- DMM FXの特徴を知りたい
- DMM FXのメリット・デメリットを知りたい
- DMM FXの評判を知りたい
「DMM FXでFX取引を始めるメリットは?」「DMM FXを実際に利用中の方の評判・口コミが知りたい」DMM FXでの口座申し込みを検討している方の中には、このような疑問を抱えている方も多いのではないだろうか。
そこで本記事では、DMM FXの特徴をはじめ、メリット・デメリットや具体的な取引条件、提供されている取引ツールに関して解説していく。
また、実際にDMM FXを利用中の方から寄せられた評判・口コミについても紹介しているため、最後まで読んでFX口座選びの参考にしてほしい。
DMM FXの特徴
DMM FXとは、DMM.com証券が提供するFXサービスだ。主な特徴としては、以下の3つが挙げられる。
- ツールが豊富
- 最短30分で取引が開始できる
- 手数料がかからない
取引をストレスなく行うには、ツールの使いやすさが重要な指標となる。DMM FXでは、取引ツールおよび取引を補助するツールとして以下の5つが用意されている。
- DMMFX PLUS(PC専用ツール)
- DMMFX STANDARD
- スマホアプリ DMM FX(スマホ専用ツール)
- プレミアチャート(PC専用ツール)
- 取引通信簿(PC専用ツール)
また、口座開設の申し込みから最短30分で取引が開始できるのも特徴の一つだ。申し込みの流れや手続きの際に必要な書類等については後ほど詳述する。
加えて、DMM FXではアカウント維持手数料をはじめとする各種手数料が一切かからない。他社では支払いが発生するケースの多い「ロスカット手数料」においても無料なのだ。
DMM FXのメリットとは?
メリットとして挙げられるのは、主に以下の3つだ。
- 誰もが直感的に使えるツールが充実している
- サポート体制が整っている
- 取引数量に応じてポイントが貯められる
- 新規アカウント開設キャンペーンが実施されている
それぞれ解説していく。
誰もが直感的に使えるツールが充実している
先述したとおり、DMM FXでは5つのツールを提供している。
自身のレベルにあわせてさまざまなツールを使い分けることが可能であるため、誰もが直感的に使えるツールが充実している点はDMM FXを選択する大きなメリットといえるだろう。
また、それぞれのツールは無料で使えるだけでなく、自身の好みにあわせて画面配置などをカスタマイズできるものも多い。
快適な取引環境を構築したい方にとっては、魅力を感じる部分となるはずだ。
サポート体制が整っている
サポート体制が整っている点も、メリットの一つである。
FX取引初心者の場合、トラブル等が生じたときにサポートが受けられるかといった部分も重要になるだろう。
その点、DMM FXは営業日における電話サポートを24時間体制※で行っているのだ。他社では、営業日であっても電話によるサポートは9時〜20時などと限られているケースも多いため、すぐに問い合わせができないことも考えられる。
また、DMM FXではLINEを活用した問い合わせも可能であることから、気軽に問い合わせができるのは安心できる点だ。
- 冬時間:月曜日の午前7時〜土曜日の午前6時50分、夏時間:月曜日の午前7時〜土曜日の午前5時50分
取引数量に応じてポイントが貯められる
取引数量に応じて「取引応援ポイント」が受け取れる点もメリットとして挙げられる。
取引応援ポイントは、1ロット(10,000通貨単位)の取引ごとにランクに応じて最大3倍受け取れる。
受け取ったポイントは、1,000ポイント単位で現金化が可能だ。
ランクは3つ用意されており、それぞれのランク達成要件は以下のとおりである。
達成条件 | 倍率 | |
---|---|---|
ゴールドランク | 直近3ヶ月における新規の取引実績が月間200回以上であること | 最大3倍 |
シルバーランク | 前月の新規の取引実績が200回以上または前月までの3か月間連続で新規の取引回数が10回以上であること | 最大2倍 |
ブロンズランク | (ゴールドランクおよびシルバーランクに当てはまらない場合) | 1倍 |
ただ、取引応援ポイントに関しては、2つの注意点がある。
- 新規の取引のみが対象
- 通貨ペアによって受け取れるポイント数が異なる
取引応援ポイントは、新規取引のみが対象となる。決済取引の場合は対象外である点は覚えておいてほしい。
また、通貨ペアによって受け取れるポイント数が異なる点には注意が必要だ。
例えば、米ドル/円とNZドル/円、ユーロ/豪ドルの通貨ペアを比べてみると、以下のとおり受け取れるポイントに違いがある。
ゴールドランク | シルバーランク | ブロンズランク | |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 1ポイント | 1ポイント | 1ポイント |
NZドル/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
ユーロ/豪ドル | 4ポイント | 3ポイント | 2ポイント |
取引しようと考えている通貨ペアがランクに応じてどれだけのポイントが受け取れるのか、あらかじめ確認しておくことが重要だ。
新規アカウント開設キャンペーンが開催されている
DMM FXでは、期間の定めなく新規でアカウントを開設した方に向けてキャッシュバックキャンペーンを実施している。
キャンペーンの概要は以下のとおりだ。
キャンペーン開催期間 | 常時 |
---|---|
条件 | DMM FXにて新規でアカウント開設し、審査完了日から3ヶ月以内に1,000ロット(1,000万通貨)以上の新規取引 |
特典 | 取引数量に対して下表の金額をキャッシュバック 取引数量キャッシュバック 金額1,000ロット以上2,000ロット未満10,000円 2,000ロット以上5,000ロット未満20,000円 5,000ロット以上20,000ロット未満50,000円 20,000ロット以上30,000ロット未満100,000円 30,000ロット以上40,000ロット未満150,000円 40,000ロット以上80,000ロット未満200,000円 80,000ロット以上120,000ロット未満250,000円 120,000ロット以上300,000円 |
特典の受取時期 | 審査完了日から4ヶ月後の中旬頃にアカウントへキャッシュバック |
先述した取引応援ポイントも同時に貯められることとなるため、有効に活用してほしい。
また、このキャンペーンにおいても新規の取引のみ対象(決済取引は対象外)となっている点には注意が必要だ。
DMM FXのデメリットとは?
どのFX口座の開設を行うか検討する際には、メリットだけでなくデメリットも把握しておく必要がある。
DMM FXのデメリットとして挙げられるのは、主に以下の2つだ。
- 最低取引通貨単位が10,000通貨である
- 取り扱い通貨ペアのバリエーションが少ない
それぞれ解説していく。
最低取引通貨単位が10,000通貨である
まずデメリットといえるのが、最低取引通貨単位が10,000通貨である点だ。
多くのFX会社では、最低取引通貨単位が1,000通貨単位であったり、1通貨単位で取引ができたりするケースもある中、10,000通貨単位からしか取引が行えないとなると、初心者にはハードルが高くなってしまう。
DMM FXは、ある程度の経験がある方や投資資金を豊富に有している方に向けたFX会社であると考えられるだろう。
取り扱い通貨ペアのバリエーションが少ない
取り扱い通貨ペアのバリエーションが少ないのもデメリットの一つである。
DMM FXが取り扱っているのは21通貨ペアであり、これは他のFX会社と比べても少ない傾向にある。
もちろん、主要な通貨ペアの取り扱いはあるものの、全体的に取引数量が少ないマイナーな通貨ペアの取り扱いはないケースも多いため注意してほしい。
DMM FXの取引条件・コスト
取引条件やコストを把握するにあたって、ここでは以下の3点について解説していく。
- スプレッドと取引手数料
- レバレッジと最低取引通貨単位
- 取り扱い通貨ペア
それぞれ見ていこう。
スプレッドと取引手数料
DMM FXでは、業界最狭水準のスプレッドを提供している。主な通貨ペアにおけるスプレッドは下表のとおりだ。
米ドル/円 | 0.2銭 |
---|---|
ユーロ/円 | 0.4銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 |
メキシコペソ/円 | 0.2銭 |
ユーロ/米ドル | 0.3pips |
上記は、1通貨あたりにおけるコアタイム※中の値である。
例えば、米ドルと円で10,000通貨の取引を行った場合、1回のトレードにつき0.2銭(0.002円)×10,000=20円のコストが発生する。
なお、コアタイム以外の時間帯に取引を行ったときは、スプレッドが上記値よりも拡大するケースがある点には注意しなければならない。
取引回数が増えるほどコストが膨らんでいくこととなるため、なるべくスプレッドが抑えられるFX会社を選択することを推奨する。
また、DMM FXでは5つの手数料が全て無料となる。
- 出金手数料
- アカウント維持手数料
- クイック入金手数料
- ロスカット手数料
- アカウント登録手数料
そのため、コストを抑えた取引が可能なのだ。
- スプレッドが原則固定となる時間帯のことで、午前9時〜翌日の午前5時までを指す
レバレッジと最低取引通貨単位
レバレッジは、個人での取引の場合は25倍だ。法人の場合は最大25倍であるが、為替リスク想定比率に基づいて通貨ペアごとに毎週変動する。
レバレッジが25倍ということは、手元にある資金の25倍の額まで取引ができるということだ。
例えば、5万円の資金があったとすると、その25倍である125万円まで取引が可能となる。
レバレッジをきかせた取引を行うことで、少額の資金で大きな取引を行えるというメリットがある一方、損失を被った場合にはリスクが拡大してしまうため、注意しなければならない。
また、最低取引通貨単位は全通貨ペアともに10,000通貨であることから、その分準備するべき資金も増える点は覚えておこう。
取り扱い通貨ペア
DMM FXにて取り扱いがあるのは、下表に記載された21通貨ペアだ。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- カナダドル/円
- スイスフラン/円
- 南アフリカランド/円
- メキシコペソ/円
- ユーロ/米ドル
- ポンド/米ドル
- 豪ドル/米ドル
- NZドル/米ドル
- ユーロ/ポンド
- 米ドル/スイスフラン
- 米ドル/カナダドル
- ユーロ/豪ドル
- ユーロ/NZドル
- ユーロ/スイスフラン
- ポンド/豪ドル
- ポンド/スイスフラン
高スワップとして人気が高い「トルコリラ/円」の取り扱いはないため、スワップポイントを狙った取引を行おうと思っている方は注意しなければならない。
DMM FXでスキャルピングは可能?
DMM FXにおけるスキャルピング取引において、ここでは以下2点について解説していく。
- スキャルピングは明確に禁止されているわけではない
- スキャルピング取引で注意するべきポイント
それぞれ見ていこう。
スキャルピングは明確に禁止されているわけではない
DMM FXでは、スキャルピングを明確に禁止しているわけではないものの、禁止事項として「短期間又は合理性に欠ける頻度で注文を繰り返し行う行為」等を約款に明記している。
そのため、約款に違反する取引と判断された場合は取引が制限される可能性がある。
スキャルピングを行おうと考えている方は、取引が制限されてしまうケースもある点には注意してほしい。
スキャルピング取引で注意するべきポイント
リスクを踏まえた上でスキャルピング取引を行う場合に注意するべきポイントは、以下の2つだ。
- サーバーに負荷がかかるような取引を行わない
- どれほどの取引スパン・取引数量・取引回数で約款に抵触する行為とみなされるのかは明示されていない
スキャルピング取引は、短時間で繰り返しトレードを行う手法であるため、サーバーに負荷がかかりやすい。
それだけでなく、DMM FXは最低取引通貨単位が10,000通貨であることから、必然的に1回の取引数量が大きくなってしまう。
サーバーに負荷がかかる取引を繰り返すと、取引が制限されてしまう可能性もある点は覚えておいてほしい。
また、スキャルピング取引は明確に禁止されているわけではないと述べたが「短期間又は合理性に欠ける頻度で注文を繰り返し行う行為」がどれほどの取引スパン・取引数量・取引回数であるかといった部分は明示されていない。
そのため、スキャルピング取引を行う場合は自己責任となる点には注意しよう。
DMM FXで使える取引ツール
DMM FXの特徴・メリットとして「誰もが直感的に使えるツールが充実している」という点を挙げた。
ここでは、以下3つの取引ツールに関してそれぞれ特徴やメリットについて解説していく。
- DMMFX PLUS
- DMMFX STANDARD
- スマホアプリ DMM FX
それぞれ見ていこう。
DMMFX PLUS
DMMFX PLUSは、PC版の取引ツールだ。
取引を行うにあたって重要な経済指標等の検索やあらかじめ設定した為替レートになった場合に通知が受け取れる機能があるだけでなく、取引画面を自身が使いやすいようにレイアウト等を自由にカスタマイズすることが可能となる。
また、取引画面の中から自身が選んだ画面を別ウィンドウで表示させることもできるため、自身が取引を行うにあたって必要な項目のみを画面上に表示させられる点は大きなメリットだ。
PC専用の取引ツールであることからも、自宅などで相場動向を見ながらじっくり取引を行いたい方に推奨できる取引ツールである。
DMMFX STANDARD
DMMFX STANDARDは、PCのみならずタブレット端末であるiPadやiPhone、Androidといったスマートフォンでも利用できる取引ツールだ。
取引を行う頻度が高い通貨ペアを4種類まで登録でき、ワンクリックでそれぞれの取引画面に切り替えることが可能となる。
また、この取引ツールの最大の特徴は、新規の注文時に決済同時発注ができる点だ。決済同時発注の方法は、新規の注文方法によって以下のとおり異なる。
- 新規即時注文
- 損切り(ストップロス)
- 新規指値・逆指値注文
- 利食い(利益確定)、損切り
損切りラインおよび利食いラインはあらかじめ登録が可能である。
このことから、決済同時発注によってリスクを最小限に抑えた取引を行いたい、感情に左右されずに決済注文を行いたいという方は、DMMFX STANDARDを活用すると良いだろう。
DMM FXアプリ
DMM FXアプリは、iPhoneとAndroidのみで利用できる取引ツールだ。
11種類のテクニカルチャートによって分析が可能であり、それぞれのチャート画面から直接注文可能であるため、スムーズな取引ができる。
また、あらかじめ設定した為替レートに到達した場合などに通知が受け取れるため、機会損失を抑えられるのもメリットの一つだ。
なお、先述したDMMFX STANDARDと同様に、DMM FXアプリでも決済同時注文が可能となる。
そのため、カスタマイズ性の高さを重視するのであればDMMFX STANDARDを、よりシンプルな取引画面での取引を行いたいのであればDMM FXアプリを活用すると良いだろう。
DMM FXアプリのレビューを紹介
ここでは、DMM FXアプリについて以下3点を解説する。
- DMM FXアプリの主な機能
- ユーザーからの評価
- 他社アプリとの比較
それぞれ見ていこう。
DMM FXアプリの主な機能
DMM FXアプリでは、主に以下の機能が備わっている。
機能 | 内容 |
---|---|
入出金 | クイック入金や振替入出金、出金予約、入出金履歴の確認 |
レート | 各通貨ペアのレート確認、新規即時注文も可能 |
トレード | 選択した通貨ペアでのトレード |
チャート | 各通貨ペアのチャート確認、トレンドライン等の描画、同画面よりチャート注文または新規注文が可能 |
履歴/照会 | 資産状況や注文・約定・ティック履歴、売買実績や取引報告書、年間・月間損益の照会 |
マーケット | ニュースや経済指標、スワップ/証拠金の確認 |
情報・計算ツール | 売買比率の確認や証拠金シミュレーションの実施 |
操作ガイド/お問い合わせ | FXはじめてガイドやクイックガイド、操作マニュアル、よくあるご質問の閲覧およびLINEや電話、お問い合わせフォームからのお問い合わせ |
マイページ | お客様情報の確認・変更やパスワード変更、ポイント通帳の閲覧など |
スマホ専用のアプリであっても、チャート画面から直接トレードが可能であるなど、利便性が高い仕様となっている。
加えて、各種報告書等の閲覧も可能であるため、出先でも気軽に資産状況などの確認ができるのだ。
ユーザーからの評価
DMM FXアプリに対するユーザーからの評価としては、以下の2点が多く寄せられていた。
- 使いやすい
- 機能が充実している
DMM FXアプリが使いやすいという声は、DMM FXに対する良い評判の中でもとりわけ多い。
具体的な評価は以下のとおりだ。
アプリがとても使いやすく、小さな画面からでもバグなどもなく取引がしやすく機能もそろっていて良いと思いました。
スマホアプリでの取引ツールが使いやすく、1タップで開きたい画面に行けます。また、MACDを時間即別に設定できるので、何かと重宝しています。使えば使うほど、アプリの利便性が分かります。
アプリなどのツールがかなり使いやすい。機能が充実しているため、アプリでもチャート分析をしっかり行うことができる。
他社のアプリやトレード画面(PC画面含む)と比較した際にスマホアプリやPC画面等が操作しやすくデザイン性もあり格好いいと感じる。
他社アプリの機能と評判
DMM FXの他にも、スマホ向けのアプリを提供しているFX会社は複数ある。
そこで「GMOクリック証券」「SBI FXトレード」「外為どっとコム」にて提供されているアプリに関して、それぞれの機能や評価について見ていきたい。
証券会社 | GMOクリック証券 | SBI FXトレード | 外為どっとコム |
---|---|---|---|
アプリ名 | GMOクリック FXneo | SBI FXTRADE | 外貨ネクストネオ GFX |
機能 | 多彩なトレード チャートやマーケット情報等の確認 指定した通貨ペアのアラート設定 チャートへのライン描画 入出金および振替 | 利用者のレベルに合わせた「かんたんモード」「標準モード」の切り替え 多彩なトレード チャートやマーケット情報等の確認 チャートへのライン描画 取引ナビゲーター 取引ヒントの表示 指定した通貨ペアのターゲット通知 入出金および振替 | 本番口座とデモ口座の切り替え 多彩なトレード チャートやマーケット情報等の確認 チャートへのライン描画 指定した通貨ペアに関するプッシュ通知 経済指標発表前のプッシュ通知 入出金および振替 |
評価※ | 多機能で使いやすい Apple Watchで利用した際にチャートが自動更新できなかったり、アラート通知が来なかったりする | 外出先でもスマホを利用してすばやく確認ができる 経済指標カレンダーが使いにくい | デモ取引が簡単にできて良い チャートの表示が遅い |
基本的には、全アプリとも「トレード」「入出金・振替」「チャートやマーケット情報の確認」「チャートへのライン描画」「指定した通貨ペアに関する通知」といった主要な機能を有している点は大きく変わらなかった。
しかし、利用者のレベルに合わせて画面表示を切り替えられる「SBI FXTRADE」や本番口座とデモ口座を簡単に切り替えられる「外貨ネクストネオ GFX」などそれぞれ特徴がある。
スマホアプリを利用して取引を行うことを検討している方は、自身がスマホアプリにおいて重視するべき点は何かを考え、選択することが重要だ。
DMM FXで自動売買はできる?
ここでは、以下4点について解説していく。
- DMM FXでできるのは裁量取引のみ
- 自動売買ができるFX会社の具体例
- 自動売買と裁量取引はどちらがいいのか
- DMM FXでも自動決済機能は利用可能
それぞれ見ていこう。
DMM FXでできるのは裁量取引のみ
DMM FXでは、約款にてFX取引を自動で行うシステム等を利用したりする行為を禁止事項として定めている。
そのため、裁量取引のみ行うことが可能だ。
自動売買ができるFX会社の具体例
自動売買ができるFX会社の一例として挙げられるのは、以下の3社だ。
- トレイダーズ証券(みんなのシストレ)
- 松井証券(松井証券FX)
- インヴァスト証券(トライオートFX)
ただ、一口に自動売買といっても自らシステムを構築して自動売買を行うのか、あらかじめ設定したとおりに繰り返し自動で取引が行われるのかなど、さまざまな違いがある。
上記で挙げたFX会社の自動売買の仕組みは以下のとおりだ。
自動売買の仕組み | 自動売買における手数料 | |
---|---|---|
みんなのシストレ | 「みんなのFX」を利用しているトレーダーの取引手法または自動売買プログラムを選択 リピート注文も可能であるが、値幅はみんなのシストレによって設定されているため、自身で値幅等の設定はできない | 投資助言報酬として片道0.2Pips(税込)※ |
松井証券FX | 注文する値幅や注文を仕掛けるレンジをあらかじめ設定 リピート系の自動売買 | 無料 |
トライオートFX | 投資に精通した著名なストラテジストや人気ブロガーなどが考案した運用ルールを選択 自身でトレードルールを作成することも可能 | 無料 |
このように、それぞれのFX会社に応じてできることが変わってくるため、どのような自動売買ができるのかをあらかじめ調べておくことが重要だ。
自動売買と裁量取引はどちらがいいのか
自動売買と裁量取引には、どちらにもメリット・デメリットがある。
まず、自動売買のメリットとして挙げられるのは、以下の3つだ。
- あらかじめ選択・設定したトレードルールに則って自動で取引を行ってくれるため感情に左右されない
- 日中仕事などでこまめにチャートを確認できなくても最適なタイミングで取引ができる
- 相場動向の分析等、高度な知識がなくともFX取引ができる
反対に、デメリットとしては以下の3点が挙げられる。
- 自動売買に対する手数料が取られるケースがある
- システムに頼った取引となるため、自身のトレードスキルを向上させられない
- 想定外の大きな相場変動が起きた際に対応ができない
続いて、裁量取引のメリットとして挙げられるのは、以下の2点だ。
- トレードスキルが身につけられる
- 相場の変動に合わせて柔軟に対応できる
裁量取引のデメリットとして挙げられるのは、以下の2点である。
- 感情に左右されやすい
- 相場動向を見極める必要があるため、日中仕事が忙しい人などは取引タイミングを逃してしまうケースもある
このことから、日中仕事によって相場動向を常に確認することが難しい方や感情に左右されやすい方は自動売買を、トレードスキルを身につけたい方や相場動向を的確に分析して取引が行える方は裁量取引を選択すると良いだろう。
DMM FXでも自動決済機能は利用可能
DMM FXでは、自動売買はできないものの、新規の注文時に損切り(ストップロス)や利食い(利益確定)を同時に注文(決済同時注文)することが可能だ。
この機能を有効に活用することで、リスクを抑えたFX取引ができるだろう。
DMM FXの良い評判・口コミ
ここでは、DMM FXの良い評判と口コミに加えて、他社と比較して評価されている点について見ていきたい。
良い評判と口コミ
良い評判・口コミとして多かったのが、主に以下の2点だ。
- スプレッドや各種取引手数料が安い
- DMM FXアプリをはじめとする取引ツールが使いやすい
スプレッドや各種取引手数料は、抑えれば抑えるほど自身の手元に残る利益が大きくなる。
DMM FXでは、スプレッドが業界最狭水準で設定されていることに加え、ロスカットを含めた各種取引手数料が無料である点が良い評判につながっているのだ。
また、DMM FXでは3つの取引ツールと2つの取引補助ツールを提供しており、それらのツールが使いやすいという声が多かった。
その中でもスマホ専用アプリである「DMM FXアプリ」の評判は非常に高い。
これらに関する具体的な口コミは以下のとおりだ。
手数料が無料でスプレッドが狭く、機能も充実しているので、他のFXと比べると、比較的取引しやすいと感じるところ。
DMM FXを利用していて良い点は、「アカウント管理費や取引手数料が無料である」ところです。自分は、なるべく取引コストを抑えたいと考えているので、DMM FXのように取引手数料が無料だったり、スプレッドの幅が狭かったりするのはとてもありがたいなと感じています。
取引手数料や出金手数料、口座維持手数料などが必要ないことです。コスパがいいのは他のサービスと比べてもメリットだと思います。
PCでの取引画面は見やすいうえ、アプリについては必要最低限の機能があり、スマートフォンの端末が最新でなくとも動作するなど他社のDX会社のアプリと比べるとアプリの動作条件が緩いことです。
スマホアプリが使いやすく速度や安定性もあり、スマホだけでも取引しやすい。スプレッドも業界で比較的狭い。
他社と比較して評価されている点
他社と比較して評価されている点としては、以下の2つが挙げられる。
- 口座開設時のみではなく、すでに利用しているユーザーに向けた特典もある
- サポート体制が充実している
それぞれに対する具体的な口コミは以下のとおりだ。
取引ツールの充実度が高いので様々な情報を効率よく知ることができ便利ですし、お得なキャンペーンも多く実施されているのでお得感があります。
初心者がスマホ一つですぐにでも始められますし、ツールも揃っていて使いやすいです。キャッシュバックのキャンペーンもよくやっていてお得です。
手数料の安さが最大の魅力であると感じています。サポートも24時間体制で行ってくれているので安心感がとてもあります。
24時間のカスタマーサポートがあり、また初心者向けのコンテンツも多く使いやすいところが良いと思いました。
DMM FXの悪い評判・口コミ
取引ツールや各種取引手数料の安さに対する良い評判・口コミが多かったが、反対にどのような悪い評判や口コミが寄せられているのだろうか。
また、他社と比較して評価されていない点についても解説していく。
悪い評判と口コミ
悪い評判として多かったのが、主に以下の2つだ。
- 取り扱い通貨ペアが少ない
- 最低取引通貨単位が大きい
先述したとおり、DMM FXの取り扱い通貨ペアは21ペアであり、バリエーションが少ない。この点は、マイナーな通貨ペアでも取引を行いたいと考えている方にとっては、不満に感じるポイントだろう。
また、最低取引通貨単位が10,000通貨であるなど、取引を始めるのに必要な資金が大きいという声も多かった。
これらの評判に関する具体的な口コミは以下のとおりだ。
メジャーな通貨ペアは問題なくトレードできますが、マイナーな通貨ペアでトレードできないものがあるので、通貨ペアをもう少し増やして欲しい。
他社の通貨ペアのバリエーションと比較した際に通貨ペアのバリエーションが少ない。主要通貨は問題なく取り揃えているのでそこまで不便には感じない。
最低取引通貨単位が10,000通貨なので、1Lotあたりに必要な資金が意外と掛かります。そのため、利益も大きいですが、損失も大きいので慣れるまで大変です。
取引の最低通貨単位が10,000通貨なのは初心者の頃は大きすぎると思っていました。あまりに単位が低すぎても使い難いですが、せめて1,000通貨を導入してほしいです。
他社と比較して評価されていない点
他社と比較して評価されていない点としては、上記で挙げた取り扱い通貨ペアのバリエーションの少なさや最低取引通貨単位が大きい点に加えて「提供される情報が少ない」といった声も寄せられていた。
具体的な口コミは以下のとおりである。
アプリの使い勝手があまり良くないので知りたい情報をすぐに探して見つけるのに時間がかかってしまいますし、起動も遅いので待たされ感があります。他の取引ツールもあまり使いやすくないです。
悪い点は特にありませんが、要望として、初心者にも解りやすい情報提供をして欲しい。FXは、初心者にはとても難しいです。なので、色々な解りやすい情報が欲しいです。
情報やニュースがもう少し早いと嬉しいです。せめて経済指標だけでももう少し早くならないでしょうか?一覧表をもう少し見やすくしてください。
DMM FXはどんな人におすすめか?
ここでは、以下3点について解説していく。
- DMM FXがおすすめな人
- DMM FXの総合的な評価
- 利用を検討する際のポイント
それぞれ見ていこう。
DMM FXがおすすめな人
DMM FXで取引を始めるべきなのは、以下に当てはまる人だ。
- 取引コストを抑えたい
- 使いやすい取引ツールで取引を行いたい
- 充実したサポートを受けたい
スプレッドが業界最狭水準かつ各種取引手数料が無料であるDMM FXは、取引にかかるコストを最小限に抑えられるため、利益の最大化が可能だ。
そのため、コストを抑えて取引したいという方に特におすすめである。
また、DMM FXではPC専用の取引ツールからスマホ専用の取引ツールまで、利用者個々人の取引環境に応じた取引ツールが提供されている。
それだけでなく、それぞれの取引ツールは視認性や利便性が高く、FX取引の初心者から上級者まで誰もが使いやすい仕様だ。
自宅にいるときはPC専用ツール、外出時はスマホ専用ツールなどと、使い分けたい人にもおすすめである。
加えて、充実したサポートを受けたい人にもDMM FXでの取引を推奨したい。
DMM FXでは、営業日において24時間体制での電話受付を行っているだけでなく、FX業界ではじめてLINEでの問い合わせにも対応している。
問い合わせの受付時間が長いということは、それだけすぐに取引における疑問や不安の解消につながる。
このことから、知識があまり豊富でない初心者の方であっても、安心して取引ができるはずだ。
DMM FXの総合的な評価
DMM FXの総合的な評価としては、やはりスプレッドをはじめとする取引コストの安さやアプリの使いやすさといった点に良い口コミが集まっていた。
DMM FXに対する具体的な良い評価は以下のとおりだ。
アプリのツールが使いやすいので、隙間時間にスマホで取引したい人にお勧めです。また、キャンペーンも豊富に開催されているので、上手く併用すれば、それだけでプラスになります。
取引手数料が無料で、主要通貨のスプレッドは安く固定されているため、利益を狙いやすい環境が整っている。デモトレードが長く利用できるため、使い勝手に慣れたうえで本番にチャレンジできる。
初心者から上級者まで、あらゆる経験値のトレーダーに対応している証券会社だと思う。操作方法も簡単なので、使いこなせるようになるまで時間がかからなくてよい。
DMM FXは、取引コストを抑えるには良い証券会社だと思っており、口座管理料や取引手数料は無料ですし、スプレッドの幅も狭く設定されているのは、コストを抑えたい自分にはありがたく、満足できる証券会社だと感じています。
取引手数料や口座を維持する手数料が無料なので、誰でも手軽にFXが始められるメリットがあります。FX初心者にお勧めです。
反対に、最低取引通貨単位の大きさに関して悪い評価が目立った。
具体的な悪い評価は以下のとおりである。
本格的な取引をする人にとって、大手でユーザー数が多く取引ツールも使いやすいDMMFXは、安心感のある業者だと思います。一方で、少額取引を行いたい人にとっては、それに対応した業者の方が適しています。その人の投資方針にとって適正かどうかが違うため、上記の評価にしました。
DMM FXでは、取引ができる最低単位が10,000通貨からとなっていて、1,000円から取引できるFX会社もあることから、初心者には難しいのでおすすめできません。
利用を検討する際のポイント
利用を検討する際には、以下3つのポイントをもとに判断しよう。
- 最低取引通貨単位
- 取引可能な通貨ペア
- サポート体制の充実度
最低取引通貨単位によって、手元に準備すべき金額が大きく異なる。
DMM FXでは全通貨ペア共通で10,000通貨単位での取引となるが、他社には1通貨単位から取引ができるところもあるなど、各社によって取り扱いに差があるのだ。
そのため、自身が少額から取引を行いたいのか、最初からそれなりの資金を投じて取引をしたいのかをあらかじめ検討することが重要となる。
また、取引可能な通貨ペアも確認してほしい。DMM FXは21通貨ペアのみの取り扱いであるが、他社ではおよそ100種類の通貨ペアを取り扱っているところもある。
取引可能な通貨ペアが少ないということは、マイナーな通貨での取引ができない可能性が高いということであるため、マイナーな通貨での取引を希望している方は注意してほしい。
加えて、サポート体制の充実度も重要なポイントの一つだ。
FX市場は常に相場が変動するため、緊急の対応が必要となる場合もある。それだけでなく、初心者の場合は疑問や不安などをすぐに解消したいと考えられることから、サポート体制の充実度は確認してほしい。
具体的には、24時間体制でのサポート体制が整っているか、多様な問い合わせ方法が用意されているかといった点で判断すると良いだろう。
上記で挙げたポイントを踏まえながら、自身にあったFX口座の利用を検討することをおすすめする。
DMM FXの口座開設の流れ
DMM FXにて口座開設をする際は、DMM FXアプリもしくはオンライン上で申し込みを行うこととなる。
ここでは、DMM FXアプリにてマイナンバーカードを利用して申し込みを行った場合の具体的な手続きの流れを見ていきたい。
- DMM FXアプリをダウンロード
- アプリのホーム画面中段にある「アカウント登録」をタップ
- 申し込みで利用する本人確認書類として「マイナンバーカード」を選択
- 4桁の数字の「券面事項入力補助用暗証番号」および大文字英数字6桁〜16桁の「署名用電子証明書暗証番号」を入力し、同意事項を確認の上「同意して次へ」をタップ
- マイナンバーカードをスマートフォンにかざして読み取る
- 電話番号やメールアドレスを入力し「次へ」をタップ
- 職業や業種、勤務先、勤務先の電話番号を選択・入力し「次へ」をタップ
- 年収や保有する金融資産の額、投資に利用可能な額を選択し「次へ」をタップ
- 投資の目的やDMM FXの口座申し込みに至った経緯、投資経験の有無を選択し「次へ」をタップ
- 居住地国や契約締結前交付書面、各種重要事項に関して確認し、全て同意する場合は「一括で同意する」を選択し「次へ」をタップ
- FX取引のリスクに関する確認に対し「同意する」を選択し「次へ」をタップ
- 申し込み内容を確認し、相違がなければ「申し込む」をタップ
これで申し込み手続きは完了だ。
審査が終了すると登録したメールアドレス宛に審査結果が届くため、メールに記載されたURLへアクセスし、認証キーの発行・本人認証を行おう。
本人認証が完了するとログインIDと初期パスワードが表示されるため、それらを利用してログインし、入金を行うと取引が始められる。
なお、DMM FXに申し込むにあたって、必要な条件は以下のとおりだ。
個人の場合
- FX取引に関するリスク等を理解し、自身の判断でインターネットを通じて取引ができること
- 日本国内に居住する高校生を除く18歳以上75歳未満の方で、金融資産を10万円以上保有していること
- 自分専用のメールアドレスを所有しており、パソコンやスマートフォンなどで取引できる環境が整っていること
- 電話やメールにてDMM.com証券との連絡が常に可能であり、適宜DMM.com証券からの通知をホームページ等で確認できること
- 契約締結時交付書面や約款、取引残高報告書等を電磁的方法(PDFファイルなど)で受け取ることを承諾すること
- 振込先預金口座は国内金融機関における本人名義の口座を指定すること
- DMM.com証券が指定する本人確認書類を提出すること
- 日本語で問題なくコミュニケーションが取れること
- 反社会的勢力に属しておらず、日本証券業協会や一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会の会員の役職者等でないこと
また、申し込み時には本人確認書類に加えてマイナンバーが確認できる書類の提出が求められることとなる。
提出方法としては「オンラインでの本人確認」のほか「アップロード」や「メール・FAX・郵送」がある。
中でも、審査がスムーズに進むのはDMM FXアプリを活用したオンラインでの本人確認であるため、積極的に活用してほしい。
本人確認書類およびマイナンバーが確認できる書類に当てはまるのは以下のとおりだ。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート※1
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 健康保険証
- 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書※2
- 福祉手帳
- 印鑑証明書
- 1 所持人記入欄のある2020年2月3日以前に発行されたものに限る
- 2 発行から3ヶ月以内のものに限る
- マイナンバーカード
- 通知カード
- マイナンバーが記載されている住民票または住民票記載事項証明書の写し※3
- 2 発行から6ヶ月以内のものに限る
必要書類を手元に準備しておくことで、滞りなく口座開設手続きを進められるだろう。
DMM FXの特徴を理解した上でアカウント開設を検討しよう
本記事では、DMM FXの特徴やメリット・デメリット、具体的な取引条件、提供されている取引ツールについて解説した。
DMM FXには「誰もが使いやすいツールが充実している」「サポート体制が整っている」「取引数量に応じてポイントがためられる」「新規アカウント開設キャンペーンが実施されている」といったメリットが挙げられる。
また、実際にDMM FXを利用している方からの評判や口コミを紹介した。
スプレッドや各種取引手数料の安さ、取引ツールが使いやすいといった点に良い評判が集まっていた一方で、最低取引通貨単位の大きさや取り扱い通貨ペアのバリエーションの少なさに対しては悪い評判が寄せられていた。
これらの評判・口コミ等を踏まえると、DMM FXがおすすめなのは「取引コストを抑えたい人」「使いやすい取引ツールで取引を行いたい人」「充実したサポートを受けたい人」であるといえる。
DMM FXでは新規アカウント開設に対するキャンペーンも開催中であるため、上記に当てはまる人は今すぐ申し込もう。