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FXの手数料・スプレッドとは?主要FX会社のスプレッドを比較

この記事で解決できるお悩み
  • FXの取引コストを抑えたい
  • スプレッドが狭いFX会社で取引したい
  • どんな時にFX取引で手数料がかかるのか知りたい

取引コストを抑えてFXでトレードしたいものの、手数料が安いFX会社がどこなのかわからず困っている方もいるだろう。

実際、FX会社は数多く存在するため、各社のスプレッドを通貨ペアごとに一つひとつ比較するのは手間がかかる。

また、スプレッドなどのFX取引に関する手数料は、そもそもどのような状況で発生するのだろうか。

本記事ではFXで発生する手数料についてわかりやすく解説し、FXで手数料を抑える方法に加えて主要FX会社のスプレッドを徹底比較する。

この記事を読めば取引コストを抑えられるおすすめのFX会社がわかり、初心者でも自分にあった口座で効率的にトレードできるようになるので、ぜひ参考にしてほしい。

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目次

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FXの手数料とスプレッドとは?

FXの手数料とスプレッドについて混同してしまい、それぞれの違いが明確に理解できていない方も多いだろう。

FXの手数料には、主に次の3つがある。

  • 取引手数料
  • スプレッド
  • スワップポイント

よって、FXにおいて手数料とスプレッドは同一に扱うべきものではなく、FXの手数料の一つにスプレッドがあるということだ。

本章では、これら3種類のFXの手数料について違いを明確にした上で詳細に解説する。

これらの内容を知ることで、FXの手数料に関する全体像を把握可能だ。

FXの手数料3種類について、以下で順番に見ていこう。

取引手数料

FXにおける取引手数料は、通貨ペアの売買で発生する手数料のことだ。

ただし、国内FXでは無料のことがほとんどのため、コスト増加については懸念する必要はない。

FXの取引手数料が無料の理由は、次の3つだ。

  • FX会社はスプレッドにより収益を確保
  • FX会社間の顧客獲得競争
  • ユーザーと良好な関係構築

取引手数料を無料に設定しているFX業者は、売買時に買値と売値の価格差で発生するスプレッドを実質的な手数料として収益を確保している。

本利益で運営できるため、FX会社は特に困らないということだ。

ただし、ユーザーであるトレーダーは、実質的にスプレッドとして手数料を支払っていることを把握しておかなければならない。

また、取引手数料を無料にすることで、FX会社間での顧客獲得競争も行われている。

取引手数料を無料にした方がコストを削減できてユーザーが集まりやすいため、FX会社が互いに無料に設定する場合が多くなった。

そのほか、FX会社がユーザーと長期的に良好な関係を構築したいというのも、理由の一つとして挙げられる。

取引手数料を無料にするなどユーザーにとって良心的な内容にした方が、長期で利用する人が増えてFX会社は収益を伸ばせる。

よって、FX会社の立場ではスプレッドが重要なため、取引手数料を無料にしても特に問題がないということだ。

では、トレーダーにとっても利益を左右する要因となるスプレッドとは何なのか、以下で詳細に解説する。

スプレッド

スプレッドは通貨ペアごとに設定されている為替レートの買値と売値との差のことで、取引手数料と比較すると以下のような違いがある。

スクロールできます
違いスプレッド取引手数料
発生タイミング取引時に即時発生取引の約定後に別途発生
表示の仕方売買価格に反映されている明確な金額が設定され別途支払う
変動性取引の流動性などにより変動基本的には固定料金として設定

よって、スプレッドはFX取引における実質的な手数料に該当すると認識しておこう。

スプレッドの単位は?

単位としては「銭」と「pips」の2つがある。

「銭」は米ドル/円などの日本円を含んだ通貨ペアの単位で用いられ、1銭=0.01円で換算可能だ。

「pip」は「percentage in point」の略で「pips」は「pip」の複数形にあたる。「pips」はユーロ/米ドルなどの日本円を含まない通貨ペアの単位で用いられ、1pipがいくらを表しているのかは通貨ペアによって違う。

例えば、あるFX会社で米ドル/円の買値が150.000で売値が149.998円の場合、スプレッドは0.2銭(0.002円)だ。

なお、スプレッドはFX会社にて原則として固定しているが、以下のような要因で変動する場合があるため、注意してほしい。

  • 取引の流動性が低下した場合
  • 為替市場が急激に変動した場合
  • 重要な経済指標が公表された場合

取引の流動性が低下すると、スプレッドは拡大する傾向がある。

なぜなら、取引の流動性が低いのは市場への参加者が少ないことを意味し、参加者が少ないことにより相場が不安定で急変しやすくなるからだ。

例えば、日本時間の早朝における時間帯は、流動性が低下してスプレッドが拡大するケースが多い。

また、政治や経済などのニュースにより為替市場が急激に変動した場合や、FOMCの政策金利といった重要な経済指標が公表された場合も変動要因となる。

スプレッドは非常に小さい金額に感じられるかもしれないが、1年間を通して取引をすると数万円が発生する場合もある。

これらの全体像を正確に理解し、FX会社の選定やトレードに役立てよう。

スワップポイント

スワップポイントは通貨ペアの売買により生じる通貨間の金利差のことで、スプレッドと比較すると以下のような違いがある。

スクロールできます
違いスワップポイントスプレッド
内容通貨間の金利差為替レートの買値と売値との価格差
発生タイミングポジション保有中は毎日一定時刻に発生取引時に即時発生
取引コストの性質金利差によりプラス(利益)にもマイナス(コスト)にもなる常にマイナスのコストとして発生

高金利の通貨を買って低金利の通貨を売った場合、その差額をスワップポイントして受け取れるのが特徴だ。

一方、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合は、金利差分を支払うことになる。

例えば、米ドル/円では米ドルが高金利で日本円が低金利のため、米ドルを買って日本円を売ることでスワップポイントを獲得可能だ。

また、ポジション保有中はスワップポイントを受け取り(支払い)続けるということにも、留意してほしい。

スワップポイントはポジショントレードなどの長期投資で重要となるため、内容についてぜひ押さえておこう。

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FXの手数料を抑えたいなら

取引手数料やスプレッドの違いはわかったが、FXの手数料を抑えるには具体的にどうすればいいのかわからず困っている方も多いだろう。

ここでは、以下のFXで手数料を抑えるための対処法5選について解説する。

  • スプレッドが狭いFX会社を選ぶ
  • 各FX会社のスプレッドの決まり方を確認する
  • 各FX会社の約定力をチェックする
  • 取引のタイミングを見極める
  • ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選ぶ

これらの内容を知ることで、FXでトレードをするにあたって何をどのようにすればコストを抑えられるのか明確に理解可能だ。

それぞれの対処法について、以下で順番に見ていこう。

スプレッドが狭いFX会社を選ぶ

FXの手数料を抑えたいなら、前提としてスプレッドが狭いFX会社を選ぶのが基本といえる。

なぜなら、スプレッドはFXのトレードで実質的にかかる避けられないコストだからだ。

例えば、米ドル/円におけるGMOクリック証券 FXネオとインヴァスト証券「トライオートFX」では、それぞれ0.2銭・0.3銭となっている。

スプレッドの差が0.1銭しかなくても1日に10回取引を行えば1銭となり、取引単位が大きいほど影響は顕著だ。

ただし、本内容だけでFX会社を選ぶと失敗する可能性があるため、FX会社の信頼性や取引ツールの使いやすさなども踏まえた上で総合的に判断しよう。

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各FX会社のスプレッドの決まり方を確認する

FXで手数料を抑えたい場合、各FX会社のスプレッドの決まり方を確認するのが重要といえる。

その理由は、スプレッドには変動型と固定型の2つがあり、FX会社により異なるからだ。

従来の変動型は、FX会社はトレーダーからの注文に対してインターバンク市場で売買を行う。

金融機関向けのマーケットであるインターバンク市場ではスプレッドが常時変わるため、FX会社がユーザーに提示する場合にも変動する。

しかし、変動型のデメリットはトレーダーにとって手数料が安定せず、デメリットが大きい。

このような背景から、スプレッドの変動リスクをFX会社が負担してトレーダーには通貨ペアごとに一定の値を提示する固定型を採用したFX会社が増えている状況だ。

ただし、原則固定としているFX会社が多いものの、日本時間で早朝の時間帯などの流動性が低い場合には例外的に広がる可能性がある。

例えば、GMOクリック証券 FXネオにおける米ドル/円のスプレッドは午前9時〜翌日の午前3時で0.2銭だが、本時間帯以外は3.8銭だ。

スプレッドの提示に一貫性があるかを確認したい場合、FX会社が公開している情報を確認することをおすすめする。

GMOクリック証券について確認してみると、2024年10月21日~2024年11月17日で米ドル/円のスプレッド提示率は99.33%と高い。

各FX会社のスプレッドの決まり方を確認し、コストを可能な限り抑えてトレードしよう。

各FX会社の約定力をチェックする

FXの手数料を抑えたい場合、各FX会社の約定力をチェックすることをおすすめする。

なぜなら、約定力の高さは実質的な取引コストに大きく影響するからだ。

スプレッドが仮に狭くても、トレーダーにとっては狙った価格で約定しなければ意味がない。

特に、急激な相場変動時や重要な経済指標の公表時には、約定力の差が顕著に表れる。

約定力を判断する際の基準としては、スリッページに注目するのがおすすめだ。

スリッページとは?

注文時に指定した価格と約定した価格の差をいう。

表面上はスプレッドが狭くても、注文価格と実際の約定価格の差が大きければ実質的なコストは膨らんでしまうため、注意してほしい。

トレイダーズ証券のみんなのFXでは2024年5月1日〜から5月31日の期間で自社の調査を行い、FXの約定率は99.9%と非常に高いことが判明している。

トレーダーがFX会社の約定率を確認するには、デモ口座でのテストが有効だ。

実際の取引を想定した時間帯で注文を出すことで、約定状況を確認できる。

また、実績のあるトレーダーの評価やレビューも参考になるが、取引環境は随時変更される可能性があるため最新の情報を確認するのが重要だ。

取引のタイミングを見極める

FXの手数料を抑えたい場合、取引のタイミングを見極めるのもおすすめといえる。

なぜなら、取引を行う時間帯などにより流動性が異なり、スプレッドも変動するからだ。

例えば、GMOクリック証券 FXネオでは、時間帯により以下のように異なる。

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取り扱い通貨ペアスプレッド(銭)
午前9時~翌午前3:00左記以外の時間帯
米ドル/円0.2(原則固定)3.8(原則固定)
ユーロ/円0.4(原則固定)5.9(原則固定)
ポンド/円0.9(原則固定)9.9(原則固定)
豪ドル/円0.5(原則固定)5.8(原則固定)
トルコリラ/円1.4(原則固定)3.9(原則固定)
南アフリカランド/円0.9(原則固定)2.0(原則固定)
出典:GMOクリック証券「スプレッド・取引手数料」

時間帯により、提示されているスプレッドの狭さが大きく異なるのが特徴だ。

また、政治や経済などのニュースや重要な経済指標が公表された場合も、スプレッドは変動することがある。

コストを抑えたトレードを行うにあたり、各市場の取引時間や関連情報をウォッチしてタイミングを見極めた取引を行うのが望ましい。

ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選ぶ

FXの手数料を抑えたいなら、ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選定するのが重要だ。

ロスカットとは?

保有ポジションの損失が一定の水準に達した場合に、自動的にポジションが決済されることをいう。強制的な損切りをイメージすると良い。

一部のFX会社ではロスカット時に追加の手数料が発生する場合があり、トレーダーにとっては想定外のコストとして利益が減る要因となる。

特に、レバレッジを高く設定している場合や複数のポジションを保有している場合、一度のロスカットで大きな手数料が発生するリスクがあるため、注意が必要だ。

よって、FX会社の選定では、ロスカット条件に加えて関連する手数料の有無を確認することをおすすめする。

近年はロスカット手数料を無料にするなど、トレーダーの負担軽減を図っているFX会社も多い。

ロスカット手数料などが発生しないFX会社を選定し、コストを抑えたトレードを実現しよう。

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主要FX会社のスプレッド比較

国内の主要FX会社における主な通貨ペアのスプレッドは、以下のとおりだ。

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主要FX会社スプレッド(銭)
米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円トルコリラ/円南アフリカランド/円
GMOクリック証券 FXネオ

公式サイトで詳細を見る

0.2
(原則固定)
0.4
(原則固定)
0.9
(原則固定)
0.5
(原則固定)
1.4
(原則固定)
0.9
(原則固定)
GMO外貨

公式サイトで詳細を見る

0.20.40.90.51.3
DMM FX0.20.40.90.51.0
松井証券FX

公式サイトで詳細を見る

0.20.40.60.41.50.4
LINE証券 FX0.20.40.70.5提示休止中0.9
SBI FXトレード

公式サイトで詳細を見る

0.180.380.880.481.580.78
トレイダーズ証券 みんなのFX0.20.40.90.51.60.9
トレイダーズ証券 みんなのシストレ0.20.40.90.51.60.9
LIGHT FX0.180.380.880.48
外為どっとコム0.20.4※0.9※0.5※1.4※0.3※
インヴァスト証券「トライオートFX」0.30.51.00.61.51.8

SBI FXトレードとLIGHT FXは業界最狭水準のスプレッドを誇り、主要な通貨ペアである米ドル/円とユーロ/円が特に狭い。

松井証券FXでは、ポンド/円と豪ドル/円が業界最狭水準だ。

GMOクリック証券 FXネオの場合も狭く、トルコリラ/円は特に狭い。

外為どっとコムでは2024年11月7日~2024年12月21日の期間限定で「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」を行っており、お得な取引が可能だ。

具体的には、トルコリラ/円と南アフリカランド/円で狭くなっている。

このように、FX会社によってスプレッドが狭い通貨ペアが異なるのが特徴だ。

自分が取引したい通貨ペアはどれなのか確認し、希望の通貨ペアのスプレッドが狭いFX会社でトレードすることをおすすめする。

※「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」(対象期間:2024年11月7日~2024年12月21日)

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スプレッドから求めるFX取引の実質的なコスト

主要なFX会社のスプレッドはわかったものの、FX取引において具体的にどの程度の実質的なコストが発生するのか気になっている方は多いだろう。

本章ではこのような悩みをもつ方向けに、以下の観点からFX取引の実質的なコストについて解説する。

  • スプレッドから取引コストを計算する方法
  • 取引コストの計算シミュレーション

これらの内容を知っておくことで、FXのトレードで実際にどの程度のコストがかかるのかを把握可能だ。

それぞれの観点の詳細について、以下で順番に見ていこう。

スプレッドから取引コストを計算する方法

スプレッドから取引コストを計算するには、以下のステップで行うと良い。

  1. スプレッドを確認
  2. FXトレードでの取引数量を確定
  3. 計算式に当てはめて取引コストを算出

まずは、トレードを予定している通貨ペアのスプレッドを確認する。

取扱通貨ペアのスプレッドはFX会社が提示しており、買値と売値の差からも計算可能だ。

例えば、米ドル/円の買値が150.000で売値が149.998円の場合、スプレッドは0.2銭となる。

次に、FXトレードでの取引数量を確定させよう。

FXの最小取引単位はFX会社によって異なり、国内FXでは1ロット=1,000通貨で設定している場合が多い。

最後に、以下の計算式に当てはめて、スプレッドからFX取引の実質的なコストを算出可能だ。

取引コスト算出のための計算式

FXの取引コスト=スプレッド×取引数量

本計算式を基本として、買いから売りの往復取引や複数回のトレードにより取引コストが積み上がる。

まずは、FXの取引コストを算出するための流れを押さえておこう。

具体的な計算シミュレーションについては、以下で詳細に解説する。

取引コストの計算シミュレーション

FXにおける取引コストについて、3つの具体的な計算シミュレーションを示した上で解説する。

シミュレーション1
  • 計算条件
    • 利用するFX会社
      • GMOクリック証券 FXネオ
  • トレード対象の通貨ペア
    • 米ドル/円
  • 米ドル/円のスプレッド
    • 0.2銭
  • 想定する取引数量
    • 1,000通貨
  • 計算式
    • 0.2銭×1,000通貨=200銭=2円
  • 補足
    • 買いと売りのトレードがセットのため、往復分として4円の取引コストがかかる。1日に10往復の取引を仮定すると、1日あたりの取引コストは40円だ。上記の内容でデイトレードを1年間で200日行うと、8,000円の取引コストが発生する。

シミュレーション1は、スプレッドが0.2銭と狭い米ドル/円で1,000通貨の取引を想定するスタンダードなケースだ。

1日に10往復の取引を仮定すると1日あたりの取引コストは40円だが、1年間で200日のトレードを行うと年間8,000円の取引コストが発生する。

シミュレーション2
  • 計算条件
    • 利用するFX会社
      • 松井証券FX
    • トレード対象の通貨ペア
      • ポンド/円
    • ポンド/円のスプレッド
      • 0.6銭
    • 想定する取引数量
      • 100通貨
  • 計算式
    • 0.6銭×100通貨=60銭=0.6円
  • 補足
    • 買いと売りのトレードがセットのため、往復分として1.2円の取引コストがかかる。1日に10往復の取引を仮定すると、1日あたりの取引コストは12円だ。上記の内容でデイトレードを1年間で200日行うと、2,400円の取引コストが発生する。

シミュレーション2は、スプレッドが0.6銭と中程度のポンド/円で100通貨の取引を想定するケースだ。

シミュレーション1と同じ条件で年間の取引コストを計算すると2,400円となり、シミュレーション1の年間8,000円と比較して安くなる。

よって、本ケースでいえばスプレッドの広さより「取引数量が少ない」という要素が効いていると解釈可能だ。

シミュレーション3
  • 計算条件
    • 利用するFX会社
      • 外為どっとコム
    • トレード対象の通貨ペア
      • トルコリラ/円
    • トルコリラ/円のスプレッド
      • 1.4銭
    • 想定する取引数量
      • 3,000通貨
  • 計算式
    • 1.4銭×3,000通貨=4,200銭=42円
  • 補足
    • 買いと売りのトレードがセットのため、往復分として84円の取引コストがかかる。1日に10往復の取引を仮定すると、1日あたりの取引コストは840円だ。上記の内容でデイトレードを1年間で200日行うと、168,000円の取引コストが発生する。

シミュレーション3は、スプレッドが1.4銭と広いトルコリラ/円で3,000通貨の取引を想定するケースだ。

シミュレーション1と同じ条件で年間の取引コストを計算すると168,000円となり、シミュレーション1の年間8,000円と比較して高くなる。

このようにスプレッドと取引数量が高くなると、1年間に10万円以上の取引コストを負担する場合もあり得るため、注意しよう。

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スプレッドで選ぶおすすめのFX会社5選

主要FX会社のスプレッドや実質的なコストの算出方法はわかったものの、具体的にどのFX会社を利用すべきか迷っている方も多いだろう。

本章では、スプレッドで選ぶ以下のおすすめFX会社5選について解説する。

  • GMOクリック証券 FXネオ
  • 松井証券FX
  • SBI FXトレード
  • LIGHT FX
  • 外為どっとコム

これらの内容について知っておくことで、各社のスプレッドや特徴を踏まえた上で自分にあったFX会社を選定可能だ。

FX会社5選の詳細について、以下で順番に見ていこう。

GMOクリック証券 FXネオ

GMOクリック証券 FX ネオは、低コストで快適なトレードが可能なFX口座だ。

米ドル/円やポンド/円などの主要な通貨ペアのスプレッドが狭く、トルコリラ/円の場合は業界最狭水準を誇る。

また、以下のように取引ツールが秀逸で使いやすいのがメリットだ。

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取引ツールの種類特徴
プラチナチャート・FXネオとCFDのチャートを並べて表示可能
・FXネオのスピード注文機能を搭載し、新規・決済・ドテン・同一銘柄の全決済注文もワンクリックで操作可能
・全38種類のテクニカル指標により多様な分析手法に対応
はっちゅう君FX+・1クリックで即時注文が可能な「スピード注文」を搭載
・チャートからのスピード注文や変更に対応
・人気テクニカル指標を搭載し多彩な相場分析が可能
スマホアプリ・マーケット情報では経済カレンダーに重要度の表示を追加
・「FXトレード日記」や「期間損益」で日々の取引結果を簡単に確認可能
・チャートの色変更など機能が豊富

このように取引ツールが充実していることに加え、Apple WatchでもスピーディーかつスタイリッシュにFXができる。

スプレッドが狭い優良FX会社を探している場合、GMOクリック証券 FX ネオの利用を最優先で検討しよう。

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松井証券FX

松井証券FXは、取引手数料が無料で業界最狭水準のスプレッドを提供しているFX口座だ。

ポンド/円と豪ドル/円のスプレッドが特に狭く、スワップポイントも高く設定されている。

また、最小取引単位が1通貨のため少額から取引を始めることができ、「100円から自動売買」に対応しているのもメリットだ。

自動売買取引とは?

自動売買ツールを用いて、決められた取引ルールでトレードを行うFX手法をいう。

松井証券FXの「100円から自動売買」は選択型の自動売買ツールで、簡単な条件を設定するだけで自動で売買を繰り返すことができる。

よって、FXに関する深い知識も不要のため、初心者でも効率的にトレードが可能だ。

スプレッドの狭さや100円からの自動売買取引に魅力を感じる場合、松井証券FXの利用を検討しよう。

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項目5段階評価詳細
総合評価 3.5
取引条件 3.5 詳しくはこちら
  提供される情報 3.3為替レート・投資レポートなど
取引ツール 3.4FXトレーダー・プラス
スマホアプリ 3.3松井証券 FXアプリ
 スプレッド 3.4 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
ユーロ/米ドル:0.3pips
スワップ 3.2詳しくはこちら
取引単位レバレッジ通貨ペアデモ取引
1通貨最大25倍20種類取扱なし

SBI FXトレード

SBI FXトレードは、スプレッドやスワップポイントに優位性があるFX口座だ。

米ドル/円やポンド/円といった主要な通貨ペアが、他社より1段階狭く設定されている。

例えば、米ドル/円のスプレッドは狭くても0.2銭なのが他社の状況だが、SBI FXトレードでは0.18銭とさらに狭いのが魅力だ。

また、通貨ペアの種類については、業界トップクラスである34種類を取り扱っている。

最小取引通貨が1単位に設定されているため、FX初心者でも安心して利用可能だ。

米ドル/円やポンド/円といった主要な通貨ペアをメインで取引したい場合、スプレッドが業界最狭水準であるSBI FXトレードの利用を検討しよう。

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LIGHT FX

LIGHT FXは、最低取引単位1,000通貨から取引ができて手数料も安いFX口座だ。

SBI FXトレードと同様に、米ドル/円やポンド/円の通貨ペアが他社より1段階狭く設定されている。

また、LIGHT FXのスワップポイントが高く、以下ような高金利通貨については業界最高水準を誇るのがメリットだ。

  • メキシコペソ/円 LIGHT
  • トルコリラ/円 LIGHT
  • 南アフリカランド/円 LIGHT

LIGHT FXでは、新規口座開設などの条件達成により最大100万円がキャッシュバックされるキャンペーンを開催している。

スプレッドの狭さを活用したデイトレードや高いスワップポイントを用いた長期のポジショントレードを検討している場合、LIGHT FXの利用がおすすめだ。

外為どっとコム

外為どっとコムは、狭いスプレッドやFXの基礎から学べる動画・セミナーが人気のFX口座だ。

2024年11月7日~2024年12月21日の期間限定で「業界最狭水準スプレッドキャンペーン」を行っているため、お得なスプレッドで取引できる。

特に、キャンペーンを適用することで、トルコリラ/円と南アフリカランド/円の通貨ペアについては業界最狭水準のスプレッドとなっているのがメリットだ。

また、外為どっとコムでは、ロイター赤文字ニュースにより重要な指標やニュースを配信しており、スイングトレードなどのトレードスタイルとも相性が良い。

外為どっとコムは初心者から上級者まで幅広く利用できる優良FX口座のため、これらの特徴に魅力を感じる場合はぜひ口座開設してみよう。

スプレッドはFX取引の実質的な手数料に該当する!

本記事では、FXで発生する手数料やスプレッドが狭いおすすめFX会社について解説した。

FXでは取引手数料が無料の業者が大半のため、為替レートの買値と売値との価格差であるスプレッドが実質的な手数料となる。

FX取引のコストを抑えるには、前提としてスプレッドが狭いFX会社を選び、各FX会社のスプレッドの決まり方や約定力を確認するのが有効だ。

スプレッドが狭いFX会社としては、米ドル/円やポンド/円などの主要な通貨ペアのスプレッドが狭く、取引ツールも使いやすいGMOクリック証券 FX ネオをおすすめする。

現在の国内FXはスプレッドが狭い会社が多く、キャッシュバックキャンペーンなどを開催している場合もあるため、ぜひ少額からFXのトレードでお得な体験をしてみよう。

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この記事を書いた人

当社は、日本の中小企業を支援し、活性化を図ることを目的として「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」を運営している。有名タレントを活用したプロモーション支援を通じて、企業の魅力を効果的に発信し、ビジネスの成長を促進する。また、金融メディア事業においては、メディアを通じた情報発信により、社会全体の金融リテラシー向上に貢献することを使命としている。

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