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タレントを活用した企業のブランディングとは?活用方法や導入方法などをご紹介

2024.02.15

はじめに

 

企業におけるタレントの起用は、古くより、広告塔とかイメージキャラクター、CMキャラクターとして活用されてきました。

もっとも、タレントの活用にはコストもかかりますし、誰をどう選ぶかで、企業イメージや商品イメージにも大きな影響が生まれます。

タレントを活用した企業のブランディングとは、どんな意義や効果があるのか、活用方法や導入方法などをご紹介していきます。

 

そもそもブランディングとは?

 

ブランディングとは、簡単に説明すると他社に自分のイメージを持っていただくことです。

自社発信の情報ではなく、第三者が自社をどう言う企業かサービスかを説明できる状況をつくるための施策や努力を指します。

 

タレントを活用したブランディングでできること

 

タレントを活用したブランディングでできることの代表的なポイントは、大きく3つあります。

企業、そしてサービスイメージの向上、採用・従業員満足度の向上です。

企業のサービスイメージの向上は、企業そのものや提供する商品やサービスのイメージアップに役立つ、外部への影響力です。

もうひとつは、採用・従業員満足度の向上です。

これは、企業内部への影響となります。

つまり、タレントの起用や活用により、組織外部と内部、両面への影響が期待できるのです。

 

コーポレートブランディング

 

1つは会社のブランディングを可能とします。例えば、タレント名=企業名のように想起させる効果があります。企業名を知らない方へ、届けることができるようになります。

また自社の信用・信頼を獲得することへもつながります。ひとつの側面としては、何かのきっかけで自社を知っていただいた方が調べた際に、タレントを起用していることによって、企業としての信用を向上する効果があるとされています。

もう一つの側面としては、タレントを起用できる財務基盤や事業の透明性を伝えることができます、

タレント起用は、ライセンスを取得するだけでなく、起用するための素材やクリエイティブの制作などで膨大な費用がかかります。そういった面を工面できるほどの財務基盤があることを示すことができます。

また事務所側としても、怪しいサービスや経営状況を見た上でライセンスを付与するため、与信審査を行うことがしばしばあります。

要は、財務基盤や事業内容などの透明性をクリアしなければ、タレント起用ができないです。

 

サービスイメージの向上

 

タレントを活用することによって、企業の知名度がない、商品やサービスの認知度がないケースでも、タレントの知名度によって企業や商品、サービスの認知度向上や、サービスイメージの向上につながるのがメリットです。

起用したタレントのファンをはじめ、好感度のよいタレントなら、特定のファン以外にも、あのタレントがキャラクターを務めているならいい商品なのだろうとか、安心できるサービスなのだろうと利用してもらえるケースが増えるのです。

タレントは宣伝広告費がかかるため、企業の知名度が上がってから起用に踏み切るケースも多いですが、イメージアップ、認知度アップの効果を得たいなら、もう少し早い段階で将来への投資としてはじめることが必要になります。

 

採用・従業員満足度の向上

 

タレントを起用することにより、うちの会社でもタレントを起用できるようになったんだという達成感や、自社のサイトに有名なタレントが掲載されている優越感などで、従業員の満足度が向上します。

友人や家族に自慢ができるだけでなく、取引先から信用される、営業トークのネタになる、タレントグッズがほしい顧客から契約をとれるなど、仕事面でのメリットも少なくありません。

また、新卒や中途などの採用面でも有利に働きます。

もっとも、タレントのファンが押し寄せるわけではありません。

中には、志望動機のひとつがタレントのファンだからという方も稀にいますが、多くの求職者が考えるのは、タレントを起用しているのだから儲かっているのだろう、業績がいいのだろうという企業への安心感です。

 

実際にどうなのか?

 

では、タレントを起用、活用することで、本当にサービスイメージの向上や、従業員満足度の向上や採用に有利に働くようになるのでしょうか。

企業がどのような面で活用すれば、タレントを活用したブランディングの効果が得られるのか、サービスで活用する場合、採用で活用する場合でそれぞれ、導入方法と、実際にどうなのかについて見ていきましょう。

 

サービスで活用する場合

 

サービスで活用する場合、サービスLPや広告のバナーなどで使用する、テレビCMや雑誌広告、電車のつり広告などに掲載するなどが挙げられます。

取引先に配るグッズに顔写真などを入れたり、カレンダーに起用したり、商品やサービスのキャンペーングッズに活用する方法もあります。

詳しくは「サービスイメージ向上」をご参照ください。

 

採用で活用する場合

 

自社HPやパネルだけでなく、営業時に使用するクリアファイルにも活用したり、取引先や顧客に配るグッズなどに利用したりします。

タレントのファンがグッズ欲しさに、商品を購入することもあり、サービスに申し込むなど売上アップや、営業職員の成績アップにつながり、従業員満足度が高まることも少なくありません。

詳しくは「採用・従業員満足度」もご参照ください。

 

まとめ

 

タレントを活用したブランディングでできることは、サービスイメージの向上、採用・従業員満足度の向上です。

サービスで活用する場合は、サイトやバナー広告、テレビCMやキャンペーングッズなどがあります。

採用や従業員満足度の向上に活用する場合は自社HPやパネル、クリアファイルやカレンダーなどの販促グッズもオススメです。

採用するタレントの質や好感度などもポイントになるので、サービスイメージの向上、採用・従業員満足度の向上につながるタレントを選ぶことが大切です。