- カードレスキャッシングの仕組みを理解したい
- カードレスキャッシングができるサービスを教えてほしい
- カードレスキャッシングのメリットと注意点が知りたい
「バレにくい方法で早急に借り入れたい」という人は、カードなしで利用できる借入先がおすすめだ。
消費者金融の多くはカードレスキャッシングに対応しており、最短即日で借り入れできる。
そこで本記事では、おすすめのカードレスキャッシングを比較して、ランキング形式で紹介する。
詳しい使い方や注意点も紹介するので、カードなしで借り入れたい人はぜひ参考にしてほしい。
カードレスキャッシングとは?基本情報と仕組みを解説
カードレスキャッシングとは、どのような仕組みのサービスなのだろうか。
ここでは、基本情報と2パターンの借入方法について紹介する。実際に借りる前に、詳細を詳しく知っておこう。
カードレスキャッシングの概要
カードレスキャッシングとは、その名のとおりカードなしで借り入れられるキャッシングだ。
カードが送られてくるのを待つ必要がないため、融資が決定したらすぐに借りられるメリットがある。
申し込んだ当日中に審査が完了する会社を選べば、最短即日で借り入れも可能だ。
多くの場合、申し込み時にカードあり・なしを自分で選択できるようになっているため、カードなしを選べばカードレスキャッシングとして利用できる。
「申し込み時にカードレスを選択したが、やはりカードが必要になった」という場合でも、後からカードのみ追加発行も可能だ。
早く気軽に借り入れたい人にとって、カードレスキャッシングは最善の方法と言えるだろう。
2パターンの借入方法がある
カードレスキャッシングの借入方法は、以下の2パターンがある。
- 口座に直接振り込んでもらう
- アプリを利用してATMから現金を引き出す
1つ目は、お手持ちの口座に直接振込で借り入れる方法だ。
銀行のキャッシュカードで引き出せるため、周りからは自分のお金を下ろしているように見える。もし誰かに見られても、怪しまれることはないだろう。
ただし、銀行によっては振り込まれるまでに時間がかかり、即日借り入れできない場合があるので注意してほしい。
2つ目は、スマートフォンで専用のアプリを利用して、ATMから現金を引き出す方法だ。
振込と違い、自分の口座で受け取るまでのタイムラグがないので、融資が決定したらすぐに利用できる。
全国的に店舗が多いローソン・セブン-イレブンのATMから引き出せるため、「近くにATMがない」と悩むこともないだろう。
ただ、アプリでの現金引き出しは、中小規模の消費者金融ではほぼ対応していない。アプリでATMから借り入れたい人は、プロミス・アイフルなど大手を利用しよう。
カードレスでも郵送物が送られてくる場合もある
カードレスキャッシングなら、郵送物が送られてこないというイメージがある人も多いのではないだろうか。
しかし、借入先によっては、カードレスを選択しても自宅に郵送物が送られてくる場合がある。
カードレスなのでカードは送られてこないが、会社によっては契約書類などが送られてくる。
自宅に郵送物が送られてくると困る人は、十分注意が必要だ。郵送物が届かないかどうか、あらかじめ公式サイトで確認しておこう。
また、本人確認書類をスマートフォンで撮影せずに申し込む場合、郵送での送付が必要だ。郵送物を避けたい人は、本人確認書類をWebで送付する方法を選択しよう。
おすすめのカードレスキャッシング7選
当サイトが厳選した、おすすめのカードレスキャッシングは以下の7社だ。
審査時間や借入方法を比較しながら、自分に合う借入先を探してみよう。
サービス名 | プロミス | レイク | SMBCモビット | アイフル | アコム | オリックスマネー | ベルーナノーティス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
金利 | 4.5%~17.8% | 4.5%~18.0% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 1.5%~17.8% | 4.5%~18.0% |
融資時間 | 最短3分 | 最短25分 | 最短15分 | 最短18分 | 最短20分 | 最短60分 | 最短60分 |
申し込み年齢 | 18際~74歳 | 20歳~70歳 | 20歳~74歳 | 20歳~69歳 | 20歳~72歳 | 20歳~64歳 | 20歳~80歳 |
スマホATM | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
振込 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
自宅への郵送物 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | あり |
勤務先への電話 | 原則なし | 原則なし | 原則なし | 原則なし | 原則なし | あり | あり |
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プロミス
プロミスは、Web申し込みなら最短3分で即日借り入れ可能だ。カードレスで契約すれば、郵送物が自宅に送られてくることはない。
対応時間は朝9時から夜21時までなので、当日中に借り入れたい人は20時ごろまでには申し込もう。
プロミスアプリにログインすれば、セブン銀行・ローソン銀行のATMからアプリを使って現金を借り入れられる。
ただし、110円~220円(税込)の手数料が毎回発生するため、気になる人は振込での借り入れがおすすめだ。
消費者金融の中では珍しく18歳(高校生除く)からの借り入れに対応している。10代の学生も、アルバイトなどで収入があれば借入可能だ。
また、初回借入日の翌日から数えて30日間は無利息で利用できる。
契約日の翌日から無利息期間が発生する会社が多い中、初回借入日からカウントされるプロミスは優秀と言えるだろう。
申し込み後しばらく経ってから借り入れる予定の人にも、プロミスはおすすめだ。
金利 | 年4.5%~17.8% |
---|---|
融資までの時間 | 最短3分 |
借入方法 | スマホATM 振込 電話 |
借入可能額 | 1万円〜500万円 |
無金利期間 | 初回借入の翌日から30日間 |
申し込み年齢 | 18歳~74歳 |
条件 | 本人に安定した収入 |
自宅への郵便物 | なし |
勤務先への連絡 | 原則無し |
Web完結 | ◯ |
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レイク
レイクはWebで手続きが完結するため、カードレスを選択すれば自宅に郵送物が送られてくることはない。
21時(日曜日は18時)までに契約手続きが終われば、最短15秒で審査結果がわかる。最短で25分後には、即日借り入れが可能だ。
レイクアプリをダウンロードすれば、セブン銀行で直接現金を引き出せる。ただし、夜間の23時50分以降は利用時間が限られるため、深夜に借り入れる人は気をつけよう。
無利息期間が長いことも特徴で、5万円以下の借り入れなら最大180日間利息が発生しない。5万円を超える借り入れでも、Webから申し込んだ人なら60日間は無利息だ。
短期的に借り入れて2〜3ヶ月以内に返済したい人は、レイクのカードレスキャッシングを利用しよう。
金利 | 年4.5%~18.0% |
---|---|
融資までの時間 | 最短25分 |
借入方法 | スマホATM 振込 |
借入可能額 | 1万円〜500万円 |
無金利期間 | 契約日の翌日から最大180日間 |
申し込み年齢 | 20歳~70歳 |
条件 | 安定した収入 |
自宅への郵便物 | なし |
勤務先への連絡 | 原則無し |
Web完結 | ◯ |
SMBCモビット
SMBCモビットは10秒で簡易審査結果が表示され、最短15分で融資が可能だ。
申し込みはWebから24時間365日いつでも対応しており、夜21時以降の申し込んだ場合、翌日朝9時以降に審査結果がわかる。
借入方法は振込やアプリでの現金引き出しだけでなく、LINE Payへの送金も対応している。
LINE PayならほとんどのPayPay加盟店で使えるため、街の買い物にもすぐ利用できるだろう。
また、利息を200円支払うごとに、1円相当のVポイントを貯められる。
貯まったVポイントは返済に利用できるため、ふだんVポイントを貯めている人にもSMBCモビットはおすすめだ。
カードレスでVポイントを利用する場合、マイページから「Vポイント利用手続き」が必要となる。
自動的にVポイントが貯まるわけではないので、契約したら早めにアカウント連携しておこう。
金利 | 年3.0%~18.0% |
---|---|
融資までの時間 | 最短15分 |
借入方法 | スマホATM 振込 LINE Pay送金 |
借入可能額 | 1万円〜800万円 |
無金利期間 | なし |
申し込み年齢 | 20歳~74歳 |
条件 | 安定した収入 |
自宅への郵便物 | なし |
勤務先への連絡 | 原則無し |
Web完結 | ◯ |
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アイフル
アイフルは、最短18分で即日融資ができる消費者金融だ。
オリコンの顧客満足度では「初めてのカードローン」部門で1位を獲得しており、初心者でも安心して借り入れできると評判が高い。
原則として職場への在籍確認の電話連絡がないため、仕事先に電話がかかってくると困る人も安心だ。
何円借り入れたとしても、契約日の翌日から30日間以内に返済すれば利息は1円も発生しない。
契約から借り入れまでスマートフォン1つで完結し、カードレスを選べば郵送物が送られてくることはない。
わざわざ来店して契約する必要もないので、周りの人に気づかれずに申し込みたい人はアイフルを利用してみよう。
金利 | 年3.0%~18.0% |
---|---|
融資までの時間 | 最短18分 |
借入方法 | スマホATM 振込 |
借入可能額 | 1万円〜800万円 |
無金利期間 | 契約日の翌日から30日間 |
申し込み年齢 | 20歳~69歳 |
条件 | 定期的な収入 |
自宅への郵便物 | なし |
勤務先への連絡 | 原則無し |
Web完結 | ◯ |
詳しくはこちら |
アコム
アコムは、20歳~72歳で安定した収入と返済能力がある人なら、最短20分で融資を受けられる。
契約日の翌日から30日間は無利息なので、短期的に借り入れたい人に最適だ。
原則的に電話による在籍確認がなく、不備などが理由で職場へ連絡があった人は全体の1%に限られる。
借入方法は銀行振込の他、セブン銀行ATMで専用アプリを利用した現金の引き出しにも対応している。ローソン銀行を利用したい人は、カードが必要なので気をつけよう。
振込で借り入れる場合、最短10秒のスピード融資も可能だ。
アコムは利用者からの信頼が厚く、2024年3月時点では消費者金融の中でシェア1位、新規契約者数も業界1位を獲得している。
アコムなら大手の安心感で、気軽に借り入れできるだろう。
金利 | 年3.0%~18.0% |
---|---|
融資までの時間 | 最短20分 |
借入方法 | スマホATM 振込 |
借入可能額 | 1万円〜800万円 |
無金利期間 | 契約日の翌日から30日間 |
申し込み年齢 | 20歳~72歳 |
条件 | 安定した収入と返済能力 |
自宅への郵便物 | なし |
勤務先への連絡 | 原則無し |
Web完結 | ◯ |
詳しくはこちら |
オリックスマネー
オリックスマネーは20歳~64歳までしか借り入れできないが、比較的融資に積極的だと言われている。
店舗を構えず、Web契約をメインとしているため、消費者金融の中でも金利がやや低めだ。
最短60分のスピード審査で即日融資が可能だが、夜間に申し込むと翌日以降の借り入れになる場合もある。
本人確認書類の送付方法は、「スマホで本人確認(オンライン本人確認サービス)」の利用がおすすめだ。書類を撮影する方法だと、契約書類が自宅に送られてくるので注意しよう。
申し込み時には、職場に在籍確認のための電話連絡が行われる。
借り入れやすい消費者金融を探している人は、オリックスマネーに申し込んでみよう。
金利 | 年1.5%~17.8% |
---|---|
融資までの時間 | 最短60分 |
借入方法 | スマホATM 振込 |
借入可能額 | 10万円〜800万円 |
無金利期間 | なし |
申し込み年齢 | 20歳~64歳 |
条件 | 毎月定期収入 |
自宅への郵便物 | なし |
勤務先への連絡 | あり |
Web完結 | ◯ |
ベルーナノーティス
ベルーナノーティスは最短30分で審査が完了し、振込により最短即日で借り入れできる。
知名度は低いかもしれないが、カタログ通販で有名な「ベルーナ」の関連会社が提供する歴史ある消費者金融だ。
女性や高齢者に人気があり、最高で80歳までの融資に対応している。他社で年齢制限により借りられなかった人も、ベルーナノーティスなら安心して申し込めるだろう。
総量規制の制限を受けない配偶者貸付にも対応しているため、配偶者の承諾があれば専業主婦の借り入れも可能だ。
振込ならカードレスで借り入れできるが、カードは必ず発行する必要がある。利用時は明細が自宅に送られてくるので、周りの人にバレたくない人は他の会社を検討しよう。
金利 | 年4.5%~18.0% |
---|---|
融資までの時間 | 最短30分 |
借入方法 | 振込 |
借入可能額 | 1万円〜300万円 |
無金利期間 | 14日間 |
申し込み年齢 | 20歳~80歳 |
条件 | 安定した収入 |
自宅への郵便物 | あり |
勤務先への連絡 | あり |
Web完結 | ◯ |
カードレスキャッシングのデメリット
カードレスキャッシングは早く気軽に借りられる方法だが、いくつか注意するべきデメリットもある。
後から困らないように、事前にデメリットも知っておこう。
借りすぎに注意する
カードあり・なしに関わらず、キャッシングを利用する際は借りすぎに十分注意しよう。
特にカードレスの場合、申し込んだその日のうちに借りられる場合が多いため、勢いで借りすぎてしまうこともあるだろう。
また、カードローンは住宅ローンなどの目的型ローンと比べ、割高な利息が発生する。借入金額が多いと利息も高額になるため、返済できなくなることも考えられる。
気が大きくなって借りすぎないよう、収入と支出のバランスを考えながら計画的に利用しよう。
通信環境に左右される
カードレスキャッシングはほとんどの手続きをWebで行うため、通信環境が整っていないと利用できない。
振込で借り入れる場合、Webやアプリからの申請が必要だが、スマートフォンが圏外だとマイページにアクセスできず利用不可となる。
アプリを利用してATMから現金を引き出す場合も、通信環境がない場所では使えない。
どの通信会社でも通信障害が100%起こらないことはありえないため、いつもは普通に使っていても、いきなり使えなくなることも考えられるだろう。
また、通信環境だけでなく、スマートフォンの紛失やバッテリー切れでも使えないため注意が必要だ。
その点、カードありのキャッシングなら通信環境関係なく、ATMさえあればいつでも利用できる。
いざという時のためにカードレスのみで利用するのではなく、ローンカードを発行して保管しておくのも良い方法だ。
すべてのATMが対応しているわけではない
カードレスキャッシングはどこでも気軽に借りられるイメージがあるかもしれないが、全てのATMが対応しているわけではない。
借入先や借入方法によって、利用できるATMは異なる。
アプリを使って現金を借り入れる「スマホATM」の場合、利用できるのはローソン銀行ATMまたはセブン銀行ATMのみだ。会社によっては、どちらか一方しか対応していない場合もある。
参考までに、主な消費者金融のスマホATMの対応状況は以下のとおり。
借入先 | 対応ATM |
---|---|
プロミス | セブン銀行ATM ローソン銀行ATM |
レイク | セブン銀行ATM |
SMBCモビット | セブン銀行ATM ローソン銀行ATM |
アイフル | セブン銀行ATM ローソン銀行ATM |
アコム | セブン銀行ATM |
オリックスマネー | セブン銀行ATM |
上記以外のATMを利用したい場合は、カードレスでの引き出しができないため、カードの発行が必要だ。
また、自分の口座に振込で借り入れる場合は、お手持ちの口座に対応したATMを利用することになる。
このように、利用方法によって対応するATMが違ってくるため、借り入れ前にどのATMが使えるのか公式サイトでしっかり確認しておこう。
ATM手数料がかさむ可能性がある
スマホATMを利用してカードレスで現金を引き出すと、ほとんどの場合110円〜220円(税込)程度の手数料が発生する。
入金時でも出金時でも同様に手数料がかかるため、何度も利用すると手数料がかさむ可能性が高い。
スマホATMを使うなら、少額ずつ何度も引き出すのではなく、一度にまとめて利用するのがおすすめだ。
一方で、専用のローンカードを利用すれば、借入先側のサービスでATM手数料が無料になる場合も多い。
また、振込で借り入れる場合も、手数料に注意する必要がある。入金時は手数料がかからない場合も多いが、返済時は振込手数料が発生することがほとんどだ。
キャッシングの利息に加え、さらに手数料まで高額になると損失も大きくなるだろう。
カードレスで借り入れるなら、手数料がいくら発生するかも事前に押さえておこう。
カードレスキャッシングのメリット
カードレスキャッシングの注意点を解説したが、反対にカードがないことで受けられるメリットも多い。
ここでは、カードありで借り入れる場合に比べたメリットを4つほど紹介していく。
カードなしで借り入れるメリットを知り、うまく使いこなすための参考にしてほしい。
申込から利用開始までがスピーディー
カードレスキャッシングはカードが自宅に送られて来るのを待つ必要がないため、申込から利用開始までが非常にスピーディーだ。
急なケガや入院で生活費が足りなくなった時も、最短で申し込んだその日のうちに借り入れできる。
「友人の結婚式だから惜しまずにお金を使いたい」という場合でも、すぐに借りられるカードレスキャッシングなら安心だろう。
また、返済時もカードレスでいつでもすぐ返せるため、短期的な借り入れにも最適だ。
借りたいときにすぐ借りられることが、カードレスキャッシングの一番のメリットと言えるだろう。
カードを紛失するリスクがない
カードレスキャッシングはカードを発行しないため、うっかりカードを紛失するリスクを避けられる。
カードありのキャッシングの場合、万が一紛失してしまうと、カードの停止や警察への届け出などの手続きで膨大な時間と労力を要するだろう。
しかしカードを発行しなければ、そのような心配は不要だ。
カード番号を盗み見されたり、今流行りのスキミング詐欺の被害に合うこともない。
これまでにカードをなくしたことがある人は、安全対策としてカードレスキャッシングを選択するのも賢い方法だろう。
家族や知人にバレにくい
カードレスキャッシングは、カードありのキャッシングと比べて家族や知人にバレにくい。
借り入れが周りの人にバレるきっかけは、消費者金融のATMを使っているところを見られたり、買い物の際に財布に入れたカードを見られたりする例が挙げられる。
しかし、カードレスならカードを持ち歩く必要がなく、スマートフォン1台で申し込みから借り入れ・返済までできる。ありがちなバレるきっかけを回避可能だ。
カードが送られて来ないので、郵送物を同居する家族に見られる心配もない。
アプリを使ってATMからお金を引き出す場合も、コンビニのATMを利用するため、「自分の口座からお金を引き出している」という言い訳もできるだろう。
また、職場への在籍確認の電話がない借入先を選べば、会社の人にバレないかとヒヤヒヤすることもない。
バレにくさを重視する人は、カードレスキャッシングが一番最適な方法だろう。
どこにいても手続きができる
Webからカードレスキャッシングを申し込めば、どこにいてもお手持ちのスマートフォンから手続きができる。
24時間365日いつでも申し込めるため、仕事や家事・育児で忙しい人も、いつでも空いた時間に自宅で契約可能だ。
手続きが終わったら、手元の用事をしながら審査結果を待っていれば良い。
来店不要なので、わざわざ時間を作って人目を気にしながら、無人契約機に行く必要もない。
ただし、審査時間は決まっているため、申し込みが遅いと借り入れが翌日以降になる場合がある。
即日借り入れを希望する人は、日中の申し込みがおすすめだ。
カードレスキャッシングの利用方法
カードレスキャッシングについて詳しく解説したが、具体的にどのような手順で利用するのだろうか。
ここでは「申込み」「借り入れ」「返済」の3つに分けて、詳しい利用方法を解説していく。
初めてカードレスキャッシングを利用する人は、ここでしっかり押さえておこう。
申し込み方法
カードレスキャッシングに申し込む方法は、借入先によって異なる。
一例として、消費者金融大手であるプロミスの申し込み手順は以下のとおりだ。
- 必要な書類を用意する
- Webサイトから申し込み手続きをする
- 本人確認書類を提出する
- 審査結果を待つ
- 契約手続きをする(ここでカードなしを選択する)
- 借入完了
申し込み時はまず、必要な書類を用意しよう。マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類と、給与明細・源泉徴収票などの収入証明書類が必要だ。
健康保険証で申し込む人は、補助書類として住民票などが必要となる。
書類を用意したら、Webサイトの申し込みフォームより必要事項を入力して申し込もう。ここで、本人確認書類などを撮影して送信する。
審査結果が出たら、次は契約の手続きだ。この時にカードの有無を選択する欄があるので、「カードなし」での契約を選択しよう。
全ての手続きが終われば、一連の申し込みは完了だ。次は、借り入れに進もう。
借入方法
カードレスで借り入れる方法は、スマホATMで現金を引き出す方法と、振込で借り入れる方法の2つがある。
一例として、消費者金融大手のプロミスで、スマホATMを利用して現金を引き出す方法は以下のとおり。
- ローソン銀行またはセブン銀行のATMに行く
- プロミスアプリにログイン
- 「スマホATM取引」をタップ
- ATM画面でスマホ取引を押す
- ATM画面にバーコードが表示される
- アプリの「お借入」「ご返済」どちらかをタップ
- ATMに表示されたバーコードを読み取る
- アプリに番号が表示される
- 企業番号をATM画面に入力
- 暗証番号をATM画面に入力
- 金額を入力
- 現金を受け取る
スマホATMでの現金引き出しは、アプリでATM画面に表示されたQRコードを読み取って操作する。
手順だけを見ると難しく見えるかもしれないが、慣れたら簡単に素早く現金を引き出せる。
入金でも出金でも手順は同じだ。利用残高もアプリから確認できるため、あといくら借りられるのかすぐに把握できる。
続いて、プロミスでお手持ちの口座に振り込んで借り入れる方法は以下のとおり。
- 会員サービスにログイン
- 「インターネット振込のお手続」を選択
- 振込金額の入力
- 内容を確認
- 振込完了
振込の場合、Webまたはアプリから、振り込んでほしい金額を入力して申請する。
「生活費の引き落としがあるのに口座残高が足りない」という時でも、振込での融資なら引き落としに対応できるだろう。
ただ、金融機関や時間帯によっては、振込が翌日以降になる場合もある。
振り込まれるまでの時間はお手持ちの口座によって異なるため、余裕をもって申請がおすすめだ。
返済方法
カードレスキャッシングの返済方法は、カードありのキャッシングとほぼ変わらない。
ほとんどの消費者金融では、毎月決まった金額が引き落とされる「約定返済」と、不定期で返済する「臨時返済(繰り上げ返済)」に対応している。
約定返済は利息の支払い分が多くを占めるため、定期的に臨時返済で借入残高を減らすのがおすすめだ。
しかし、カードレスキャッシングはカードがないため、ATMで返済する場合はスマホATMを利用する必要がある。
スマホATMは1回あたり110円~220円(税込)の手数料が発生するので、少額ずつ何度も臨時返済すると手数料が割高になる可能性が高い。
また、振込で返済する場合も、お手持ちの口座で所定の振込手数料が発生する。
カードレスキャッシングの場合、返済時も手数料が発生することが多くなるのだ。
会社によっては手数料の無料サービスを提供している場合もあるので、上手く利用して節約しながら返済しよう。
カードレスキャッシングの特徴を知って利用しよう
カードレスキャッシングはカードを発行せず、スマホATMや振込で借り入れる方法だ。
カードがないため周りの人にバレるリスクが少なく、短時間で申し込みから借り入れまで完了する。
しかし、少額ずつ引き出すとATM手数料がかさみやすい。また、通信環境がないと利用できないといった、デメリットがあることも覚えておこう。
カードレスキャッシングの申込み方法は、通常の申込み方法と同じだが、契約時に「カードなし」を選択する必要がある。
返済方法はカードありのキャッシングと大差なく、スマホATMを使って返済もできる。ただ、利用する度に手数料がかかるので、まとまった金額が貯まってから臨時返済がおすすめだ。
カードの有無に関わらず、借りすぎには十分注意しよう。
特徴と注意点をしっかり押さえた上で、ぜひ自分に最適なカードレスキャッシングを見つけてほしい。