- アコムでの借入に必要な書類がわからない
- 書類提出の手順や提出後の流れについて知りたい
- 書類を提出するときの注意点が知りたい
アコムでお金を借りる際は、必要書類の提出が欠かせない。しかし、どのような書類が必要なのか、どうやって提出すればいいのか、迷う人も多いだろう。
アコムでは、本人確認書類は全員が必要で、借入希望額が一定以上の場合は収入証明書も求められる。
書類の提出方法も、Webやスマホアプリ、自動契約機、郵送など複数の選択肢がある。
本記事では、アコムでの借入に必要な書類の種類や提出方法、注意点について詳しく解説する。
さらに、提出後の流れやスムーズな借入のコツも紹介するので、初めてアコムを利用する人はもちろん、アコムの即日融資を検討している人も参考にしてほしい。
アコムでの借入時に必要な書類とは?収入証明書は必要?
アコムでの借入れには、条件によって必要な書類が異なる。ここでは、全申込者に必須の本人確認書類と、条件によって必要となる収入証明書について解説する。
本人確認書類(必須)
アコムでは、以下のいずれか1点を提出する必要がある。
- 運転免許証(表・裏)
- マイナンバーカード(表面のみ)
- パスポート(写真・住所記載部分)
- 保険証(表・裏)
期限切れの本人確認書類では申し込みができないため、すべて有効期限内のものを用意しよう。
また、個人情報を守るため以下の点に注意が必要だ。
- マイナンバー(個人番号)は必ず隠す
- 本籍地は見えないようにする
- 保険証の場合は、以下を隠す
- 記号
- 番号
- 保険者番号
- QRコード
上記の項目が見えないように、ふせんなどで隠してから写真を撮ったり、コピーを取ったりしよう。
住所確認では、以下の場合に追加書類が必要になる。
- 書類の住所が現住所と異なる
- 現住所の記載がない
このような場合は、公共料金の領収書か住民票の写しのどちらかを用意しよう。
申し込みをスムーズに進めるため、書類は準備段階でしっかりと確認することがおすすめだ。
収入証明書(条件付き)
収入証明書は、借入希望額が一定の条件を超える場合などに必要となる書類で、以下のケースが該当する。
- アコムでの借入希望額が50万円を超える
- アコムと他社の借入総額が100万円を超える
- 前回提出した証明書から3年以上経過している
- 借入上限額が契約極度額に達していない
- 契約極度額の増額を希望するとき
具体的な例を見てみよう。
【ケース1】アコムでの借入希望額が60万円の場合
50万円を超えるため、収入証明書が必要。
【ケース2】 他社からの借入が70万円あり、アコムで新たに40万円の借入を希望する場合
合計で110万円となり、100万円を超えるため、収入証明書が必要。
収入証明書として認められる書類は以下のとおりだ。
収入証明書の種類と要件一覧
書類の種類 | 有効期限 | 取得方法・注意点 |
---|---|---|
源泉徴収票(推奨) | 最新年度のもの | 勤務先から12月~1月に交付(再交付)される 発行は勤めている会社の担当部署に確認 |
市民税・県民税額決定通知書 | 最新年度のもの 最新年度のものが交付されていない場合は、前年度(1月~6月)も有効 | 勤務先か市区町村役場から5~6月に交付される 書類名称や交付時期は市区町村で異なる |
所得証明書 | 最新年度のもの 最新年度のものが交付されていない場合は、前年度(1月~6月)も有効 | 市区町村役場か税務署で取得する 発行手数料は自己負担 土日祝日発行可能な自治体あり |
確定申告書類 | 最新年度のもの | 税務署の受付印が必要 電子申告は「申告書等送信票」または「受信通知」も必要 受付印がない場合は提出日と税務署名を記入 |
給与明細書 | 直近2ヶ月分 賞与明細は直近1年分 | 氏名、発行年月、勤務先名、月収の記載が必要 手書きの場合は社判または社印が必要(担当印のみは不可) |
上記の書類のうち、いずれか1点を提出しよう。事前に自分の借入希望額や、現在の借入総額を確認し、収入証明書が必要かどうか判断することがおすすめだ。
アコムカードローンの概要
申込条件 | 20歳~72歳までの方 安定した収入がある方 返済能力を有する方 アコムの基準を満たす方 |
---|---|
金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 1万円から800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間無利息 |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・返済回数 | 最長9年7ヶ月、1回~100回まで |
担保・保証人 | 不要 |
在籍確認 | 原則、電話での在籍確認はなし |
詳しくはこちら |
アコムの申し込みで書類を提出する方法
アコムへの書類提出方法は5つある。本人確認書類の提出は申し込み時の1回だけだが、収入証明書は増額時などにも必要になることがある。
ここでは書類提出方法について詳しく解説するので、自分の状況に合わせて、最適な方法を選んでほしい。
①Web上でアップロードする
最も手軽な提出方法として、Webでの書類アップロードがある。
スマートフォンで撮影した書類の画像を、マイページにログイン後、メニュー上の「アップロードで提出」から送信できる。
②スマホアプリ「アコムナビ」で提出する
アコムの専用アプリ「アコムナビ」を使った提出方法も便利だ。アプリをインストールすれば、撮影から提出まで簡単にできる。
アプリのメリットは以下の点だ。
- カメラ機能から直接提出できる
- 画像の添付作業が不要
- 操作がシンプル
専用アプリなので失敗が少なく、初めての人でも安心して利用できる。
③自動契約機「むじんくん」に持参する
自動契約機で申し込みする場合は、提出書類の現物かコピーしたものを直接持参しよう。
機械の中にインターホンが設置されており、わからないことがあればオペレーターが案内してくれる。
対面での相談ができ、その場で確認もできるため、確実な提出を希望する人におすすめだ。
自動契約機の営業時間は、9:00〜21:00(年中無休・ただし年末年始は除く)なので注意しよう。
④FAXで送信する
書類のアップロードがうまくいかない場合は、FAXで送信することも可能だ。自宅にFAXがない場合は、コンビニのFAXも利用できる。
新規申し込みの場合は 【0120-91-7246】にFAXする。また、提出書類(写し)の空いたスペースに、5桁のお客様番号を記入する必要がある。
既存会員の場合は【0120-32-2345】にFAXし、提出書類(写し)の空いたスペースに、8桁の会員番号を記入しよう。
いずれの場合も、FAX番号を間違えないように注意する必要がある。
送信後は、書類が届いているか確認の電話をすることがおすすめだ。FAXは手軽だが、画質が荒くなる可能性もあるため、重要な部分はとくにはっきりと写るように気をつけよう。
⑤専用封筒で郵送する
確実な提出方法として、郵送という選択肢もある。ただし、他の提出方法に比べて審査までに時間がかかることを覚えておこう。
提出の際は、アコムの店舗にある専用封筒に、コピーした書類を入れて郵送する。提出書類の空いたスペースに8桁の会員番号を記入しよう。
アコムで書類を提出する際に気をつけたいポイント
提出書類に不備があると再提出を求められ、審査に時間がかかる可能性がある。
ここでは書類提出時の注意点と、よくある不備について詳しく解説する。審査をスムーズに進めるために、ポイントをしっかり押さえておこう。
記載内容がはっきり見えるようにする
書類を撮影するときは、すべての記載内容が鮮明に読み取れることが重要だ。
本人確認書類なら氏名・住所・顔写真が、収入証明書なら収入額や勤務先情報がはっきりと確認できる必要がある。
とくにスマートフォンで撮影する場合は、以下の点に注意しよう。
- 明るい場所で撮影する
- 手ブレに注意する
- 反射やブレがないか確認する
- 書類全体が収まっているか確認する
書類の有効期限に注意する
提出書類は、すべて有効期限内のものを用意する必要がある。期限切れの書類は無効となり、再提出を求められる原因となる。
例えば、本人確認書類は有効期限内のもの、収入証明書は直近のもの(給与明細なら2ヶ月以内)、公共料金の領収書は6ヶ月以内のものが必要だ。
事前に有効期限を確認し、最新の書類を用意しておこう。
必要な書類を漏れなく提出する
借入条件によって必要な書類が異なるため、事前の確認が重要だ。基本的には本人確認書類のみで申込可能だが、以下の場合は追加書類が必要となる。
- 50万円超の借入れ
- 収入証明書
- 総借入額100万円超
- 収入証明書
- 自動契約機で健康保険証を提出する場合
- 補足書類
必要書類を漏れなく準備することで、スムーズに審査が進む。
記載情報と申告内容の一致を確認する
提出書類の記載内容と、申込時に入力した情報は完全に一致している必要がある。相違があると審査に悪影響を及ぼす可能性がある。
とくに以下の情報は慎重に確認しよう。
- 氏名(フリガナ含む)
- 現住所
- 生年月日
- 勤務先情報
- 収入額
申込前に書類の内容を確認し、正確な情報を入力することが重要だ。
アコムで必要書類を提出した後の流れ
ここでは、必要書類を提出した後の流れを紹介する。事前に流れを知っておくことで、スムーズに借入ができるだろう。
書類提出~審査
書類提出後は、書類をもとに審査が開始される。
- 本人確認書類の内容確認
- 申込情報との整合性チェック
- 信用情報の照会
- 収入証明書の確認(必要な場合)
審査結果はメールで通知され、契約内容の詳細も同時に送付される。
契約手続き
審査通過後は、契約手続きに移行する。オンラインで契約内容に同意すると、契約手続きが完了となる。
アコムカードを受け取る場合は、自動契約機に来店するか郵送で送ってもらうかを選べる。
カードレス契約にすると、契約完了後すぐに借り入れが可能だ。
借入手続き
アコムの借入方法は、指定した口座に振込してもらう方法か、ATMで借りる方法の2つだ。それぞれ詳しく解説する。
アコムの銀行振込サービス
銀行振込サービスは、振込手数料が無料で、年中無休で利用でき、最短10秒で振込みが完了する。
利用方法はインターネットかスマホアプリ、電話の3つだ。
インターネットではマイページから「振込で借りる」を選択し、必要事項を入力する。スマホアプリでも同様の手順で簡単に申し込める。
電話なら、平日9:00〜17:00は自動音声、9:00~18:00は担当者による受付が可能だ。
振込にかかる時間は、利用する金融機関によって異なる。
楽天銀行の場合、毎日0:10〜23:49の間なら受付から約10秒で振込が完了する。
各銀行の振込時間をよく確認し、急ぎの場合は即時振込可能な時間帯を選ぼう。
アコムATMやコンビニATMでの借入
アコムでは、全国のアコムATMや提携先のコンビニ・金融機関のATMで借入ができる。借入手順は利用するATMによって若干異なるため、それぞれの方法を確認しよう。
アコムATMでの借入手順
- カードを挿入し、暗証番号(4桁)を入力
- メニューから「ご融資」を選択
- 利用金額を入力して「円」を選択
- 明細書とカードを受け取り
- 現金を受け取る
セブン銀行ATMでの借入手順
- カードを挿入し「ご出金(借入)」を選択
- 暗証番号(4桁)を入力
- 取引金額を入力
- 内容を確認して「確認」を選択
- 明細書とカードを受け取り
- 現金を受け取る
また、セブン銀行ATMの場合は、スマホアプリでQRコードを読み取って借入することも可能だ。
ATMでの借入は、その場で現金が受け取れる便利な方法だ。暗証番号は必ず必要になるため、事前に確認しておこう。
アコムの必要書類は事前に準備しておこう
アコムで借入を行う際は、必要書類の準備から提出方法、注意点まで事前に押さえておくことが大切だ。
必要な書類は、全員が提出する本人確認書類と、条件によって必要な収入証明書の2種類がある。
本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードなどから1点を選び、個人情報は適切に隠して提出しよう。
書類の提出方法は、Webでのアップロード、スマホアプリ、自動契約機持参、FAX、郵送の5つから選べる。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選択することがおすすめだ。
提出時は、記載内容の鮮明さや有効期限、必要書類の過不足、申告内容との一致を確認することが重要だ。不備があると再提出が必要になり、審査に時間がかかってしまう。
書類提出後は、審査や契約手続き、借入という流れで進む。借入方法は銀行振込かATM利用を選べ、それぞれ利用可能時間や手順が異なる。
とくにアコムの即日融資を検討している人は、審査がスムーズに進むように準備をしよう。