- JCBプラチナの損益分岐点が知りたい
- JCBプラチナの損益分岐点を下げる方法が知りたい
- 自分にJCBプラチナの年会費がペイできるかどうか知りたい
JCBプラチナは、日本のクレジットカードブランド「JCB」が提供するハイエンドカードの一つだ。
年会費は税込27,500円と高めだが、プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスなど多彩な特典が付帯し、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険も充実している。
サービスに魅力はあるものの、「本当に年会費を払うだけの価値があるのか?」と、疑問を持つ人も少なくないだろう。
そこで本記事では、JCBプラチナの損益分岐点(年会費を上回るメリットを得るための目安)や、その損益分岐点を下げるための活用法を解説する。
ぜひ最後まで目を通し、JCBプラチナが本当に価値ある一枚なのかを見定める一助としてほしい。
JCBプラチナの損益分岐点は?豪華特典を活用しよう
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JCBプラチナの年会費27,500円(税込)は、特典を活用すれば十分に回収できる。
ここでは、初年度の入会特典を利用した場合や、ショッピング利用(通常還元率、特約店利用、海外利用)を行う場合、どの程度の利用額で年会費相当を取り戻せるかを考える。
さらに、プライオリティ・パスやグルメベネフィットなどの優待を利用した場合に、どれほどお得になるかも併せて考察する。
入会初年度は入会特典で年会費分を捻出できる
初年度は、入会キャンペーンによって数千〜数万ポイント(またはキャッシュバック)を獲得できるチャンスが多くある。
JCBプラチナはキャッシュバックキャンペーンが非常に充実しており、たとえば2025年3月31日(月)までの期間では、以下のキャンペーンが行われている。
①では27,500円、②では最大30,000円のキャッシュバックを受けられるため、初年度の年会費(27,500円)を十分回収可能だ。
- 【新規入会・お切り替え限定】JCBプラチナ 初年度年会費(27,500円)キャッシュバックキャンペーン
- 期間:2024年10月1日~2025年3月31日
- 条件:
- 新規入会またはカード切り替え
- 入会月翌々月15日までに、MyJCBアプリへログイン
- 同期間中にJCBプラチナで、合計30万円(税込)以上を利用
- 特典:上記を達成すると27,500円がもれなくキャッシュバックされる
- Amazon.co.jpご利用分20%キャッシュバック
- 期間:2024年10月1日~2025年3月31日
- 条件:
- 新規入会
- 入会月翌々月15日までにMyJCBアプリへログイン
- 同期間中にAmazon.co.jpで、JCBプラチナを使って買い物
- 特典:利用額の20%(最大30,000円)がキャッシュバックされる
- 27,500円の年会費を、この20%還元だけでまかなうには1か月から1か月半の間に137,500円の利用が必要になる。
- スマホ決済で20%キャッシュバック
- 以下の条件達成で、利用額の20%(最大で3,000円)がキャッシュバックされる。
- 期間:2024年10月1日~2025年3月31日
- 条件:
- 新規入会
- 入会月翌々月15日までに、MyJCBアプリへログイン
- Apple Pay・Google Pay・MyJCB Payでタッチ決済
- 特典:利用額の20%(最大3,000円)がキャッシュバックされる
- 最大4,000円キャッシュバック!家族カードキャンペーン
- 以下の条件達成で、申し込みした家族1名につき2,000円(最大で4,000円)がキャッシュバックされる。
- 期間:2024年10月1日~2025年3月31日
- 条件:
- 家族カードに申し込み
- 2025年4月30日までに、家族カードでMyJCBアプリへログイン
- 特典:申し込んだ家族1名につき2,000円(最大4,000円)がキャッシュバックされる
30万円ほどの大きな買い物の予定があるなら、①(年会費キャッシュバック)だけでも、年会費27,500円をまるごとカバーできる計算だ。
上記特典の組み合わせによっては、利用額を抑えながらも年会費分を回収することが可能になる。
たとえば、②Amazon.co.jp還元、③スマホ決済、④家族カード追加を組み合わせれば、利用額は少なくて済む。
具体的には、家族カード1枚で得られる2,000円分の特典と、スマホ決済での3,000円のキャッシュバックを合わせ、年会費27,500円から合計5,000円を先に差し引く方法だ。
残りの22,500円をAmazon.co.jpの20%還元で回収するとしたら、利用額は112,500円で済む。
なお、家族カードを2枚まで追加できるが、上記の例ではあえて1枚にとどめている。
理由は、家族カードの1枚目は無料だが、2枚目以降は1枚追加するごとに年会費が3,300円(税込)がかかるためである。
1枚追加なら2,000円分の特典をそのまま得られるが、2枚追加すると特典は合計4,000円となる一方で3,300円がかかるため、差し引き700円しかお得にならない。
よって、1枚のみ追加した方が効率的といえる。
いずれの活用方法でも、入会後早期(入会月の翌々月15日まで)の短期集中で利用する必要がある点に注意したい。
通常還元率のみを想定した場合の損益分岐点
JCBプラチナの通常ポイント還元率は0.3〜0.5%と、ポイントの交換先によって最終的なレートが異なる。
ポイント付与の基本ルールは「1か月のカード利用合計1,000円につき1 Oki Dokiポイント」だが、交換先によって1ポイントあたりの価値が変動する仕組みになっているからだ。
たとえば、Oki Dokiポイントを楽天Edyに交換する場合は「200ポイント→600円」相当だが、プリペイドチャージの「JCBプレモカード」に交換する場合は「200ポイント→1,000円」相当になる。
つまり、同じ1ポイントでも交換先次第で還元率が変動するのである。
もし通常還元率(0.3〜0.5%)のみで年会費27,500円(税込)をカバーしようとするなら、必要な利用額は以下のとおりになる。
- 還元率0.3%の場合:27,500円 ÷ 0.003 ≈ 9,166,667円
- 還元率0.5%の場合:27,500円 ÷ 0.005 = 5,500,000円
つまり、年会費を単純に通常還元だけでまかなうには約550万〜920万円もの決済が必要になる。
これだけの額の支払いを集約するのは、少々難しいかもしれない。
とはいえ、後述するキャンペーン、特約店ショッピング、海外での利用などを組み合わせて1%前後まで還元率を引き上げれば、年会費分を取り戻すために必要な利用額はさらに大きく削減できる。
優待店を利用した場合の損益分岐点
JCBでは、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」と呼ばれる優待店でカードを利用すると、獲得ポイントが通常の数倍〜最大20倍に引き上げられる。
優待店には、Amazon.co.jpやビックカメラなどのECサイトはもちろん、コンビニやスーパーなどの生活圏にある店舗も含まれるため、使い勝手は非常に良い。
ここでは、汎用性の高いサイトとして、Amazon.co.jpを例にシミュレーションする。
2025年2月時点で、JCBプラチナをAmazon.co.jpで利用すると、Oki Dokiポイントが3倍(1,000円利用で3ポイント)になる設定だ。
これを「200ポイント→1,000円相当」で交換可能なJCBプレモカードに移行すれば、還元率は1.5%と算出できる。
還元率1.5%で年会費27,500円を回収するには、年間約184万円の利用が必要だ。実際にはすべての店舗が同じ優待率ではないため、利用する還元率はまちまちになるだろう。
それでも、平均して1.5%ほどの還元率にできれば、年間200万円前後の利用で十分年会費をペイすることが可能になるだろう。
「海外ダブルポイント」を利用した場合の考え方
JCBプラチナでは、海外ショッピング利用分のポイントが2倍(還元率1.0%相当)になる特典がある。
Web明細サービス「MyJチェック」に登録したうえで、JCB海外加盟店(オンラインショッピング含む)にてJCBプラチナで買い物すると、自動的にポイント2倍が適用される。
海外の店舗でも円建ての支払いに対応しているなら、ポイント2倍はそのまま得られる。この場合の還元率は1.0%になるから、275万円以上の利用で年会費相当をポイントで回収できる。
一方、外貨で支払う場合は為替手数料1.6%が上乗せされる。具体的には、「換算日(支払処理日)の基準レートに1.6%を加えた換算レート」で日本円に換算される仕組みだ。
たとえば、100USドルの買い物をしたとき、換算日の基準レートが150円なら152.4円(150円×1.016)となり、15,240円が請求額となる。
本来、150円×100ドル=15,000円のはずが、240円の手数料が余計にかかっている計算だ。
この支払いに対するポイント付与額は、150ポイントだ。
しかし、すでに発生している240円のマイナスを差し引きするとマイナス90円となるから、実質的な還元率はプラスにならない。
海外で利用すると一見高還元に思えるが、為替手数料1.6%を差し引けば実質的にマイナス(またはプラスわずか)となるケースが多い。
ポイントだけで年会費27,500円相当を回収するのは難しいため、海外旅行保険やプライオリティ・パスといった付帯特典も含めて、トータルで得かどうかを判断するのが望ましい。
プライオリティ・パス利用時の損益分岐点
JCBプラチナにはプライオリティ・パスが付帯している。
プライオリティ・パスとは、世界1,700以上の空港ラウンジや各種サービスを利用できる会員制サービスであり、年会費は以下のように設定されている。
- プレステージ会員:469米ドル(約7万円相当)、回数制限なし
- スタンダード・プラス会員:329米ドル(約5万円相当)、年間10回まで無料利用
5万円を超えるサービスが年会費27,500円で利用できることになるため、それだけで年会費の多くを相殺できる計算になる。
グルメベネフィット利用時の損益分岐点
JCBプラチナには「グルメ・ベネフィット」という特典があり、2名以上で指定レストランを予約すると、1名分のコース料理代金が無料になる。
利用ルールとして、1店舗あたりでは「半年ごとに1回まで」優待が利用できる。
店舗合計での利用上限は設定されていない。そのため、すべての対象店舗を利用して複数回利用することも可能だ。
たとえば、1人1万円のコースを2名で注文し、1名分が無料になれば1万円お得になる。
1人あたり3万円の高級コースを選んだ場合なら、1回の食事だけで27,500円(年会費)に近い金額を相殺できる。
あるいは、1回の食事で1人13,750円以上のコースを2回利用すれば、年会費を実質的に回収できる。
月1回ペースで高級レストランを利用するような人なら、年会費27,500円を超えて、年間で12万円以上の優待効果を得ることも十分考えられる。
こうした特典を活用すれば、JCBプラチナは食事を楽しみながら実質無料で持てる可能性があるカードといえるだろう。
年会費以上の価値あり!JCBプラチナのその他の特典を紹介
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JCBプラチナはポイント還元だけでなく、旅行やビジネスシーンで役立つ多彩な特典を備えている。
ここでは、コンシェルジュやラウンジ無料、保険、家族カードなどをまとめて紹介しよう。
コンシェルジュサービス
コンシェルジュサービスは、JCBプラチナの特典のなかでもとくに評価が高いサービスの一つだ。
JCBが直接教育したスタッフの対応となるため、外部委託では難しい柔軟な依頼にも応えてもらえる。
プラチナ・コンシェルジュデスク
JCBプラチナなら利用できる「プラチナ・コンシェルジュデスク」は、年中無休・24時間365日体制で国内外のさまざまな予約・手配を依頼できるサービスだ。
海外旅行や出張時のホテル・航空券の手配をはじめ、国内のレストラン予約やチケットの入手、さらにはゴルフ場の予約まで、幅広い要望に対応してもらえる。
電話だけでなく、Webやメールによるやりとりにも対応しているため、外出先や夜間でも依頼しやすい。
本会員だけでなく、家族カードの会員も同じデスクを利用できる仕組みとなっており、家族旅行や両親・配偶者のための予約にも役立てられる。
デジタルコンシェルジュ
JCBプラチナ会員であれば、「MyJCBアプリ」からアクセスできる「デジタルコンシェルジュ機能」も利用できる。
レストランやゴルフ場、ホテル・旅館などの予約をアプリ上から依頼できるため、最寄りの駅や自宅など、どこにいても素早くリクエストを送ることが可能だ。
担当者とメッセージ形式でやりとりできるため、細かな条件のすり合わせも容易になる。やりとりの情報を集約できるので、忙しいときでも効率的に準備を進められて非常に便利だ。
プライオリティ・パスなど充実の旅行サポート
JCBプラチナは、旅行や出張のシーンをワンランク引き上げる多彩な特典が備わっている。
国内主要空港ラウンジサービスやタクシーアプリの優待、特別宿泊プランなど、移動から滞在までを快適にする仕組みが充実しており、利用のしがいがある。
プラチナランクなら、世界145の国や地域にある1,700ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯している。
混雑した空港ターミナルを離れ、ゆったりとしたラウンジでドリンクや軽食を楽しみながら出発まで過ごせるのは嬉しい。
また、世界各地のラグジュアリーなホテルを特別プランで予約できるサービスも用意されている。
客室アップグレードやレイトチェックアウト、朝食無料など、さまざまな優待が付くため、滞在そのものがより上質な体験となるはずだ。
USJでJCBラウンジが利用できる
JCBプラチナ会員(本会員・家族会員)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン※内のアトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」施設内にあるJCBラウンジを利用できる。
ラウンジには無料ドリンクサービスもあるので、パーク内を歩き回った後にひと休みするのに最適だ。
さらに、希望者はアトラクションへの優先搭乗も可能であり、長い待ち時間を気にせずスムーズに楽しめる。
ラウンジには4名までの同伴が可能だが、利用できるのは年1回までだ。事前申し込みが必要なので、詳細はMyJCB経由で確認し、早めに予約すると良い。
- ユニバーサルスタジオジャパン」は、ユニバーサル シティ スタジオズ エルエルシーの登録商標です。
家族にも安心を届ける手厚い補償がある
JCBプラチナには、万一のトラブルから会員や家族を守るさまざまな保険サービスが付帯している。
まず、海外・国内旅行傷害保険では、旅行中のケガや病気、携行品の損害、賠償責任などを幅広くカバーする。
旅行代金や公共交通機関の利用料金をJCBプラチナで支払っていれば、死亡・後遺障害は最高1億円、傷害・疾病治療費用は最高1,000万円まで補償される。
加えて、家族特約があるので、19歳未満の子どもも補償の対象になる点が心強い。
スマートフォン保険では、JCBプラチナで端末を購入した際、年間5万円を上限として、破損などのトラブルに対応してくれる。
また、ショッピングガード保険では、カードで購入した商品が盗難・破損などの損害を受けた場合、購入日から一定期間(原則90日)以内であれば年間500万円まで補償される。
いずれも月々の保険料は不要で、カードの保有で自動的に適用される。それぞれに細則や利用条件が設定されているため、利用前には公式サイトで最新情報を確認してほしい。
家族カードも無料で発行できる
JCBプラチナはプラチナランクのカードでありながら、家族カードを1枚まで年会費無料で発行できる。
家族カードでも、本会員と同様に「JCBプレミアムステイプラン」「グルメ・ベネフィット」「国内主要空港やハワイのラウンジ利用」などのサービスが利用可能だ。
さらに、家族の出費を本会員のポイントと合算すれば還元率が高まり、年会費の損益分岐点を下げやすくなる。
配偶者や家族が頻繁に買い物や旅行をする場合は、家族カードを使うほど年会費以上のメリットを得やすいだろう。
ただし、2枚目以降は1枚あたり3,300円(税込)の年会費が必要だ。家族もしっかり特典を活用するなら、支払う会費以上の恩恵が得られるかどうかを見極める必要がある。
JCBプラチナはこんな人におすすめ!
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JCBプラチナは、特典を活用次第で年会費を上回るリターンが見込めるカードだ。とくに、以下のようなユーザーは優待による恩恵を受けられるはずだ。
JCBプラチナは「優待をしっかり活用できる人」におすすめ!
JCBプラチナは、以下のようなユーザーにはとくにおすすめといえる。
- 海外出張や海外旅行が多い人
ビジネスやレジャーで海外へ行く機会が多いなら、航空機の待ち時間から万一のトラブル補償まで、充実したサポートを受けられる。 - グルメやエンタメを満喫したい人
高級レストランやテーマパークでの優待を積極的に使うなら、年会費分を十分に回収できるだろう。 - レストラン予約や各種手配をコンシェルジュに任せたい人
ホテルやレストラン、チケットの手配まで、電話やアプリでスピーディに依頼できるので、時間を有効活用できる。 - 家族カードを活用して決済をまとめたい人
家族全員の決済を合算すればポイントを効率良く貯められ、年会費の損益分岐点を下げやすい。配偶者や子どもが頻繁にカードを使う家庭ほど、その効果は大きくなる。
JCBプラチナの申込方法
ここからは、JCBプラチナを最短5分の即時発行(モバ即)で申し込みする方法を紹介しよう。
JCBプラチナは、インビテーション不要で、直接申し込みできるプレミアムカードだ。
さらに、最短5分で審査結果が出る「モバイル即時入会サービス(モバ即)」にも対応しており、審査通過後すぐにネットやタッチ決済でショッピングができる。
申込手順は、以下のとおりだ。
- JCBプラチナの申込ページにアクセス
- 「申し込む」ボタンをタップ
- 申込フォームに必要事項を入力
- (入会審査)
- スマホアプリ「MyJCB」をダウンロード
- アプリ内に表示されるカード情報を確認
- (約1週間)本カードを郵送で受け取る
モバ即の受付時間は、午前9時から午後8時までだ。カードの即時発行を受けるためには、オンラインでの支払口座設定と、アプリでの本人認証が必要になる。
JCBプラチナは年会費以上のメリットあり!特典活用で損益分岐点も下げられる
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JCBプラチナの年会費は税込27,500円と高額だが、特典を上手に組み合わせれば十分にコストを回収できる。
ポイント還元率が平均0.5〜1.0%の場合、単純計算では275万〜550万円の利用が年会費相当の目安となる。
ただし、このランクのクレジットカードでは、「ポイント還元で元を取る」という視点だけでなく、充実した優待サービスをいかに楽しめるかが大きなポイントになってくる。
たとえば、海外出張や旅行が多い方なら、プライオリティ・パスを活用して空港ラウンジを利用したり、ラグジュアリーな宿泊プランを優待価格で堪能できる。
グルメを楽しみたい方なら、グルメ・ベネフィットで評判のレストランを利用すると良い。これらを積極的に利用すれば、あっという間に年会費以上のメリットを手にできるだろう。
なお、JCBプラチナは、招待不要で自分で申し込みができるカードだ。即時発行にも対応しているなど、意外に手軽に申し込みできる。
まずは公式サイトで基本情報や優待について確認し、このカードが日々の暮らしにどれだけ付加価値をもたらすかを見定めてほしい。