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三井住友カード プラチナプリファードの空港ラウンジ特典を詳しく解説!利用方法や同伴者の条件は?

この記事で解決できるお悩み
  • 三井住友カード プラチナプリファードの空港ラウンジ特典について知りたい
  • 利用可能な空港ラウンジや同伴者の利用条件が知りたい
  • 空港ラウンジ特典以外にプラチナプリファードを持つメリットが知りたい

三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント高還元や充実した保険など多彩な付帯サービスが魅力のプラチナカードである。

なかでも、搭乗前の待ち時間を快適に過ごせる「空港ラウンジ特典」は、旅行や出張を快適にするうえで見逃せない。会員なら、本カードを提示するだけで無料になるのは大きなメリットだ。

本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの空港ラウンジ特典を中心に、利用可能なラウンジの種類や同伴者の扱い、実際の利用手順といった基本情報を整理する。

ラウンジ特典以外にも押さえておきたいメリットを紹介するので、「年会費に見合う価値があるか知りたい」という方も、ぜひ参考にしていただきたい。

目次

三井住友カード プラチナプリファードの空港ラウンジ特典

「空港ラウンジの無料利用」は、ステイタスのあるクレジットカードで提供される代表的なサービスのひとつだ。

三井住友カード プラチナプリファードでも、国内主要空港を中心にカードラウンジを無料で利用できる特典が付帯している。

利用できる空港ラウンジは大きく3種類

空港ラウンジは一般的に、大きく次の3種類に分けられる。

  • カードラウンジ
    • 国内主要空港や一部の海外空港に設置されている、クレジットカード会社が運営または提携しているラウンジだ。ゴールドカードやプラチナカードの提示で入室できる場合が多い。
  • 航空会社のラウンジ(ビジネスクラス・ファーストクラス)
    • 航空会社が運営するラウンジで、通常はビジネスクラス以上の搭乗者や、上級会員向けに開放されている。シャワールームの利用や、より上質な食事・ドリンクサービスを受けられることが多い。
  • プライオリティ・パスが利用できるラウンジ
    • プライオリティ・パスという会員プログラムを通じて、世界各国の空港にある提携ラウンジを利用できる仕組みである。カード会社によっては無料でプライオリティ・パス会員に登録できる特典が付帯することもある。

三井住友カード プラチナプリファードの場合、利用可能なのは「カードラウンジ」だ。航空会社ラウンジやプライオリティ・パスのラウンジは対象外となる。

カードラウンジで提供される主なサービス

三井住友カード プラチナプリファードを提示して利用できるカードラウンジでは、以下のようなサービスが受けられる。

  • ソフトドリンクや軽食の提供
    • 無料のソフトドリンク(コーヒーやジュースなど)の提供があるラウンジが多い。一部ではアルコールや軽食を提供しているケースもある。
  • Wi-Fi・電源設備
    • ラウンジ内には無料のWi-Fiが完備され、スマートフォンやPCの充電用に電源も用意されていることが多い。
  • 新聞・雑誌
    • 各種新聞や雑誌が揃っており、情報収集の場としても便利だ。フライトまでの時間を読書しながら過ごせる。

上記に加え、電話ブースやマッサージチェアなどを備えたラウンジも存在する。荷物を整理したり、ビジネスメールを処理したりと、搭乗前の時間を有効活用できるのがメリットだ。

会員が利用できる空港ラウンジ

三井住友カード プラチナプリファードを提示すると、本会員・家族会員は搭乗当日にカードを提示することで無料利用できる。

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エリア空港およびラウンジ名称
北海道エリア新千歳空港(国内線ターミナル「スーパーラウンジ」・国際線ターミナル「North Lounge」)
函館空港「ビジネスラウンジ A Spring.」旭川空港「LOUNGE 大雪」​
東北エリア青森空港「エアポートラウンジ」
秋田空港「ROYALSKY LOUNGE」
仙台国際空港「ビジネスラウンジEAST SIDE」​
中部エリア新潟空港「エアリウムラウンジ」
富山空港「ラウンジ らいちょう」
小松空港「スカイラウンジ白山」
中部国際空港「プレミアムラウンジ セントレア」​
富士山静岡空港「YOUR LOUNGE」
関東エリア

成田国際空港(第1旅客ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE1」、第2旅客ターミナルビル「IASS EXECUTIVE LOUNGE2」)
羽田空港(第1旅客ターミナルビル(2ラウンジ)、第2旅客ターミナルビル(3ラウンジ)、第3旅客ターミナルビル「SKY LOUNGE」)
近畿エリア伊丹空港「ラウンジオーサカ」
​関西国際空港「カードメンバーズラウンジ、KIXエアポートカフェラウンジ」
​神戸空港「ラウンジ神戸」​
中国エリア岡山空港「ラウンジマスカット」​
広島空港「YAMANAMI VILLA」​
米子空港「ラウンジDAISEN」
​山口宇部空港「ラウンジきらら」
​出雲縁結び空港「エアポートラウンジ」​
四国エリア徳島空港「エアポートラウンジ ヴォルティス」​
高松空港「ラウンジ讃岐」​
松山空港「ビジネスラウンジ、スカイラウンジ」
​高知空港「ラウンジ ブルースカイ」​
九州エリア福岡空港(国内線「ラウンジTIME/ノース」・国際線「ラウンジTIMEインターナショナル」)​
北九州空港 「ラウンジひまわり」
佐賀空港「Premium Lounge さがのがら。」
​長崎空港「ビジネスラウンジ アザレア」
大分空港「ラウンジくにさき」
熊本空港「ラウンジASO」
宮崎空港「ブーゲンラウンジひなた」
​​鹿児島空港「スカイラウンジ菜の花」​
沖縄エリア那覇空港「ラウンジ華~hana~」
海外(ハワイ)ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)「IASS Hawaiiラウンジ」
出典:三井住友VISAカードの情報をもとにアドバイザーナビ株式会社が作成、2025年2月調査

ラウンジ名や設置空港は変更される場合もあるため、最新情報は必ず公式サイトで確認しておきたい。

三井住友カード プラチナプリファードの空港ラウンジの利用方法

続いて、具体的に空港ラウンジを利用する際の手順や同伴者の扱い、および注意点などを整理して解説する。

利用には「カード本体」の提示が必要

三井住友カード プラチナプリファードの会員なら、搭乗当日にラウンジ受付で、「カード本体」と「当日の搭乗券(航空券)」を提示すれば、空港ラウンジを利用できる。

アプリのデジタルカードのみの提示では入室を断られる場合があるので、ナンバーレスであっても物理カードを持参しよう。

受付では会員本人であることや、当日便の利用を確認される程度で、事前予約や書類記入は、基本的に必要ない。

同伴者が「家族カード会員」なら無料利用OK!

三井住友カード プラチナプリファードでは、同伴者が家族カード会員であれば、ラウンジを無料で利用できる。

利用の際は、本会員・家族会員それぞれが自分名義のカード(および当日の搭乗券)を提示すれば、追加料金なしで入室可能だ。

一方、家族カード会員ではない同伴者に関しては、利用料が必要になる。

「三井住友カード プラチナ会員なら同伴者1名まで無料」なのだが、残念ながらプラチナプリファード会員は除外されている。

空港ラウンジを利用する際の注意点

実際にカードラウンジを活用する際には、下記のようなポイントを事前に押さえておくとスムーズだ。

当日の搭乗券の提示が必要

空港ラウンジは基本的に「当日フライトを利用する搭乗客」を対象としているため、搭乗券やeチケットを含む航空券の提示が必要になる。

チェックイン後、紙の搭乗券やスマートフォンアプリで表示する搭乗情報をすぐに提示できるよう、事前に準備しておこう。

定休日や営業時間外がある

ラウンジによっては、早朝や深夜は営業していない場合がある。また施設によっては定休日が設定されていることもあるので、利用予定の空港ラウンジの公式情報をあらかじめ確認することが重要だ。

混雑状況によっては入室制限もある

大型連休や出張が集中する時期などはラウンジが混雑し、満席時には入室が制限されることもある。

搭乗ゲートへの移動時間も考慮して、早めにラウンジへ行くか、混雑時間帯は避けるなどの工夫をするとよい。

利用可能時間と利用回数に制限がある

ラウンジによっては、1日あたりの利用回数に制限が設けられている。乗り継ぎなどで同日に複数回利用する際は、注意が必要だ。利用できる時間帯とあわせて、規約を確認しておこう。

海外空港ラウンジは基本として利用できない

三井住友カード プラチナプリファードでは、海外のカードラウンジは基本的に利用できない。

海外でラウンジを使うには、航空会社の上級会員ステータスや、他社プラチナカードに付帯するプライオリティ・パスなどを別途用意する必要がある。

三井住友カード プラチナプリファードの空港ラウンジ以外のメリットとは

ここまで空港ラウンジ特典に注目してきたが、三井住友カード プラチナプリファードには他にも多彩なメリットがある。

ここでは、とくに注目したい特典をピックアップして紹介しよう。

最大54,000円相当のVポイントが獲得できる入会キャンペーン

三井住友カード プラチナプリファードでは、入会直後に高額ポイント獲得を狙える「ID連携でスマートタッチプラン増額キャンペーン!」を実施している。

所定の条件をすべて満たせば、最大14,000円相当のVポイントPayギフトポイントを受け取れる仕組みだ。

  • 対象期間:2025年2月3日(月)~4月30日(水)
  • キャンペーン適用条件
  1. 対象期間中に新規入会する
  2. カード入会月から1か月後末までに、Vポイント会員番号(旧T会員番号)とSMBCグループIDの「ID連携」を行う
  3. 同期間中に、スマホのタッチ決済(Visaのタッチ決済またはMastercardタッチ決済)で1回以上支払う

なお、スマホのタッチ決済には、カード本体をタッチしたり電子マネー「iD」での決済は含まれないので注意してほしい。

後述する「新規入会&利用特典(最大40,000ポイント)」と組み合わせれば、合計で最大54,000円相当のポイントを獲得することも可能だ。

通常還元率1.0% + 豊富なポイント上乗せチャンス

三井住友カード プラチナプリファードは、基本の1.0%還元(税込100円につき1ポイント)に加え、さまざまなプログラムの活用によりポイントを大きく積み増せる。

以下では、三井住友カードに共通する特典と、プラチナプリファード独自の上乗せ特典に分けて解説する。

三井住友カード共通のポイントアップ特典

まず、通常還元率は1.0%(100円(税込)につき1ポイント)だ。これは、一般カードやゴールドカードより還元率が0.5%高い。

これに、三井住友カード共通の以下のようなプログラムが追加できれば、還元率はさらにアップできる。

  • 家族ポイント:+1~+5%
    • 二親等以内の家族が本会員として三井住友カードを所持し、家族ポイントに登録すると、対象店舗で1人あたり+1%、最大+5%を追加できる
  • Vポイントアッププログラム:1~+4%
    • 対象サービスの利用で、ポイントの上乗せが可能。サービス詳細や付与条件はそれぞれに定まっているため、詳細は公式サイトを確認のこと

プラチナプリファード独自のポイント上乗せ特典

プラチナプリファード会員のみに提供される特典を組み合わせれば、さらにポイントを稼ぎやすい。

  • プリファードストアで最大15%還元
    • 80を超えるプリファードストア(特約店)でのカード利用で、ポイントを+1~+14%上乗せできる(合計還元率は2~15%に到達)
  • SBI証券のクレカ積立で最大3%
    • SBI証券で、投資信託の積立設定をし、支払いカードをプラチナプリファードとすると、決済した積立額に対して年間利用額に応じて1〜3%のポイントが付与される。100〜10万円まで積立設定可能で、NISA口座も対応だ。
  • 新規入会&利用特典(最大40,000相当のVポイント)
    • 入会後3カ月末までの合計利用額が40万円以上で、最大40,000円相当のVポイントを獲得できる。
  • 継続特典(最大40,000ポイント/年)
    • 100万円の利用ごとに、10,000ポイント(上限40,000ポイント)が付与される。年間200万〜400万円の利用をこなせば、大幅なポイント還元を受けられる。

「選べる無料保険」で付帯保険をカスタマイズできる

三井住友カード プラチナプリファードには、付帯保険を7種類のプランから選んで付与できる「選べる無料保険」サービスがある。

初期設定は「旅行傷害保険(旅行安心プラン)」になっているが、自分のニーズやライフスタイルに応じて、以下のいずれかと切り替えられる。

  1. スマホ安心プラン
  2. 弁護士安心プラン
  3. ゴルフ安心プラン
  4. 日常生活安心プラン
  5. ケガ安心プラン
  6. 持ち物安心プラン
  7. 旅行安心プラン(初期設定)

追加カードを無料で発行できる

三井住友カード プラチナプリファードは、家族カードを追加費用ゼロで何枚でも発行できる。

年会費33,000円(税込)の本会員分だけで済むため、家族全員が同じ特典を利用しつつ、家族の利用分もまとめてポイントを合算できるのが大きなメリットだ。

また、ETCカードも本会員1名につき1枚までは無料で発行できる。ただし、1年間利用がない場合は翌年度に550円(税込)の手数料がかかる点には注意したい。

コンシェルジュサービス「VPCC」の利用もできる

三井住友カード プラチナプリファードは、Visaプラチナカードの特典として「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」を利用できる。

レストランやホテルの予約、ゴルフ場・イベントチケットの手配などを24時間365日サポートしてくれるため、多忙なビジネスパーソンや旅行好きには心強い存在だ。

空港ラウンジは三井住友カード プラチナプリファード会員の嬉しい特典!使いこなして旅を楽しもう!

三井住友カード プラチナプリファードは「ポイント特化型」として知られているが、国内主要空港やハワイの空港ラウンジを無料で利用できるなど、旅行や出張に嬉しい特典も充実している。


カード本体と搭乗券を提示するだけで、対象のカードラウンジへ入室が可能だ。さらに、同伴者が家族カード保有者であれば、本会員と同様に追加料金なしでラウンジを利用できる。

また、旅行保険やコンシェルジュサービスも付帯しているため、年会費を上回るリターンが得られる可能性は高い。

ポイント還元を重視する方はもちろん、国内外を飛び回るビジネスパーソンや旅行好きの方にもおすすめできる一枚だ。

興味があれば、公式サイトをチェックし、ラウンジ特典を含めた上質なプラチナ体験を存分に堪能してほしい。

この記事を書いた人

当社は、日本の中小企業を支援し、活性化を図ることを目的として「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」を運営している。有名タレントを活用したプロモーション支援を通じて、企業の魅力を効果的に発信し、ビジネスの成長を促進する。また、金融メディア事業においては、メディアを通じた情報発信により、社会全体の金融リテラシー向上に貢献することを使命としている。

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