審査が甘い借入先はどこ？おすすめの消費者金融カードローン5選！

消費者金融カードローンの審査は銀行と比べて通りやすいといわれているが、実際にはどこまで甘いのだろうか？

本記事では、在籍確認の電話が気になる方や審査通過の可能性が高いカードローンを探している方に向けて、審査の仕組みやおすすめのカードローンを解説していきたい。

さらに、注意すべき違法業者の特徴や、安全にカードローンを利用するためのコツも併せて紹介する。

この記事の情報を参考に、自分に合ったカードローンを選び、安心して借入を検討してみてほしい。

消費者金融カードローンは審査が甘い？

消費者金融のカードローンは銀行カードローンと比べ、審査が通りやすいとされている。

しかし、それは相対的なものであり、決して「審査が甘い」というわけではない。

貸金業法により、貸金業者には申込者の返済能力を正確に評価する義務が課されており、各社が独自の基準で慎重に審査を行っているため「審査が甘い」はあり得ない。

以下からは、消費者金融カードローンと銀行カードローンの違いや特徴をさらに詳しく見ていこう。

審査が甘いカードローンは存在しない

日本の貸金業法では、貸金業者に対して申込者の返済能力を確認する義務が課されている。

これにより、すべての正規の貸金業者は、申込者の収入状況や信用情報を基に審査を行い、適切な貸付を実施している。

そのため、「審査なし」や「必ず通る」といった宣伝を行う業者は違法業者である可能性が高く、注意が必要だ。

消費者金融カードローンは「比較的」審査に通りやすい

消費者金融カードローンは、銀行カードローンに比べて審査が柔軟で、スピーディーに融資を受けやすい。

これは、消費者金融が「総量規制」によって年収の3分の1を超える貸付が制限されているため、貸付額が小口にとどまりやすく審査も通りやすくなるからだ。

一方で、銀行カードローンは銀行法に基づいて運営されており、総量規制の対象外である。そのため、高額な融資が可能であるが、審査が厳格で時間がかかる傾向にある。

こうした違いから、銀行の審査に通らなかった場合や早急に資金が必要な場合に、消費者金融カードローンが選ばれるケースは多い。

銀行カードローンの審査が厳しい理由

銀行カードローンの審査が厳しい理由として、以下の3つの点が挙げられる。

それぞれの理由について、詳しく解説していこう。

金利が低く限度額が高い

銀行カードローンは、消費者金融に比べて金利が低く、限度額が高く設定されている。

たとえば、消費者金融の金利が年15〜18％であるのに対し、銀行カードローンは年2〜15％程度である。また、限度額も消費者金融が500万円程度であるのに対し、銀行は1000万円以上の場合もある。

このような条件を提供するため、銀行は貸し倒れリスクを最小限に抑える必要があり、厳格な審査を行っている。

審査に時間をかける

銀行は、申込者の信用情報や収入状況を詳細に確認するだけでなく、警視庁のデータベースを照会し、反社会的勢力との関係を排除するためのチェックを行っている。

このプロセスには時間がかかり、即日融資が難しくなる要因となっている。

また、銀行は金融庁の監督の下、審査体制を強化しており、これも審査期間の延長に影響している。

総量規制の対象外

銀行は貸金業法の総量規制の対象外であり、年収の3分の1を超える貸付も可能である。

しかし、過剰貸付による返済困難者の増加を避けるため、銀行は独自の厳しい審査基準を設けている。

具体的には、申込者の収入・職業・勤続年数・他社からの借入状況などを総合的に評価し、返済能力を慎重に判断している。

そのため、融資額が高くなるほど審査は慎重に進められ、審査に時間がかかることが多い。

在籍確認の電話なし！おすすめの消費者金融カードローン5選

在籍確認の電話なしで利用できる消費者金融カードローンをお探しの方に、以下の5社を紹介しよう。

アイフル

アイフルは、在籍確認の電話を省略し、書類提出で確認が完了するケースが多い。

最短18分での審査や即日融資も可能で、初回利用者には最大30日間の無利息期間があるのが特徴だ。

金利は最大18.0％と高めであるが、急な資金ニーズには対応しやすい。

金利	年3.0％～18.0％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～21:00
審査にかかる時間	最短18分
	詳しくはこちら

アコム

アコムも在籍確認の電話を省略し、書類提出による対応を行っている。

審査は最短30分で完了し、即日融資が可能だ。

初回利用者には契約日の翌日から30日間の無利息期間が設けられており、急な出費にも対応しやすい設定となっている。また、借入限度額が最大800万円と高めであるため、比較的柔軟な資金計画が立てやすい。

しかし、金利は最大18.0％であり、長期借入では返済額の増加に留意する必要がある。

金利	年3.0％～18.0％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～21:00
審査にかかる時間	最短20分

プロミス

プロミスも在籍確認の電話を行わず、書類提出で在籍確認が完了する仕組みとなっている。

審査は最短3分で即日融資にも対応し、初回利用者には利用翌日から30日間の無利息期間がある。

金利は4.5％～17.8％と上限が他社に比べやや低めで、利息を抑えたい場合に適している。

ただし、借入限度額が最大500万円と他社に比べて低めのため、高額融資を希望する場合には注意が必要だ。

金利	年4.5％～17.8％
限度額	最大500万円
審査の対応時間	9:00～21:00
審査にかかる時間	最短3分

レイク

レイクも在籍確認の電話なしで、急な融資にも対応できるカードローンだ。

審査時間は最短15秒と、業界トップクラスのスピードを誇り、即日融資を希望する利用者にとって大きな魅力となっている。

初回利用者には契約日の翌日から60日間の無利息、さらに5万円までなら最大180日間無利息という独自の無利息サービスがあり、少額の短期借入には便利である。

金利は最大18.0％だが、無利息期間をうまく活用することで利息負担を軽減できるだろう。

金利	年4.5％～18.0％ ※無利息期間経過後の貸付利率は12.0％〜18.0％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	8:10～21:50 （毎月第3日曜日のみ8:10～19:00）
審査にかかる時間	最短15秒

SMBCモビット

SMBCモビットは、顧客対応の品質が高く評価されており、HDI格付けベンチマークの「対応記録/クオリティ格付け（センター評価：電話）」で最高評価の三つ星を獲得している。

また、在籍確認の電話を省略できるため、職場に知られずに利用できるのが特徴だ。

審査は最短15分で完了し、即日融資にも対応可能である。

ただし、無利息期間は設けられていないため、利用時には金利負担を考慮する必要がある。

金利	年3.0％～18.0％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～21:00
審査にかかる時間	最短15分

審査は甘くないが金利が低い！おすすめの銀行カードローン6選

ここまでおすすめの消費者金融カードローンについて解説してきた。

では、銀行カードローンは選ぶべきではないのか？といえば、そうではない。

以下では、利用しやすいおすすめの銀行カードローンを6つ紹介していこう。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、金利が年1.9％〜14.5％と低めで、借入限度額は最大800万円である。

審査時間は最短即日回答だが、土日祝は対応していないので注意しよう。

楽天会員であれば、審査が優遇される場合がある。ただし、審査が厳しく、即日融資が難しい場合もある。

金利	年1.9％～14.5％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～19:30 （土日祝は対応していない）
審査にかかる時間	最短当日

住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローンは、金利が年1.59％〜14.79％で、借入限度額は最大1,000万円である。

審査時間は最短即日回答で、土日も対応可能だ。

スマートフォンアプリを活用することで、カード不要で借入や返済が可能になり、利便性が大きく向上する。

ただし、口座開設が必須のため、契約完了までに多少の手間と時間がかかる点も把握しておきたい。

金利	年1.89％～14.79％
限度額	最大1,000万円
審査の対応時間	9:00～18:00 （土日祝は対応していない）
審査にかかる時間	2週間程度

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンは、メガバンクならではの信頼性と低金利が魅力のサービスだ。

金利は年2.0％〜14.0％と設定されており、高額の借入には低金利が適用されるため、返済負担を軽減できるのが魅力である。

審査は最短即日対応で急な資金調達にも対応可能だが、即日融資が確約されるわけではないため、迅速な融資を希望する場合は余裕をもった準備が重要である。

金利	年2.0％〜14.0％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～17:00 （土日祝は対応していない）
審査にかかる時間	最短当日

三菱UFJ銀行バンクイック

三菱UFJ銀行のカードローンは、全国のコンビニや提携銀行ATMを手数料無料で利用でき、借入や返済をスムーズに行える。

また、Webやモバイルアプリからの申し込みに対応しており、場所や時間に関係なく手続きを進められるため便利だ。

三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込みが可能で、他行口座からの引き落としでの返済にも対応している。さらに、専用のローンカードが発行され、このカードを使うことで全国のATMから手軽に借入・返済ができる。

ただし、ローンカードの発行には時間がかかることがあるため、急いで借入したい場合は注意が必要だ。三菱UFJ銀行の普通預金口座を持っていれば、カードレスでの契約も可能。

金利	年1.4％～14.6％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～21:00 （土日祝9:00～17:00）
審査にかかる時間	最短当日

三井住友銀行カードローン

三菱UFJ銀行バンクイックと同様に、全国の提携ATMを手数料無料で利用できるため、日常の借入や返済がスムーズに行える。

審査は最短で翌営業日に完了するため、急な資金調達にも対応しやすいが、即日融資には対応していない。また、土日祝の審査は行われないため、週末や祝日を挟む場合には、余裕をもって申請するのが望ましい。

三井住友銀行の口座をもっていなくても申し込みが可能で、他行の口座利用者でも気軽に検討できる点もメリットだ。

金利	年12.0％～14.5％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～20:00 （土日祝は対応していない）
審査にかかる時間	最短当日

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンは、申し込みから契約まですべての手続きをオンラインで完結できる便利なサービスだ。

特徴的なのが「Bright」というがん保障特約付きプランで、がんと診断された場合や死亡・高度障害状態になった場合、借入残高が0円になる保障がついている。

ただし、オリックス銀行はネット専業のため、対面での相談には対応していない。

審査は平日のみ行われるため、週末に申し込むと審査開始が翌営業日以降になる点にも留意しておこう。

金利	年12.0％～14.5％
限度額	最大800万円
審査の対応時間	9:00～18:00 （土日祝は対応していない）
審査にかかる時間	最短60分

「審査なし」「審査甘い」は違法業者なので注意しよう

カードローンを検討する際「審査なし」や「審査が甘い」といった広告を目にすることもあるだろう。

正規の金融機関は貸金業法に基づき、申込者の返済能力を慎重に審査する義務があるため、「絶対借りられる」カードローンは存在しない。

耳障りのよい宣伝に引かれて闇金業者を利用してしまうと、法外な金利や違法な取り立てに苦しむことになるので注意が必要だ。

もしも違法業者と契約してしまった場合は、速やかに消費生活センターや弁護士に相談するなどし、適切な対応を取る必要がある。

カードローンの審査は甘くない！きちんと計画を立てて利用しよう

すべての正規の貸金業者は、申込者の返済能力を慎重に審査する義務があるため、「審査が甘い」カードローンは存在しない。「絶対通る」と謳うカードローン会社は違法業者の可能性が高いため、絶対に利用してはいけない。

消費者金融カードローンは、銀行カードローンに比べて審査に通りやすく、急ぎで資金が必要な場合に適している。一方、銀行カードローンは審査が厳格だが、低金利で長期返済向けの選択肢となる。

カードローンを選ぶ際には、各社の金利や審査スピードを比較し、計画的な借り入れを心がけよう。

この記事を参考に、自分に合ったカードローンを選び、資金調達に役立ててほしい。

審査が甘いおすすめの消費者金融カードローンに関する質問