- プロミスの審査基準や審査の厳しさについて知りたい
- プロミスの審査内容や審査の流れを把握したい
- プロミスの審査に落ちる原因を理解し、事前に対策をとりたい
プロミスでの借入を検討している人は、「審査が厳しいのか」「自分でも通る可能性はあるのか」気になるだろう。
銀行系のカードローンに比べ、プロミスなどの消費者金融のカードローンは一般的に審査が通りやすい傾向にあるが、審査に通るかどうかは個人の状況によって変わってくる。
この記事では、プロミスの審査基準や審査の流れ、審査に落ちやすい人の特徴、そして審査に通過するためのポイントを詳しく解説する。
カードローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
プロミスの審査基準は緩い?厳しい?その真実とは
プロミスの審査は「緩い」「厳しい」という単純な判断ができるものではない。
審査基準は法令にもとづいて設定されており、年齢や収入、借入状況など、さまざまなポイントを総合的に判断している。
ここでは、プロミスの審査通過率や具体的な審査基準を解説するので、実際の審査の仕組みについて理解を深めていこう。
プロミスの審査通過率
プロミスの審査通過率は、2024年4月〜8月の時点で、約35%〜36%で推移している。
同じく新規貸付率を公表しているアコムは、2024年4月〜8月の時点で、約38%〜42%のため、プロミスはアコムよりもわずかに審査が通りにくいことがわかる。
しかし、この数字は申込者全体の平均であり、個々の審査結果は申込者の状況によって大きく異なる。
とくに、安定した収入がある人や信用情報が良好な人は通過率が高くなる傾向にある。
一方で、他社での延滞履歴がある人や、収入が不安定な人は審査が厳しくなる可能性が高い。
プロミスの審査基準
プロミスの審査では、以下の項目を重点的に確認している。
年齢・職業条件 | 18歳~74歳までが対象 安定した収入源の有無 勤続年数や雇用形態 |
---|---|
収入状況 | 年収と借入希望額の比率総量規制(年収の3分の1まで) 他社借入れの状況 |
信用情報 | 過去の返済履歴延滞や債務整理の有無 クレジットカードの利用状況 |
上記の要素を総合的に判断し、返済能力の有無を見極めている。審査は機械的な判定だけでなく、個々の状況も考慮される仕組みだ。
申込条件 | 18歳から74歳まで(高校生不可、収入が年金のみは不可) 本人に安定した収入がある |
---|---|
金利 | 4.5%~17.8% |
借入限度額 | 最大500万円 |
審査時間 | 審査時間:最短3分 融資まで:最短15秒 |
無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間無利息 |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・返済回数 | 最終借入後原則最長6年9カ月・1~80回 |
担保・保証人 | 不要 |
在籍確認 | 原則電話なし(書類確認) |
詳しくはこちら |
プロミスの審査の流れを解説
プロミスの審査は最短3分で完了し、即日融資も可能だ。
ただし、申込時間や提出書類の状況によって所要時間は変わってくる。また、審査では年収や他社借入状況、信用情報などが総合的に判断される。
ここでは、スムーズに審査を受けるためのポイントと具体的な流れを解説する。
申し込みから審査完了までの流れ
プロミスの審査は以下の手順で進む。
申込方法の選択 | Web:24時間いつでも申込可能 電話:オペレーターがサポート 自動契約機:その場で契約まで完了 |
---|---|
必要書類の提出 | 本人確認書類は必須条件により収入証明書も必要 Web申込ならスマホで撮影してアップロード |
審査結果の通知 | メールまたは電話で連絡 Web契約ならその場で借入可能 |
プロミスの審査時間と在籍確認
審査時間は最短3分だが、申込みが集中する時間帯は、さらに時間がかかる可能性もある。即日融資を希望する場合は、18時頃までに申込みしよう。
在籍確認は原則として書類での確認となり、電話連絡は必要な場合のみだ。ただし、書類で確認できない場合は、電話での確認が必要となることもある。
土日でも審査は可能
プロミスの審査は土日祝日も9:00〜21:00まで受付している。ただし、職場への在籍確認が必要になった場合は、審査は平日に持ち込まれるため、即日融資できなくなる。
また、土日は審査が殺到する可能性があるため、通常よりも審査の時間が長引く可能性が高い。即日融資を希望する場合は、できるだけ平日の日中に申込むのがおすすめだ。
プロミスの審査時間はどのくらい?遅い時の対処法
プロミスでは最短3分での審査を謳っているが、実際の審査時間は申込内容や混雑状況によって変わってくる。
また、書類の不備や在籍確認の必要性によっても審査時間が変わる。
ここでは、審査時間の目安と、審査が遅れた場合の対処法について解説する。
審査時間の目安と結果の通知方法
プロミスの審査時間は個人の申込内容によって異なる。
Web申込なら最短3分で結果が出るが、申込内容に不備があった場合や職場への在籍確認が必要になった場合は、審査時間は長くなる。
時間帯によっても変動し、とくに夜間や休日は混雑により通常よりも時間がかかる傾向にある。
審査結果はメールまたは電話で通知される仕組みとなっており、審査通過後はすぐに契約手続きに進むことができる。
ただし、20時以降の申込みは翌営業日の審査となる可能性が高いため注意が必要だ。
審査時間が長引くケース
審査時間が長引く主な原因として、申込内容の不備や提出書類の問題が挙げられる。
例えば、記載情報の誤りや必要事項の記入漏れ、提出書類の不鮮明さなどが該当する。
また、在籍確認が必要なケースや、追加書類の提出が求められる場合も審査時間が延びる要因となる。
さらに、混雑する時間帯に申込んだ場合も審査時間の遅延につながる。とくに、月末や給料日前後は利用者が集中するため、通常以上の時間がかかることが多い。
審査が遅い時の対処法
審査が遅れている場合の対応として、まずはプロミスコールに問い合わせることをおすすめする。
審査状況を確認することで、追加書類の必要性や在籍確認の有無など、遅延の原因が分かることがある。また、提出済みの書類に不備がないかの再確認も重要だ。
審査を早くするためのコツ
スムーズな審査のためには、事前の準備が何より重要だ。本人確認書類や収入証明書などの必要書類は、あらかじめ用意しておくことをおすすめする。
また、申込情報は最新のものを使用し、記入ミスなどがないよう慎重にチェックしよう。
申込時間の選択も重要なポイントだ。平日の午前中は比較的混雑しにくく、審査もスムーズに進みやすい。
逆に、月末や給料日前後、夜間・休日は混雑するため避けたほうが良いだろう。
プロミスの審査に落ちる人の特徴
プロミスの審査は、申込者の返済能力や信用状態を総合的に判断している。
そのため、複数社への申込歴がある人や収入が不安定な人、また申告内容に不備がある人は、審査に通りにくい傾向にある。
ここでは、審査に落ちやすい人の特徴と、その理由について解説する。
複数社のカードローンに申し込んだ
短期間に複数社のカードローンに申し込むことは、審査に悪影響を及ぼす。これは「申込みブラック」と呼ばれ、資金繰りに困っている可能性が高いと判断されるためだ。
信用情報機関には申込履歴が記録されており、過去6ヶ月以内の申込件数も審査の判断材料となる。
とくに、審査落ちの履歴が複数あると、さらに不利になる可能性がある。この場合、半年程度は新規申込を控え、信用回復を待つことが賢明だ。
収入が不安定と判断された
プロミスでは、安定した収入があることが重要な審査基準となっている。
具体的には、勤続年数や収入の継続性が重視され、以下のような場合は審査に通りにくい。
- 就職・転職したばかりで勤続年数が短い
- 毎月の収入額にばらつきがある
- フリーランスで収入が不安定
正社員でも勤続年数が短い場合は、収入の安定性を疑問視される可能性がある。少なくとも3ヶ月以上の継続的な収入実績があることが望ましい。
希望する利用限度額に対して年収が不足している
貸金業法の総量規制により、借入総額は年収の3分の1を超えることができない。そのため、希望限度額が高すぎると、年収との不均衡から審査に落ちる可能性が高まる。
例えば、年収300万円の場合、借入可能額は最大100万円まで。これは他社からの借入も含めた総額となるため、既存の借入がある場合はさらに制限される。
希望限度額は年収を考慮した現実的な金額に設定することが重要だ。
申込内容に虚偽や誤りがあった
申込内容の虚偽や誤りは、審査落ちの大きな要因となる。とくに以下の項目は厳しくチェックされる。
- 年収の過大申告
- 勤務先情報の偽装
- 他社借入額の過少申告
- 本人確認書類との不一致
虚偽申告は法的な問題にも発展する可能性があるため、申込時は必ず正確な情報を提供しよう。不明な点がある場合は、事前に問い合わせて確認することをおすすめする。
プロミスの審査に落ちてしまったら?
プロミスの審査に落ちた場合、すぐに他社への申込みを検討するのは得策ではない。
審査落ちには必ず理由があり、その問題点を改善しないまま新たな申込みをしても、同様の結果となる可能性が高い。まずは冷静に状況を分析し、改善策を考えることが重要だ。
ここでは、審査に落ちてしまった場合の対応を紹介する。
問題点を改善する
審査落ちの原因を特定し、具体的な改善を行うことが最も重要だ。まずは信用情報機関に開示請求を行い、自身の信用状態を確認しよう。
一般的な審査落ちの原因として、過去の返済遅延や、他社借入の状況、収入の不安定さなどが挙げられる。
これらの問題を改善するには、まず既存の借入れがある場合は、計画的な返済を心がけよう。延滞がある場合は早期に解消し、新たな延滞を発生させないよう注意する。
また、収入面では転職を控え、現在の職場での勤続年数を伸ばすことで、収入の安定性をアピールできる。
総量規制による借入制限にも注意して、他社借入との合計が年収の3分の1を超えないよう管理することも重要だ。
再申込みを検討する
プロミスへの再申込みは、6ヶ月以上の期間を空けることが推奨される。この期間中に、収入や借入状況の改善を図ることで、審査通過の可能性が高まる。
ただし、闇雲に再申込みするのではなく、前回の審査落ちの原因をしっかりと改善してからにすることが重要だ。
再申込みの際は、希望借入額を必要最小限に抑えることもポイントとなる。高額の借入を希望すると審査が厳しくなる傾向があるため、当面必要な金額のみを申請しよう。
他社のカードローンを検討する
プロミスの審査に落ちた場合でも、他社のカードローンでは審査に通る可能性もある。
ただし、短期間に複数社へ申し込むことは避けよう。これは「申込みブラック」として記録され、さらなる審査落ちの原因となる可能性が高いためだ。
他社を検討する場合は、以下の点を検討しよう。
- 審査基準の違い
- 金利や限度額の条件
- 店舗やATMの利便性
- 無利息サービスの有無
- 返済方法の柔軟性
とくに銀行系カードローンは金利が低めだが審査も厳格になる傾向がある。
一方、消費者金融は金利は高めだが、比較的審査は通りやすい。自分の状況に合った会社を1社選んで申し込むことをおすすめする。
プロミスの審査に通るためのポイント
プロミスの審査に通過するためには、申込内容の正確性と返済能力の証明が重要となる。また、借入希望額の設定や他社への申込状況なども、審査結果に大きく影響する。
ここでは、審査通過のために押さえておくべき具体的なポイントを解説する。
正確な情報を提出する
申込内容の正確性は、審査において最も重要なポイントの一つだ。とくに以下の情報は間違えがないように提出前によく確認しよう。
- 年収・収入に関する情報
- 勤務先の詳細(業種、雇用形態など)
- 他社借入の状況
- 本人確認事項(住所、連絡先など)
上記の情報は信用情報機関でも確認されるため、虚偽の申告は厳禁。また、本人確認書類と申告内容の整合性も重要なチェックポイントとなる。
安定した収入を証明する
収入の安定性は、返済能力を判断する重要な基準となる。プロミスでは、以下の点が重視される。
- 定期的な収入の有無
- 勤続年数
- 雇用形態の安定性
- 収入額が毎月安定しているか
パートやアルバイトでも、継続的な収入が見込める場合は審査に通る可能性がある。収入証明書の提出を求められた場合は、最新の資料を用意しよう。
借入額を控えめに設定する
初回の借入申込では、必要最小限の金額に抑えることをおすすめする。高額の借入希望は審査のハードルを上げる要因となるためだ。
例えば、当面必要な金額が30万円の場合でも、まずは10万円程度から始めることで、審査通過の可能性が高まる。
また、総量規制による制限(年収の3分の1まで)も考慮に入れ、他社借入と合わせて無理のない金額設定を心がけよう。
1社に絞って申し込む
短期間に複数社へ申し込むことは、「申込みブラック」として信用情報に記録される可能性がある。
これは審査に大きな影響を与えるため、申込みは1社に絞ることが重要だ。
他社への申込を検討する場合は、少なくとも6ヶ月以上の間隔を空けることをおすすめする。
申し込み前にプロミスの審査について理解しておこう
プロミスの審査通過率は約35〜36%程度で、アコムと比べるとわずかに厳しい傾向にある。
ただし、これは申込者全体の平均であり、個々の審査結果は状況によって異なる。
審査の流れは、Web・電話・自動契約機での申込から始まり、必要書類の提出、審査結果の通知という手順で進む。
最短3分での審査が可能だが、申込時間や混雑状況によって変動する。
審査落ちの主な原因は、複数社への申込履歴、不安定な収入、年収に対して高額な借入希望、申込内容の不備などだ。
審査に落ちた場合は、すぐに他社へ申し込むのではなく、原因を分析して改善を図ることが重要となる。
審査通過のポイントは、正確な情報提出、安定した収入の証明、適切な借入額の設定だ。また、他社への申込は避け、1社に絞って申し込むことも大切である。
急な出費や資金需要がある場合は、これらの点に注意しながら、プロミスへの申込を検討してみよう。