- LINE FXはLINEとの連携で、為替の最新情報や取引チャンスを逃さず取引できる
- 取引コスト(スプレッド)は業界最狭水準※1で、スワップポイントも高め
- 口座開設やアプリの操作性が良く、
FX初心者に特に使いやすい
- 主要FX取扱業者8社比較(2024/9 LINE証券調べ)
総合評価 | 3.4 |
---|---|
口座数 | 570,000口座※1 |
通貨ペア数 | 35通貨ペア(ラージ銘柄を含む) |
スプレッド (米ドル/円) | 0.2銭 0.2-3.6銭(上記時間以外)※2 |
スワップポイント ※3 | 米ドル/円:152 ユーロ/円:105※4 |
取引単位 | 1,000通貨※5 |
- 2022 年 12 月末時点
- 2025年5月時点、AM9:00-翌日AM5:00・原則固定・例外あり
- 過去14日平均
- 2025年5月21日時点
- HUF/JPYは10,000通貨から取引可能
LINE証券は、スマホアプリのLINEを運営している「LINEヤフー株式会社」のグループ企業だ。
この証券会社が提供するLINE FXは、LINEと連携できるメリットから、多くの人に利用されている。
本記事では、当社が実施したLINE FXユーザーへのアンケート結果をもとに、LINE FXの特徴やメリット・デメリットを紹介する。
FX取引を始めようとして、どのFXサービスを選ぶべきかと悩んでる人は、ぜひ参考にしてほしい。
※本記事で紹介する口コミ/ユーザーアンケートの調査概要
調査名:LINE FXに関するアンケート
・調査期間:2024年11月15日〜2024年11月17日
・調査方法:インターネットによる調査
・調査対象:20代〜60代の投資家
・有効回答数:120
LINE FXの特徴

LINE FXを運営しているLINE証券は、2018年に創業したFX業界では新興企業だ。
誰もが知るLINEのグループ企業であることから、このFXサービスには、このアプリの開発ノウハウが活かされている。
LINEの開発ノウハウは「LINE FXの使いやすさ」に活かされており、さらにユーザーの利便性を高めるためのバージョンアップを行っている。
また2024年8月よりLINE証券会社では、それまで展開していた金融サービスをFXサービスに集約し、機能やサービスへの一層の向上に努めている。
LINE FXのメリットとは?

LINE FXは、LINEとの連携による使いやすさだけではなく、サービスの内容にも優れた点が多い。
そのうえ、さまざまなキャンペーンを開催しており、これらに参加することで一定額の返金が受けられる。
ここからは、LINE FXを利用することで得られる多彩なメリットをみていこう。
為替の最新情報を受け取ったら、すぐにFX取引ができる「LINEとの連携」
普段使っているLINEと連携することで、以下の情報をタイムリーに受け取れる。
ニュース通知
- 為替相場に関する本日、および今後の見通しなどのニュースが定期的に届く
- 現在の為替状況や今後の見通しだけではなく、経済指標や金融政策、政治情勢や要人の発言などの情報が把握できる
- 最大で5種類のニュースから、自分の取引スタイルにあわせて、受け取るニュースを選べる
売買シグナル通知
- 過去の価格データで最適化されたテクニカル指標を元に、取り引きに適したタイミングの通知が届く
- テクニカル指標は個別に選択できるため、受け取りたい情報を絞り込むことも可能※
- 「シグナルランキング」では、累積損益順・勝率順に上位50位までのランキング実績を、過去のシグナルの内容として確認できる
経済指標通知
- 重要な経済指標の発表の前後に、その発表にともなう為替への影響予想、そしてその結果を知らせてくれる
- 過去の情報として「これまでの予想と結果」から、過去約半年分の予想と結果が確認でき、今後の投資判断をするうえでの参考にできる
- 各経済指標の専門的な内容は、通知メッセージの本文に記載されている説明文で補足されている
急変動通知
- 為替レートが急激に変動した場合、すぐに通知してくれる
- 通貨ペアごとの「変動率」と「監視期間」を変更することで、通知頻度の最適化も可能
その他の通知内容
- 約定通知
- 注文有効期限切れ通知
- 指定レート通知
- 入金通知
- 出金通知
- 注目の通貨ペア
- 取引関わるイベントの見通し
- キャンペーン情報、など
- テクニカル指標で「おまかせ(パフォーマンス上位)」を選択すると、「累積損益が高い上位3位以内のシグナル」が通知される
これらの情報をLINEで受信し、そのままLINE FXのスマホアプリへ移動できるため、チャンスを逃さずスムーズに取引ができる。
このようにスマートフォンが手元にあれば、いつでもどこでも、絶好のタイミングで取引が可能だ。
6,000万人の投資家が愛用している高機能チャート「TradingView」
このツールは、米国シカゴに本社を置くTradingView Inc.が開発する、FX取引向けのチャート分析ツールだ。
TradingViewは、スマホアプリ「LINE FX」、PC版ツール「LINE FX Pro」のいずれでも無料で利用できる。
このツールでは、トレンドラインなど50種類以上の描画ツール、ボリンジャーバンド幅など80種類以上のインジケーターを使ってチャート分析が可能だ。
TradingViewのBASICプラン(無料版)では1つのチャートで同時に設定できるインジケーターは最大2個だが、LINE FXのTradingViewでは無制限に設定できる。
設定した描画やインジケーターは保存して、何度でも再利用ができるため、自分だけのチャート分析環境を作れる。
また画面レイアウトもシンプルなため、初めての利用でも、直感的に操作ができるはずだ。
継続的に利益が得られる高水準の「スワップポイント」
FX取引で得られる利益には、相場の変動にともなう為替差益のほかに、「スワップポイント」がある。
なお、たとえば円を売って他国通貨を買う場合でも、受け取れるスワップポイントは「日本と相手国の政策金利の単純差」ではない。
実際には、両通貨の短期金利(翌日物・OISなど)を反映したトム/ネクスト(tom/next)レートや、取引会社の調整・コスト、日数計算などが加味されたその日の実勢で決まる。
そのため、円の政策金利が0.1%、他国の金利が5%の場合でも、「0.1%と5%の差=4.9%」のように単純な引き算にはならない。
また、スワップポイントは、ニューヨーククローズ(ロールオーバー)をまたいでポジションを保有したときに、その日の対象日数分が付与または徴収される。
原則は営業日ごとの付与だが、土日分は多くの会社で水曜日に3日分まとめて調整され、各国の祝日が入る週は付与日数が前後するため、「毎日」付与されるわけではないので注意しよう。
なお、LINE FXでは、貯まったスワップポイントだけを現金化することもできる。
スワップポイントは、売買する通貨を発行している2つの国の金利差に基づいて決まるため、金利市場の動向によって日々変動する。
このため取引中の通貨ペアのスワップポイントは、スワップカレンダーで確認しよう。
お得な各種キャンペーン
多くのFXサービスでは、口座を新規開設する人に向けたキャッシュバックを行っている。
ここでは、LINE FXが現在提供しているキャンペーン情報について紹介する。
口座開設後の条件達成で5,000円プレゼント
LINE FXでは、口座開設後に以下の条件を達成すれば、5,000円がプレゼントされる。
対象条件
下記の2つの条件の両方を対象期間内に実施すること
- 条件1:合計2万円以上入金する※1
- 条件2:合計1万通貨分以上の取引を行う※2
取引対象期間
口座申込の翌月末まで(最終営業日)のNYクローズまで
入金対象期間
口座申込の翌月末まで
特典の付与時期
取引対象期間の翌月下旬頃に、自分のFX口座に振り込まれる
- LINE FXのスワップポイントで得た金銭での振替入金分は対象外
- ハンガリーフォリント/円の通貨ペアは、実際の取引量の100分の1を判定する際の取引量とします。
ただし過去に口座開設をし、その後に口座を閉鎖したことがあれば、プレゼント進呈の対象から外れるので注意しよう。
口座開設後の取引量に応じて「最大100万円キャッシュバック」
本キャンペーンの対象者は、口座申込対象期間中(2024年2月1日〜終了日未定)に口座申込みを完了し、取引対象期間中に「口座開設」および「米ドル/円以外の通貨ペアの合計で5万通貨以上の【新規建て】取引を完了した」人となる。
なお、取引対象期間は、口座申込月から口座申込月の翌々月末日(最終営業日)のNYクローズまでだ。
上記の条件を達成すれば、下表のように取引量に応じて最大100万円のキャッシュバックが受けられる。
取引量 | 返金額 |
---|---|
5万通貨~10万通貨未満 | 100円 |
10万通貨~30万通貨未満 | 200円 |
30万通貨~50万通貨未満 | 500円 |
50万通貨~100万通貨未満 | 1,000円 |
100万通貨~500万通貨未満 | 2,000円 |
500万通貨~1,000万通貨未満 | 1万円 |
1,000万通貨~2,500万通貨未満 | 2万円 |
2,500万通貨~5,000万通貨未満 | 3万円 |
5,000万通貨~10,000万通貨未満 | 5万円 |
10,000万通貨~20,000万通貨未満 | 10万円 |
20,000万通貨~30,000万通貨未満 | 20万円 |
30,000万通貨~50,000万通貨未満 | 30万円 |
50,000万通貨~60,000万通貨未満 | 50万円 |
60,000万通貨~70,000万通貨未満 | 60万円 |
70,000万通貨~80,000万通貨未満 | 80万円 |
80,000万億通貨~ | 100万円 |
特典が付与されるのは、取引対象期間の翌月中旬から下旬頃(口座申込月の3ヵ月後)だ。
例えば9月29日に口座申込を完了した場合、11月30日までが取引対象期間となり、条件を満たせば12月中旬〜下旬頃にキャッシュバックが受けられる仕組みだ。
ただし、通貨ペア(通貨の組み合わせ)によっては、以下のような制約があるので気をつけよう。
- 米ドル/円の取引
キャッシュバック対象外になる - ハンガリーフォリント/円での取引
実際の取引量の100分の1を判定する際の取引量となる - 南アフリカランド/円、メキシコペソ/円、トルコリラ/円、チェココルナ/円での取引
これらの通貨ペアの取引量は、他の通貨ペアの10倍の取引量と同じと扱われる
[トルコリラ /円の10,000通貨の取引]
= [ユーロ/米ドルの1,000通貨の取引]
なお、こちらも過去に口座開設をしたことがある場合には、返金の対象外になる。
- 例:口座開設を1月に行った場合は、3月末までの新規取引量に応じた金額が、4月に返金される。
100万通貨以上の取引を続ければ適用される「LINE FXキャッシュバック・プログラム」
さらに、取引するほどに還元率がアップするキャッシュバックプログラムも見逃せない。
- 月々の新規取引が100万通貨以上あること
- 上記①を達成した前月15日ニューヨーククローズ時点でのFX口座内の現金状況
- 50万円未満の場合
100万円以上の新規取引において「1万通貨あたり1円を返金」 - 50万円以上の場合
100万円以上の新規取引において「1万通貨あたり2円を返金」
キャッシュバック上限:月10万円まで
- 50万円未満の場合
- 12/15時点で40万円の残金あり
- 1月に90万通貨分を新規で取引
→返金なし
- 12/15時点で40万円の残金あり
- 1月に500万通貨分を新規で取引
→400円が返金される
(400円=(500万通貨-100万通貨)×1円÷10,000)
- 12/15時点で60万円の残金あり
- 1月に500万通貨分を新規で取引
→800円が返金される
(800円=(500万通貨-100万通貨)×2円÷10,000)
なお米ドル/円の取引は、こちらのプログラムでも適用の対象外になる。
また、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円、トルコリラ/円、チェココルナ/円の通貨ペアでの取引は、他の通貨ペアの10倍の取引量と同じと扱われる。
加えて、ハンガリーフォリント/円の通貨ペアは、実際の取引量の100分の1を判定する際の取引量となる。
LINE FXのデメリットとは?

ここまでLINE FXのメリットを解説してきたが、どのFXサービスにも必ず長所と短所がある。
それぞれの特徴をしっかり理解したうえで、自分に合ったFX会社を選ぶことが、納得のいく取引につながる。
ここでは、LINE FXのデメリットを解説する。
デモトレード環境がない
LINE FXには、デモトレード環境がない。
FX取引の経験がない人にとって、気軽に操作を試せないのはやや残念な点といえるだろう。
デモトレード環境とは、実際の相場の動きをもとに、疑似通貨を使って取引ができるFX取引の練習環境だ。
つまりこの環境では、自己資金を一切使わずに、未経験者でもFX取引の経験が積める。
LINE FXには練習環境がないため、初心者は少額取引を心がけ、自信をもって取引が行えるようになるまではリスクを抑えた取引に努めるようにした方がよいだろう。
1通貨からの取引ができない
松井証券FXやSBI FXトレードなど1通貨から取引が可能なFXサービスもある一方で、LINE FXの最小取引数量は1,000通貨※1だ。
少額取引が可能なFXサービスであれば、自分にあう通貨ペアを探すため、数〜数十通貨で試験的に複数の通貨ペアで取引してみると良いだろう。
また乱高下する相場に対しても、わずかな通貨量で発注して、様子見をすることも気軽にできるはずだ。
- HUF/JPYは10,000通貨から取引可能
株式や債券などの長期的資産運用に向いた金融商品を扱っていない
LINE FXを運営しているLINE証券は、株式や債券などの長期的資産運用向けのサービスから撤退したことを先述した。
一方で証券会社のなかには、松井証券のように、これらの両方を幅広く取り扱っている会社もある。
ただし、LINE証券はFXサービス専業企業であるからこそ、FX取引を行う人のニーズに絞ったサービスを提供していると言えるだろう。
LINE FXで取引できる通貨ペア

LINE FXでは合計35通貨ペアで取引ができる。
主要なペアはもちろん、外貨同士(クロス通貨)の通貨ペアもカバーされており、初心者から中上級者まで使いやすいラインナップだ。
なお、ラージ銘柄は通常銘柄とは別の通貨ペアとしてカウントされ、取引条件も異なる点に留意したい。
通貨ペア数だけを競う海外系のサービスと比べれば“超多数”ではないが、LINE FXは主要メジャー通貨+人気の高金利通貨+外貨同士まで過不足なく抑えた実用的な構成だといえる。
LINE FXの取扱通貨ペアの一覧はこちら
米ドル/円(USD/JPY) ユーロ/円(EUR/JPY) ポンド/円(GBP/JPY) 豪ドル/円(AUD/JPY) NZドル/円(NZD/JPY) カナダドル/円(CAD/JPY) スイスフラン/円(CHF/JPY) 南アフリカランド/円(ZAR/JPY) メキシコペソ/円(MXN/JPY) トルコリラ/円(TRY/JPY) ハンガリーフォリント/円(HUF/JPY) チェココルナ/円(CZK/JPY) ポーランドズロチ/円(PLN/JPY) スウェーデンクローナ/円(SEK/JPY) ノルウェークローネ/円(NOK/JPY) 米ドル/円〈ラージ〉(USL/JPY) ユーロ/円〈ラージ〉(EUL/JPY) ポンド/円〈ラージ〉(GBL/JPY) 豪ドル/円〈ラージ〉(AUL/JPY | ユーロ/米ドル(EUR/USD) ポンド/米ドル(GBP/USD) 豪ドル/米ドル(AUD/USD) NZドル/米ドル(NZD/USD) ユーロ/英ポンド(EUR/GBP) ユーロ/豪ドル(EUR/AUD) ポンド/豪ドル(GBP/AUD) ユーロ/NZドル(EUR/NZD) ポンド/NZドル(GBP/NZD) 豪ドル/NZドル(AUD/NZD) 米ドル/スイスフラン(USD/CHF) ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF) ポンド/スイスフラン(GBP/CHF) NZドル/スイスフラン(NZD/CHF) 豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF) ユーロ/米ドル〈ラージ〉(EUL/USL) |
LINE FXの手数料・スプレッド

ここではLINE FXでの取引にともなうコストについて解説する。
FX取引にともなう手数料
このFXサービスでは、以下の手数料が、すべて無料だ。
- 取引手数料
- 入金手数料(クイック入金の場合)
- 出金手数料
- 口座開設手数料
- 口座維持手数料
- ロスカット手数料
以上のことから、このFXサービスを利用すれば、コストを抑えた取引ができるといえるだろう。
ただし上記②では、自分の口座がクイック入金に対応する金融機関になければ、手数料が無料であるこの入金方法は利用できない(クイック入金については後述)。
クイック入金対応の金融機関の一覧はこちら
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友銀行
- 楽天銀行
- みずほ銀行
- PayPay銀行
スプレッド
スプレッドとは、FX取引で異なる通貨を売買する際の「通貨を売るときの値段」と「通貨を買うときの値段」の差額のことだ。
例えば海外旅行のため通貨を両替するときに、「外貨にする価格」と「日本円に戻す価格」がそれぞれ違う金額であることを、銀行で見たことがある人もいるだろう。
FX取引でも同様に、異なる通貨を同じタイミングで売買しても、売値と買値は別々になる。
FXではこの売値と買値の差を「スプレッド」と呼び、この差額がFX取引を仲介するFXサービス会社の手数料になり、ユーザーにはコストにあたる。
だが、LINE FXでは、このスプレッドが以下のように少額に抑えられているため、低コストでの取引が可能だ。
通貨ペア | スプレッド | |
---|---|---|
(原則固定・例外あり)※1 | コアタイムコアタイム以外 | |
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2~3.6銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.5~10.0銭 |
英ポンド/円 | 0.7銭 | 1.0~12.0銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 | 0.7~12.0銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 | 1.2~12.0銭 |
カナダドル/円 | 0.6銭 | 1.5~11.0銭 |
スイスフラン/円 | 1.6銭 | 1.6~14.0銭 |
南アフリカランド/円 | 0.9銭 | 1.0~4.5銭 |
メキシコペソ/円 | 0.2銭 | 0.3~2.5銭 |
トルコリラ/円 | 提示休止中※2 | |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | 0.4~9.0pips |
英ポンド/米ドル | 1.0pips | 1.0~12.0pips |
豪ドル/米ドル | 0.4pips | 0.9~12.0pips |
NZドル/米ドル | 1.4pips | 1.4~12.0pips |
ユーロ/英ポンド | 0.8pips | 0.8~10.0pips |
ユーロ/豪ドル | 1.4pips | 1.4~14.0pips |
英ポンド/豪ドル | 提示休止中※2 | |
ユーロ/NZドル | 提示休止中※2 | |
英ポンド/NZドル | 提示休止中※2 | |
豪ドル/NZドル | 1.9pips | 1.9~12.0pips |
米ドル/スイスフラン | 1.5pips | 1.5~12.0pips |
ユーロ/スイスフラン | 1.6pips | 1.6~13.0pips |
英ポンド/スイスフラン | 提示休止中※2 |
- コアタイム:AM9:00~翌日AM5:00
- この通貨ペアは現在変動スプレッド
- スプレッドの値は2025年9月2日調査時点
なおこの差額(スプレッド)が小さいことを「スプレッドが狭い」、そして差額が大きいことを「スプレッドが広い」という。
つまり、ユーザーにとっては「狭い」ことは取引コストが低く、「広い」ことは取引コストが高いことを意味する。
国内大手FX会社とのスプレッド比較
以下では、LINE FXと国内大手FX会社のスプレッドを比較した。
LINE FX | GMOクリック証券 (FXネオ) | ヒロセ通商 (LION FX) | DMM FX | 外為どっとコム | |
---|---|---|---|---|---|
スプレッドの 原則固定時間※1 | 午前9時〜 翌日午前5時 | 午前9時〜 翌日午前3時 | 午前9時〜 翌日午前3時 | 午前9時〜 翌日午前5時 | 午前9時〜 翌日午前3時 |
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2銭 (原則固定) | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.4銭 (原則固定) | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.4銭 |
ポンド/円 | 0.7銭 | 0.9銭 (原則固定) | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 | 0.5銭 (原則固定) | 0.5銭 | 0.5銭 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 | 0.7銭 (原則固定) | 0.7銭 | 0.7銭 | 0.7銭 |
メキシコペソ/円 | 0.2銭 | 0.2銭 (原則固定) | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.3銭 |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | 0.3pips (原則固定) | 0.3pips | 0.3pips | 0.3pips |
- AM9:00-翌日AM5:00・原則固定(例外あり)
- スプレッドの値は2025年9月2日調査時点。詳細はこちら
ここで挙げた全通貨ペアのスプレッドは全社ともにおおむね横ばいであるものの、ポンド/円のペアに関しては、唯一LINE FXが0.7銭(=0.007円)となっている。
また、スプレッドの原則固定時間についても着目してほしい。
LINE FXでは午前9時〜翌日の午前5時まで原則固定となっているが、他社では翌日の午前3時までを原則固定としているケースが多い。
取引時間が長い方は、スプレッドの原則固定時間が長いFX会社を選択すると良いだろう。
ただ、あくまでも「原則」であるため、固定時間内であっても急な相場変動などを理由としてスプレッドが広がってしまうケースもある点には注意しなければならない。
LINE FXのスワップポイント

スワップポイントとは、取引を行う通貨ペアにおける金利の差を指し、ポジションを日をまたいで保有した場合に、その日の対象日数分が付与または徴収される。
付与は営業日ベースで、土日分は水曜に3日分まとめて計上されるなど休日調整が入るため「毎日」必ず付与されるわけではない(相場環境や売買方向によってはマイナスとなることもある)。
ここでは、FX取引において重要な収入源の一つであるスワップポイントに関して、以下3点を解説していく。
- スワップポイントの水準とタイミング
- スワップポイントの計算式と具体的な計算例
- スワップポイントに関する注意点
それぞれ見ていこう。
スワップポイントの水準とタイミング
以下は、LINE FXが提示するスワップポイントの一例だ。
通貨ペア | 1万通貨あたりのおおよその スワップポイント(円) | ||
---|---|---|---|
付与日数 | 売り | 買い | |
米ドル/円 | 1 | -166 | 156 |
ユーロ/円 | 1 | -115 | 105 |
ポンド/円 | 1 | -202 | 192 |
トルコリラ/円 | 1 | -37 | 27 |
南アフリカランド/円 | 1 | -18 | 13 |
メキシコペソ/円 | 1 | -20 | 15 |
- 1万通貨あたりのスワップポイントです。
- 単位のベースとなる通貨で表示しており、USD/JPYであれば円、EUR/USDであれば米ドルとなります。
- スワップポイントは各国の金利情勢等により日々変動します。プラスからマイナスに転じる場合もあります。
- 一般的には高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買うとスワップポイントの支払いがあります。
- 毎日、ニューヨーククローズ時間前後(米国東部標準時間時は朝7時、米国東部夏時間時は朝6時)に締め作業のため、メンテナンスを行います。
- 本カレンダーに記載されているスワップポイントは、掲載時点の予定額であり、該当取引日の取引終了までに変更される場合があります。
- 出典:LINE FX「スワップカレンダー」(2025年9月1日時点)
LINE FXのスワップポイントは、特にメキシコペソや南アフリカランドといった高金利通貨では買いスワップが高く、中長期運用での金利収入に適している。
実際の数値は、公式サイトのスワップポイントカレンダーをチェックしてほしい。
スワップポイントが反映されるタイミングと出金できるタイミング
スワップポイントは、取引日のニューヨーククローズ時点で評価損益に反映される。
ニューヨーククローズとは現地時刻の午後5時時点であり、日本時間で見ると、米国標準時間※1時は午前7時、米国夏時間※2時は午前6時だ。
ただ、土日はFX市場が休場のため、土日分のスワップポイントに関しては、週内に前倒しでまとめて付与される。
また、日本が祝日の場合はFX取引に加えてスワップポイントも付与されることとなるが、取引を行う通貨の国が祝日の場合は、スワップポイントが付与される時期がずれることもある。
なお、2025年7月現在、LINE FXでは「スワップ振替」という制度が設けられている。
これは、保有するポジションを決済しなくとも、付与されたスワップポイントを現金化できる制度のことだ。
LINE FXアプリでのスワップ振替の手順
- LINE FXアプリを起動し、画面左上から「メニュー」を表示
- 画面中段の「スワップ振替」をタップ
- スワップ振替を行うポジションを選択
- スワップポイント残高※の範囲内で任意の金額を入力後「つぎへ」をタップ
- 確認画面にて概算スワップ合計を確認し、相違なければ「OK」をタップ
- 「スワップ振替を受付ました」と表示されるため「OK」をタップ
- 外貨同士の通貨ペアの場合は、日本円参考価格が表示される
これでスワップ振替手続きは完了となり、現金化したスワップポイントは口座残高に即時反映される。
なお、スワップ振替の詳細についてはこちらのサイトもご参考いただきたい。
- 11月第1日曜日〜3月第2日曜日
- 3月第2日曜日〜11月第1日曜日
スワップポイントの計算式と具体的な計算例
受け取れるスワップポイントを計算する際は、以下の式に則って算出しよう。
10,000通貨単位の1日分のスワップ金額
×(取引数量÷取引単位)
LINE FXにおける最低取引通貨単位は1,000通貨※1だ。
ただ、スワップポイントは10,000通貨単位で提示されているため、取引数量によっては小数点以下が発生してしまうこともある。
小数点以下が発生した場合におけるスワップ振替の取り扱いは、取引を行う通貨ペアによって異なり、クロス円通貨ペアであれば1円単位、外貨同士の通貨ペア※2であれば小数点第2位での単位によって算出されるのだ。
なお、クロス円通貨ペアの小数点第1位、外貨同士の通貨ペアの小数点第3位はポジションに残ることは覚えておいてほしい。
実際に受け取れるスワップポイントがいくらになるのか、取引数量や通貨ペアごとに具体的な計算例を見ていこう。
- HUF/JPYは10,000通貨から取引可能
- 振替時に対円レートによって円に換算されるが、その際に発生した小数点以下は切り捨てられる。
- 通貨ペア:米ドル/円(買)
- 10,000通貨単位のスワップポイント
:195円 - 取引数量:15,000通貨
このケースでは、1日あたりに受け取れるのは195円×(15,000÷10,000)=292.5円となる。
ただ、先述したとおりクロス円通貨ペアのスワップ振替は1円単位であることから、実際に現金化できるのは292円だ。
スワップポイントに関する注意点
スワップポイントに関して注意すべきなのは、主に以下の5つである。
- マイナススワップにより支払いが発生するリスクもある
- 各国の情勢によって毎日変動する
- スワップポイントは雑所得の対象となる
- 高いスワップポイントが付与される通貨ペアはリスクが大きい
- ニューヨーククローズまでポジションを保有し続けておかなければならない
スワップポイントは、高金利の通貨を購入して低金利の通貨を売却したときに受け取れるものである。
しかし、低金利の通貨を購入して高金利の通貨を売却したとき等にマイナススワップとなり、支払いが発生するリスクがある点には注意が必要だ。
また、スワップポイントは一定のものではない。
各国の情勢に応じて毎日変動するため「昨日まで受け取れていたのに今日は支払いが発生している」といった状況も起こり得るのだ。
加えて、受け取ったスワップポイントは課税される点にも気をつけてほしい。
雑所得として20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)の税金の支払いが求められることは覚えておこう。
さらに、高いスワップポイントが付与される通貨ペアは魅力的であるが、その分金利が大きく変動するリスクがある「ハイリスク・ハイリターン」な運用となることを理解しておくことが大切だ。
そして、スワップポイントを受け取るためには、ニューヨーククローズまでポジションを保有し続けていなければならない。
ニューヨーククローズの前にポジションを決済してしまうと、スワップポイントが付与されないため注意が必要だ。
LINE FXのレバレッジと取引通貨単位
LINE FXで実際に取引を始めるためには、どれくらいの資金が必要なのだろうか。
FXは証拠金という担保となる資金を口座に預け、それを元に取引を行う仕組みである。
必要となる証拠金の最低額は、選ぶ取引単位や設定されているレバレッジ倍率によって異なってくる。
次のセクションでは、LINE FXの具体的な取引単位やレバレッジの仕組みを詳しく見ていく。
LINE FXの取引通貨単位
LINE FXにおける最低取引単位は、全通貨ペア共通で「1,000通貨」※だ。
必要な最低資金額は取引を行う通貨ペアによって異なるが、以下の計算式で算出できる。
必要な最低資金額
=取引を行う通貨ペアのレート×最低取引単位
なお、各国の通貨の為替レートは常に変動するため、最低取引金額も変動する点には注意してほしい。
- HUF/JPYは10,000通貨から取引可能
LINE FXのレバレッジは最大25倍
LINE FXは最大25倍のレバレッジをかけることが可能だ。
ただ、必要証拠金のみ口座に入金していると、相場が大きく変動した際にロスカットとなるリスクが高くなってしまう。
そのため、必要証拠金よりも多めの金額を口座に入金しておくと安心だ。
必要証拠金の計算方法
必要証拠金は、以下の計算式で算出できる。
必要証拠金の算出方法
トレードを行う通貨ペアの為替レート×取引数量÷レバレッジ倍率
例えば、1米ドルが156円のときに25倍のレバレッジをかけて15,000通貨の取引を行うとすると、必要証拠金は156円×15,000通貨÷25=93,600円となる。
そのため、93,600円の資金が準備できれば取引ができるのだ。
一方で、レバレッジ倍率を5倍に抑えて取引を行いたいのであれば、156円×15,000通貨÷5=468,000円の証拠金を準備する必要がある。
LINE FXでスキャルピングは可能?

FX取引での取引スタイルには、大きく以下の三つの種類に分けられる。
- スイングトレード
- 1日~数週間の間未決済の取引を保持し、利益が出るタイミングで決済する短〜中期的取引
- 「毎日市場をチェックする時間が取れない人」「比較的ゆったりしたペースで取引を行いたい人」におすすめ
- デイトレード
- 数分から数時間の単位で売買を繰り返すが、当日中に決済してしまう短期的取引
- 「その日のうちにリスクを完結させたい人」「日中に相場を継続的にチェックできる人」におすすめ
- スキャルピング
- 数秒~1分程度の短い時間で売買を繰り返す超短期的取引
- 「短時間で利益確定を重ねたい人」「瞬時の判断力や反射神経に自信がある人」におすすめ
「スキャルピング」とは、数秒から数分といった極端に短い時間で何度も取引を繰り返し、小さな利益を積み重ねていくトレード手法である。
LINE FXでは、スキャルピング取引について明確に禁止しておらず、獲得するpipsやポジションの保有時間に対する具体的な制限も設けられていない。
ただし、短時間での頻繁な取引が他の顧客やLINE FXのシステム、あるいはカバー取引などに重大な影響を及ぼすと判断された場合は、約款に基づき取引の利用制限や禁止、さらには口座閉鎖といった措置が取られる可能性があるため注意が必要だ。
LINE FXで使える取引ツール

LINE FXで使用できる取引ツールについて、ツールの特徴と口コミを紹介する。
LINE FXの取引ツール
このFXサービスで利用できる取引ツールには、LINEとのシームレスな連携が可能なスマホアプリ以外に、PC版取引ツール「LINE FX Pro」がある。
スマホアプリ「LINE FX」
LINE FXのスマホアプリは、シンプルで直感的な操作が特徴だ。
画面デザインはわかりやすく設計されており、初心者でもすぐに操作方法を理解できる。
チャートを確認しながらワンタップで発注でき、スピーディーな取引を実現している。
また、背景のカラーはダークとライトの2種類から好みのテーマを選ぶことが可能だ。
同時に最大4つのチャートを表示でき、さらに横画面表示にも対応しているため、小さなスマホ画面でも多くの情報を無理なく確認できるのがメリットだ。
注文方法も、成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFD-OCOなど多彩に用意され、状況に応じた柔軟な注文を行える。
またTradingViewとの連携により、80種類以上のインジケーターや50種類以上の描画ツールを利用して高度なチャート分析も可能であり、外出先でもしっかり取引分析を行いたい投資家におすすめのツールだ。
iOS版とAndroid版があるため、どのようなスマートフォンでも利用できる点も評価できる。
PC版取引ツール「LINE FX Pro」
LINE FX Proは、PCのブラウザ上で動作する高機能取引ツールである。
スマホアプリ版とは異なり、大きなPCディスプレイでチャートやレート、ニュースなどを確認しながら取引を行える点がメリットだ。
画面は複数ウィンドウ表示に対応しており、最大6つまで自由にレイアウトをカスタマイズして保存できる。
各ウィンドウで、為替レートやリアルタイムニュースを確認しながら、チャート画面で即座に注文が行えるため、情報収集と注文がシームレスにできる。
また注文方法は、ワンクリックで実行できるストリーミング注文を搭載しており、相場が急変したときでもスピーディな取引が可能である。
チャート分析についても充実しており、22種類のテクニカル指標を搭載。
さらに、TradingViewとの連携により、多様なインジケーターや描画ツールを利用した高度なチャート分析が可能だ。
自由度の高い設定変更も特徴で、背景のカラーやチャートの細かな表示方法まで自分好みにカスタマイズできる。
PCでじっくりと相場を分析しながら、本格的に取引したい投資家に最適なツールであるといえるだろう。
LINE FXスマホアプリのレビューを紹介
次に、スマホアプリに対して、当社が実施したユーザーへのアンケートの結果をみていこう。
最も多かったアンケートの回答では、以下のように「スマホアプリが使いやすい」という声だった。

初めてでもすぐに使えて、感覚的に使いこなせるアプリで取引ができる。スマホでFXをしたい場合に最適。



スマホのアプリが使いやすく、いつでも手軽に利用できます。



スマホアプリでの操作感は他の会社のアプリと一線を画します。



アプリの会社だけあってスマホアプリでのトレードはかなりやりやすいと感じています。
またこれらの回答のなかには、FX取引がやりやすい画面デザインであることが、使いやすい理由であると述べているものもあった。



使いやすいように、画面構成が良く練られていると感じた。



スマホツールでのトレードはすっきりとしたUIで使いやすい。



ボタン設置などいいところにいいものを置いているので、サクッと使いやすい。
さらに、チャート分析の際には簡単にラインが引けることにも評価の声が多かった。



チャート操作が秀逸なのには驚きました。チャート上にラインを引くときにタッチしている部分を拡大する機能があり、これがうまく配慮されていて、大変重宝しています。



パソコンと同等クラスの高機能チャートを、スマホで使えるから、手軽に取引ができて便利で使いやすい。
これらのコメントから、このスマホアプリには手軽さと使いやすさ、さらにPCツール並みの機能を備えている取引ツールだといえるだろう。
LINE FXで自動売買はできる?


LINE FXでは、自動売買を行うことはできない。
FX取引での自動売買とは、システムを使ってFX取引を自動で行うことであり、「システムトレード」と呼ばれることもある。
以前まで自動売買は、一部の投資家だけが利用する特殊なものとして知られていた。
しかし現在では、さまざまなタイプのツールがあり、なかには初心者でも利用できるものも多い。
またツール開発会社が提供する専門的な自動FXシステム以外にも、自動売買のサービスを提供しているFXサービス会社もある。
LINE FXの場合は、公式サイトにおいても自動売買やシステムトレードを利用できる仕組みやサービスは提供していない旨が明記されているため、利用を検討している投資家は注意が必要だ。
自動売買に興味がある場合には、他のFX会社が提供するサービスを検討する必要がある。
このように自動売買には、さまざまな種類があるが、大きく以下のタイプに分けられる。
【上級者】開発型自動売買ツール
- FX取引の自動売買プログラムを設定して、自動売買を行うタイプ
- 自分でプログラムを作成するもの、開発されたプログラムを購入するものの二種類がある
【初心者~中級者】選択型自動売買ツール
- リピート取引タイプ
対象の通貨ペアに対して、一定のルールに従い、売買を繰り返すタイプ
相場が一定の変動幅(レンジ)の中で上下を繰り返すレンジ相場(ボックス相場)に強い - トレーダー選択タイプ
運用成績の良いトレーダーの投資行動がプログラム化されたものを選んで、利用するタイプ
相場が急変したときでもベテランなら臨機応変に対応ができるように、上級者と同じような取引を行ってくれる
自動売買ができる他社サービスの例
ここでは、「みんなのシストレ」の事例を紹介する。
このサービスは、「みんなのFX」を運営しているトレイダーズ証券が提供する自動売買サービスだ。
「みんなのシストレ」は、先で述べた「リピート取引タイプ」と「トレーダー選択タイプ」の両方の機能を備えている。
トレーダー選択タイプの機能では、「みんなのFX」で取引している実在のトレーダーの取引内容を使って、24時間自動売買が行える。
高い実績を上げているトレーダーから選べるので、高い利益が期待できるはずだ。
ただし選んだトレーダーが損切りを行えば、自分も同様に損切りを行うため、その場合には損失を被ってしまうこともある。
自動売買の長所と短所
すべての事柄には長所と短所があるように、自動売買にも、この両面がある。
- 自動売買システムは24時間稼働しているため、常に利益のチャンスを狙える
- 忙しく取引のために時間が割けない人でも、自動でFX取引ができる
- 感情に左右されやすい人でも、機械的に売買ができる
- FXへの経験や知識が浅くても取引が可能
- 自動売買システムの想定以上に相場が急落した場合には、対応が遅れることがある
- システムの設定が難しいツールもある
- FX取引の経験が積めないため、FXの知識や分析スキルなどが身に付きにくい
- 通常のFX取引と比べて、スプレッドが広い場合が多く、取引にともなうコストが割高になることがある
- 相場の急落によって、気づかぬうちに強制ロスカット※になることを避けるため、資金は多めに預けておく必要がある
- 損失が一定の水準を超えた場合に、未決済の取引(「買ったまま」もしくは「売ったまま」の状態の取引)をすべて決済させて、強制的に終了させる仕組み
以上のことから自動売買が向いている人、そして向いていない人を整理したので、自分と照らし合わせてみよう。
- FX取引のために時間を割けないほど忙しい人
- 売買のタイミングを24時間見逃したくない人
- FX取引の経験やスキルに興味がない人
- 自分の意志を持ってFX取引を行いたい人
- 豊富な運用資金がなく、資金効率のよい取引を行いたい人
- FX取引の経験を重ねながら、知識やスキルを積み上げていきたい人
- 為替取引を通じて世界経済への理解を
深めたい人
LINE FXの良い評判・口コミ


ここまで、このFXサービスが持つさまざまな機能やサービスについて解説してきた。
だが実際のユーザーは、LINE FXのどのような点を、気に入っているのだろうか?
ここではユーザーからの「評価の声」を紹介する。
アンケートからわかった「LINE FXの優れている点」
今回のアンケートでは、「LINEと連携している」点についての評価が、最も多かった。



レート変動などいろんな情報をリアルタイムで通知してくれて、ありがたいです。



経済指標の通知や注文実行などがLINE上で完結するため、忙しい中でも手軽に取引を行えるのが便利です。



通知がLINEで来るためチェックしやすく、そのままトレード画面にも移れるため、取引のタイミングを逃しにくい。



直感的な操作で取引ができ、更には通知もLINEのメッセージで届くので大変便利です。
二番目に多かった評価の声は、「FX取引が簡単に始められる」という点だった。



口座開設がスムーズに行えました。



簡単に口座開設ができる。
またこのFXサービスを運営しているLINE証券が、LINEヤフーのグループ企業であることから、FX取引を行うサーバーへの信頼性も高いようだ。



サーバー面などで心配はいらないと思います。



ほとんどサーバーダウンが起きない。
他社サービスとの比較
LINEとの連携は、他社サービス以上の使いやすさを、ユーザーに与えているようだ。



他のFX口座と比較して、LINEとの連携が非常にスムーズで、普段使い慣れたインターフェースで取引できる点が魅力です。



楽天FXの取引アプリと比べると、直感的な操作ができる点がよいです。
これらのコメントからも、LINE FXの使いやすさは、他のFXサービスと比べても優れていることがうかがえる。
LINE FXの悪い評判・口コミ


このFXサービスへの評価コメントをここまで紹介してきたが、その一方で、LINE FXに対して物足りなさを感じている人もいる。
評価コメントだけではなく、ユーザーからの不満も把握したうえで、自分に適したFXサービスかどうかを判断してほしい。
それではLINE FXへの不満の声を聴いてみよう。
アンケートでわかったユーザーからの「LINE FXへの不満」
このFXサービスの取引ツールは、取引の経験が浅い人でも使いやすい反面、ベテランには機能面で物足りない点もあるようだ。



FXをガチでやるには、機能面が物足りないです。



玄人向けの機能が不足しており、すぐに飽きてしまう。
またLINEの通知に対して、ストレスを感じている人もいるようだ。



LINEの通知が多く、煩わしさを感じてしまいました。



LINEと連携すると、メッセージ受信などでのLINEの音がうるさいです。
これらのコメントから、就寝中や仕事中にはLINEの着信音をOFFにする、または取引を長期間行わない場合はLINEとの連携を切断するなど運用には注意が必要といえるだろう。
他社サービスとの比較
前述した「デモトレード環境がない」ことへの不満の声も多い。



デモトレードができないので、取引の練習でもリアルマネーで取引する必要がある。デモトレードは必要だと思う。



デモトレードがないため、事前に体験することができない 。
FX取引の経験がない人のなかには、デモトレード環境で練習したうえで取引を行えないため、不安を感じる人も多いだろう。
多くのFXサービス会社では、初心者向けにデモトレード環境を提供しているが、なかでもGMOクリック証券のデモトレード環境は初心者からの評判は高い。
登録は不要なうえ、無料で使えるGMOクリック証券のデモトレード環境は、スマートフォンの画面でも表示が大きく使いやすい。
さらに9,999万円までの疑似通貨が使え、操作方法も画面上で説明されているため、ログインすればデモトレードがすぐに始められる。
だがスポーツの分野では「練習試合と公式戦では別物」といわれているが、デモトレードでは自己資金を使っているわけではないため、緊張感を持った取引はできない。
またデモトレード環境では為替が急落してもロスカットによる強制終了はない。
このことから、デモトレードは操作方法や基本的な仕組みを理解するのには有効だが、本番環境でのメンタル面や資金管理の訓練には限界があるといえるだろう。
LINE FXはどんな人におすすめか?


本記事では、LINE FXサービスの特徴、および長所や短所などを述べてきた。
ここまで述べてきたことを踏まえて、LINE FXはどのようなタイプの人に適しているかという点を解説する。
さらにLINE FXを利用するうえで注意すべきことも説明する。
「LINE FXに向いている人」とは
前述したアンケートでは、ユーザーに対して「LINE FXはどのような人に適したサービスか?」という質問も行ってみた。
その結果、初心者に向いているという声が非常に多かった。



FXをゼロから始める私のような人にも、敷居が低くなっているのが大きな魅力でした。



実際に初心者でもやりやすいのでおすすめです。



初心者が初めてやるFX会社としては良い選択であり、慣れるに従い、スムーズに使えるようになっていくと思いました。
このFXサービスと連携している高機能チャートツールTradingViewも、以下のコメントから、初心者でも使いやすいツールであることもわかった。



TradingViewの機能が良い。取引相場の動きを簡単に確認でき、その内容もビギナー向けで良い。
LINE FXを利用するうえで注意すべきこと
取引のチャンスだと思っていても、LINE FXには1日の発注量に上限があるので、一定量以上の発注はできない。
- 1回の注文あたりの発注量
通常銘柄:新規・決済ともに 100万通貨※1
ラージ銘柄:新規・決済ともに 300万通貨 - 通貨ペアごとの1日あたりの発注量
USD/JPY・EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY・NZD/JPY・EUR/USD・GBP/USD・AUD/USD:3,000万通貨
上記以外の通貨ペア(ラージ銘柄を含む):5,000万通貨
口座全体の合計:5,000万通貨※2
- ただし ハンガリーフォリント/円(HUF/JPY)は1注文あたり1,000万通貨
- 決済取引(日次)には上限なし(ただし「1注文あたりの上限」は決済注文にも適用)
また決済をせずに保有している取引についても、以下の上限がある。
通貨ペア | 最大保有未決済 取引量 | 最大保有未決済 取引件数 |
---|---|---|
NZD/JPY、CHF/JPY、NZD/USD、EUR/NZD、GBP/NZD、AUD/NZD、USD/CHF、EUR/CHF、GBP/CHF、AUD/CHF、NZD/CHF、PLN/JPY | 1,000万通貨まで | 1,300件まで |
HUF/JPY | 5,000万通貨まで | 1,300件まで |
上記以外の通貨ペア | 2,000万通貨まで | 1,300件まで |
合計 | 5,000万通貨まで | 1,300件まで |
なお、スワップポイント目的で多数の建玉を保有する場合、建玉上限(数量・件数)と新規取引の“日次上限”に達すると追加の新規建玉が持てなくなる。
取引前に最新のサービス概要と取引ルールを確認するようにしよう。
LINE FXの口座開設の流れ


最後に口座開設の申し込みから、取引が開始できるまでの流れを紹介する。
先に紹介したアンケートのコメントのなかにも「簡単に口座開設ができる」とのコメントがあったように、LINE FXは最短3分で申込が完了し、最短翌営業日には口座が開設できる。
すべての手続きはスマートフォンで行えるため、自分の隙間時間を利用して、手続きが行えるはずだ。
このため、ここではFX口座開設の手順とともに、入金方法も紹介する。
口座開設の手順
口座開設は、スマートフォンを使って、以下の手順で簡単に行える。
メールアドレス登録後、FX口座に関する確認事項や職業等に回答
0で始まる国内の携帯番号のみ対応(海外番号・固定電話は不可)
オンラインのかんたん本人確認(LIQUID eKYC/JPKI)で書類と顔を撮影またはICチップ読取
日本国籍の人の必要書類
- マイナンバーカードで申し込み
- マイナンバーカード
- 他の書類で申し込み
(AとBから1点ずつ)- A
・マイナンバー通知カード
・マイナンバー記載の住民票の写し - B
・運転免許証
- A
外国籍の人の必要書類
- マイナンバーカードで申し込み
- ・マイナンバーカード
・在留カードもしくは特別永住者証明書のいずれか1点
- ・マイナンバーカード
- 他の書類で申し込み
(AとBから1点ずつ)- A
・マイナンバー通知カード
・マイナンバー記載の住民票の写し - B(顔写真のあるもの)
・在留カード
・特別永住者証明書
- A
入力情報と提出書類をもとに審査
口座開設が完了したらメールでお知らせ
口座開設には、マイナンバーカードなどの書類が必要になるので、手続きを始める前に準備しておこう。
二種類の入金方法
口座開設が完了した後には、投資資金をFX口座に入金すれば、すぐに取引が始められる。
LINE証券では、投資資金の入金には、クイック入金・振込入金の二種類の方法がある。
1. クイック入金
- 対応銀行
三菱UFJ銀行/三井住友銀行/みずほ銀行/PayPay銀行/住信SBIネット銀行/楽天銀行/ゆうちょ銀行
利用には各銀行のインターネットバンキング契約が事前に必要 - 入金額が反映されるタイミング
各金融機関サイトでの手続き後、「加盟店(ショップ)に戻る」ボタンを押さないと即時反映されない場合があり
操作後にLINE FXの入金完了画面が表示されれば反映完了 - 手順
アプリ>メニュー「入金」>「クイック入金」>金融機関選択・金額入力>「金融機関サイトへ」
2. 銀行振り込み入金
- 対応銀行
すべての銀行(店頭・ATM・インターネットバンキング)から振込可能
振込先はお客さま専用の入金口座が表示される - 入金額が反映されるタイミング
反映は着金確認後で、反映時はLINEにてお知らせが届く
振込手数料は利用金融機関によって異なる - 手順
入出金>「銀行振り込みで入金」操作可能
クイック入金 | 振込入金 | |
---|---|---|
入金資金の 振替制限 | 制限なし | 制限なし |
最小入金額 | 1,000円~1億円 | 制限なし |
手数料 | 無料 | 振込元の金融機関で手数料が発生する場合がある |
いずれの入金方法でも、LINE FXの登録名義以外の名義人からの入金は受け付けない(家族も不可)。
LINE FXの特徴を理解して、FX取引をはじめよう


LINE FXの特徴や口座開設の手順について、この記事では解説してきた。
LINE FXには、長所もあれば、物足りない点もある。
しかしユーザーアンケートの結果から、LINE FXは初心者でも使いやすいFXサービスであることがわかった。
またLINEと連携していることで、取引のために有効な情報を受け取った後、チャート分析から売買までをシームレスで行える。
取引はスマートフォンで完結できるため、時間と場所を選ばずにFX取引が可能だ。
本文で述べたLINE FXに向いている人は、LINE FXで、FX取引を始めよう。