三井住友カード プラチナプリファードの審査は厳しい？審査基準や流れを解説

Vポイントの貯まりやすさやステータス性の高さが魅力の三井住友カード プラチナプリファード。

申し込みを検討している方のなかには「審査はどれくらい厳しいのだろうか」「審査に通過するコツを知りたい」と悩んでいる方も多いだろう。

審査の流れや通過するためのポイントを押さえた上で、カードに申し込むことが大切だ。

本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの審査内容や申し込みの流れ、審査に通過するためのポイントを解説していく。

審査に落ちるパターンや落ちたときの対処法も紹介するので、ぜひ本記事を参考に三井住友カード プラチナプリファードに申し込もう。

三井住友カード プラチナプリファードの審査基準は厳しい？

ステータス性が高い三井住友カード プラチナプリファードだが、審査は厳しく行われるのだろうか。

ここでは、三井住友カード プラチナプリファードの審査の厳しさや基準、必要な年収の目安について解説していく。

審査は厳しめに行われる

結論から言うと、三井住友カード プラチナプリファードは比較的審査が厳しいカードだ。審査通過の難易度は高く、申し込んだからといって必ず利用できるとは限らない。

三井住友カードは、三井住友フィナンシャルグループから提供される銀行系のクレジットカードである。通常、クレジットカードのなかでも銀行系は厳しく審査が行われることが一般的だ。

また、プラチナプリファードはプラチナランクのカードであり、三井住友カードのなかでもランクが高い。

クレジットカードは一般的に、高いランクのカードほど審査が厳しくなる傾向がある。

審査が厳しいと言われる銀行系のなかでも、プラチナランクに位置していることからプラチナプリファードは審査が厳しく行われる可能性が高い。

審査基準

三井住友カード プラチナプリファードでは「原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」という申し込み条件を定めている。

年齢要件を満たした上で、安定継続した収入があれば申し込むこと自体は可能だ。

そしてプラチナプリファードでは審査の基準を公表していない。

明確に審査基準を公表してしまうと不正に対策を講じるケースが出てきてしまうため、基本的にクレジットカードでは審査基準が公表されていない。

一般的に審査では以下の2つの項目をチェックする。

属性情報とは、申し込む本人の支払い能力を確認するための情報だ。勤務先の企業規模や勤続年数、役職、年収などの情報をチェックし、安定した支払いを行える属性かどうかを確かめる。

信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの契約や支払い状況に関する情報だ。審査の際には信用情報機関に照会が行われ、現在の借入状況や過去の返済履歴などを確認する。

具体的な審査基準は公表されていないものの、属性情報と信用情報をもとに審査が行われていることは頭に入れておくと良いだろう。

必要な年収の目安

三井住友カード プラチナプリファードの審査に通るための年収については明確に公表されていないが、年収400万〜500万円ほどが目安と言われている。

あくまでも目安の年収であり、本人の属性情報や信用情報によって左右されるため注意が必要だ。

例えば、収入の安定性が低い個人事業主やフリーランスの場合、年収400万〜500万円程度でも審査に通過することが難しい場合がある。

数年にわたって安定した収入を得ていることが示せなければ、審査に落ちてしまう可能性がある。

一方、公務員や大企業の会社員などは収入の安定性が高いため、信用情報に問題がなければ審査に通過できる可能性が高い。

年収だけでなく、収入の安定性も踏まえて審査が行われていることを理解しておこう。

三井住友カード プラチナプリファードの審査の流れ

次に、三井住友カード プラチナプリファードの審査の流れについて解説していく。申し込みから審査、カード発行までの全体的な流れを解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。

審査の流れ

インターネットから申し込みを行う場合、申し込みから審査、カード発行までの流れは以下の通りだ。

情報を入力する際、本人確認書類のアップロードが必要となるため、事前に運転免許証や個人番号（マイナンバーカード）を準備しておくとスムーズに手続きが進む。

また、支払い用の金融機関の口座情報も必要であるため、通帳やキャッシュカードも手元に準備しておこう。

発行までにかかる時間

三井住友カード プラチナプリファードの審査期間は、審査状況によっても異なるが1週間以内に終わるケースが多い。審査が完了したら、およそ1週間ほどで自宅にカードが届くという流れだ。

しかし、三井住友カードは「即時発行」という仕組みを導入しており、プラチナプリファードでも対応している。

即時発行の場合は最短10秒で審査が完了し、電話で本人確認が行われる。その後「Vpass」に登録を済ませると、カード情報が入手できて支払いでの利用が可能だ。

当日からカードを利用できるため、もう少しで終わりそうなタイムセールにも間に合わせることができる。今すぐにカードを使い始めたい方は、即時発行を利用した申し込みがおすすめだ。

審査状況の照会もできる

三井住友カード プラチナプリファードはランクが高いカードであるため、審査に時間がかかる可能性がある。結果が届くまでの間、審査状況が気になってしまうという方も多いだろう。

三井住友カードでは、公式サイトから審査状況の照会を行える。以下の項目を入力すると、現時点での審査状況の確認が可能だ。

審査状況がどうしても気になってしまう方は、公式サイトから審査状況の照会を行おう。

三井住友カード プラチナプリファードの審査に通過するポイント

明確な審査基準は公表されていないものの、一般的にクレジットカードの審査に通過しやすくなるポイントというものは存在する。

三井住友カード プラチナプリファードの審査に通過するためのポイントとして以下の4点を頭に入れておこう。

それぞれのポイントを押さえ、カードに申し込みを行おう。

クレヒスを良好な状態にする

クレジットカードの入会申し込みを行う際、重要となるのが「クレヒス（クレジットヒストリー）」を良好な状態にしておくという点だ。

クレヒスとは、クレジットカードやローンなどの利用履歴に関する情報のことを指す。

前述の通り、クレジットカードの審査では信用情報のチェックが行われている。

現在の借入状況や過去のクレジット・ローンの利用履歴を信用情報機関に照会して調べた上で、申込者に支払い能力があるかどうかを事前に調査しているのだ。

過去にクレジットカードやローンを長く利用していて、問題なく支払い・返済を行っていれば信用力が評価されて審査に通過できる可能性は高まる。

三井住友カード プラチナプリファードの審査に通過したいのであれば、ほかのカードで実績を積んで信用力を高めてから申し込むと良いだろう。

特に、プラチナプリファードよりもランクが低い三井住友カードで実績を積むのがおすすめだ。

三井住友カード（NL）や三井住友カード ゴールド（NL）などで良好なクレヒスを積み、ある程度利用した後にプラチナプリファードに切り替えると良いだろう。

「現時点でクレジットカードやローンの利用履歴が少ない」「まだ三井住友カードを使ったことがない」という方は、まずは三井住友カード（NL）などでクレヒスを積んでおくことをおすすめする。

申し込むカードを一つに絞り込む

クレジットカードの申し込みを行う際、審査に通過する確率を高めようとして複数のカードに申し込んでしまうパターンがある。

しかし、審査に通過したいのであれば申し込むカードは一つに絞り込むことが大切だ。

カード会社側が行う審査では、他社での申し込み状況もチェックできてしまう。

短期間で複数のカードに申し込んでいる場合、カード会社側の目線では「相当お金に困っているのではないか」とみなされてしまい、支払い能力に関してマイナスな印象を与えてしまう。

また「カード入会特典を狙って申し込んでいるだけではないか」という見られ方をする可能性もある。

入会特典狙いの申し込みの場合は継続的に利用する可能性が低く、カード会社側からすると入会させるメリットが少ない。

いずれにしても短期間で複数のカードに申し込むことは、審査においてマイナスに作用する可能性が高い。

ほかのカードへの申し込みはせず、三井住友カード プラチナプリファードに絞って申し込むことをおすすめする。

もしプラチナプリファードの審査に落ちてしまった場合は、そこから違うカードへの申し込みを検討すると良いだろう。

キャッシング枠は不要であれば希望しない

通常、クレジットカードには買い物等で利用できる「ショッピング枠」とカードを利用して現金の借入ができる「キャッシング枠」の2つの利用枠が存在する。

キャッシング枠については希望に応じて付帯されるが、不要であれば希望しない方が審査に通過できる可能性は高まる。

キャッシング枠は、通常のカード審査とは別に審査が必要となってしまう。その分だけ審査期間も長引いてしまい、より厳しい審査が行われることになる。

なるべくキャッシング枠を希望せずに申し込んだ方が、審査に通過できる可能性は高まるだろう。

しかし、三井住友カード プラチナプリファードのキャッシング枠は最大300万円まで設定でき、利率も一般カードに比べて好条件に設定されている。

緊急の資金需要に対応するため、キャッシング枠を利用したいと考える方もいるだろう。

キャッシング枠についてはあとから設定することもできるため、必ずしも申し込み時に設定する必要はない。

申し込むときはキャッシング枠を設定せず、審査に通ってから利用実績を積んだ上でキャッシング枠を申し込むというのもひとつの手だ。

希望の利用額は必要な範囲内に収める

クレジットカードに申し込む際、希望の利用額を申請することになる。その際、必要最低限の希望利用額で申し込むことがポイントだ。

身の丈に合わない希望利用額を申請してしまうと、審査においてマイナスになってしまう可能性があるため、年収に応じた希望利用額を申請すると良い。

年収別のクレジットカード限度額の目安は以下の表の通りだ。

年収	限度額の目安
150万円前後	10万〜30万円
300万円前後	10万〜50万円
400万円前後	30万〜150万円
500万円〜1,000万円	50万〜300万円
1,000万円以上	100万円以上

上記の目安額の範囲内かつ必要最低限の希望利用額を申請することで、審査に通過できる可能性は高められる。目安の限度額を踏まえた上で、希望の利用額を申請しよう。

また、クレジットカードの利用枠はあとから増枠できるため、申し込み時に少ない利用枠が設定されても問題ない。

まずは審査に通過することを優先し、利用実績を積んでから利用枠の増枠を目指すと良いだろう。

三井住友カード プラチナプリファードの審査に落ちるケース

三井住友カード プラチナプリファードの審査に通過するためのポイントを紹介したが、一方でどのような場合に審査に落ちてしまうのだろうか。

これから申し込もうと考えているのであれば、審査に落ちるケースや落ちたときの対処法を正しく理解しておくことが大切だ。

ここでは、審査に落ちるパターンを3つ紹介し、落ちたときの対処法も併せて解説していく。

審査に落ちるパターン

一般的にクレジットカードの審査に落ちてしまうパターンとして以下の3つが挙げられる。

それぞれのパターンについて見ていこう。

申し込み内容に虚偽・誤りがある

カードに申し込む際、内容に虚偽や誤りがあると審査に落ちる可能性が高い。必ず正確な内容を入力・記入して申し込むように注意しておこう。

審査に通過しようとして年収を高めに申請したり、違う会社に勤めていると偽ったりしても、在籍確認などでバレてしまう可能性が高い。

また、他社での借入状況を偽っても、信用情報機関への照会で借入状況は把握されてしまう。

仮に虚偽の申告で審査に通過できたとしても、入会後に虚偽であることが発覚した場合にカードの利用を停止されてしまう可能性がある。

その後、申し込みをしても審査に通過できなくなる恐れもあるため、虚偽の内容を申告するべきではない。

審査に通過するために嘘をつくようなことは避け、事実のみを申告することが大切だ。

信用情報に問題がある

繰り返しとなるが、クレジットカードの審査の際には信用情報機関に照会を行い、申込者のクレジット・ローンの利用履歴などが調査される。

過去にクレジットカードの利用額の支払いが遅れたり、ローンを滞納したりしていると審査に落ちる可能性が高い。

一般的にクレジットカードやローンの遅延に関する情報は、完済から5年間にわたって記録が残り続ける。

直近5年以内に延滞・滞納をした履歴がある場合、プラチナプリファードの審査で不利に働く可能性があるため注意が必要だ。

また、過去にクレジットカードやローンの利用履歴が一切ない「スーパーホワイト」も審査に落ちてしまう可能性が高い。

クレジット・ローンの利用履歴がないと信用力を判断する材料がなく、審査に通過することが難しくなってしまうためだ。

「過去に延滞・滞納をしている」「クレジット・ローンの利用履歴が一切ない」という状態の場合は、プラチナプリファードの審査に落ちる可能性が高いことを頭に入れておこう。

安定継続した収入がない

三井住友カード プラチナプリファードでは「原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」という申し込み条件を定めている。

裏を返すと、本人に安定継続した収入がないとみなされた場合、審査に落ちてしまうことになる。

例えば、ある程度の資産があっても定職についていない場合、カードの審査では不利に働いてしまう。

また、前年度の年収が高めであっても収入の安定性が低い自営業者・フリーランスの場合は審査で厳しく見られると言われている。

一方、公務員や大企業の会社員などの属性であれば、収入の安定性が高いと判断されるため、審査では有利に働きやすい。

もちろん信用情報などの要素もチェックされるが、多少年収が低くても審査に通過できる可能性がある。

資産や年収が多いことだけでなく「安定した収入を得ているかどうか」という点が大きな評価基準になっていることを頭に入れておこう。

落ちたときの対処法

カード審査に落ちてしまった場合、以下のような対処法を講じることをおすすめする。

それぞれの対処法について解説していく。

事故情報の抹消を待つ

信用情報機関に過去の延滞・滞納に関する情報が残っている間は、再申し込みをしても審査に通過できる可能性は低い。

新たに延滞・滞納をしないように注意しつつ、事故情報が抹消されるのを待つことをおすすめする。

前述の通り、延滞・滞納に関する情報は完済から5年間にわたって記録が残る。

延滞・滞納したクレジット・ローンを完済してから5年が経過するまでは、再申し込みをしても審査に通過できる見込みは少ない。

信用情報機関に問い合わせを行えば、登録されている信用情報をチェックできる。

再申し込みを行う前に信用情報を確認し、事故情報が抹消されていることを確かめた上で申し込みを行うと良いだろう。

安定した収入を示す

過去に延滞・滞納がなく、年収もそれなりの金額であるにもかかわらず審査に落ちた場合、収入の安定性が低いと判断された可能性が高い。

この場合、安定した収入があることを示す努力が大切だ。

例えば転職直後は「離職する可能性がある」と判断され、審査に通過しにくい傾向がある。

転職から最低でも1年ほど勤務し、離職する可能性が低いことを示した上で再申し込みを行うと良いだろう。

また、個人事業主・フリーランスの場合は1年だけ高い収入を得ていても「安定性がある」と判断されにくい。

直近2期以上の確定申告書などを準備し、安定して収入を得ていることを示せるように準備しておくと良い。

違うカードで実績を積む

クレジットカードの審査では、クレジット・ローンについての良好な利用実績を積むことも重要である。

特にこれまでクレジットカードやローンの利用がない「スーパーホワイト」の状態であれば、まずは違うカードで実績を積んでいくと良いだろう。

実績を積む際におすすめなのはプラチナプリファードよりもランクが低い「三井住友カード（NL）」や「三井住友カード ゴールド（NL）」である。

いずれもプラチナプリファードよりは審査の難易度が低いため、利用実績を積むのに最適なカードだ。

違う三井住友カードで良好な実績を積み、信用力を高めてからプラチナプリファードに再申し込みをしよう。

今ならお得な新規入会キャンペーン実施中

三井住友カード プラチナプリファードでは、以下の新規入会キャンペーンを実施している。

それぞれのキャンペーン内容について解説していく。いずれも期間限定のキャンペーンであるため、早めに入会申し込みを行おう。

新規入会&ID連携&スマホのタッチ決済1回以上利用で最大14,000円相当をプレゼント

1つ目は、新規入会後に所定の条件を満たすことで最大で14,000円相当のVポイントPayギフトがプレゼントされるキャンペーンだ。

2025年2月3日（月）〜4月30日（水）の期間中に条件を満たすと特典が進呈される。

キャンペーン特典の付与条件は以下の通りだ。

ぜひこの機会に三井住友カード プラチナプリファードに申し込み、14,000円相当のVポイントPayギフトを獲得しよう。

SBI証券口座開設&クレカ積立スタートで最大19,600円相当Vポイントプレゼント

2つ目は、SBI証券の口座開設とクレカ積立の開始で最大19,600円相当のVポイントがプレゼントされるキャンペーンだ。

2025年2月3日（月）〜4月30日（水）の期間中、条件を満たすとVポイントが進呈される。

キャンペーン期間中に三井住友カードを経由してSBI証券の口座を新規開設し、キャンペーンのエントリーと三井住友カードVポイント認証に登録すると100円相当のVポイントが付与される。

さらにクレカ積立を設定し、実際にカードで決済を行うと最大で19,500円相当のVポイントが付与される。

ぜひこの機会にSBI証券の新規口座開設を行い、資産形成のスタートとともにVポイントも獲得しよう。

Manneken（マネケン）ワッフル14個ギフト3,800円分を抽選で100名にプレゼント

3つ目は、ワッフル14個入りギフトが抽選で100名に当たるプレゼントキャンペーンだ。2025年2月3日（月）〜4月30日（水）の期間中に新規入会し、条件を満たすと抽選に参加できる。

抽選に参加するためには、以下の2つの条件を新規入会月の1ヶ月後末までに達成する必要がある。

ぜひこの機会に新規入会し、ワッフルギフトがもらえる抽選に参加してみよう。

審査について理解を深めて三井住友カード プラチナプリファードに申し込もう

三井住友カード プラチナプリファードはランクが高いカードであるため、比較的審査の難易度が高いと言われている。

審査通過の目安となるのは年収400万〜500万円ほどとなっているが、本人の属性情報や信用情報によって左右されるため注意が必要だ。

審査に通過しやすくなるポイントとして「クレヒスを良好な状態にする」「申し込むカードを一つに絞り込む」という点が挙げられる。

申し込みを検討している段階でクレジットカードの利用履歴がない場合は、三井住友カード（NL）や三井住友カード ゴールド（NL）などで実績を積むと良い。

また、審査に落ちてしまうパターンには「申し込み内容に虚偽・誤りがある」「信用情報に問題がある」「安定継続した収入がない」などが挙げられる。

審査に落ちた場合は「事故情報の抹消を待つ」「安定した収入を示す」などの対策を講じた上で、再申し込みを検討しよう。

三井住友カード プラチナプリファードは審査の難易度が高いものの、ポイントの貯まりやすさやステータス性の高さが魅力の1枚だ。

ぜひ本記事の内容を参考に審査に向けた準備を行い、三井住友カード プラチナプリファードに申し込んでみてはいかがだろうか。