- ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の違いが知りたい
- ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の共通特典が知りたい
- 自分に合ったカードはどちらか知りたい
イオンカード(WAON一体型)とウエルシアカードは、ともにイオン系列での買い物をお得にできるクレジットカードだ。
見た目や名称が似ているため混同されがちだが、実は得意とする分野が異なり、利用スタイルによって向き・不向きが分かれる。
そうした違いを把握せずに選んでしまうと、本来の特典を十分に活かせない可能性がある点には注意したい。
本記事では、両カードの基本情報や特徴、共通点、さらには異なるポイントを徹底比較し、どのような人がどちらを選ぶべきかを解説する。
ふだんの買い物をよりお得かつ快適にしたい人は、ぜひ最後まで目を通し、自分にぴったりの一枚を見つけるうえでの参考にしてほしい。
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ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の基本情報
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ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)は、どちらもイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行するイオンカードシリーズの一種である。
年会費無料で持てるうえ、イオングループ対象店舗の優待や会員キャンペーンなど、イオンカード共通の特典を受けられるのが特徴だ。
ウエルシアカード | イオンカード(WAON一体型) | |
---|---|---|
申込条件 | 18歳以上の方 | 18歳以上 (高校生は高校卒業月の1月1日以降であれば申し込み可能) |
年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~10.00% | 0.50%〜1.00% |
国際ブランド | JCB Visa Mastercard | Visa Mastercard JCB |
対応電子マネー | Apple Pay イオンiD AEON Pay | Apple Pay イオンiD |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障 | ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障 |
即日発行 | 可 | 可 |
発行スピード | 最短5分 | 最短5分 |
公式サイトで詳細を見る | 公式サイトで詳細を見る |
まず、イオンカード(WAON一体型)について確認しよう。
イオンカード(WAON一体型)は、クレジット機能と電子マネーWAONを1枚にまとめたタイプのクレジットカードである。
イオンカードが提供する基本機能と特典を備えた、「原型」といえる代表的なカードだ。
これにウエルシア独自のサービスや特典を付加したのが、ウエルシアカードである。ドラッグストア「ウエルシアグループ」での買い物が特にお得になるよう設計されている。
イオンカード(WAON一体型)との違いとして、ウエルシアグループ店舗でのポイント優遇を受けられる点が挙げられる。
対象店舗や特定の日には、イオンカードの「基本(200円につき1WAON POINT)」より多くのポイントが獲得できる。
また、ウエルシアカード保有では、イオンゴールドカードへの切り替えができないという点も異なる。
ゴールドへのランクアップを目指す人にとっては、やや魅力に欠けるかもしれない。
以下のように整理すると、両カードの特徴が分かりやすい。
- イオンカード(WAON一体型)は、ゴールドカードへのランクアップにより付帯保険や空港ラウンジなど特典の幅が広がる「総合型」
- ウエルシアカードは薬や日用品の購入で高いポイント還元を狙える「買い物特化型」
次のセクションでは、それぞれの違いをより詳細に掘り下げていくが、まずは大まかな特徴を押さえておくと比較しやすくなるだろう。
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ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の違い
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ここでは、ウエルシアカードだけが持つ独自の特典や機能、イオンカード(WAON一体型)ならではの特徴を整理し、両者の違いを明らかにしていく。
ウエルシアカードだけの特徴や特典
申込条件 | 18歳以上の方 |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~10.00% |
国際ブランド | JCB Visa Mastercard |
対応電子マネー | Apple Pay イオンiD AEON Pay |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障 |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短5分 |
ウエルシアカードならではの特徴には、以下のようなものがある。
ウエルシア系列での買い物で「いつでも2.5%還元」
ウエルシアグループの対象店舗で会計するとき、「ウエルシアカードを提示で1.0%、クレジット払いで1.5%が還元される。
支払い額との付与ポイントの関係は、以下のようになっている。
- カード提示:110円(税込)につき1WAON POINT
- クレジット払い:200円(税込)につき3WAON POINT
ポイント付与のタイミングは、少々複雑だ。
- カード提示:レジで会計をするときに付与
- クレジット払い:1%分は利用月の25日、0.5%分は翌月25日(計算対象期間は毎月11日から翌月10日)
なお、対象店舗は、全国展開のウエルシア(全国3,009店舗、2025年2月現在)のほか、地域に根付いた以下のようなドラッグストアが含まれる。
- ハックドラッグ(首都圏や東海地方など各地に展開)
- 金光薬品(近畿・中国地方に多数)
- ハッピー・ドラッグ(北東北)
- よどやドラッグ(おもに高知県内で展開)
- ダックス(京都中心)
- マルエドラッグ(群馬中心とした関東)
- コクミンドラッグ(関西地方を中心)
- ふく薬品(沖縄県内で展開)
- スーパードラッグひまわり(広島県中心)
毎月10日は最大11%のポイント還元あり
毎月10日は、カード提示1.0%還元に加え、クレジット払いの還元率が10%に跳ね上がる。WAON POINTを貯めるなら、10日のまとめ買いがおすすめだ。
こちらも、支払額と付与ポイントの関係を確認しておこう。
- カード提示:110円(税込) につき1WAON POINT
- クレジット払い:200円(税込)につき20WAON POINT
税込1,000円分をウエルシアカードで支払った場合、合計109ポイントが還元される計算だ。
なお、ポイントは、カード提示では会計時に付与され、クレジット払いでは「1%分は利用月の25日、9%分は翌月25日に付与される。
毎月20日はポイント利用で1.5倍分のショッピング
ウエルシアグループでは、毎月20日を「お客様感謝デー」として、ポイントを使った買い物で1.5倍分の買い物ができる日としている。
たとえば、1,000WAON POINTあれば、1,500円分の買い物ができることになる。
利用は200WAON POINTからで、30,000WAON POINTまで利用できる。金額に換算すると300円〜45,000円分の買い物ができる。これはかなりお得だ。
「10日にクレジット払いでポイントを貯め、20日にポイント払いで支払いをする」のが、もっとも効率の良い利用法だろう。
毎週月曜日はカード提示で「ポイント2倍」
忙しくて、10日や20日に買い物ができないという人も、毎週月曜日にチャンスが訪れるので安心してほしい。
月曜日は、カードの提示ポイントが基本の2倍となる。
ただし、残念ながらハッピー・ドラッグ、よどやドラッグ、ふく薬品、ウェルパークでは実施されないので、その点だけ注意してほしい。
60歳以上なら毎月15・16日は「ポイント3倍」
ウエルシアグループでは、毎月15日・16日を「シニアズデー」と定め、60歳以上の利用者向けにポイント3倍の特典を実施している。
利用に際しては、ウエルシア店舗でシニアパスポートを取得し、支払い時に提示する必要がある。
なお、ハッピー・ドラッグ、よどやドラッグ、ふく薬品、ウェルパークではシニアズデー自体を実施していない。特典内容や対象店舗などの詳細は、事前に確認しておこう。
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イオンカード(WAON一体型)のみの特徴や特典
申込条件 | 18歳以上 (高校生は高校卒業月の1月1日以降であれば申し込み可能) |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%〜1.00% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB |
対応電子マネー | Apple Pay イオンiD |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険 クレジットカード盗難保障 |
即日発行 | 可 |
発行スピード | 最短5分 |
現在のところ、ウエルシアカードにはなく、イオンカード(WAON一体型)にはある特典は、ゴールドカードへの切り替えのみだ。
イオンのゴールドカードは、年間利用額50万円を超えた人が対象の「ランクアップカード」である。
入会希望であっても直接申し込みはできず、条件を満たした利用者に対し、切り替えを促す案内(インビテーション)やカードそのものが届く仕組みになっている。
ゴールドカードには、以下のような特典がある。
- 国内外の旅行傷害保険が付帯する
- ショッピングセーフティ保険の補償額が一般カードの50万円から300万円に拡大する
- イオンラウンジや国内空港ラウンジを無料で利用可能になる
- 家族カード(最大3枚まで無料発行)でも、ゴールド特典が受けられる
いずれも年会費無料はそのままで特典の幅が広がるため、ゴールドカードを目指すならイオンカード(WAON一体型)の方が向いている。
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ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の共通点
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前述したとおり、イオンカード(WAON一体型)ウエルシアカードは、特徴と特典においてほとんどを共有している。
ここではあらためて、イオンカードに共通するメリットを確認していこう。
年会費無料で審査は比較的緩め
ウエルシアカード、イオンカード(WAON一体型)はどちらも年会費無料のため、維持コストがかからない。
他にカードを持っている人でも、「イオンでの買い物」「ウェル活」用のサブカードとして気軽に保有できる。
日本のクレジットカードには大きく分けて、銀行系・流通系・ネット系(EC/トラベル系)・信販系がある。
イオンカードは流通系に属し、一般的に審査が比較的通りやすいといわれている。クレジットヒストリーを積む「最初の1枚」としても検討しやすいだろう。
WAON POINTと電子マネーWAONポイントが貯められる
イオンカードでは、WAON POINTと電子マネーWAONポイントが貯められる。
以下は、ポイントの違いを分かりやすく整理したものだ。
WAON POINT | 電子マネーWAONポイント | |
---|---|---|
貯め方 | クレジットカード払い イオングループ対象店舗での電子マネーWAON払い 加盟店でイオンカード提示し、現金、イオン商品券、イオンギフトカードで支払い | 電子マネーWAON払い |
使い方 | WAON POINTが利用できる店舗で、「1 WAON POINT=1円」として使える 電子マネーWAONポイントにチャージして使える | 「1ポイント=1円分の電子マネーWAON」として買い物に利用できる |
どちらのカードでも、「基本」は、200円(税込)につき1ポイントが付与される(ポイント還元率0.5%)である。
ただし、カードの種類や利用場所・タイミングによって、還元率が1.0%を超えることは多い。
お得に買い物できる「感謝デー」などが豊富
たとえば、イオンカードでの支払いでは、ポイント還元の優待が受けられる。
- いつでも:イオングループの対象店舗なら「基本の2倍」
- 毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」:どこでも「基本の2倍」
- 毎月10日「ありが10デー」:本州・四国のイオンで「基本の5倍」
- 毎月5の付く日:オリジン対象店舗で「基本の5倍」
このほか、以下のような割引特典も見逃せない。
- 毎月20日・30日「イオンお客さま感謝デー」:買い物代金5%オフ、シネマチケットが1,100円で購入できる
- 毎月15日「G.G.感謝デー」:55歳以上なら買い物代金が5%オフ
- いつでも:イオンシネマの映画料金が300円引き(同伴者1名まで割引対象)
即時発行の対象だから「最短5分」ですぐ使える
ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)は、いずれもオンライン上での即時発行対応カードだ。
審査に通過すれば、デジタルカード(バーチャルカード)がイオン公式アプリ「イオンウォレット」上に発行され、すぐにクレジット利用が可能になる。
10日の感謝デー当日に思い立ったとしても、申し込み当日からカードの利用が可能な点は共通のメリットだ。
安心してショッピングできる補償がある
ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)には、ショッピングセーフティ保険が自動付帯される。
これは、カードで購入した5,000円以上の商品について、一定期間内に破損・盗難などの被害を受けた場合に、年間50万円まで補償されるという内容だ(イオンゴールドカードは年間300万円まで補償)。
さらに、クレジットカードの紛失や盗難による不正利用を補償する制度もある。
カードを紛失した場合など、不正利用の疑いがあるときはコールセンターに問い合わせると、調査で不正利用と認められた際に損害が補償される。
イオンカードポイントモールで「基本の倍付」が狙える
このほか、クレジットカード会員向けの優待サイト「イオンカードポイントモール」での買い物で、ポイントが「基本の倍付」となる特典がある。
ネットショッピングでのイオンカード払いでは、ポイント還元は基本の0.5%にとどまる。
ところが、イオンカードポイントモールを経由して買い物すれば、通常獲得分に加えてショップが設定したボーナスポイント(WAON POINT)が上乗せされるのだ。
たとえば、イオンカードポイントモール経由で、楽天市場で買い物をすると、「イオンカード決済分+ポイントモール利用分」という形で二重取りできる。
お得に買い物できるショップは、イオンポイントモールのトップページに掲載されている。
たとえば、2025年2月現在、メディカルコスメのドクターシーラボでは、通常ポイント1.5%のところが最大10%還元に大幅アップしている。
イオンワールドデスクが利用できる
イオンカード(WAON一体型)とウエルシアカードは、海外旅行中に「イオンワールドデスク」を利用できる点でも共通している。
イオンワールドデスクは、旅先で生じやすい疑問やトラブルへの対応、チケット手配などを幅広くサポートするサービスだ。
主なサービスには、以下のようなものがある。
- 旅行先の観光情報やレストランの紹介
- 航空券やホテルの予約・変更
- コンサートやスポーツイベントのチケット手配
- トラブル時の対応(パスポートや航空券の紛失・盗難、荷物の遅配・紛失など)
- カードや現金を紛失した際の緊急時の資金援助相談
旅行で利用するクレジットカードを1枚に絞りたいなら、イオンワールドデスクのサポートが受けられるイオンカードは良い選択だ。
安心の一枚を手元に置くことで、旅の時間をいっそう心強く楽しめるはずだ。
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ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)はどちらがおすすめ?
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ここでは、ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の違いを踏まえ、それぞれがどのような人に向いているかを整理していく。
イオンカード(WAON一体型)がおすすめな人
イオンカード(WAON一体型)は、イオングループ全般のサービスを、幅広くお得に使いたい人に向いているカードだ。
イオングループ店舗をメインに利用する人はもちろん、銀行サービスも含めてイオングループを丸ごと活用したい人にも最適なカードである。
イオングループ店舗での買い物頻度が高い方なら、イオンカード(WAON一体型)の恩恵を最大限に受けられるはずだ。
また、「イオン銀行をメインバンクにしている」「WAONへのチャージやオートチャージをよく利用する」という方にもイオンカード(WAON一体型)は便利である。
さらに、ゴールドカードへのランクアップを狙い、一段上のサービスを年会費無料のまま利用したいなら、イオンカード(WAON一体型)を選択すべきだろう。
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ウエルシアカードがおすすめな人
一方で、クレジットカードをドラッグストア中心で利用したいなら、ウエルシアカードがおすすめだ。
医薬品や化粧品、日用品などをウエルシアグループで定期的に大量購入しているなら、ウエルシアカードの特典やキャンペーンの恩恵を大いに活かせる。
特に、毎月20日に実施される「ポイント払い1.5倍サービス」を活用した買い物(通称「ウェル活」)をする人には、ウエルシアカードは不可欠だ。
10日などの高還元日にポイントを貯め、20日にまとめて使うことで、「お得」を効率良く循環させることが可能になる。
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ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)の違いは2点!利用スタイルに合わせて上手に選ぼう
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本記事では、イオンカード(WAON一体型)とウエルシアカードの共通点と相違点を整理した。
ウエルシアカードとイオンカード(WAON一体型)は、どちらもイオン系列店舗や提携サービスでお得に使えるクレジットカードだ。以下のような特典について共通している。
- 年会費無料&基本還元率0.5%
- イオングループの優待(お客さま感謝デー等)
- 最短5分・即時発行申し込みが可能
- 電子マネーWAONを利用できる
- ショッピングセーフティ保険と盗難保障付き
- イオンカードポイントモールやイオンワールドデスクを活用できる
一方で、次のような違いがあるため、利用シーンや将来的なアップグレード意欲によって向き・不向きが分かれる。
- ウエルシアカードの方が、系列ドラッグストアを利用する際のポイント還元率を上げるチャンスが多彩
- イオンカード(WAON一体型)にはゴールドカードへのランクアップ対象だが、ウエルシアカードは対象外である
よって、イオングループ店舗をメインに使う人、ゴールドカードを目指したい人、イオン銀行との連携を重視する人には、イオンカード(WAON一体型)がおすすめだ。
一方で、ウエルシアやハックドラッグなどドラッグストア中心に買い物をし、高いポイント獲得を狙う人には、ウエルシアカードが適している。
カードの違いを正しく理解し、自分の利用頻度が高い店舗で最大限の還元を狙ってほしい。
申し込みはオンラインで数分ほどで完了し、特に問題がなければ申し込み当日からの利用も可能だ。
ぜひこの機会に、あなたのライフスタイルにマッチしたイオングループ系カードを発行してみてはいかがだろうか。
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