- アコムでの金利や利息の仕組みを詳しく知りたい
- アコムの無利息期間の利用条件と金額を知りたい
- アコムの金利を他社と比較して、自分に合った選択肢を見つけたい
カードローンの利用を考える際、気になるのが金利だ。無計画にアコムで借入をしてしまうと、想像以上に利息がかかり返済が難しくなる可能性もある。
そのため、借入前にアコムの金利や実際の借入シミュレーション、無利息サービスについて知っておく必要があるだろう。
本記事では、アコムの金利設定や利息の計算方法、さらには無利息サービスの活用方法まで、詳しく解説する。
また、実際の借入シミュレーションを使って、50万円を借りた場合の具体的な返済額も紹介。
他社との金利比較も行い、自分に合ったカードローンを選ぶためのポイントも説明するので、ぜひ参考にしてほしい。
アコムの金利はどのくらい？いつからかかる？
カードローンを利用する際、最も気になるのが金利の条件だろう。とくにアコムは大手消費者金融の1つとして知名度が高い分、金利が高いというイメージがある。
ここでは、アコムの金利設定や利息の計算方法、さらには無利息サービスの活用方法まで、詳しく解説する。借入れを検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
金利と利息の基本知識
金利とは、借入金額に対する利息の割合を示す指標だ。通常は年利（%）で表示され、この数値が高いほど支払う利息も多くなる。
利息の計算方法は、以下のとおりだ。
例えば、100万円を年利10%で借りた場合、1年間の利息は約10万円となる。
カードローンの金利は、銀行系で年2.0%〜14.0%程度、消費者金融で年3.0%〜18.0%程度が一般的だ。
金利の違いは返済総額に関係するため、 借入前にしっかりと確認しよう。
利用目的や返済計画に応じて、各社の金利条件を比較することが重要だ。
アコムで借入すると金利はいつから発生するのか
アコムで借入すると、金利は借入日の翌日から発生する。つまり、借りた当日に返済すれば利息は発生しない仕組みだ。
ただし、初回契約者には「30日間金利0円サービス」が適用される。
この期間内に全額返済すれば、利息は一切かからない。給料日前などに短期間だけお金を借りたい場合に便利だ。
上限金利とアコムの金利設定について
カードローンの上限金利は、「利息制限法」と「出資法」という2つの法律で厳しく規制されている。
利息制限法では、借入金額によって上限金利が異なり、10万円未満なら年20%、10万円以上100万円未満なら年18%、100万円以上なら年15%と定められている。
一方、出資法では貸金業者の上限金利を年20%に制限している。2010年の法改正で「グレーゾーン金利」が撤廃され、消費者保護が強化された。
この結果、現在の消費者金融は年18%程度、銀行カードローンは年14%程度を上限とするのが一般的となっている。
アコムの金利設定
アコムの金利は、借入限度額や審査結果によって変動する。
また、アコムに限らず多くのカードローンでは、初回利用時は年18.0%が適用される。
ただし、借入額が100万円を超える場合は年15.0%以下になることもある。
具体例として、50万円を年18.0%で借り入れ、毎月15,000円ずつ返済した場合を見てみよう。
この場合、完済までに約3年10ヶ月かかり、総支払額は約70万円（うち利息約20万円）となる。
アコムでは借入希望額や借入利率、返済回数などを入力することで、毎月の返済金額や返済期間をシミュレーションできるため、借入前に試してみよう。
| 申込条件 | 20歳～72歳までの人 |
|---|---|
| 無利息期間 | 契約日の翌日から30日間利息0円 |
| 審査時間 | 最短20分 |
| 申し込み受付時間 | 24時間 |
| 即日融資 | 可能 |
| 金利（実質年率） | 3.0%～18.0% |
| 借入限度額 | 1万円～800万円 |
| 返済方法 | 定率リボルビング方式 |
| 在籍確認 | 電話は原則なし |
| 手続き | Webで完結 自動契約機（むじんくん） 電話 郵送 |
| 手数料 | 提携ATM利用の場合入金 出金1万円以下：110円 1万円超：220円 |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
出典：アコム｜ご返済シミュレーション
アコムの金利は高い？他の大手消費者金融カードローンと比較
アコムの金利は年3.0%〜18.0%に設定されているが、これは他社と比較して高めなのか、低めなのか気になる人もいるだろう。
ここでは、消費者金融や銀行系カードローンの金利を比較しながら、それぞれの特徴や利用時の注意点を解説するので、カードローン選びの参考にしてほしい。
銀行系カードローンと消費者金融系カードローンの比較
銀行系カードローンと消費者金融系カードローンでは、金利設定に違いがある。
銀行系は年2.0%〜14.0%程度と比較的低めだが、消費者金融系は年3.0%〜18.0%とやや高めの設定となっている。
ただし、審査のスピードや融資までの時間、利便性などを考慮する必要がある。銀行系は金利が低い分、審査が厳格で時間もかかる。
一方、消費者金融系は金利は高めだが、迅速な審査と融資が特徴だ。
| 種類 | 金融機関 | 金利範囲 | |
|---|---|---|---|
| 銀行系カードローン | 千葉銀行 | 1.4%～14.8% | |
| auじぶん銀行 | 1.48%～17.5% | ||
| 三井住友銀行 | 1.5%～14.5% | ||
| 横浜銀行 | 1.5%～14.6% | ||
| PayPay銀行 | 1.59%～18.0% | ||
| オリックス銀行 | 1.7%～14.8% | ||
| 三菱UFJ銀行 | 1.8%～14.6% | ||
| 住信SBIネット銀行 | 1.89%～14.79% | ||
| 楽天銀行 | 1.9%～14.5% | ||
| りそな銀行 | 1.99%～13.5% | ||
| みずほ銀行 | 2.0%～14.0% | ||
| 福岡銀行 | 3.0%～14.5% | ||
| イオン銀行 | 3.8%～13.8% | ||
| セブン銀行 | 12.0%～15.0% | ||
| 消費者金融系カードローン | アコム | 3.0%～18.0% | |
| アイフル | 3.0%～18.0% | 詳しくはこちら | |
| SMBCモビット | 3.0%～18.0% | ||
| プロミス | 4.5%～17.8% | ||
| レイク | 4.5%～17.8% |
このように、各金融機関ごとに金利に差があるため、適用される金利によっては、同じ借入額でも利息が大きく変わることもある。
消費者金融系カードローンの他社との比較
アコムの金利設定（年3.0%〜18.0%）は、主要な消費者金融の中では標準的な水準だ。アイフル、SMBCモビットも同じ金利帯を設定しており、業界の主流となっている。
一方、プロミスとレイクは年4.5%〜17.8%と、最低金利がやや高めだ。ただし、上限金利は各社とも年18.0%前後とほぼ同水準である。
| 金融機関 | 金利範囲 | |
|---|---|---|
| アコム | 3.0%～18.0% | |
| アイフル | 3.0%～18.0% | 詳しくはこちら |
| SMBCモビット | 3.0%～18.0% | |
| プロミス | 4.5%～17.8% | |
| レイク | 4.5%～17.8% |
各社とも金利以外の部分で特色を出しており、例えば無利息期間の長さやポイント還元、年齢条件など、さまざまな特徴がある。利用目的や必要な金額、返済計画に応じて、総合的に判断することが重要だ。
レイクの特徴
レイクのカードローンは、消費者金融の中でもとくに無利息サービスの種類が豊富な点が特徴だ。新規契約者向けに、3種類の無利息サービスを用意している。
第一に、Web申込限定の「60日間無利息」キャンペーン。借入額の全額が対象となり、2ヶ月間の無利息期間が利用できる。
第二に、「借入額5万円まで180日間無利息」のサービス。少額の借入れなら、半年間無利息で利用可能だ。
第三に、自動契約機や電話での申込みなら「30日間無利息」を選択できる。
これらの無利息サービスは併用できないため、利用目的や借入額に応じて最適なプランを選択しよう。
審査は最短15秒、融資まで最短25分と迅速で、年4.5%〜18.0%の金利設定も他社と同水準だ。500万円までの借入れに対応し、在籍確認は原則として電話なしで行われる。
無利息期間を賢く活用することで、利息負担を大幅に抑えられるのが大きな魅力だ。
| 申込条件 | 満20歳～70歳までの方安定した収入がある方（パート・アルバイトでも可） |
|---|---|
| 無利息期間 | 契約日の翌日から 【Web申し込み限定】 借り入れ額全額60日間利息0円 借り入れ額5万円まで180日間利息0円 【初めて自動契約機・電話で申し込む場合】 30日間利息0円 |
| 審査時間 | 最短15秒 最短25分融資 |
| 申し込み受付時間 | 24時間 |
| 即日融資 | 可能 |
| 金利（実質年率） | 4.5%～17.8% |
| 借入限度額 | 1万円～500万円 |
| 返済方法 | 残高スライドリボルビング方式元利定額リボルビング方式 |
| 在籍確認 | 電話は原則なし |
| 手続き | Webで完結 電話 来店 |
| 手数料 | 提携ATM利用の場合入金 出金1万円以下：110円 1万円超：220円 |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
プロミスの特徴
プロミスは、消費者金融の中でもとくに審査スピードの早さが際立つ。最短3分という圧倒的な審査時間は業界最短レベルで、急な資金需要にも素早く対応可能だ。
また、申込年齢の幅広さも大きな特徴となっている。
18歳から74歳までと年齢層が広く、とくに他社が70歳前後までの対応が多い中、74歳まで申込可能な点は高齢者にとって心強い選択肢となるだろう。
審査はWeb完結に対応し、在籍確認も原則として電話なしで行われる。最大500万円までの借入れ可能で、金利は年4.5%〜17.8%と標準的だ。
30日間の無利息サービスもあり、初めての利用でも安心して借入れができる環境が整っている。
| 申込条件 | 18歳～74歳までの方本人に安定した収入がある方（パート・アルバイトでも可） |
|---|---|
| 無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間利息0円 |
| 審査時間 | 最短3分 |
| 申し込み受付時間 | 24時間 |
| 即日融資 | 可能 |
| 金利（実質年率） | 4.5%～17.8% |
| 借入限度額 | 1万円～500万円 |
| 返済方法 | 残高スライド元利定額方式 |
| 在籍確認 | 電話は原則なし |
| 手続き | Webで完結 無人契約ルーム 電話 |
| 手数料 | 提携ATM利用の場合入金 出金1万円以下：110円 1万円超：220円 |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
SMBCモビットの特徴
SMBCモビットは、返済時にVポイントが貯まり、貯まったポイントを返済に使える独自のシステムが特徴だ。
会員専用サービス「Myモビ」から、1ポイント＝1円として返済に充当できる。
ポイントは返済額の利息分200円ごとに1ポイントが付与される仕組みで、返済しながらポイントを増やすことが可能。
さらに、Vポイントサービスの利用手続きを行えば、全国のVポイント提携店でもカード提示でポイントが貯まるため、日常的な買い物でもポイントを集められる。
審査は最短15分で、最大800万円までの借入れに対応。金利は年3.0%〜18.0%で、在籍確認も原則として電話なしだ。
ただし、大手消費者金融で唯一無利息サービスがないため、短期の借入れを考える場合は注意が必要となる。
| 申込条件 | 満20歳～74歳までの方安定した定期収入がある方（アルバイト・派遣社員・パート・自営業の方も可） 収入が年金のみの方は不可 |
|---|---|
| 無利息期間 | なし |
| 審査時間 | 最短18分 |
| 申し込み受付時間 | 24時間 |
| 即日融資 | 可能 |
| 金利（実質年率） | 3.0%～18.0% |
| 借入限度額 | 1万円～800万円 |
| 返済方法 | 借入後残高スライド元利定返済方式 |
| 在籍確認 | 電話は原則なし |
| 手続き | Webで完結 電話 三井住友銀行内ローン 契約機 |
| 手数料 | 提携ATM利用の場合入金 出金1万円以下：110円 1万円超：220円 |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
アイフルの特徴
アイフルは、女性向けカードローン「SuLaLi（スラリ）」というサービスを展開している。
消費者金融の利用に不安を感じる女性に寄り添った商品設計が特徴で、初めての利用者にも安心感を提供している。
最大の特徴は、10万円という管理しやすい限度額だ。借りすぎを防ぎつつ、必要な金額だけを借りられる設計となっている。
また、女性オペレーターによる専用サポートダイヤルを設置し、気軽に相談できる環境も整備。
申込みはWeb完結型で、カードレス契約も可能なため、自宅に郵便物が届く心配もない。審査は最短18分で、即日融資にも対応。初回契約時は30日間の無利息サービスも利用できる。
男性も利用可能で、慎重な借入れを考える人なら性別を問わずおすすめのサービスだ。
| 申込条件 | 満20歳以上69歳の人 定期的な収入と返済能力を有する人 アイフルの基準を満たす人 |
|---|---|
| 無利息期間 | 初めての方は最大30日間利息0円 |
| 金利（実質年率） | 3.0%～18.0%（実質年率） |
| 借入限度額 | 最大800万円 |
| 遅延損害金 （賠償額の元本に対する割合） | 20.0％（実質年率） |
| 返済方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
| 担保・連帯保証人 | 不要 |
| 審査時間 | 最短18分で審査完了 |
| 借入方法 | 振込み スマホアプリ 提携ATM |
| 返済方法 | 口座振替 コンビニ/銀行ATM インターネット 振込み |
| 手数料 | 提携ATM利用時に手数料が発生（1万円以下110円、1万円超220円） |
| 詳しくはこちら |
アコムなら30日間無利息キャンペーンも実施中！
アコムの代表的なサービスといえば、30日間無利息キャンペーンだ。初めてアコムを利用する人向けの特典で、賢く利用すれば利息なしで借入れが可能となる。
ここでは、このキャンペーンの具体的な内容や適用条件、利用時の注意点までを詳しく解説する。
短期の資金需要がある人は、ぜひ参考にしてほしい。
30日無利息キャンペーンのサービス内容
このキャンペーンの最大の特徴は、契約日の翌日から30日間、金利0円で借入れができる点だ。
例えば、1月1日に契約した場合、1月2日から1月31日までが無利息期間となる。
この期間中は、何度でも借入れと返済を繰り返すことが可能だ。つまり、30日以内に返済できる見込みがあれば、利息を一切支払わずに資金を調達できる。
短期の資金需要や、給与日までの一時的な借入れなど、計画的な利用であれば非常に便利なサービスといえる。
キャンペーン適用条件
キャンペーンの利用には、いくつかの条件がある。
- アコムでの契約が初めてであること
- 所定の審査に通過すること
- 無担保カードローンでの契約であること
- 必要書類をすべて提出すること
クレジットカードや借換えローンは対象外となるため、通常の無担保カードローン契約を選択する必要がある。
キャンペーン利用上の注意点
無利息キャンペーンを利用する際は、以下の点に注意が必要だ。
- 無利息期間は契約日の翌日からカウント開始
- 期間終了後は通常金利（年3.0%～18.0%）が適用される
- 返済遅延などでサービスが適用されない場合もある
とくに、無利息期間の開始日は「契約日の翌日」という点に注意しよう。借入日からではないため、契約後はなるべく早めに借入れを行うことで、無利息期間を最大限活用できる。
アイフルと大手消費者金融の無利息期間サービスの比較
以下の表は、アイフルと無利息サービスを提供している大手消費者金融のサービス内容の比較だ。
各社の共通する利用条件は「初めて契約する人」である。
無利息期間は、初回借り入れ日の翌日からと、契約日の翌日からの2パターンがあるため注意しよう。
| 利用条件 | 無利息期間 | 金利（実質年利） | 即日融資 | |
|---|---|---|---|---|
| アイフル | ・アイフルを初めて利用する人 ・無担保キャッシングローンを利用する人 | 契約日翌日から30日間 | 3.0％〜18.0％ | 最短18分で審査完了 |
| レイク | レイクで初めて契約する人 ①Web申込限定（借り入れ額全額） ②Web申込み・自動契約機・電話（5万円まで） ③初めて契約かつ契約額が200万以上 | ①契約日翌日から60日間 ②契約日翌日から180日間 ③契約日翌日から30日間 | 4.5％～18.0％ | 最短25分で融資可能 |
| プロミス | ・プロミスを初めて利用する人 ・メールアドレスの登録とWeb明細の利用登録が必要 | 初回借入日翌日から30日間 | 4.5％～17.8％ | 最短3分で融資可能 |
| アコム | ・アコムで初めて契約する人 ・無担保カードローンを利用する人 | 契約日翌日から30日間 | 3.0％～18.0％ | 最短20分で審査完了 |
【返済シミュレーション】アコムで5万円・10万円・50万円を借りたときの利息・月々の返済額はいくら？
カードローンを利用する際、気になるのが返済時の負担だろう。
アコムの金利は年3.0%〜18.0%に設定されているが、具体的な借入額でシミュレーションを行うことで、より現実的な返済計画を立てることができる。
ここでは、利息の計算方法や最低返済額、また実際のシミュレーションの結果を紹介する。
ただし、実際の返済額は日割り計算となるため、若干の誤差が生じる可能性がある。
利息の計算方法と最低返済額の基本知識
カードローンの利息は、「借入金額×金利÷365×利用日数」という計算式で求められる。
例えば、10万円を年18.0%で30日間借りた場合、約1,479円の利息が発生する計算となる。この基本的な計算式を理解しておくことで、借入時の利息負担を事前に把握できる。
最低返済額の仕組み
最低返済額は「契約極度額」と「借入残高」によって決まる。契約極度額に応じて設定された一定の割合を、最後の借入時の残高に掛けて計算される。
端数は1,000円単位で切り上げとなる。
- 30万円以下
- 借入残高の4.2%以上
- 30万円超～100万円以下
- 借入残高の3.0%以上
- 100万円超
- 借入金額に応じて3.0%・2.5%・2.0%・1.5%
契約極度額による最低返済額の違いは、以下のとおりだ。
契約極度額30万円の場合
| 借入残高 | 計算式 | 最低返済額 |
|---|---|---|
| 10万円 | 10万円×4.2%=4,200円 | 5,000円 |
| 20万円 | 20万円×4.2%=8,400円 | 9,000円 |
| 30万円 | 30万円×4.2%=12,600円 | 13,000円 |
契約極度額100万円の場合
| 借入残高 | 計算式 | 最低返済額 |
|---|---|---|
| 10万円 | 10万円×3.0%=3,000円 | 3,000円 |
| 20万円 | 20万円×3.0%=6,000円 | 6,000円 |
| 30万円 | 30万円×3.0%=9,000円 | 9,000円 |
上記の表のとおり、同じ借入残高でも、契約極度額が高いほうが最低返済額は少なくなる傾向がある。
ただし、最低返済額以上の返済は可能で、余裕があれば多く返済することで総支払額を抑えることが可能だ。
早期返済のメリット
最低返済額での返済は毎月の負担は少ないが、返済期間の長期化や総支払利息の増加につながる可能性がある。
可能な限り余裕のある返済額を設定し、臨時収入などがあれば追加返済を行うことで、総支払利息を抑えることができる。
5万円借りたときの利息・月々の返済額を計算
以下の表は、アコムで5万円を借りた場合の返済シミュレーションだ。
金利15%と18%のケースで、返済期間別の利息と月々の返済額を比較した。
| 返済期間 | 金利15% | 金利18% | ||
|---|---|---|---|---|
| 利息 | 月々の返済額 | 利息 | 月々の返済額 | |
| 1ヶ月 | 0円（無利息サービス適用時） | 50,000円 | 0円（無利息サービス適用時） | 50,000円 |
| 6ヶ月 | 約3,700円 | 約8,950円 | 約4,500円 | 約9,083円 |
| 12ヶ月 | 約7,400円 | 約4,783円 | 約8,800円 | 約4,900円 |
| 18ヶ月 | 約11,100円 | 約3,394円 | 約13,300円 | 約3,516円 |
上記の表のとおり、返済期間を延ばすと月々の返済額は減少するが、総支払利息は増加する。
例えば18ヶ月の場合、月々の返済額は3,400円程度まで下がるものの、総支払利息は金利15%で約11,100円、金利18%で約13,300円となる。
初回契約者は30日間無利息サービスが利用できるため、1ヶ月以内の返済であれば利息負担なしで借入れが可能だ。
10万円借りたときの利息・月々の返済額を計算
次に、10万円を借りた場合の返済シミュレーションをみていこう。
| 返済期間 | 金利15% | 金利18% | ||
|---|---|---|---|---|
| 利息 | 月々の返済額 | 利息 | 月々の返済額 | |
| 1ヶ月 | 0円（無利息サービス適用時） | 100,000円 | 0円（無利息サービス適用時） | 約100,000円 |
| 6ヶ月 | 約4,418円 | 約17,403円 | 約5,312円 | 約17,552円 |
| 12ヶ月 | 約8,304円 | 約9,025円 | 約10,011円 | 約9,167円 |
| 18ヶ月 | 約12,284円 | 約6,238円 | 約14,841円 | 約6,380円 |
上記の表のとおり、返済期間が長くなるほど月々の返済額は減少するが、総支払利息は増加する。
例えば18ヶ月の場合、月々の返済額は6,000円程度まで下がるものの、総支払利息は金利15%で約12,284円、金利18%で約14,841円に増える。
なお、初回契約者は30日間無利息サービスが利用できるため、1ヶ月以内の返済であれば利息負担なしで借入れが可能だ。
短期での返済が可能な場合は、このサービスの活用を検討しよう。
50万円借りたときの利息・月々の返済額を計算
最後に、アコムで50万円を借りた場合の返済シミュレーションをみていこう。
| 返済期間 | 金利15% | 金利18% | ||
|---|---|---|---|---|
| 利息 | 月々の返済額 | 利息 | 月々の返済額 | |
| 1ヶ月 | 0円（無利息サービス適用時） | 500,000円 | 0円（無利息サービス適用時） | 500,000円 |
| 6ヶ月 | 約22,100円 | 約87,016円 | 約26,574円 | 約87,762円 |
| 12ヶ月 | 約41,544円 | 約45,129円 | 約50,074円 | 約45,839円 |
| 24ヶ月 | 約81,828円 | 約24,243円 | 約99,079円 | 約24,962円 |
| 36ヶ月 | 約123,963円 | 約17,332円 | 約150,721円 | 約18,076円 |
上記の表のとおり、返済期間を延ばすと月々の返済負担は軽くなるが、総支払利息は大幅に増加する。
例えば36ヶ月（3年）の場合、月々の返済額は17,000円程度まで下がるものの、総支払利息は金利15%で約12万円、金利18%で約15万円となる。
初回契約時は30日間無利息サービスが適用されるため、この期間内に返済できれば利息負担なしで借入れが可能だ。
ただし、50万円という金額を考えると、1ヶ月での返済は現実的ではない場合が多いだろう。
アコムで金利を下げる方法は？
アコムの金利は、借入額や信用状況などによって決まる。しかし、いくつかの工夫で金利負担を抑えることは可能だ。
初回利用時の無利息サービスの活用や、返済実績の積み重ねによる信用力の向上、返済期間の短縮など、さまざまな方法を組み合わせることで、効果的に金利を下げることができる。
無利息サービスを活用する
アコムの「30日間金利0円サービス」は、初回契約者向けの特典だ。契約日の翌日から30日間は利息が発生しないため、 このサービスを賢く活用することで、利息負担を軽減できる。
例えば、給料日前の一時的な資金需要であれば、この30日間以内に返済することで、利息なしでの借入れが可能となる。
また、長期の借入れでも、この期間中にできるだけ多くの返済を行うことで、総支払利息を抑えることができる。
返済実績を積み重ね、増額申請する
アコムは借入限度額が高くなるほど、適用金利が下がる傾向にある。例えば、限度額100万円以上になると、上限金利が年15.0%まで下がる可能性がある。
この仕組みを活用するため、まずは確実な返済を続けて信用力を高めよう。
半年から1年程度の良好な返済実績があれば、増額申請が通りやすくなり、結果として金利引き下げにつながる可能性が高まる。
返済期間を短くする
返済期間を短縮することで、総支払利息を抑えることができる。利息は借入残高に対して日割りで計算されるため、早期に元金を減らすことが重要だ。
具体的には、毎月の返済額を最低額より多めに設定したり、臨時収入があった際に追加返済を行ったりする方法がある。
アコムではインターネットやATMで簡単に繰上返済が可能なため、積極的に活用しよう。
金利以外でアコムを使うメリットとは
消費者金融を選ぶ際、金利は重要な判断材料の一つだ。しかし、アコムには金利以外にも多くのメリットがある。
融資のスピードやプライバシーへの配慮など、利便性を重視したサービスが特徴だ。ここでは、金利以外のアコムのメリットについて詳しく解説する。
迅速な審査と融資
アコムの最大の特徴は、申込みから融資までのスピードの早さだ。最短20分で審査完了、即日融資にも対応しており、急な資金需要に素早く対応できる。
Web完結なら来店不要で、スマホから24時間申込み可能。必要書類もスマホで撮影してアップロードできるため、手続きの手間も最小限に抑えられる。
充実したプライバシー保護
アコムは利用者のプライバシー保護に力を入れている。在籍確認の電話は原則なしで、必要な場合も個人名での連絡となる。
また、書類の送付も原則なしで、カードレス契約にも対応。家族や職場にカードローンの利用を知られる心配が少ない点が、多くの利用者から支持されている。
便利な返済システム
返済方法は、インターネットやATM、口座振替など複数の選択肢がある。専用アプリ「my ac」では返済日の通知も受け取れ、返済忘れを防止できる。
また、全国の提携ATMで返済可能で、自社ATMなら手数料無料。返済期日も「35日ごと」「毎月指定日」から選択できるなど、利用者の生活パターンに合わせた柔軟な対応が可能だ。
安心の信頼性
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社として、高い信頼性を誇る。東証プライム市場上場企業の子会社であることも、安心感につながっている。
また、最大800万円という高い借入限度額や、アルバイト・パート収入でも審査対象となるなど、幅広いニーズに対応できる点もメリットといえる。
アコムの金利について理解してから借り入れよう
アコムの金利は年3.0%〜18.0%で、消費者金融の標準的な水準となっている。初回利用時は年18.0%が適用されることが多いが、100万円超の借入れなら年15.0%以下になる可能性もある。
他社と比較すると、銀行系カードローンは年2.0%〜14.0%と低めだが審査は厳格で時間もかかる。
一方、消費者金融はアコムと同水準で、プロミスとレイクは年4.5%〜17.8%とやや高めの設定だ。
具体例として、50万円を金利18.0%で借りた場合、3年返済で月々約18,000円の返済となり、総支払利息は約15万円。
ただし、初回契約なら30日間無利息サービスが利用でき、この期間内なら利息負担なしで借入れが可能だ。
金利を下げるには、無利息サービスの活用や、返済実績を積んでの増額申請、返済期間の短縮などが効果的だ。早期返済や追加返済で、総支払額を抑えることもできる。
急な資金需要がある場合は、アコムの審査を試してみてはいかがだろうか。最短20分での審査完了、即日融資にも対応している。
アコムの金利に関するQ＆A
