- おすすめのおまとめローンが知りたい
- 数多くあるおまとめローンの中から選ぶときのポイントが知りたい
- おまとめローンの審査に落ちてしまったときの対処法が知りたい
おまとめローンは、複数の借入を一本化し、返済負担を軽減できるローンだ。そのため、2社以上から融資を受けており、返済が大変という方は利用を検討しているのではないだろうか。
しかしおまとめローンと言っても、さまざまな数があり利用したことがない人が、最適な商品を選ぶことは難しい。
この記事では、数多くあるおまとめローンの中からおすすめの商品を厳選して4つ紹介する。また、選ぶ際に注目すべきポイントも詳しく解説する。
この記事を読むことで、おまとめローンに関する疑問が解消し、より良い選択ができるようになる。
おすすめのおまとめローン4選
おすすめのおまとめローンは以下の4社だ。
- プロミスのおまとめローン
- アイフルのおまとめMAX
- SMBCモビットのおまとめローン
- レイクのレイクdeおまとめ
この中からおまとめローンを選べば間違いないので、どの商品を選べば良いか迷っている人は参考にしてほしい
プロミスのおまとめローン
申し込み条件 | ・年齢20歳以上65歳以下の方 ・ご本人に安定した収入のある方 |
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金利 (実質年利) | 6.3%〜17.8% |
借入限度額 | 最大300万円 |
申込可能時間 | 平日9:00〜18:00 |
Web完結 | 不可 |
プロミスのおまとめローンは、利用者のプライバシーに配慮した特徴的なサービスが魅力なおまとめローンだ。同意なく電話による在籍確認は行われないため、借り入れの事実を家族や同僚に知られる心配がない。
また、年収の1/3を超える借り入れが可能なため、複数の借り入れを一本化し、返済の手間を軽減しやすくなる。
ただし、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠の借換えはできない。そのため、すべての借金を一本化できないケースも想定されるので、注意が必要だ。
またWeb申し込みには対応しておらず、自動契約機またはお電話(プロミスコール)からしか申し込みできない。そのため近くに店舗がない人や営業時間中に電話できない方は、利用が難しい。
アイフルのおまとめMAX
申し込み条件 | ・満20歳以上の方 ・定期的な収入と返済能力を有する方 ・アイフルの基準を満たす方 |
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金利 (実質年利) | 3.0%〜17.5% |
借入限度額 | 1万円〜800万円 |
申込可能時間 | 24時間365日 |
Web完結 | 不可 |
アイフルのおまとめMAXは、アイフルと他社からの借入を一本化できる便利なおまとめローンだ。以前アイフルを利用していた人の借換えにも対応している。
おまとめMAXの最大のメリットは、複数の借入を一つに集約することで低金利が適用され、月々の返済負担の軽減を期待できることだ。つまり、おまとめMAXを活用すれば、長期的な視点で見ると総返済額を抑えられる可能性がある。
銀行ローンやクレジットカードのリボ払いも対象のため、複数の返済を一本化できる点も魅力的だ。
ただし、現在アイフルを利用している人でも新たな審査が必要となるため、現在の借入状況によってはおまとめローンの利用を断られる場合もある。
SMBCモビットのおまとめローン
申し込み条件 | ・満年齢20才~65才の人 ・安定した収入のある人 ※アルバイト、パート、自営業の方も利用可能 |
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金利 (実質年利) | 3.0%〜18.0% |
借入限度額 | 最大800万円 |
申込可能時間 | 24時間365日 |
Web完結 | 可 |
SMBCモビットのおまとめローンは、Webで手続きができる便利なローン商品だ。モビットカード会員でなくてもスマートフォンがあればWeb申し込みが可能である。
申し込みはWeb上で完了するものの、家族の扶養状況や現在の借入状況、返済に利用する銀行口座の確認が必要であるため、SMBCモビットから電話連絡が入る。
また、銀行のカードローンやクレジットカードのショッピング利用などは対象外であるため、すべての借入を一本化できるわけではない。借り換えが可能かどうか、事前にしっかり確認する必要がある。
レイクのレイクdeおまとめ
申し込み条件 | ・満20歳~70歳までの人 ・安定した収入のある人 |
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金利 (実質年利) | 6.0%〜17.5% |
借入限度額 | 10万円〜500万円 |
申込可能時間 | 10:30〜19:30 ※日曜日のみ19:00まで |
Web完結 | 不可 |
レイクdeおまとめは、年収の1/3を超える場合でも申し込みができるローン商品だ。
申し込みは電話のみ対応しており、契約手続きはSBI新生銀行カードローン自動契約機で行う。そのため、近隣に自動契約機がない方や、対面で確認しながら契約を行いたい人には不便を感じるだろう。
おまとめローンはなぜおすすめ?
おまとめローンがなぜおすすめなのか気になる人もいるだろう。本項では、以下の3つの観点から解説する。
- おまとめローンのメリット
- おまとめローンのデメリット・注意点
- おまとめローンが向いている人
順番に確認していこう。
おまとめローンのメリット
- 金利が低くなる
- 毎月の返済額の軽減
- 返済管理がしやすくなる
これらに魅力を感じる人は、おまとめローンの利用を検討しよう。
総支払額を抑えられる
おまとめローンを利用することで、借入額が大きくなるため、低金利が適用されることがある。現在融資を受けている金融機関の適用金利が高い場合、この商品を利用すれば金利が引き下げられることで、総支払額が減少するケースもある。
たとえば3社から以下のように借り入れをしているとしよう。
- A社
- 借入金額10万円、金利18%
- B社
- 借入金額20万円、金利18%
- C社
- 借入金額40万円、金利18%
上記のようにおまとめローンを活用して借り入れを一本化すると、借入金額70万円、金利15%のように金利が減り、利息の負担が減少する可能性がある。
適用される金利が小さくなり利息の負担が減少すれば、総支払額を抑えられる。
毎月の返済額の軽減
適用される金利が小さくなることにより、利息の負担が減少し、毎月の返済額が軽減される可能性がある。そのため毎月の返済が負担になっている人は、おまとめローンを活用しよう。
返済管理がしやすくなる
この商品を利用すると、バラバラだった返済日や返済方法を統一できる。
たとえば現在、毎月5日にはA社に1万円、10日はB社に2万円、15日はC社に3万円の合計月6万円の支払いを行っているとしよう。返済日と返済金額がバラバラだと、返済計画を立てにくく、返済漏れが出てくるリスクがある。
おまとめローンを活用すれば、返済金額と返済日をまとめられるので、返済状況の把握が簡単になる。返済スケジュールを立てやすくなれば、返済忘れや遅延のリスクが減少する。
おまとめローンのデメリット・注意点
- 追加の借入ができない
- 返済が長期化する可能性
- 審査が厳しくなる傾向
利用してから後悔しないように、事前にデメリットや注意点も把握しておこう。
追加の借入ができない
この商品は、基本的に返済専用の金融商品として提供されているため、追加の融資は認められていない。つまり、借入れを集約した場合、完済するまで急な資金需要が発生しても新たな借入による対応できなくなる。
病気やけがの治療費や友人の結婚式のご祝儀など突発的に発生する支出は、貯蓄で賄う必要がある。したがって、この商品を利用する場合は、余裕のある資金管理が大切だ。
返済が長期化する可能性
この商品を利用すると、借入先が一本化され、毎月の返済額が軽減される場合が多い。しかし、返済期間が長期化するケースもあるため注意が必要だ。。
たとえば、A社、B社、C社から合計100万円を借り入れしていたとする。各社の返済期間は2〜3年程度だが、この商品を利用すると、返済期間が5〜7年になることもある。
上記のケースのように返済期間が長くなると、適用金利が下がり利息の負担が減っても、総支払額は増える恐れがある。そのためおまとめローンを活用する際は、適用金利だけでなく返済期間や総支払額も確認しよう。
審査が厳しくなる
この商品は借入先を集約するため、1社から融資を受ける金額が高額になり、通常のカードローンよりも返済能力の審査が厳しくなるケースもある。とくに総量規制の対象外のため、年収の1/3を超える借り入れは、さらに返済能力を厳しくチェックされる。
また借入件数が多いと、返済能力に疑問を持たれる恐れがある。一般的に借入先は3社以内に抑えた方が望ましいとされている。
おまとめローンが向いている人
向いている人の特徴は下記のとおりだ。
- 複数の借入先への管理が煩雑な人
- 月々の返済額が高いと感じている人
どのような人の利用がオススメなのか知りたい人は、参考にしてほしい
複数の借入先への管理が煩雑な人
2社以上から融資を受けており、返済スケジュールの管理が煩雑になっている人は利用を検討しよう。金融機関ごとに返済日や最低返済額は異なる。返済日や返済額がバラバラだと、毎月の返済スケジュールの管理が非常に煩雑になる。
この商品を利用することで、返済先が1つになるので、面倒な返済スケジュールの管理から解放される。返済管理の手間が減れば、滞納を起こしづらくなることもメリットだ。
月々の返済額が高いと感じている人
月々の返済額が高いと感じている人にもおすすめだ。
現在適用されている金利が高い場合、この商品を利用すれば、現在よりも有利な金利で資金調達できる見込みがある。有利な金利で借り入れできれば、支払うべき利息の負担が減り、月々の返済額が低くなる。
ただし先述したように、借入期間が長くなると適用金利が下がっても、総返済額は上昇することもある。そのためこの商品を利用する際は、返済額だけでなく総返済額もチェックしよう。
おまとめローンを選ぶときに見るべきおすすめポイント
おまとめローンを選ぶときに見るべきポイントは以下の3つだ。
- おまとめ可能なローン
- 借入金利が下がるか
- 審査基準
これらのポイントを意識すれば、ご自身にあったおまとめローンを選びやすくなる。
おまとめ可能なローン
おまとめ可能なローンは各社により異なる。たとえばプロミスのおまとめローンは、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠の借換えには対応していない。そのため
借入状況に合わせて、おまとめローンを選ぶべきである。
借入金利が下がるか
この商品を利用しても、金利が有利になる保証はない。借入金利の引き下げが見込めない場合は、他社に申し込みをしたり、現在よりも有利な金利の適用が期待できるカードローン会社での借り換えを検討しよう。
ただしカードローン会社のおまとめローンは、借換後の金利は借入前よりも上回ってはいけないとされている。
「借換後」の金利が「借換前」の金利を上回ることがないようにする。なお、複数の債務をまとめる場合、「借換後」の金利は、「借換前」の金利を各債務の元本で加重平均した金利を上回らないこととする。
したがって、この商品の利用で従来よりも、金利条件が悪化することはない。ただこの商品のメリットは、借入金額が高額になることによる金利の引き下げだ。そのため金利が引き下がらない場合は、他社の検討をおすすめしている。
審査基準
おまとめローンは審査基準が比較的厳しくなる。また審査基準は各社により異なるため、事前に確認すべきである。
とくに現在の借入件数によっては、審査に落とされやすくなる。一般的には4社以上借り入れをしていると審査が厳しくなる。できるならば借入先を3社以内に絞ってから、申し込んだ方が、審査にはとおりやすくなる。
おまとめローン審査に落ちたらどうする?おすすめの解決策
おまとめローンの審査に落ちた場合の対応策を解説する。
- カードローンの借り換えを検討
- 借り換えにおすすめのカードローンの特徴
- おすすめのカードローン
順番に確認していこう。
カードローンの借り換えを検討
おまとめローンは審査基準が厳しく、審査に落ちてしまう可能性は十分に考えられる。仮に審査に落ちた場合は、現在よりも低金利なカードローンへの借り換えを検討しよう。
とくに現在、消費者金融カードローンをを利用している場合は、銀行系カードローンに借り換えることで、借入金利を下げられる可能性がある。
借り換えにおすすめのカードローンの特徴
借り換え先におすすめなのは、現在よりも低金利のカードローンだ。基本的に銀行カードローンは、消費者金融カードローンよりも金利が低い。
ただし金利が低い分、消費者金融カードローンよりも審査に時間がかかり、かつ審査も厳しい傾向にある。そのため即日で、借換えしたい方には向いていない。
おすすめのカードローン
おすすめの銀行カードローンは、オリックス銀行のカードローンだ。オリックス銀行の金利は、年1.7%〜年14.8%と消費者金融カードローンよりも低く設定されている。
また無利息期間が設定されており、契約日の翌日から30日間は利息がかからない。つまり短期で借り入れから返済まで行うのであれば義足の負担がない。
どのカードローンに乗り換えたらいいか迷う方は、オリックス銀行のカードローンを検討してほしい。
おすすめのおまとめローンの特徴を知り、最適な借換先を見つけよう
おまとめローンは、複数の借入を一本化し、返済管理を楽にできる便利なローン商品だ。
ただし、特徴は各社異なるため、ご自身に最適な商品を選ぶ際はポイントを押さえることが大切である。
- おまとめ可能なローン
- 借入金利が下がるか
- 審査基準
また仮に、審査に落ちてしまった場合でも、カードローンの借り換えなど他の方法で対応する選択肢がある。たとえば、現在よりも低金利な銀行カードローンに切り替えることで、負担を軽減することも可能だ。
もし毎月の返済が大変、借入先が何社もあり管理ができていないなどの理由で、おまとめローンを検討しているのであれば、この記事で解説した情報を参考にしてください。適切なおまとめローンを選べば、月々の負担を減らせるだけでなく、総支払額も抑えられる。