- アコムの申込手続きがわからない
- アコムで借りた場合にいくら返す必要があるのか知りたい
- アコムでの借入はどこから返済できるのか教えてほしい
アコムで借入したいと考えているものの「申込手続きがわからない」「毎月いくら返す必要があるか知りたい」「返済方法を教えてほしい」などといった疑問を抱えている方は多いのではないだろうか。
アコムの借入は公式HPから申し込み、必要書類の提出と審査を経て完了する流れだ。
申込方法はインターネットと自動契約機、電話、郵送の4種類がある。
本記事では、アコムで借入した場合の毎月の返済額や、支払い方法を解説する。
毎月の返済額をシミュレーションのうえ紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
アコムとは?特徴やメリットを解説
まずは、アコムとは何か、特徴やメリットについて見ていこう。
アコムの基本情報と会社概要
アコム株式会社とは、国内大手の消費者金融である。
もしかすると、消費者金融にマイナスなイメージを持つ人がいるかもしれない。
しかし、アコムは金融庁から、関東財務局長(14)第00022号の登録を受けている信頼性の高い企業だ。
カードローンの利用人数は、2024年の8月時点で1,836,872人を超えている点からも、実績の高さがわかるだろう。
アコム株式会社の概要は、以下の通りである。
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | アコム株式会社 |
事業内容 | ローン事業クレジットカード事業信用保証事業 |
設立日 | 1978年10月23日 |
本社所在地 | 東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京汐留ビルディング |
従業員数 | 2,116名(2024年6月時点) |
資本金 | 638億3,252万円 |
上記から、アコムは1978年の設立以来、40年以上サービスを提供し続けてきた歴史ある企業だとわかる。
アコムの主なサービス内容
アコム株式会社は、ローンやクレジットカード、信用保証事業を行っている。カードローンに関するサービスの内容は、以下の通りである。
項目 | カードローンのサービス内容の詳細 |
---|---|
借入可能額 | 1万円~800万円 |
年率 | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・回数 | 最終借入日から最長9年7ヵ月1回~100回 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
担保・連帯保証人 | 不要 |
まず金利だが、年率3.0%〜18.0%に設定されている。アコムと並んで国内大手であるプロミスの金利4.5%〜17.8%、アイフルの3.0%~18.0%と比較しても平均的な水準だ。
次に返済についてだが、アコムは定率リボルビング方式を採用している。リボルビング方式とは、借入残高に対して一定割合を返済する方法である。
借入残高に比例して支払額が減るため、毎月の返済負担を軽減できるだろう。
なお、担保・連帯保証人は不要で利用できるため、周囲に借入がバレる心配をしなくて良い。
アコムで借入をするメリット
アコムでの借入には、様々なメリットがある。どのような点がメリットか、他社カードローンのサービス内容との比較表を見てみよう。
アコム | レイク | アイフル | |
---|---|---|---|
審査にかかる時間 | 最短20分 | 最短25分(Web申込の場合) | 最短18分 |
借入可能額 | 1万円~800万円 | 1万円〜500万円 | 1万円〜800万円 |
年率 | 3.0%~18.0% | 4.5%~18.0% | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 | 残高スライドリボルビング方式元利定額リボルビング方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済期間・回数 | 最終借入日から最長9年7ヵ月 1回~100回 | 最長5年最大60回 | 最長10年 |
遅延損害金(年率) | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
担保・連帯保証人 | 不要 | 不要 | 不要 |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 | 最大180日(5万円まで) | 最大30日間 |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
出典:アコム「カードローンについて」
出典:アコム「30日間金利0円サービス(初回30日間無利息)」
出典:レイク「お申込みからお借入れまで」
出典:レイク「商品のご案内」
出典:レイク「選べる無利息」
出典:アイフル「カードローンの審査時間は?審査が長引く原因と早く借りる方法を解説」
出典:アイフル「商品のご紹介」
出典:アイフル「ご返済一覧表」
出典:アイフル「カードローンの返済期間とは?契約期間や返済期限との違いも解説」
まず、アコムは最短20分で借入できる。アイフルの最短18分には劣るが、即日借入できる点を考えると十分利便性が高い。
ちなみに、アコムでの借入は24時間行えるため気軽に利用しやすい点もメリットだ。
楽天銀行の口座を開設している方なら、最短10秒で借入できる。なお、他の一部金融機関では1分程度で借入できる。
次に借入可能額だが、アイフルと並んで業界最高水準の金額だ。
続いて、アコムには無利息期間がある。無利息期間とは、一定の間であれば利息が発生しないというものだ。アコムの無利息期間は、契約日の翌日から30日間だ。
30日以内に完済する予定の人には大きなメリットだろう。
アコムで借入するための条件
アコムでの借入は、どのような条件があるのか解説する。
アコムの申し込み条件
アコムで借入するためには、以下の申込条件を満たしていないと申込みできない。
- 20歳以上の安定した収入と返済能力がある方
- アコムの審査基準を満たす方
まず、20歳以上で安定した収入と返済能力が必要となる。返済能力は以下の要素から総合的に評価される。
- 収入と雇用形態
- 安定した収入があるか
- 雇用形態(正社員、フリーランス、パートタイムなど)
- 勤続年数
- 正社員や公務員など安定した雇用形態の人は有利に評価される傾向がある
- 信用情報
- 過去のクレジットカードやローンの利用履歴、返済状況がチェックされる
- 延滞や滞納の記録は審査に不利に働く
- 借入状況
- 他社からの借入残高や、総量規制(年収の3分の1を超える借入がないか)がチェックされる
- 申込者の属性
- 年齢、家族構成、居住形態(持ち家か賃貸か)、居住年数
なども考慮される。
アコムで借入できるか気になる方は、公式HPから「3秒診断」を受けてみよう。年齢と年収、他社カードローンでの借入状況を記入するだけで診断できる。
なお、診断結果が借入可能でも、必ず審査に通過するわけではないため注意してほしい。
アコムで申し込みができないケース
条件を満たしているのに申し込みできない場合、以下の原因が考えられる。
- 金融事故がある
- 短期間で複数社から借入をしている
- 勤め先の届を提出していない
まず、金融事故があると申し込みできない可能性がある。過去に返済が遅れたり滞納していたりすると、信用が低いと判断されかねない。
信用情報についてCICの場合、延滞は5年間記録が残る。そのため、5年以内に延滞した経験がある方は、借入できない可能性が高いだろう。
ちなみに、信用情報を知りたい方は、CICやJICCなどに情報の開示請求をしてみよう。
次に、短期間で複数社から借入している方も、アコムに申し込みできないケースがある。短期間での借入は、生活の困窮や返済能力がないと判断される可能性があるためだ。
アコムの借入限度額はいくら?
アコムに申し込んだ場合、借入限度額はいくらになるか紹介する。
アコムの最大借入限度額、初回の限度額の目安
アコムの最大借入限度額は800万円である。
ただし、申し込めば誰でも最大800万円を借入できるわけではない。審査結果に応じて、各個人で最大借入限度額が決まる。
例えば、最大500万円まで借入できる方もいれば、30万円しか認められない場合もある。
初回の借入限度額については、明確に公表されていない。
ただし、初回の借入限度額は50万円以下だと考えておくのが妥当である。
なぜならアコムは50万円以上を融資する場合、年収証明書の提出を求めるほど、さらに慎重に審査を行うためだ。
初回利用の方は返済による信用の蓄積がない点も、最大借入限度額が下がる要因の一つだろう。
もしかすると、50万円以上の借入ができない可能性が高い点に、不満を感じる方がいるかもしれない。
最初は限度額が低く設定されても、返済の履歴を積み重ねていくと、増額申請もできるようになる。
総量規制について
総量規制とは、年収の3分の1以上の借入ができないルールである。返済能力を超えた借入が原因で生活に支障が出ないよう、無理のない返済をするための仕組みだ。
例えば年収が330万円の場合、借入できる上限額は110万円までとなる。
ちなみに総量規制は、全ての賃金業社からの借入とクレジットカードのキャッシングに適用される。
仮にアコムでの借入額が基準内でも、他社カードローンと合わせた総額が年収の3分の1を超える場合、総量規制の対象となるため注意しよう。
収入証明書の提出が必要なケース
アコムでの借入は以下の内容に当てはまる場合、収入証明書の提出が必要となる。
- 利用希望額が50万円を超える場合
- アコムと他社での借入合計額が100万円を超える場合
- 過去に収入証明書類を提出してから3年以上経過している場合
- 借入上限額が契約極度額未満の場合(延滞で借入制限されている場合を除く)
- 契約極度額の増額審査を行う場合
まず、利用希望額が50万円を超える場合、収入証明書の提出を求められる。また、アコムと他社での借入合計額が100万円を超える方も、収入証明書の提出が必要だ。
さらに、借入上限額が契約極度額未満や、増額審査を行う際にも収入証明書の提出を求められる。ちなみに契約極度額とは、借入できる上限金額のことである。
審査をスムーズに進めるためにも、あらかじめ収入証明書を用意しておくと良い。
アコムの申し込みの流れとは
ここからは、アコムで借入する際の申込方法や流れを解説する。
アコムでの申し込み方法
アコムでの申し込み方法は、インターネットと自動契約機、電話、郵送の4種類がある。申し込み方法の詳細は、以下の通りだ。
申込方法 | 申込可能時間 | 審査にかかる時間 |
---|---|---|
インターネット(スマホ・PC) | 24時間365日 | 最短20分 |
自動契約機 | 9時〜21時 | 最短20分(カード発行) |
電話 | 18時以降の申し込みは翌日の受付 | – |
郵送 | 随時可能(申込書類は電話で申請し受け取る) | – |
出典:アコム「インターネットでのお申し込み方法(Web完結)」
出典:アコム「電話・郵送でのお申し込み方法」
出典:LOANmyac「無人契約機でできることは?利用の流れや来店時の持ち物も解説」
まずインターネットでの申し込みについてだが、スマホとPCを利用できる。インターネットなら、24時間365日いつでも申し込めるため便利だ。
さらに、審査にかかる時間は最短20分とスピーディーな点もメリットである。
次に自動契約機とは、オペレーターに操作方法を教えてもらいながら申し込める方法だ。
申し込み手順に不安がある方は、自動契約機を利用すると良いだろう。自動契約機ならば、ローンカードもその場で発行してもらえる。
自動契約機で申し込んだ場合、審査にかかる時間は最短20分だ。審査結果は、申し込みが完了後その場で確認できる。
ちなみに、必要書類の提出は自動契約機から行えるため郵送などの手間はかからない。
自動契約機で申し込む際は、あらかじめインターネットで予約しておくのがおすすめだ。自動契約機での操作を短縮し、スピーディに申し込める。
最後に、電話あるいは郵送で申し込む方は、以下の番号または住所に連絡しよう。
項目 | 詳細 |
---|---|
電話での申し込み申込書類の申請 | 0120-07-1000 |
申込書類の郵送先 | 〒240-0005神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134横浜ビジネスパークウエストタワー9F |
郵送で申し込む場合、まずは電話で書類の受け取り申請が必要となるため注意が必要だ。
申し込みの流れ
申込方法はインターネットと自動契約機、電話と郵送の4種類があるが、全て基本的な流れは変わらない。ここでは、インターネットから申し込む流れを解説する。
- アコムの公式HPから申し込む
- 必要書類を提出する
- 審査後に借入できる
まず、アコムの公式HPにアクセスし申し込み手続きを行おう。公式HPにある「今すぐお申し込み」のボタンを選択すると、申請画面が表示される。
手順に従い、基本情報や勤務先情報などを入力するだけで良い。
次に必要書類の提出についてだが、Webとアコム公式アプリ「myac」、自動契約機を利用できる。なお、提出が必要な書類は次章で解説するためこのまま読み進めてほしい。
続いて、申し込み時に登録したアドレス宛に、審査結果の同意を求めるメールが届く。届いたメールに同意した後、借入できる流れだ。
ちなみにアコムでは原則、電話での在籍確認は行っていない。しかし、審査状況によっては電話での在籍確認が行われる可能性があると押さえておこう。
申し込み時の必要書類
アコムでの申し込み時には、本人確認書類の提出が必要となる。詳細は以下の通りだ。
- 運転免許証(裏表)
- マイナンバーカード(表のみ)
- パスポート(写真・住所記載部分)
- 保険証(裏表)
自動契約機で申し込み、本人確認で保険証を利用する場合、以下の補足資料の提出も必要となる。
- 6ヵ月以内の住民票の写し(発行日から6ヵ月以内)
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道等)
なお、50万円以上の融資や他社との借入総額が100万円を超える場合、収入証明書の提出を求められる。
審査をスムーズに進めるためにも、あらかじめ用意しておくと良い。ちなみに収入証明書は、源泉徴収や給与明細書、確定申告書などを利用できる。
アコムならカードレスも可能!スマホアプリを活用しよう
アコムでは、カードを作成しなくてもマイページやアプリから借入できる。
アコムのカードを持っていることが原因で、周囲に借入がバレたくない方は申込時に申請すると良いだろう。
カードレスにする方法
アコムでは、インターネットから申し込むと希望に応じてカードレス契約ができる。
カードレス契約を行うには、本人確認書類の提出後に届くメールから手続きが必要だ。
まず、アコムから届く「本日22時までに最終手続きをお願いします(最短2分)」という件名のメールを開こう。
案内に従って続きを行い、カードの受取方法を「不要」と選択すれば良いだけだ。
仮に契約後にカードを発行したくなった場合でも、アコム総合カードローンデスクに電話すれば手続きできる。アコム総合カードローンデスクの連絡先は、以下の通りだ。
- 0120-629-215
- 受付時間
- 平日9:00~18:00
アコムのスマホアプリの概要・便利なポイント
アコムには公式スマホアプリ「myac」がある。「myac」とは、スマホからの申し込みや借入、返済ができるアプリだ。
例えば、借入の申し込み時に必要書類を提出できる。郵送書類を取り寄せて記入したり、必要書類を提出したりする手間がかからないため便利だ。
また「myac」のホーム画面では、利用可能額や次回の返済日を確認できる。
さらに、返済期日3日前と当日にスマホにプッシュ通知を設定できる。うっかり返済を忘れてしまうリスクを減らせるだろう。
「myac」があれば、カードがなくても最短10秒で借入と返済が可能だ。
「myac」を利用した借入と返済手続きは、セブン銀行ATMに表示されるQRコードをスマホで読み取るだけで良い。なお、返済と借入ともに手数料は無料である。
アコムのスマホアプリでの借入・返済方法
アコムの公式スマホアプリ「myac」なら、24時間365日いつでも借入と返済が可能だ。
ただし「myac」だけで借入と返済手続きが完結するわけではない点に注意しよう。「myac」を利用した借入と返済には、アコムATMか連携ATMでの操作が必要となる。
つまり、カードの代わりにスマホアプリ「myac」を利用し、借入と返済ができるという仕組みだ。
「myac」を利用した借入と返済方法は、以下の手順で行える。
- スマホアプリ「myac」の「スマホATMで借りる・返す」を選択する
- ATMで「引出し・預入れ・クレジット取引など」を選択する
- 「スマートフォン」を選択する
- ATMの画面に表示されたQRコードを「myac」で読み取る
- 「myac」に表示された企業番号をATMに入力する
- ATMの案内に従い操作する
まず「myac」のメニュー欄にある「スマホATMで借りる・返す」を選択しよう。
次に、ATMで「引出し・預入れ・クレジット取引など」から「スマートフォン」を選択する。
続いて、ATM画面に表示されたQRコードを「myac」で読み取ろう。QRコードを読み取ると「myac」に企業番号が表示されるため、ATMに入力するだけだ。
後はATMの案内に従って操作すれば良い。なお、契約時に設定した数字4桁の暗証番号の入力が必要となるため、あらかじめ用意しておこう。
コンビニでも借入可能!アコムの借入方法とは?
アコムはコンビニでの借入も可能である。ここでは、全てのコンビニでの借入方法を解説する。
まず、アコムATMでの借入方法は以下の通りである。
- カードをATMに入れて4桁の暗証番号を入力する
- ATMの画面から「ご融資」を選択する
- 借入額を入力する
明細とカードを受け取った後に、借入金額を受け取れる流れだ。
セブン銀行ATMでの借入方法は、以下の通りである。ちなみに、セブン銀行ATMでの借入は、カードかスマホアプリを利用して手続き可能だ。
スマホアプリでの借入方法は前章で解説しているため。ここではカードを利用した場合の借入方法を紹介する。
- セブン銀行ATMにカードを入れて「ご出金(借入)」を選択する
- 暗証番号を入力し、借入金額を入力する
アコムATMとセブン銀行ATMは、場所によって営業時間が異なるため、利用できるかあらかじめ確認しておこう。
アコムの返済方法
ここからは、アコムの返済方法を解説する。
返済方法
アコムでの返済方法は、以下の4種類がある。
返済方法 | 返済できる時間 | 返済できる日 | 手数料 |
---|---|---|---|
インターネット | 24時間対応 | 土日祝日可 | 無料 |
アコムATM | 24時間対応 | 土日祝日可 | 無料 |
連携ATM | 24時間対応 | 土日祝日可 | 無料 |
振り込み | アコムの指定する銀行による | 銀行により異なる | 銀行により異なる |
口座振替(自動引き落とし) | 利用している銀行により異なる | 毎日6日に自動引落 | 利用している銀行により異なる |
インターネットで返済する場合だが、マイページにログインし「インターネットで返す」をクリックしよう。
返済額を入力し「金融機関でお手続きを進める」を選択すれば良い。
続いて、利用しているインターネットバンキングにログインし、決済口座を選んで返済すれば手続き完了だ。
正しく返済できていれば、マイページのトップ画面の残高に反映されるため確認しよう。
アコムATMで返済する場合についてだが、カードをATMに入れて暗証番号を入力する必要がある。
ATM画面の「ご返済」を選択し、お金を投入したら「読取」を選択するだけで手続き完了だ。
連携ATMでの返済方法は、まずセブン銀行ATMにカードを入れて「ご入金(返済)」を選択する。
暗証番号を入力し「カードローン」の選択後、ATMにお金を投入しよう。内容に問題がなければ「確認」を押し、返済完了となる。
振り込みでの返済方法だが、まずアコムのマイページにログインが必要だ。
次に、メニューの「お金を返す」から「振込で返す」を選択する。振込先の口座情報が表示されるため、宛先や金額を入力しよう。
ちなみに、振り込みでの返済方法は手数料がかかる点に注意が必要だ。なお、振込先情報は以下の通りである。
入力項目 | 詳細 |
---|---|
銀行名 | 三菱UFJ銀行 |
支店名 | きさらぎ支店 |
口座番号 | カードに記載されている8桁の番号 |
名義人 | アコム(株) |
口座番号がわからない方は、アコムのマイページのメニューにある「振込で返す」から確認すると良い。
最後に、口座振替(自動引き落とし)での返済方法だが、毎月6日に自動で引き落とされる。
引き落とし先の設定方法だが、アコムのマイページにログインし「口座振替(自動引き落とし)のお申し込み」を選択しよう。
引き落とし先の金融機関の口座情報を確認し「金融機関サイトへ」を選択する。
ここで口座情報が表示されない場合、登録できていない状態である。画面に表示される「口座登録はこちら」から、引き落としを行う金融機関口座を登録しておくと良い。
なお、金融機関サイト上で情報を入力した後は「収納企業に戻る」と「収納企業へ通知」のボタンを忘れずに押そう。
続いて、画面の案内に従って手続きを行う。画面に「口座振替の登録が完了しました」という表示が出れば、返済手続きは完了だ。
返済日・返済期限
アコムの返済日だが「35日ごと」と「毎月指定日」から選べる。
まず35日ごとの場合、初回の返済日は借入日の翌日から35日目となる。初回の返済以降は、前回の支払い日から数えて35日目が期日だ。
例えば8月1日に借入した場合、初回の返済期日は9月5日である。仮に9月5日ではなく9月3日に返済した場合、次回の返済期日は10月7日となる。
次に毎月指定の場合、好きな日を返済日に指定できる。毎月指定の場合でも、返済期日前の支払いが可能だ。
しかし、指定した返済期日より15日以上前に入金しないように注意しよう。前月の追加入金扱いとなり、当月の返済に換算されない。
また「35日ごと」と「毎月指定日」のいずれでも、追加で借入をしても返済期日は伸びない点にも注意が必要だ。
最後に、口座振替で返済する場合、毎月6日が支払い期日となる。なお、6日がアコムの休業日の場合、翌営業日が返済期日となる点を押さえておこう。
返済方法を変更したい際は、自動契約機またはアコム総合カードローンデスクへの電話で手続きできるため安心してほしい。
利息の計算方法
アコムの利息の計算方法は、以下の通りだ。
借入当日は利用日数に含まれず、1円未満は切り捨てとなる。また、うるう年は366日で計算される。
例えば借入額30万円で年率18.0%、90日間利用したケースで考えてみよう。
利息は、30万×18.0%÷365日×90日=13,315円となる。
利息額をシミュレーションしたい方は、アコムの公式HPから利用すると良いだろう。
ちなみに、アコムでは「30日間利息0円サービス」がある。契約の翌日から30日間は利息が無料となるため、利息分の返済負担を軽減できるというサービスだ。
できるだけ利息が発生しないうちに返済できないか、シミュレーションを行い無理のない計画を立てよう。
【返済シミュレーション】アコムで5万円・10万円・50万円借りたら返済額はいくら?
では、アコムで借入した場合の返済額はいくらになるのか、シミュレーションを紹介する。
10万円借りたときの返済総額と、毎月の返済シミュレーション
まずは、借入金額が100,000円で、年率18.0%での返済シミュレーションを見ていこう。
返済回数 | 返済総額 |
---|---|
6回払い | 105,312円 |
12回払い | 110,011円 |
24回払い | 119,808円 |
返済回数が6回の場合、支払い総額は105,312円となる。毎月の返済額は、約17,500円だ。借入額に対する利息が約5,000円に抑えられるため、支払い総額を減らせるだろう。
毎月17,500円の支払いが厳しいと感じる方は、返済回数を24回に増やすと良い。毎月の返済額は約5,000円となるため、支払いの負担を大幅に軽減できる。
20万円借りたときの返済総額と、毎月の返済シミュレーション
次に、借入金額が200,000円で、年率18.0%での返済シミュレーションを紹介する。
返済回数 | 返済総額 |
---|---|
6回払い | 210,627円 |
12回払い | 220,027円 |
24回払い | 239,627円 |
20万円を借入した場合、6回払いだと返済総額は210,627円となる。毎月の返済額は35,105円だ。収入に余裕がある方や、短期間での返済を考えている場合に良いだろう。
24回払いなら、毎月の返済額は9,984円だ。1日の返済額は約333円で済む計算となる。
支払い総額は239,627円と増えるが、毎月の家計の負担を減らせる点がメリットだ。
50万円借りたときの返済総額と、毎月の返済シミュレーション
最後に、借入金額が500,000円で、年率18.0%での返済シミュレーションを見てみよう。
5万円と10万円の借入よりも支払い総額が増えるため、返済回数を増やしたシミュレーションを紹介する。
返済回数 | 返済総額 |
---|---|
12回払い | 550,074円 |
24回払い | 599,079円 |
36回払い | 650,721円 |
12回払いだと、返済総額は550,074円だ。ただし、毎月の返済額が45,839円となるため、支払いの負担を感じる方は多いかもしれない。
仮に36回払いまで増やすと、毎月の返済額は18,076円まで抑えられる。返済総額は650,721円と増えるが、支払いの負担を軽減できるだろう。
少しでも支払いの負担を減らしたい方は、任意返済の利用がおすすめである。余剰資金がある時に返済を進めると、利息の負担を減らせるためだ。
ちなみに、アコムでは返済期日までに支払った額は、追加での入金扱いとなる。
アコムで借入するときのポイント
アコムで借入をするときのポイントを見ていこう。
即日借入をする時のポイント
アコムで即日借入をしたい方は、以下のポイントに注意してほしい。
- 最小限の借入額で申し込む
- インターネットから申し込む
まず、申し込み時には、できるだけ必要最小限の借入額を設定するのがポイントである。年収と見合わない希望借入額を申請すると、返済できない可能性があると判断されかねない。
次に、アコムでの借入はインターネットから申し込むのがおすすめだ。インターネットなら、24時間365日いつでも借入や返済の申し込みができる。
もちろん、電話や郵送での申し込みも可能だ。ただ、電話の受付時間が限られていたり、郵送だと書類の送付や返送に時間がかかったりするデメリットがあるため注意しよう。
審査時間を短縮するコツ
アコムの審査時間を短縮したい方は、以下のコツを参考にすると良いだろう。
- 他社からの借入を返済・完済する
- 申し込み情報に間違いがないかを確認する
- 提出書類に不備がないかを確認する
- あらかじめ必要書類を用意しておく
まず、他社カードローンでの借入がある方は、できるだけ返済または完済をしておこう。他社カードローンでの借入があると、アコムでの審査がより厳しくなる。。
次に、申し込み情報を間違えずに記入することも重要だ。
例えば、基本情報と提出した本人確認書類の住所の間違いがないか、提出書類の有効期限が切れていないかなどを確認しておくと良い。
申し込み情報に不備や間違いがあると、確認に時間がかかり審査時間が長引くだろう。審査状況によっては、電話での在籍確認が行われる可能性もある。
最後に、スピーディーに審査を進めたい方は、申し込み前にあらかじめ必要書類を用意しておこう。
営業時間と申し込みのタイミング
アコムで借入する際は、営業時間と申込みのタイミングが肝心である。
申し込みは、できるだけ平日の早めの時間帯に行うと良い。平日のお昼や仕事が終わる時間帯以降や、休日などは申し込みをする方が多く、審査に時間がかかる可能性がある。
さらに、即日借入できなかった場合に備えて、休日や祝前日を避けて申し込むのがおすすめだ。万が一審査が遅れた場合でも、翌日には借入できる可能性が高まるだろう。
ちなみに、18時以降の電話での申し込みは翌日の受付となる点に注意してほしい。
アコムの借入はインターネット申込で最短20分で完了する
アコムとは、1978年に設立された40年以上の歴史がある消費者金融である。2024年8月現在、利用者数は180万人を超えている点からも信頼性が高いといえるだろう。
アコムで借入するメリットは、最短20分で審査が完了する点だ。他社の大手カードローンと比較しても、借入限度額が最大800万円と業界最高水準といえる。
さらに、初めて申し込む方は、契約日の翌日から30日間は無利息で利用できる点もメリットの一つだ。
申し込み方法はインターネットと自動契約機、電話、郵送の4種類がある。いずれの申し込み方法でも、手続き後に本人確認書類を提出し、審査結果がわかる流れだ。
ちなみに、アコムでは公式のスマホアプリ「myac」を利用できる。24時間の借入や返済、支払い忘れを防止するプッシュ通知機能など、利便性が高いため利用すると良いだろう。
なお、アコムでの借入と返済方法は、インターネットとアコムATM、連携ATM、振り込み、口座振替の5種類がある。返済期日は、35日ごとか毎月の指定日を選択可能だ。
アコムの利用を検討している方は、少しでもスムーズに借入できる工夫をしよう。
例えば、必要最小限の融資額を設定したり、平日の午前中までに申し込みを済ませたりすると良い。
さっそく、アコムの公式HPから申込手続きを進めてみよう。