- LINE FXの特徴を知りたい
- LINE FXのメリット・デメリットを知りたい
- LINE FXの評判を知りたい
この記事ではLINE証券、そしてその会社が提供するFXサービス「LINE FX」について解説する。
LINE証券は、スマホアプリのLINEを運営している「LINEヤフー株式会社」のグループ企業だ。
この証券会社が提供するLINE FXは、LINEと連携できるメリットから、多くの人に利用されている。
LINEとの連携以外にも、このFXサービスには、さまざまな魅力的な機能やサービスが備わっている。
これらの特徴とともに、当社が実施したLINE FXユーザーへのアンケート結果を紹介する。
FX取引を始めようとして、どのFXサービスを選ぶべきかと悩んでる人は、ぜひ参考にしてほしい。
LINE FXの特徴

このFXサービスを運営しているLINE証券は、2018年に創業したFX業界では新興企業だ。
しかし誰もが知るLINEのグループ企業であることから、このFXサービスには、このアプリの開発ノウハウが活かされている。
このLINEの開発ノウハウは「LINE FXの使いやすさ」に活かされており、さらにユーザーの利便性を高めるためのバージョンアップを行っている。
また2024年8月よりこの証券会社では、それまで展開していた金融サービスをFXサービスに集約し、機能やサービスへの一層の向上に努めている。
LINE FXのメリットとは?

このFXサービスを提供しているLINE証券については前述したが、ここではLINE FXの魅力について解説する。
このFXサービスは、LINEとの連携による使いやすさだけではなく、サービスの内容にも優れた点が多い。
そのうえ、さまざまなキャンペーンを開催しており、これらに参加することで一定額の返金が受けられる。
LINE FXを利用することで得られる多彩なメリットを、ここではみていこう。
為替の最新情報を受け取ったら、すぐにFX取引ができる「LINEとの連携」
普段使っているLINEと連携することで、以下の情報をタイムリーに受け取れる。
- ニュース通知
- 為替相場に関する本日、および今後の見通しなどのニュースが定期的に届く
- 現在の為替状況や今後の見通しだけではなく、経済指標や金融政策、政治情勢や要人の発言などの情報が把握できる
- 最大で5種類のニュースから、自分の取引スタイルにあわせて、受け取るニュースを選べる
- 売買シグナル通知
- 過去の価格データで最適化されたテクニカル指標を元に、取り引きに適したタイミングの通知が届く
- テクニカル指標は個別に選択できるため、受け取りたい情報を絞り込むことも可能
※テクニカル指標で「おまかせ(パフォーマンス上位)」を選択すると、「累積損益が高い上位3位以内のシグナル」が通知される - 「シグナルランキング」では、累積損益順・勝率順に上位50位までのランキング実績を、過去のシグナルの内容として確認できる
- 経済指標通知
- 重要な経済指標の発表の前後に、その発表にともなう為替への影響予想、そしてその結果を知らせてくれる
- 過去の情報として「これまでの予想と結果」から、過去約半年分の予想と結果が確認でき、今後の投資判断をするうえでの参考にできる
- 各経済指標の専門的な内容は、通知メッセージの本文に記載されている説明文で補足されている
- 急変動通知
- 為替レートが急激に変動した場合、すぐに通知してくれる
- 通貨ペアごとの「変動率」と「監視期間」を変更することで、通知頻度の最適化も可能
- その他の通知内容
- 約定通知
- 注文有効期限切れ通知
- 指定レート通知
- 入金通知
- 出金通知
- 注目の通貨ペア
- 取引関わるイベントの見通し
- キャンペーン情報、など
これらの情報をLINEで受信し、そのままLINE FXのスマホアプリへ移動できるため、チャンスを逃さずスムーズに取引ができる。
このようにスマートフォンが手元にあれば、いつでもどこでも、絶好のタイミングで為替の売買が可能だ。
6,000万人の投資家が愛用している高機能チャート「TradingView」
このツールは、米国シカゴに本社を置くTradingView Inc.が開発する、FX取引向けのチャート分析ツールだ。
このTradingViewは、スマホアプリ「LINE FX」、PC版ツール「LINE FX Pro」のいずれでも無料で利用できる。
このツールでは、トレンドラインなど50種類以上の描画ツール、ボリンジャーバンド幅など80種類以上のインジケーターを使ってチャート分析が可能だ。
TradingViewのBASICプラン(無料版)では1つのチャートで同時に設定できるインジケーターは最大3個だが、LINE FXのTradingViewでは無制限に設定できる。
設定した描画やインジケーターは保存して、何度でも再利用ができるため、自分だけのチャート分析環境を作れる。
また画面レイアウトもシンプルなため、初めての利用でも、直感的に操作ができるはずだ。
継続的に利益が得られる高水準の「スワップポイント」
FX取引で得られる利益には、相場の変動にともなう為替差益のほかに、「スワップポイント」がある。
例えば円を売って、ある国の通貨を買ったとしよう。
円の政策金利が0.1%、その国の金利が5%の場合ならば、その差額である4.9%分の金利差がスワップポイントだ。
このスワップポイントはFXでの取引が決済されるまで、この場合では円で買い戻されるまで毎日付与され続ける。
付与されるスワップポイントはFXサービス会社ごとに異なるが、LINE FXのスワップポイントはFX業界でも高水準だ。
そのうえLINE FXでは、貯まったスワップポイントだけを現金化することもできる。
スワップポイントは、売買した通貨を発行する両国の金利市場の影響を受けるため、金額は日々変わる。
このため取引中の通貨ペアのスワップポイントは、スワップカレンダーで確認しよう。
- 出典:LINE証券株式会社「スワップポイントカレンダー」
取引を続ければ返金もされ続ける各種キャンペーン
多くのFXサービスでは、口座を新規開設する人に向けたキャッシュバックを行っている。
LINE FXも同様のキャンペーンを行っているが、対象期間を過ぎても、取引量に応じた返金プログラムが用意されている。
ここでは、これらのユーザー向けのイベントを一連で紹介する。
口座開設後の条件達成で、5,000円プレゼント
LINE FXでは、口座開設後に以下の条件を達成すれば、5,000円が返金される。
- 対象条件
- 下記の2つの条件の両方を対象期間内に実施すること
- 条件1:合計1万円以上の入金を行う※LINE FXのスワップポイントで得た金銭での振替入金分は対象外
- 条件2:合計1万通貨分以上の取引を行う
- 下記の2つの条件の両方を対象期間内に実施すること
- 対象期間
- 口座開設から、その翌月末の最終営業日ニューヨーククローズまで
※ニューヨーククローズ:
金融機関の間で為替取引が行われる銀行間取引市場(インターバンク市場)のニューヨーク市場が閉まるとき
日本時間では翌日の午前7時(米国サマータイムのときは午前6時)
- 口座開設から、その翌月末の最終営業日ニューヨーククローズまで
- 返金時期
- 口座開設月の翌々月に、自分のFX口座に振り込まれる
上記の対象条件のなかの「条件2」で規定している「1万通貨分以上の取引量」とは、新規・決済の合計取引量になる。
つまり5,000通貨分の外貨を買う新規注文を行った後に、その5,000通貨分を円に買い戻す決済注文を行えば、条件は達成される。
ただし過去に口座開設をし、その後に口座を閉鎖したことがあれば、返金対象から外れるので注意しよう。
口座開設後の取引量に応じて「最大100万円キャッシュバック」
さらに取引を続けていけば、新規注文量に応じて、最大100万円の返金が受けられる。
取引量 | 返金額 |
---|---|
5万通貨~10万通貨未満 | 100円 |
10万通貨~30万通貨未満 | 200円 |
30万通貨~50万通貨未満 | 500円 |
50万通貨~100万通貨未満 | 1,000円 |
100万通貨~500万通貨未満 | 2,000円 |
500万通貨~1,000万通貨未満 | 1万円 |
1,000万通貨~2,500万通貨未満 | 2万円 |
2,500万通貨~5,000万通貨未満 | 3万円 |
5,000万通貨~1億通貨未満 | 5万円 |
1億通貨~2億通貨未満 | 10万円 |
2億通貨~3億通貨未満 | 20万円 |
3億通貨~5億通貨未満 | 30万円 |
5億通貨~6億通貨未満 | 50万円 |
6億通貨~7億通貨未満 | 60万円 |
7億通貨~8億通貨未満 | 80万円 |
8億通貨~ | 100万円 |
対象期間は、口座開設月から翌々月の最終営業日(ニューヨーククローズ)までだ。
この対象期間中での新規取引量に応じた返金額が、口座開設月の3ヶ月後に、FX口座に振り込まれる。
ただしFX取引を行う際の通貨ペア(通貨の組み合わせ)によっては、以下のような制約があるので気をつけよう。
- 米ドル/円の取引
- 返金の対象外になる
- トルコリラ/円・南アフリカランド/円・メキシコペソ/円での取引
- これらの通貨ペアの取引量は、他の通貨ペアの10倍の取引量と同じと扱われる
- 例:[トルコリラ /円の10,000通貨の取引] = [ユーロ/米ドルの1,000通貨の取引]
なお、こちらも過去に口座開設をしたことがある場合には、返金の対象外になる。
- 例:口座開設を1月に行った場合は、3月末までの新規取引量に応じた金額が、4月に返金される。
100万通貨以上の取引を続ければ適用される「LINE FXキャッシュバック・プログラム」
口座開設から3ヶ月以上経過しても、以下の条件を達成すれば、毎月継続的に一定額が返金される。
- 月々の新規取引が100万通貨以上あること
- 上記①を達成した前月15日ニューヨーククローズ時点でのFX口座内の現金状況
- 50万円未満の場合
- 100万円以上の新規取引において「1万通貨あたり1円を返金」
- 50万円以上の場合
- 100万円以上の新規取引において「1万通貨あたり2円を返金」キャッシュバック上限:月10万円まで
- 50万円未満の場合
- 12/15日時点でFX口座に40万円の残金があり、1月に90万通貨分の新規取引を実施
- 返金なし
- 12/15日時点でFX口座に40万円の残金があり、1月に500万通貨分の新規取引を実施
- 400円が返金される(400円=(500万通貨-100万通貨)×1円÷10,000)
- 12/15日時点でFX口座に60万円の残金があり、1月に500万通貨分の新規取引を実施
- 800円が返金される(800円=(500万通貨-100万通貨)×2円÷10,000)
なお米ドル/円の取引は、こちらのプログラムでも適用の対象外になる。
またトルコリラ/円・南アフリカランド/円・メキシコペソ/円での取引も、他の通貨ペアの10倍の取引量と同じと扱われる。
LINE FXのデメリットとは?

このFXサービスには、ここまで述べてきたように多くの長所があるが、物足りなさを感じる点もある。
この点が、自分にとって問題にならないこと、あるいは対処策があればよい。
しかしそうでなければ、再検討をした方がよい場合もあるだろう。
どのようなFXサービスにも長所と短所はあるため、それらを把握したうえで、自分にあったFXサービス会社を選ぶようにしよう。
ここでは、LINE FXの物足りない点を解説する。
デモトレード環境がない
LINE FXには、デモトレード環境がない。
このことは、FX取引の経験がない人にとって残念な点といえるだろう。
デモトレード環境とは、実際の相場の動きをもとに、疑似通貨を使って取引ができるFX取引の練習環境だ。
つまりこの環境では、自己資金を一切使わずに、未経験者でもFX取引の経験が積める。
このようにLINE FXには練習環境がないため、初心者は少額取引を心がけ、自信をもって取引が行えるようになるまではリスクを抑えた取引に努めるようにした方がよいだろう。
1通貨からの取引ができない
松井証券FXやSBI FXトレードなど1通貨から取引が可能なFXサービスもある一方で、LINE FXの最小取引数量は1,000通貨だ。
少額取引が可能なFXサービスであれば、自分にあう通貨ペアを探すため、数〜数十通貨で試験的に複数の通貨ペアに発注することも可能だろう。
また乱高下する相場に対しても、わずかな通貨量で発注して、様子見をすることも気軽にできるはずだ。
しかしLINE FXでは最小取引数量が1,000通貨もあるため、そのような試験的な発注を行うには、リスクが高くなってしまう。
株式や債券などの長期的資産運用に向いた金融商品を扱っていない
LINE FXを運営しているLINE証券は、株式や債券などの長期的資産運用向けのサービスから撤退したことを先述した。
一方で証券会社のなかには、松井証券のように、これらの両方を幅広く取り扱っている会社もある。
LINE証券はFXサービス専業企業であるからこそ、FX取引を行う人のニーズに絞って、満足度の高いサービスを提供している。
自分の資産運用をすべて1社にまとめたい人には向かないが、資産運用の内容に応じて金融サービスを使い分けている人には、この証券会社やサービスは適しているはずだ。
LINE FXの取引条件・コスト

ここではLINE FXでの取引条件、および取引にともなうコストについて解説する。
このFXサービスでの取引条件に、自分が当てはまるかを確認しよう。
また自分が思い浮かべるFX取引ができる環境を、このFXサービスが提供してくれるかという点も把握しておこう。
またFX取引で、どんなに利益を上げても、多大なコストがかかってしまえば意味がない。
このため、このFXサービスで取引を行う際には、どのようなコストが発生するかという点も紹介する。

LINE FXでの取引条件
最初に、このFXサービスでの取引条件を紹介する。
具体的には、申込条件・取引できる通貨ペア・レバレッジなどを解説する。
ここでは、このFXサービスが自分にあったサービス内容であるかを確認しよう。
LINE FXの申込条件
このFXサービスは、口座開設の申し込みを行った後に、FXサービス会社での審査に通過しなければ利用はできない。
つまり以下の申込条件に当てはまらなければ、この審査に通過しない可能性が高い。
このため、口座開設の申し込みを行う前に、自分に照らし合わせてみよう。
- 日本国内に住んでいる18歳以上75歳以下の人
- 勤務先が金融商品取引業者ではない人
- 外国PEPsに該当しない人
- 金融商品取引業者:証券会社・投資信託委託会社・投資顧問会社・金融先物取引業者など有価証券やFXサービスを扱う企業
- 外国PEPs:外国の国家元首や政府高官など重要な公的地位にある者(もしくは以前あった者)、およびその家族
LINE FXで取引できる通貨ペア
このFXサービスでは、以下の23種類の通貨ペアで取引ができる。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- カナダドル/円
- スイスフラン/円
- 南アフリカランド/円
- メキシコペソ/円
- トルコリラ/円
- ユーロ/米ドル
- ポンド/米ドル
- 豪ドル/米ドル
- NZドル/米ドル
- ユーロ/ポンド
- ユーロ/豪ドル
- ポンド/豪ドル
- ユーロ/NZドル
- ポンド/NZドル
- 豪ドル/NZドル
- 米ドル/スイスフラン
- ユーロ/スイスフラン
- ポンド/スイスフラン
多くのFXサービス会社が扱うスタンダードな通貨ペアは一通り利用できるほか、ポンド/スイスフランのように、日本円を介さず外貨同士で取引が行える通貨ペアも多い。
だが、155種類の通貨ペアを取り扱っているサクソバンク証券などと比べると、物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
しかし通貨ペアの種類が多いと迷ってしまう初心者には、厳選されたラインナップから選べるため、むしろ長所ともいえるはずだ。
LINE FXでのレバレッジ
このFXサービスでは、先述したように、1,000通貨から取引ができる。
例えば米ドル/円の取引の場合、為替レートが150円/米ドルならば、1,000通貨の取引は15万円分の取引になる。
しかしLINE FXでは、自己資金の25倍の取引ができる「レバレッジ」が設定されている。
つまり米ドル/円での15万円分の取引(1,000通貨の取引)では、このレバレッジによって、6,000円の自己資金があれば取引ができる。
つまりこのFXサービスでは、少額の自己資金でも、高額な取引が可能だ。
LINE FXでの取引にともなうコストとは
結論からいえばこのFXサービスでは、取引を行う際にFXサービス会社に直接支払う手数料は、ほとんどない。
それでは、このFXサービス会社は、どこで収益を得ているのだろうか?
ここでは、LINE FXでFX取引を行う際に発生するコストについて、深掘りする。
FX取引にともなう手数料
このFXサービスでは、以下の手数料が、すべて無料だ。
- 取引手数料
- 入金手数料(クイック入金の場合)
- 出金手数料
- 口座開設手数料
- 口座維持手数料
- ロスカット手数料
以上のことから、このFXサービスを利用すれば、コストを抑えた取引ができるといえるだろう。
ただし上記②では、自分の口座が下記のクイック入金に対応する金融機関になければ、手数料が無料であるこの入金方法は利用できない(クイック入金については後述)。
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友銀行
- 楽天銀行
- みずほ銀行
- PayPay銀行
この入金方法が利用できない場合には、銀行振込もしくはLINE Payからの入金になるが、これらの方法での入金には手数料が発生してしまう。
FXサービス会社の収益源「スプレッド」
スプレッドとは、FX取引で異なる通貨を売買する際の「通貨を売るときの値段」と「通貨を買うときの値段」の差額のことだ。
例えば海外旅行のため通貨を両替するときに、「外貨にする価格」と「日本円に戻す価格」がそれぞれ違う金額であることを、銀行で見たことがある人もいるだろう。
FX取引でも同様に、異なる通貨を同じタイミングで売買しても、売値と買値は別々になる。
FXではこの売値と買値の差を「スプレッド」と呼び、この差額がFX取引を仲介するFXサービス会社の手数料になり、ユーザーにはコストにあたる。
だが、LINE FXでは、このスプレッドが以下のように少額に抑えられているため、低コストでの取引が可能だ。
通貨ペア | スプレッド | |
---|---|---|
コアタイム(原則固定)※1 | コアタイム以外 | |
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2~3.6銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.5~10.0銭 |
英ポンド/円 | 0.7銭 | 1.0~12.0銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 | 0.7~12.0銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 | 1.2~12.0銭 |
カナダドル/円 | 0.6銭 | 1.5~11.0銭 |
スイスフラン/円 | 1.6銭 | 1.6~14.0銭 |
南アフリカランド/円 | 0.9銭 | 1.0~4.5銭 |
メキシコペソ/円 | 0.2銭 | 0.3~2.5銭 |
トルコリラ/円 | 提示休止中※2 | |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | 0.4~9.0pips |
英ポンド/米ドル | 1.0pips | 1.0~12.0pips |
豪ドル/米ドル | 0.4pips | 0.9~12.0pips |
NZドル/米ドル | 1.4pips | 1.4~12.0pips |
ユーロ/英ポンド | 0.8pips | 0.8~10.0pips |
ユーロ/豪ドル | 1.4pips | 1.4~14.0pips |
英ポンド/豪ドル | 提示休止中※2 | |
ユーロ/NZドル | 提示休止中※2 | |
英ポンド/NZドル | 提示休止中※2 | |
豪ドル/NZドル | 1.9pips | 1.9~12.0pips |
米ドル/スイスフラン | 1.5pips | 1.5~12.0pips |
ユーロ/スイスフラン | 1.6pips | 1.6~13.0pips |
英ポンド/スイスフラン | 提示休止中※2 |
※2:この通貨ペアは現在変動スプレッド
なおこの差額(スプレッド)が小さいことを「スプレッドが狭い」、そして差額が大きいことを「スプレッドが広い」という。
つまり、ユーザーにとっては「狭い」ことは取引コストが低く、「広い」ことは取引コストが高いことを意味する。
LINE FXでスキャルピングは可能?

FX取引での取引スタイルには、大きく以下の三つの種類に分けられる。
- スイングトレード
- 1日~数週間の間、未決済の取引を保持し、利益が出るタイミングで決済する長期的取引
- デイトレード
- 数分から数時間の単位で売買を繰り返すが、当日中に決済してしまう短期的取引
- スキャルピング
- 数秒~1分程度の短い時間で売買を繰り返す超短期的取引
上記①のスイングトレードでは、時間がない人でも取引ができる。
常に相場の動向を見ていなくとも、事前に価格を指定して注文(指値注文)をすれば、為替レートがその価格に達すると自動的に売買される。
また決済しないまま、長期的に通貨を保有することで、その日数分のスワップポイントも貯められる。
また上記②のデイトレードでは、取引を当日中に完結させるため、翌日以降に持ち越させない。
このため就寝中に相場が急落しても、気づかぬうちに、自分の資産が減ることもない。
すべての取引スタイルには長所と短所があるが、ここでは上記③のスキャルピングについて解説する。
スキャルピングの長所
FX取引でスキャルピングを行う場合には、以下のメリットがある。
- 短時間で売買を繰り返すことから、取引で得られた利益をすぐに再投資できるために、短時間で効率的に資金が増やせる
- 短時間で取引が完結するため、専業の投資家ではない人、あるいは忙しい人でも隙間時間を使って取引ができる
- 相場が想定外に急変しても、注文したすぐ後に決済してしまうことから、損失が拡大しにくい
- すぐに決済することで、為替リスクに対する精神的なストレスも軽減される
- 短期間で数十回~数百回の取引経験が積めるため、勝ちパターン・負けパターンを見極める力が養える
なお短時間で非常に多くの取引を行うスキャルピングは、端末や通信回線に高い負荷をかけてしまう。
このため性能の良いPCやスマートフォン、通信状態の良いネット環境を用意したうえで、スキャルピングでの取引を行った方がよい。
スキャルピングを行う場合の注意点
短時間に大量の取引をするスキャルピングは、FXサービス側のサーバーにも高い負荷がかかるため、FXサービス会社のなかにはスキャルピングを禁止する会社もある。
サーバーへの高い負荷は、システム処理の遅延や取引停止などの原因になることもあり、正常な取引ができなくなる恐れがあるからだ。
LINE証券では、スキャルピングを禁止はしていないが、利用に制限がかけられることや禁止になる場合もある。
世界的ニュースや経済指標の発表時には、取引が集中するためにサーバーへの負荷も高まることがある。
このようなサーバーへの負荷も高いときには、スキャルピングへの制限、もしくはスキャルピングが禁止される可能性が高い。
禁止されているにもかかわらず、スキャルピングを続けていると、最悪の場合には口座が閉鎖されることもあるので気をつけよう。
上記以外にもスキャルピングには、以下の注意すべき点がある。
- 少額の取引で利益と損失を繰り返すため、一度に大きな利益は期待できない
- 取引回数が増えるため、スプレッドによるコストが増大する
LINE FXで使える取引ツール

このFXサービスで利用できる取引ツールには、LINEとのシームレスな連携が可能なスマホアプリ以外に、PC版取引ツール「LINE FX Pro」がある。
このツールを使えば、スマートフォンの画面と比べて大きなPCのディスプレイで、じっくり取引ができるはずだ。
PCのディスプレイ画面では、複数のウィンドウを立ち上げて、為替レートやニュースなどの最新情報を同時に確認しながら取引ができる。
また複数の為替レートを比較しながら、それぞれの相関関係の分析も可能だ。
先述したTradingViewとの連携により、高度なチャート分析を行いながら、絶好のタイミングにワンクリックでの注文ができるだろう。
LINE FXスマホアプリのレビューを紹介

PC版のLINE FX Proも本格的で高機能な取引ツールだが、スマホアプリでは、場所や時間を選ばずに取引ができる。
ここでは、このLINE FXのスマホアプリについて解説する。
さらに他社アプリとの比較に加えて、当社が実施したユーザーアンケートの結果も紹介する。
これらを通じて、このスマホアプリの実体が見えてくるだろう。
LINE FXのスマホアプリの概要
このスマホアプリの取引画面は、シンプルで直観的に操作できるデザインになっている。
だがスマートフォンの画面は、PCのディスプレイと比べて小さいため、見えにくいという欠点がある。
しかしLINE FXのスマホアプリでは、画面を横向きにしても利用できるため、見えにくさも軽減できる。
さらに同時に4画面を表示させられるので、為替レートやニュース画面を並べた表示、TradingViewでの分析画面を表示させることもできる。
なおこのスマホアプリには、iOS版とAndroid版の両方が用意されているため、どのようなスマートフォンでも利用が可能だ。
他社アプリとの対比
LINE FXのスマホアプリ以外にも、TradingViewが利用できるスマホアプリはある。
例えば、みんなのFXのスマホアプリ「FXトレーダー(アプリ版)」もその一つであり、LINE FXとの類似点が多い。
FXトレーダー(アプリ版)も4画面表示ができるが、LINEとは連携できない点で異なる。
LINEで通知された情報をもとにTradingViewで分析し、スマホアプリでの注文までがシームレスで行える、この点はLINE FXの優れている点だ。
このようにLINE FXのスマホアプリは、いつでもどこでも「情報取得 → 分析 → 発注」を一連の流れで行えることが、他のFXスマホアプリとは一線を画す点といえるだろう。
アンケート結果によるスマホアプリへのユーザーの評価
スマホアプリに対して、当社が実施したユーザーへのアンケートの結果をみていこう。
最も多かったアンケートの回答では、以下のように「スマホアプリが使いやすい」という声だった。

初めてでもすぐに使えて、感覚的に使いこなせるアプリで取引ができる。スマホでFXをしたい場合に最適。



スマホのアプリが使いやすく、いつでも手軽に利用できます。



スマホアプリでの操作感は他の会社のアプリと一線を画します。



アプリの会社だけあってスマホアプリでのトレードはかなりやりやすいと感じています。
またこれらの回答のなかには、FX取引がやりやすい画面デザインであることが、使いやすい理由であると述べているものもあった。



使いやすいように、画面構成が良く練られていると感じた。



スマホツールでのトレードはすっきりとしたUIで使いやすい。



ボタン設置などいいところにいいものを置いているので、サクッと使いやすい。
さらに、チャート分析の際には簡単にラインが引けることにも評価の声が多かった。



チャート操作が秀逸なのには驚きました。チャート上にラインを引くときにタッチしている部分を拡大する機能があり、これがうまく配慮されていて、大変重宝しています。



パソコンと同等クラスの高機能チャートを、スマホで使えるから、手軽に取引ができて便利で使いやすい。
これらのコメントから、このスマホアプリには手軽さと使いやすさ、さらにPCツール並みの機能を備えている取引ツールだといえるだろう。
LINE FXで自動売買はできる?


FX取引での自動売買とは、システムを使ってFX取引を自動で行うことであり、「システムトレード」と呼ばれることもある。
以前まで自動売買は、一部の投資家だけが利用する特殊なものとして知られていた。
しかし現在では、さまざまなタイプのツールがあり、なかには初心者でも利用できるものも多い。
またツール開発会社が提供する専門的な自動FXシステム以外にも、自動売買のサービスを提供しているFXサービス会社もある。
このように自動売買には、さまざまな種類があるが、大きく以下のタイプに分けられる。
- 開発型自動売買ツール
- 上級者向けの取引ツール
- FX取引の自動売買プログラムを設定して、自動売買を行うタイプ
- 自分でプログラムを作成するもの、開発されたプログラムを購入するものの二種類がある
- 上級者向けの取引ツール
- 選択型自動売買ツール
- 初心者~中級者向けの取引ツール
- リピート取引タイプ
- 対象の通貨ペアに対して、一定のルールに従い、売買を繰り返すタイプ
- 相場が一定の変動幅(レンジ)の中で上下を繰り返すレンジ相場(ボックス相場)に強い
- トレーダー選択タイプ
- 運用成績の良いトレーダーの投資行動がプログラム化されたものを選んで、利用するタイプ
- 相場が急変したときでもベテランなら臨機応変に対応ができるように、上級者と同じような取引を行ってくれる
- 自分が選んだトレーダーが不振に陥ると、突然利用ができなくなり、取引が停止される場合がある
- リピート取引タイプ
- 初心者~中級者向けの取引ツール
自動売買ができる他社サービスの例
ここでは、「みんなのシストレ」の事例を紹介する。
このサービスは、「みんなのFX」を運営しているトレイダーズ証券が提供する自動売買サービスだ。
「みんなのシストレ」は、先で述べた「リピート取引タイプ」と「トレーダー選択タイプ」の両方の機能を備えている。
トレーダー選択タイプの機能では、「みんなのFX」で取引している実在のトレーダーの取引内容を使って、24時間自動売買が行える。
高い実績を上げているトレーダーから選べるので、高い利益が期待できるはずだ。
ただし選んだトレーダーが損切りを行えば、自分も同様に損切りを行うため、その場合には損失を被ってしまうこともある。
自動売買の長所と短所
すべての事柄には長所と短所があるように、自動売買にも、この両面がある。
長所 | 短所 |
---|---|
自動売買システムは24時間稼働しているため、常に利益のチャンスを狙える 忙しく取引のために時間が割けない人でも、自動でFX取引ができる 感情に左右されやすい人でも、機械的に売買ができる FXへの経験や知識が浅くても取引が可能 | 自動売買システムの想定以上に相場が急落した場合には、対応が遅れることがある システムの設定が難しいツールもある FX取引の経験が積めないため、FXの知識や分析スキルなどが身に付きにくい 通常のFX取引と比べて、スプレッドが広い場合が多く、取引にともなうコストが割高になることがある 相場の急落によって、気づかぬうちに強制ロスカットになることを避けるため、資金は多めに預けておく必要がある |
以上のことから自動売買が向いている人、そして向いていない人を整理したので、自分と照らし合わせてみよう。
自動売買が向いている人 | FX取引のために時間を割けないほど忙しい人 売買のタイミングを24時間見逃したくない人 FX取引の経験やスキルに興味がない人 |
---|---|
自動売買が向いていない人 | 自分の意志を持ってFX取引を行いたい人 豊富な運用資金がなく、資金効率のよい取引を行いたい人 FX取引の経験を重ねながら、知識やスキルを積み上げていきたい人 為替取引を通じて世界経済への理解を深めたい人 |
- ロスカット:損失が一定の水準を超えた場合に、未決済の取引(「買ったまま」もしくは「売ったまま」の状態の取引)をすべて決済させて、強制的に終了させる仕組み
LINE FXの良い評判・口コミ


ここまで、このFXサービスが持つさまざまな機能やサービスについて解説してきた。
だが実際のユーザーは、LINE FXのどのような点を、気に入っているのだろうか?
ここではユーザーからの「評価の声」を紹介する。
アンケートからわかった「LINE FXの優れている点」
今回のアンケートでは、「LINEと連携している」点についての評価が、最も多かった。



レート変動などいろんな情報をリアルタイムで通知してくれて、ありがたいです。



経済指標の通知や注文実行などがLINE上で完結するため、忙しい中でも手軽に取引を行えるのが便利です。



通知がLINEで来るためチェックしやすく、そのままトレード画面にも移れるため、取引のタイミングを逃しにくい。



直感的な操作で取引ができ、更には通知もLINEのメッセージで届くので大変便利です。
二番目に多かった評価の声は、「FX取引が簡単に始められる」という点だった。



口座開設がスムーズに行えました。



簡単に口座開設ができる。
またこのFXサービスを運営しているLINE証券が、LINEヤフーのグループ企業であることから、FX取引を行うサーバーへの信頼性も高いようだ。



サーバー面などで心配はいらないと思います。



ほとんどサーバーダウンが起きない。
他社サービスとの比較
LINEとの連携は、他社サービス以上の使いやすさを、ユーザーに与えているようだ。



他のFX口座と比較して、LINEとの連携が非常にスムーズで、普段使い慣れたインターフェースで取引できる点が魅力です。



楽天FXの取引アプリと比べると、直感的な操作ができる点がよいです。
これらのコメントからも、LINE FXの使いやすさは、他のFXサービスと比べても優れていることがうかがえる。
LINE FXの悪い評判・口コミ


このFXサービスへの評価コメントをここまで紹介してきたが、その一方で、LINE FXに対して物足りなさを感じている人もいる。
評価コメントだけではなく、ユーザーからの不満も把握したうえで、自分に適したFXサービスかどうかを判断してほしい。
それではLINE FXへの不満の声を聴いてみよう。
アンケートでわかったユーザーからの「LINE FXへの不満」
このFXサービスの取引ツールは、取引の経験が浅い人でも使いやすい反面、ベテランには機能面で物足りない点もあるようだ。



FXをガチでやるには、機能面が物足りないです。



玄人向けの機能が不足しており、すぐに飽きてしまう。
またLINEの通知に対して、ストレスを感じている人もいるようだ。



LINEの通知が多く、煩わしさを感じてしまいました。



LINEと連携すると、メッセージ受信などでのLINEの音がうるさいです。
これらのコメントから、就寝中や仕事中にはLINEの着信音をOFFにする、または取引を長期間行わない場合はLINEとの連携を切断するなど運用には注意が必要といえるだろう。
他社サービスとの比較
前述した「デモトレード環境がない」ことへの不満の声も多い。



デモトレードができないので、取引の練習でもリアルマネーで取引する必要がある。デモトレードは必要だと思う。



デモトレードがないため、事前に体験することができない 。
FX取引の経験がない人のなかには、デモトレード環境で練習したうえで取引を行えないため、不安を感じる人も多いだろう。
多くのFXサービス会社では、初心者向けにデモトレード環境を提供しているが、なかでもGMOクリック証券のデモトレード環境は初心者からの評判は高い。
登録は不要なうえ、無料で使えるGMOクリック証券のデモトレード環境は、スマートフォンの画面でも表示が大きく使いやすい。
さらに9,999万円までの疑似通貨が使え、操作方法も画面上で説明されているため、ログインすればデモトレードがすぐに始められる。
だがスポーツの分野では「練習試合と公式戦では別物」といわれているが、デモトレードでは自己資金を使っているわけではないため、緊張感を持った取引はできない。
またデモトレード環境では多額の取引資金が用意されているため、自己資金を使った取引とは異なり、為替が急落してもロスカットにより強制終了されることは少ない。
LINE FXはどんな人におすすめか?


本記事では、このFXサービスの特徴、および長所や短所などを述べてきた。
ここまで述べてきたことを踏まえて、LINE FXはどのようなタイプの人に適しているかという点を、アンケートの結果を交えて解説する。
さらにLINE FXを利用するうえで注意すべきことも説明する。
アンケート結果がおすすめする「LINE FXに向いている人」とは
今回のアンケートでは、ユーザーに対して「LINE FXはどのような人に適したサービスか?」という質問も行ってみた。
その結果、初心者に向いているという声が非常に多かった。



FXをゼロから始める私のような人にも、敷居が低くなっているのが大きな魅力でした。



実際に初心者でもやりやすいのでおすすめです。



初心者が初めてやるFX会社としては良い選択であり、慣れるに従い、スムーズに使えるようになっていくと思いました。
このFXサービスと連携している高機能チャートツールTradingViewも、以下のコメントから、初心者でも使いやすいツールであることもわかった。



TradingViewの機能が良い。取引相場の動きを簡単に確認でき、その内容もビギナー向けで良い。
筆者が考える「LINE FXが向いている人」
サービスの使いやすさから、今回のアンケートの結果では、このFXサービスは「初心者に向いている」といわれている。
だがデモトレード環境がない点で、FX取引の経験が全くない人には、少しハードルの高さを感じてしまうのではないかとも考える。
このためFX取引の経験がまったくない人よりも、他のFXサービスで多少の取引経験がある初心者の人、なかでも取引のチャンスをこれまで逃し続けた人に向いているとも考える。
為替関連の情報をLINEで受け取れば、時間や場所を選ばずスマートフォンだけで取引が完結できるため、LINE FXでは売買のチャンスを逃すことはないはずだ。
画面デザインや機能面で優れていることから、このFXサービスでは直感的な操作が可能であるため、他のFXサービスを使っている人でもLINE FXへ簡単に切り替えられるだろう。
また自動売買はできないが、だからこそLINEで得た情報から自分で判断してFX取引をしたい人など、先述した「自動売買に向いていない人」にも適しているはずだ。
LINE FXを利用するうえで注意すべきこと
取引のチャンスだと思っていても、このFXサービスには1日の発注量に上限があるので、一定量以上の発注はできない。
- 1回の注文あたりの発注量:新規注文、決済注文ともに100万通貨まで
- 通貨ペアごとの1日あたりの発注量:2,000万通貨まで
- 決済注文には、1日あたりの発注量に上限はない
- 例えば米ドル/円の場合に、円を売って米ドルを買う注文は1日あたり2,000万通貨までしかできない。その一方で、保有している米ドルを、円に買い戻す場合には注文量に上限はない。
また決済をせずに保有している取引についても、以下の上限がある。
通貨ペア | 最大保有未決済取引量 | 最大保有未決済取引件数 |
---|---|---|
トルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円 | 2,000万通貨まで | 1,300件まで |
上記以外の通貨ペア | 1,000万通貨まで | 1,300件まで |
合計 | 2,000万通貨まで | 1,300件まで |
スワップポイントを貯めようと考えて、多くの取引を決済せずに保有する場合には、上記の上限があるので気をつけよう。
LINE FXの口座開設の流れ


最後に口座開設の申し込みから、取引が開始できるまでの流れを紹介する。
先に紹介したアンケートのコメントのなかにも「簡単に口座開設ができる」とのコメントがあったように、このFXサービスは最短3分でFX口座が開設できる。
すべての手続きはスマートフォンで行えるため、自分の隙間時間を利用して、手続きが行えるはずだ。
このため、ここではFX口座開設の手順とともに、入金方法も紹介する。


口座開設の手順
口座開設は、スマートフォンを使って、以下の手順で簡単に行える。
提出書類 | ||
---|---|---|
日本国籍の人 | マイナンバーカードで申し込む場合 | マイナンバーカード |
他の書類で申し込む場合 | AとBのなかからそれぞれ1点ずつ A:マイナンバー通知カード、住民票の写し B(顔写真のあるもの):運転免許証、パスポート※、運転免許経歴証明書 | |
外国籍の人 | マイナンバーカードで申し込む場合 | マイナンバーカードに加えて、在留カードもしくは特別永住者証明書のいずれか1点 |
他の書類で申し込む場合 | AとBのなかからそれぞれ1点ずつ A:マイナンバー通知カード、住民票の写し B(顔写真のあるもの):在留カード、特別永住者証明書 |
入力情報と提出書類をもとに審査
取引に必要なログイン情報をメールにて通知
口座開設には、マイナンバーカードなどの書類が必要になるので、手続きを始める前に準備しておこう。
二種類の入金方法
口座開設が完了した後には、投資資金をFX口座に入金すれば、すぐに取引が始められる。
LINE証券では、投資資金の入金には、クイック入金・振込入金・LINE Payでの入金の三種類の方法がある。
ただし2025年4月にLINE Payのサービスが終了するため、ここではLINE Payでの入金方法の説明は割愛する。
クイック入金と振込入金の違いは、以下の通りだ。
クイック入金 | 振込入金 | |
---|---|---|
FX口座に入金額が反映されるタイミング | 入金完了後、原則即時に反映 | LINE証券側での着金確認後に反映 |
最小入金額 | 1,000円~1億円 | 制限なし |
手数料 | 無料 | 振込元の金融機関で手数料が発生する場合がある |
いずれの入金方法でも、LINE FXの登録名義以外の名義人からの入金は受け付けない(家族も不可)。
また現金(日本円)での入金しか受け付けておらず、クレジットカードの利用、および外貨での入金はできない。
ここでは、スマホアプリを使った、それぞれの入金方法の手順を紹介する。
- 出典:LINE Pay株式会社「LINE Payサービス終了に関するお知らせ」
「クイック入金」での入金方法
このスマホアプリを使った入金は、以下の手順で行う。
表示されている銀行から自分の口座のある銀行を選び、入金額を入力。銀行は、以下のクイック入金サービスの対象銀行のなかから選択。
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友銀行
- 楽天銀行
- みずほ銀行
- PayPay銀行
選択した銀行のサイト画面の指示に従って、入金手続きを行う
この方法を行うには、自分の銀行口座に対して、事前にインターネット・バンキングの設定をしておく必要がある。
「振込入金」での入金方法
先に述べたクイック入金は、自分の口座がクイック入金サービスの対象銀行になければ、この方法は利用できない。
この場合には、以下の手順で、振込入金を行うことになる。
LINE証券の振込先情報(銀行名・支店名・名義・口座番号)が表示される
上記STEP4の情報をもとに、自分の預金口座のある金融機関窓口やATM、インターネット・バンキングで振込手続きを行う
LINE FXの特徴を理解して、FX取引をはじめよう


このFXサービスの特徴や口座開設の手順について、この記事では解説してきた。
LINE FXには、長所もあれば、物足りない点もある。
しかしユーザーアンケートの結果から、LINE FXは初心者でも使いやすいFXサービスであることがわかった。
またLINEと連携していることで、取引のために有効な情報を受け取った後、チャート分析から売買までをシームレスで行える。
取引はスマートフォンで完結できるため、時間と場所を選ばずにFX取引が可能だ。
本文で述べたLINE FXに向いている人は、このFXサービスで、FX取引を始めよう。