能となっており、自分の投資意向やリスク許容度に合わせながら投資金額を決めることができる。

バイナリーオプションでは投資した資金をすべて失う可能性もあるため、少額からスタートしてリスクコントロールができる点は大きな魅力だ。

また、IG証券は投資先のラインナップが豊富である点もリスク管理につながる。

たとえば、外国為替市場の先行きが不透明な場合は通貨ペアへの投資は避け、株価指数や商品(コモディティ)に投資するといった選択をすることも可能だ。

リスクを回避しながらも取引チャンスを逃さずに済むのは、投資先が豊富なIG証券ならではといえるだろう。

スタイル④ハイリスク・ハイリターン狙いのトレーダー

ハイリスク・ハイリターンの取引を狙いたい人には、GMOクリック証券「外為オプション」がおすすめだ。

外為オプションは回号数が多いことが特徴である。外為オプションでは、1日につき全部で10回の取引時間が定められている。

詳細は下記の通りだ。

第1回号午前8時〜午前11時
第2回号午前10時〜午後1時
第3回号午後0時〜午後3時
第4回号午後2時〜午後5時
第5回号午後4時〜午後7時
第6回号午後6時〜午後9時
第7回号午後8時〜午後11時
第8回号午後10時〜翌午前1時
第9回号翌午前0時〜翌午前3時
第10回号翌午前2時〜翌午前5時

これにより、投資家は市況に合わせながら複数回の取引を行うことができる。

取引回数が多いことは、その分利益を得るチャンスが多いことにもつながる。少額取引であっても、複数回の取引を積み重ねることで資金効率を上げながら利益を得ることも可能だ。

もちろんその分損失を追うリスクも高まるが、ハイリスク・ハイリターンの取引を求める人には向いているといえるだろう。

シンプルに予想するだけ!バイナリーオプションの仕組みをおさらい!

バイナリーオプションは仕組みがシンプルであることから、初心者にも人気の取引だ。しかし、取引を始めるときにはその仕組みをよく理解しておく必要がある。

ここでは、初めてバイナリーオプションを行う人向けにその仕組みや人気の理由、口座選びのポイントを紹介していこう。

そもそもバイナリーオプションとは?

バイナリーオプションとは、投資対象の価格が一定期間内に上がるか、下がるかを予測する取引である。

投資家はバイナリーオプションを購入するときに「オプション料」を支払い、判定時間に予想が的中したときに予想があたっていれば「ペイアウト」と呼ばれる払い戻しを受けることができる。

反対に、予想が外れていればオプション料は戻ってこず、支払った金額はそのまま損失となる仕組みだ。

また、バイナリーオプションは1回あたりの取引時間が短いことが特徴で、すぐに勝敗が分かる点も人気の秘訣となっている。1回の取引がすぐに終わるため、投資資金が少ない場合でも資金効率を上げながら取引できるメリットがある。

日本国内では、金融庁から登録を受けている業者のほかに海外の業者もサービスを提供している。

しかし、無登録の業者を利用することで引き出しができなかったり、取引を不正操作されたりするなどのトラブルも後を絶たない。

安心して利用するためには、国内の登録業者を利用することが重要だ。

バイナリーオプションが初心者にも人気の理由

バイナリーオプションが初心者にも人気の理由として、取引が分かりやすいことが挙げられる。

資産運用や投資と聞くと、チャート分析や銘柄分析を行ったうえで高度な投資判断が求められるイメージを持つ人も多いだろう。

しかし、バイナリーオプションは「投資対象が上がるか下がるか」を予想するだけであるため、チャート分析や経済に関する知識がなくても取り組みやすいといえる。

また、取引が短時間で終わる点も人気の理由だ。バイナリーオプションは数分〜数時間で1回号が終わるため、長期投資が前提となった金融商品と違い、すぐに勝敗の決着がつく。

この点が「手軽に投資を楽しみたい」、「すぐに利益を得る楽しみを実感したい」という人に好まれる理由となっている。

その分、ゲーム感覚となりやすく感情的な取引となってしまうリスクには注意しなければならないが、難しい知識が必要とされない点は初心者にとって嬉しいポインㇳといえるだろう。

バイナリーオプションはやめとけって本当?口座選びのポイント

バイナリーオプションはしばしば「やめとけ」と評価されることがある。その理由として、主に下記のような点が挙げられる。

  • 手数料負けすることがある
  • 長期的に資産を築きにくい
  • 資産運用というより投機に近い

バイナリーオプションは勝率が50%程度となっており、安定的に利益を得ることが難しい。そのため、手数料を考慮すると手数料負けしてしまうケースも少なくない。

どちらかというと資産運用というより投機に近い取引であるため、投資する際は投資金額や取引回数、許容できる損失額などをきちんと明確にしておくことがおすすめだ。

バイナリーオプションのメリット・デメリット

バイナリーオプションを始める際は、そのメリット・デメリットについてよく理解しておく必要がある。バイナリーオプションの特徴を下記表にまとめている。

スクロールできます
メリットデメリット
取引がシンプルで分かりやすい
短時間で取引の結果が分かる
少額取引から始められる
感情的な取引になることがある
持続的に利益を上げることが難しい
予想が外れると投資金額を全額失うリスクがある

それぞれくわしく解説していこう。

バイナリーオプションのメリット

バイナリーオプションのメリットとして、主に下記のような点が挙げられる。

バイナリーオプションのメリット
  • 取引がシンプルで分かりやすい
  • 短時間で取引の結果が分かる
  • 少額取引から始められる

それぞれくわしく解説していく。

メリット①取引がシンプルで分かりやすい

資産運用の経験がない人にとって、あまり聞き慣れないバイナリーオプションは難しい取引のように感じられるかもしれない。

しかし、バイナリーオプションは対象の資産が「上がるか下がるか」を予想する取引で、仕組みはいたってシンプルだ。

予想が当たれば利益を得て、予想が外れると損失を負う仕組みであるため、取引の流れは単純で分かりやすい。

たとえば、株式投資では銘柄選定や市場の分析、売買のタイミングなどを細かく考える必要がある。

その点、バイナリーオプションは「価格が上がるか下がるか」を考えるだけであるため、投資初心者でも比較的直感的に取引が行えるといえる。

「難しい取引は自信がない」「分かりやすい投資に取り組みたい」という人は、バイナリーオプションを検討してみるとよいだろう。

メリット②短時間で取引の結果が分かる

バイナリーオプションは、短時間で取引の結果が分かる点も大きな魅力だ。

通常、株式投資などは長期投資を前提としており、1つの銘柄を数年・数十年単位で保有することも珍しくない。

長期投資はリスクを低減する効果があるものの、「長期間市場の動向を気にするのが億劫だ」と感じる人もいるだろう。

その点、バイナリーオプションでは1回あたりの取引時間が短い傾向にある。取引時間は各業者によって異なるが、たとえば楽天証券では1回号が2時間と定められている。

業者によっては判定時間の数分前まで購入できるところもあり、数分間で勝敗が明確になる仕組みとなっている。

また、売買のタイミングを自分ではからなくて済むのも魅力のひとつである。たとえば株式投資では市場分析を行いながら売買のタイミングを自分で考える必要がある。

バイナリーオプションでももちろん市場の動向はチェックする必要があるが、判定時間が到来すれば自動で損益が決定される。

「自分でタイミングを決めるのが難しい」「売り時を逃しそうで怖い」と感じる人は、判定時間が決められているバイナリーオプションを検討してみよう。

メリット③少額取引から始められる

さらに、バイナリーオプションは少額取引から始められることも特徴である。

たとえば単元制度が導入されている国内株式では、1単元を購入するのに数十万円〜数百万円の資金が必要となる銘柄も珍しくない。

そのため、投資初心者は「なかなか手を出しにくい」と感じることもあるだろう。

その点、バイナリーオプションでは少額取引から始められる。業者によっては1枚あたり50円から始められるところもあり、少ない枚数であれば少額で取引を行える。

楽天証券のようにポイント投資で取り組めるところもあるので、投資経験がない人でも気軽に始めやすいといえるだろう。

少額取引は、損失額が小さく抑えられる点も大きな魅力だ。少額投資ではその分得られる利益の幅も小さいが、慣れてきたら枚数を増やすことで利益の幅を広げることも可能だ。

これにより、損失の幅を抑えながら、取引の実践経験を積んでいけるメリットがある。

「興味があるけどなかなか始める勇気がない」という人は、まず少額取引からスタートしてみるのもよいだろう。

バイナリーオプションのデメリット

バイナリーオプションにはさまざまなメリットがある一方、下記のようなデメリットも存在する。

  • 感情的な取引になることがある
  • 持続的に利益を上げることが難しい
  • 予想が外れると投資金額を全額失うリスクがある

それぞれくわしく解説していこう。

デメリット①感情的な取引になることがある

バイナリーオプションは、短時間で損益が決まる取引である。

「価格が上がるか下がるかを予想する」という仕組みは初心者でも分かりやすいメリットがあるものの、ゲーム感覚になりやすく、つい取引回数が増えてのめり込んでしまうリスクがある。

また、取引時間が短いことから、1日に何度も取引を重ねてしまう点も注意が必要だ。た

とえば、「もっと利益が出るはずだ」という気持ちから感情的に取引を行っていると、計画性のない取引ばかりを繰り返してしまうこととなる。

特に損失が出たときは、「何とか損失を取り戻したい」と焦って冷静な判断ができなくなる可能性もある。

こういったリベンジ取引は、どんどん損失を膨らませてしまうきっかけにもなりかねない。

こういった感情的な取引とならないためには、あらかじめ取引回数や投資資金などを決めておき、ルールにしたがって取り組むことが大切だ。

バイナリーオプションに取り組むときは、なんとなく始めるのではなく、きちんと取引ルールを定めてリスクコントロールを行うように心がけよう。

デメリット②持続的に利益を上げることが難しい

バイナリーオプションは価格が上がるか下がるかを予測するシンプルな取引だが、持続的に利益を上げ続けるのは容易ではない。

バイナリーオプションではペイアウト倍率が決められており、予想があたったときはその倍率に基づいて利益を受け取ることができる。

ペイアウト倍率は業者によって異なるが、常に大きなペイアウト倍率だけを狙い続けることは困難といえる。

一方、予想が外れたときは購入したオプション料を全額失ってしまう。勝率50%であっても、この仕組みでは損失の方が大きくなる恐れがある。

したがって、「仕組みが簡単だから」、「勝率50%だから」という気持ちで取り組んでいると、損失ばかりが膨らみ、最終的には資金が減少してしまう可能性もあるだろう。

また、バイナリーオプションは短期間の市場の動きを予測するが、市況によっては先行きを読みにくい場面もある。

経済指標の発表や要人の発言など市場変動要因が起きると、市場が大きく変動することがあり、事前にどれだけ分析を行っていても正確に予想することは難しい。

そのような中で、持続的に利益を上げ続けるためには、分析スキルと経験を積んでいく必要があり、初心者にはややハードルが高いといえるだろう。

デメリット③予想が外れると投資金額を全額失うリスクがある

バイナリーオプションでは、予想が外れると投資した資金を全額失う仕組みとなっている。

たとえば、投資信託では投資した資金がゼロになることは、その仕組み上あまりないといっていい。

株式投資でも投資先の企業が破綻しない限りは、投資した資金がすべてなくなってしまうことはない。

しかし、バイナリーオプションでは50%の確率で資金がゼロになってしまうため、そのリスクの大きさをきちんと理解しておく必要がある。

なるべくリスクを低減してバイナリーオプションを楽しむためには、投資する金額や取引回数、許容できる損失額などをあらかじめ明確にしておくことが重要だ。

【初心者向け】バイナリーオプションの口座開設の手順を解説!

バイナリーオプションの口座開設は、主に下記の手順に沿って行う。

STEP1:公式サイトにアクセスする

STEP2:口座開設条件を確認する

STEP3:口座開設フォームに必要事項を記入する

STEP4:本人確認書類を提出する

STEP5:口座開設の審査完了後にログインする

STEP6:知識確認テストを受けて取引を開始する

それぞれくわしく解説していこう。

STEP1:公式サイトにアクセスする

口座開設を行う業者を選定したら、公式サイトにアクセスしよう。

なお、前述の通りバイナリーオプションの業者の中には、日本の金融庁で登録を受けていない業者が勧誘を行っている場合がある。

安全に取引を進めるためには、必ず正規の業者を利用するようにしよう。

なお、金融庁では登録を行っている業者のリストを公開している。口座開設を行う際は、事前にきちんと登録業者として認められているかを確認しておくと安心だ。

STEP2:口座開設条件を確認する

業者によっては、口座開設条件が定められている。たとえば、GMOクリック証券では、口座開設条件として下記のような条件を満たす必要がある。

  • 当社に証券取引口座を開設済みであること
  • 100万円以上の金融資産をお持ちであること
  • 年収が200万円未満の場合、300万円以上をお持ちであること
  • お客様の年齢が80歳以下であること
  • デリバティブ取引または株式現物取引の経験が、1年以上あること など
  • 参考:GMOクリック証券「取引ルール」

上記のほかにも、「バイナリーオプションの仕組みを理解している」「連絡が取れる電話番号を登録できる」といった条件が定められている。

口座開設条件は各業者によって異なるため、口座開設を行う際はその業者が定める条件に当てはまるか必ず確認するようにしよう。

STEP3:口座開設フォームに必要事項を記入する

口座開設条件を満たしていることを確認したら、口座開設フォームに進む。公式サイト上の「口座開設」をタップし、必要事項を入力しよう。

入力する内容は、主に下記の通りだ。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 連絡先
  • 勤務先
  • 資産の状況
  • 運用経験

なお、ここで入力した内容は提出する本人確認書類と一致しているかが確認される。もし入力ミスなどがあると確認作業に時間がかかり、口座開設が遅れる要因となってしまう。

必要事項を入力する際は、誤りのないようにしっかりと確認しておこう。

また、すでにその業者で証券口座などを開設している場合は、追加でバイナリーオプション口座を開設する手続きとなる。

その場合は、すでに本人確認などが完了しているため、新たに口座開設を行う場合に比べて簡潔な手続きとなる傾向にある。

STEP4:本人確認書類を提出する

次に、本人確認書類の提出を行う。本人確認の提出は、オンライン上でアップロードすることが一般的だ。本人確認書類として利用できる書類は、主に下記の通りである。

本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 各種健康保険証
  • パスポート(2020年2月4日以降に申請したものは不可)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票の写し

なお、引っ越しなどで住所が変わっている場合は、本人確認書類の住所変更を完了してから口座開設の手続きを行うようにしよう。

STEP5:口座開設の審査完了後にログインする

手続き完了後、業者側で口座開設の審査が行われる。具体的な審査基準は公表されていないが、資産の状況や投資経験などが重視されることが一般的である。

無事に審査に通過すると、口座開設完了の通知が届く。通知方法はメールや郵送など、各業者によって異なるため、口座開設時に確認しておこう。

STEP6:知識確認テストを受けて取引を開始する

バイナリーオプションでは、取引をスタートするにあたって知識確認テストをクリアする必要がある。

テストの結果、業者が定めた基準をクリアできない場合は再度テストを受けなければならない。

テストの難易度は業者によって異なるが、ここでは楽天証券の◯✕問題の一例を紹介しよう。

  • オプションとは、一定の期間内または特定の期日において、あらかじめ定めた価格によって原資産を買い取る(又は売り渡す)ことができる権利のことを指す
  • 購入したユーロ円の価格下落を回避(ヘッジ)するため、ユーロ円のプットオプションを購入した
  • 将来購入する予定のドル円の値上がりを補うため、ドル円のコールオプションを取得した
  • バイナリーオプションの取引期間(満期)は2時間以上であり、原則として取引可能時間内の取引は自由にできる
  • オプションの買い手は、権利行使をしなくても、オプションの売り手にオプション料を支払うことが必要である
  • 参考:楽天証券「知識確認テスト」

テストの内容は、バイナリーオプションの仕組みやリスク、投資手法など多岐にわたるため、事前にしっかりと勉強しておこう。

おすすめ口座でバイナリーオプションを始めてみよう

バイナリーオプションは、一定時間内に投資対象が「上がるか、下がるか」を予想する取引である。

取引の流れとしては二択を選ぶだけであるため、シンプルで分かりやすいメリットがある。

業者によっては少額取引から行えるところもあり、初心者でも気軽にチャレンジしやすいだろう。

ぜひ本記事で紹介した6つの業者を参考に、口座開設を行ってみてはいかがだろうか。

おすすめのバイナリーオプションに関するQ&A

バイナリーオプションとFXの違いは?

バイナリーオプションは一定時間後の価格が上がるか下がるかを予測し、予想が当たれば利益を獲得、外れると投資額を失う取引である。

一方、FXは異なる通貨ペアを売買し、その価格差で損益が決まる取引だ。また、FXはレバレッジをかけた取引ができることも特徴である。

バイナリーオプションはやめとけと言われる理由は?

「バイナリーオプションはやめとけ」といわれる理由には、リスクの高さが挙げられる。

バイナリーオプションは短期間で損益が決まるため、計画性を持って取り組まなければ損失が重なってしまうことも考えられる。

バイナリーオプションに取り組む際は、投資資金や許容できる損失額などをきちんと決めておくことが大切だ。

海外のバイナリーオプション口座は危ない?

日本の金融庁から認可を受けていない海外のバイナリーオプションでは、出金拒否や不正操作などの被害が報告されている。

もしそういった被害にあっても日本の法律では保護を受けられないため、失った資金が返ってこないことも考えられる。

安全にバイナリーオプションを楽しむためには、日本の金融庁できちんと認可を受けている登録業者を利用しよう。

バイナリーオプションのおすすめアプリはどれ?

バイナリーオプションのおすすめアプリとして、GMO外貨「オプトレ!」やGMOクリック証券「外為オプション」、みんなのオプションなどが挙げられる。

他にもさまざまなアプリがあるので、本記事内で紹介したものを参考にしていただきたい。

この記事を書いた人

当社は、日本の中小企業を支援し、活性化を図ることを目的として「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」を運営している。有名タレントを活用したプロモーション支援を通じて、企業の魅力を効果的に発信し、ビジネスの成長を促進する。また、金融メディア事業においては、メディアを通じた情報発信により、社会全体の金融リテラシー向上に貢献することを使命としている。

目次