タレントを活用した広告は効果がある?タレントの選び方や起用までの流れを徹底解説!
はじめに
企業の宣伝広告やイメージアップ戦略としては、ブランドや商品、サービスを前面に押し出す方法や、イラストなどでキャラクターを作成する方法などもありますが、タレントを起用するのもひとつの方法です。
タレントを活用した広告って実際どうなのか、タレント活用した広告の実際のところ、タレントを実際に活用したときに行った施策、タレント活用時に生じた問題など、実際にタレントを起用した効果をご紹介していきます。
タレント活用した広告の実際のところ
タレント活用した広告の実際の効果は、どうなのでしょうか。
タレントを活用することの、イメージはそれぞれかもしれません。
お金ばかりがかかりそう、ブランドや商品の知名度は上がりそうだけれど、実際そこまで売上は増えなさそう、自社の規模では有名なタレントは出演してくれないかもなど、いろいろ考えるかもしれません。
実際のところとして、サービスの印象がよくなる、費用は起用したいタレントによって異なる、タレントを活用しただけでは効果は出ない点についてご紹介します。
サービスの印象が良くなる
タレント活用した広告の実際のところとして、タレントの有名度や好感度にもよりますが、一般的にはサービスの印象がよくなる効果が期待できます。
サービス紹介で知名度のあるタレントを起用することで、サービスの信用度が増すのは、多くの実例からいえることです。
知名度のない小さな企業や、創業間もない企業、商品やサービスの認知度がないケースをはじめ、扱っている商品やサービスが消費者ウケが悪いジャンルや敬遠されがちなジャンルでも、有名なタレントが紹介することで、「あのタレントが宣伝しているなら大丈夫かも。」と信頼度が増すのです。
たとえば、投資商品は価格変動やリスクの点で敬遠されがちですが、人気のタレントが宣伝することでサービスの印象がよくなることがあります。
費用は起用したいタレントによって異なる
タレント活用した広告の実際のところとして、費用は起用したいタレントによって、異なる点が挙げられます。
タレント起用の金額は、人気や知名度で大きく異なるので、どのタレントを選ぶのかは重要な判断要素です。
また、契約内容によっても異なるので、契約の仕組みなども事前に理解を深めておかないと、思わぬコストがかかるおそれがあります。
たとえば、C級タレントと呼ばれるあまり認知度のないタレントが撮影費抜きで約1,000万円、S級と呼ばれる誰もが知っているタレントなら、5,000万円以上など、大きな開きが出てしまうのです。
安くても知名度がなく効果が出ないと意味がないと考えることもできますが、採用後にブレイクし、契約額が上がったのに、売れない時代に起用してくれたからと、その企業のみ安い費用で引き受けてくれるといった事例もあり、ダイヤの原石を発掘して投資する方法もあり得ます。
タレントを活用しただけでは効果は出ない
タレント活用した広告の実際のところとして、しっかり理解しておきたいのが、タレントを活用しただけでは効果は出ない点です。
一番誤解が多い点ですが、タレントを起用すれば、売上が一気に上がるなどと考えてはいけません。
起用一発目で効果が上がるのは稀で、他の広告と同様、継続的にテストを実施することで、効果を高めていく必要があります。
ここで売上を伸ばさないと困ると、タレント頼みで高額な投資をしても、期待する売上が一気に伸びるわけではないので注意しましょう。
どんなに人気のタレントであっても、同じです。
タレントの知名度でブランドや商品、サービスの認知度や信頼度が高まっても、購入に結びつくわけではないのです。
むしろ、そのタレントを起用してどのような広告にするのか、インパクトがある内容や記憶に残る内容にすることのほうが大切です。
タレントを実際に活用したときに行った施策
タレントを実際に活用したときに行った施策としては、小さな企業や予算が少ない企業でも行いやすいのがネットを使った施策です。
かつて、タレントを起用する広告といえば、テレビCMや新聞広告、雑誌広告などが主流でした。
テレビCMの場合、タレントとの契約料のほか、莫大な制作費用やスポンサー料がかかりますし、新聞広告も全国紙に1回掲載するだけで数百万円はかかります。
今の時代なら、LPのメインビジュアルや広告出稿時のバナー、会社HPに活用するのがオススメです。
LPのメインビジュアルに活用
タレントを実際に活用したときに行った施策のひとつとして、LPのメインビジュアルに活用する方法があります。
LPはランディングページの略で、ひとつの商品やサービスの情報が1ページに凝縮され、興味を持った方がその場でお試し購入や初回購入、資料請求などに結びつける、1ページでアクションまで完結できるサイトです。
そのページに有名タレントが登場すれば、さらにアクションへと結びつきやすくなります。
詳しくは「芸能人 LP」をご覧ください。
広告出稿時のバナーに活用
タレントを実際に活用したときに行った施策の2つ目は、広告出稿時のバナーに活用することです。
消費者がネット検索をした際や、興味を持って読んでいるコラムサイトやブログ、SNSなどのサイトに広告を出す際に使います。
ターゲット層の間で人気の高いタレントを起用すれば、顔写真を見て、「なんだろう?」とクリックしてもらえる可能性が高まります。
詳しくは「芸能人 バナー」をご覧ください。
会社HPに活用
タレントを実際に活用したときに行った施策の3つ目は、会社HPに活用することです。
商品やサービスをたまたま見つけて、どんな会社が提供しているのか気になった人をはじめ、取引先や求職者への影響が出ます。
取引をしようか検討している企業、求人を探して訪れた方が、「このタレントを起用しているなら、安心できるかな。」と考える可能性があります。
詳しくは「芸能人 HP」をご覧ください。
広告起用するタレントの選び方
タレントを活用した広告は近年増加している傾向にあります。
コロナの流行にともなって、企業を応援するためにタレントを起用したタイアップが企画されるなどして、タレント起用のハードルが下がりました。
これからタレント起用を考えている企業は、自社に合ったタレントを探して広告に起用していくのが良いでしょう。
広告起用するタレントの選び方はそれほど難しくありませんが、いくつかポイントがあります。
それについて、以下に説明を兼ねて紹介していきます。
話題性がある人
広告としてタレントを起用する場合は、やはり目を引く広告にするため、話題性のあるタレントを起用するのが効果的です。
たとえば最近人気の芸能人やモデル、スポーツ選手などがおすすめです。
企業が行っている事業や広告で何を中心に宣伝したいのかによって、スポーツ選手が向いていたり、モデルが向いていたりするので、それに合わせた雰囲気のタレントを探しましょう。
話題性のあるタレントを広告に起用するだけで、広告が顧客の目に留まりやすくなります。
テレビやインターネット上で見たことのあるタレントだと、誰もが一目で認識しやすく、広告塔として適切なのです。
広告の内容がどうあれ、まずは一度でも顧客の目にとまるというのが重要であるため、広告のタレント起用は話題性のある人を利用しましょう。
比較的若い企業の広告に向いているタレントの選び方と言えます。
好感度が高い人
次にタレント起用で重要な点は、タレントとして好感度の高い人を起用することです。
最近スキャンダルのあった方などを起用すると目を引くかもしれませんが、現在の時点で世間的に好感度はあまり高くなく、それとは関係がないのに自社の評価も下がってしまうかもしれません。
広告として効果的でも、ここで企業の印象を悪くするのは今後に影響してしまうので、基本的に好感度の高いタレントを起用しましょう。
テレビやラジオなどで安定した活躍をしているタレントや、子どもにも人気のタレントは信用度が高くおすすめです。
そういったタレントは特に幅広い年代層に認知されていて、広告も多くの人に見てもらえるでしょう。
金融業界などの信頼が重要な企業での広告で、タレントを起用する場合は、特に信頼感のあるタレントを起用すると効果的です。
影響力がある人
先ほど紹介した好感度の高い人と似ていますが、影響力のあるタレントを広告に起用するのもおすすめです。
やはり幅広い年齢層から認知されているであろうことや、顧客の目にとまりやすくなることが期待できます。
ベンチャー企業など、これから成長していくことを期待できる企業が、影響力のあるタレントを起用していると目にとまりやすいです。
影響力のあるタレントが広告塔になることで、これから業績を躍進させていく期待ができるため、効果的です。
企業のアピールしたいポイントに合わせて、タレントの選定を行っていくのが良いでしょう。
このタレントの選び方は幅広い世代に訴求できるため、さまざまな企業で効果が望める手法であると言えます。
タレントを広告起用する流れ
それではタレントを広告に起用する流れを確認していきましょう。
広告を作る際には、自社の何を顧客に向かってアピールしたいのかを明確にしておく必要があります。
それが決まっていないと、どのような印象のタレントを起用するか決まらず、選定も進みません。
タレント起用を考える場合は、まずは広告の内容を考えるところからです。
合わせて広告に記載する文言や写真の雰囲気などもイメージしておけると良いでしょう。
そのあとの流れについては以下を参照してみてください。
タレントを選定する
タレントを広告起用するには、まずタレントの選定が必要です。
自社の目的に合わせて、どんな雰囲気のタレントが広告に向いているのかを考えましょう。
ぜひ先述したタレントの選び方を参考に考えてみてください。
女性が良いのか男性が良いのか、芸能人が良いのかスポーツ選手が良いのかなど、選定の手段は多いです。
候補は1人ではなく、複数人あげておくことをおすすめします。
キャスティングの際に、第一候補のタレントが使えないこともあるためです。
複数人の候補をあげておくことで、キャスティングをしやすくしておきましょう。
もしも候補にあげたタレントが選べなかった場合は、所属事務所におすすめのタレントを紹介してもらう方法もあります。
キャスティングを行う
続いて、広告起用するタレントのキャスティングを行っていきます。
候補として考えているタレントの所属事務所と相談していきましょう。
相談する内容はギャランティや契約期間、仕事内容などです。
それらの交渉を進めて、タレントの契約を行いましょう。
最近ではタレント起用を代行してくれる企業なども存在しています。
やり方がわからない企業や、時間に余裕のない企業はそういった代行を利用するのも手です。
コロナ渦で不景気に見舞われている企業のために、広告のタレント起用を推奨するタイアップ企画などもあります。
そういった他企業の企画を利用していくというのも手なので、タレント起用といえど、情報に対してアンテナを張っておきましょう。
人気のタレントを起用する機会が見つかるかもしれません。
広告撮影を行う
契約が完了し、タレントの起用に成功したら実際に広告撮影を行っていきましょう。
契約には時間の制限もあるので、円滑な撮影を行うためにも、撮影の前にさまざまな準備を進めておくことが重要です。
まずは撮影場所を決めること、それの下見もしっかり行っておきましょう。
天候によって撮影が決行できない可能性のある場所であれば、日程の調整も慎重に考える必要があります。
撮影場所の許可を得る必要があるのであれば、その手続きも前もって行っておかなければなりません。
施設利用をする場合にはその施設スタッフと打ち合わせをしておきましょう。
また撮影の詳細について、タレント側との連絡もこまめに行わなければなりません。
お互いに撮影向けての情報を把握して、撮影当日に目的の絵が撮れるようにしっかり準備しておきましょう。
ほかの企業とのタイアップを利用する方法もある
コロナ渦で不景気に見舞われている中小企業を応援するために、認知度の高いタレントが起用しやすくなる企画を考えている企業があります。
先ほど簡単に紹介した、広告のタレント起用を推奨し、企業を後押しすることが目的のタイアップ企画です。
例としては「中小企業かニッポンを元気に」というテーマで行われているプロジェクトです。
このプロジェクトでは特に認知度の高いタレントを広告として起用することができます。
自社のWebサイトや広告はもちろん、宣伝ツールや営業用の資料などにもタレントの肖像を利用することが可能です。
定期的に起用タレントは変わっているようです。
詳細は以下のページより確認できるので、ぜひ利用してみてください。
タレント活用時に生じた問題
タレント活用時に生じた問題も、あらかじめチェックしておくと、思わぬトラブルの防止や、こんなはずではなかったという後悔を生まずに済みます。
タレント活用時に生じた問題として代表的なものは、「契約終了後、タレントを使用しているクリエイティブを全て修正」しなくてはならなかった、「クリエイティブチェックが意外とめんどくさい」、「タレントが不祥事を起こすと大変」な点です。
それぞれ、詳しく見ておきましょう。
契約終了後、タレントを使用しているクリエイティブを全て修正
タレント活用時に生じた問題として、タレントとの契約終了後には、タレントを使用しているクリエイティブを全て修正、削除しなければならない点が挙げられます。
面倒な作業のうえ、万が一、削除しきれないと、タレント事務所から訴えられたり、利用料を請求されたりするなど、面倒なことになります。
そのため、どこに活用しているかを把握しながら運用しないと、契約終了後に痛い目を見ることがあるので注意が必要です。
たとえば、会社HPだけのつもりが、公式ブログで1年前に掲載したのを忘れていたとか、タレントの契約期間より、バナー広告の掲載期間のほうが長く設定されていたなど、契約終了後にも露出がないように気をつけなくてはなりません。
クリエイティブチェックが意外とめんどくさい
タレント活用時に生じた問題として、やってみて初めてわかることも多い大変な作業が、クリエイティブチェックが意外とめんどくさい点です。
クリエイティブチェックというのは、クリエイティブを作成するたびに、タレントが所属する事務所側に内容をチェックしてもらうことで、必ず行わなくてはなりません。
タレントのイメージを重視する事務所や、売れっ子の清純派タレントなどを中心に、かなり細かく見る事務所もあるため、自分たちが作りたいと思うものも使用できないことも少なくありません。
その内容ではタレントのイメージに合わない、イメージの低下につながるからNGといった具合です。
事務所によるクリエイティブチェックが通らないと公開できず、公開までにタイムラグが生じるのも問題です。
商品リリースのタイミングで出したいなら、早めの準備が必要になります。
タレントが不祥事を起こすと大変
タレント活用時に生じた問題として、多くの方がイメージしやすいのが、タレントが不祥事を起こすと大変ということです。
近年はわずかなスキャンダルでも、消費者の批判につながりやすく、それを起用する企業にもネガティブキャンペーンがすぐにはじまります。
最近、目立つ不倫や離婚、薬物犯罪、反社との関係や金銭問題など、さまざまなスキャンダルが影響を与えます。
ニュースでよく見る「タレントの不祥事で賠償金〇〇円」とありますが、契約書に条件を定めて違約金などを設定している場合に起こりうる話です。
そのため、タレント起用時には、こうしたリスクも念頭に置いたうえで、リスクの少ないタレントを選んだり、契約書に不祥事発生時の違約金条項をしっかり定めたりして、合意しておくことが大切です。
タレント活用を成功させるコツ
広告にタレントを活用して成功させるにはさまざまなコツがありますが、中でも主に3つのポイントが重要だと考えています。
3つのコツとしては、「契約条項を綿密に作成すること」、「目的とタレントのイメージを一致させること」、そして「競合他社とのタレントの被りに気を付けること」です。
これらのポイントは、広告の効果を考えるだけでなく、企業のイメージに関わる重要なことと言えます。
以下でそれぞれ詳しくご説明いたしますので、よく確認しておくようにしましょう。
契約条項を綿密に作成する
契約条項を綿密に作成することは、広告にタレントを活用するうえでとても大事なポイントと言えます。
というのも、そのタレントのイメージが、広告のイメージになるほどの影響力を持っているため、事前によく考えなければなりません。
起用する前に、そのタレントの身辺調査や問題を起こさないような人物かどうか見極めること、違約金の条項などを検討しておくことが非常に重要になります。
企業側のイメージとタレント側のイメージを照らし合わせて決めるだけでなく、活用後の取り決めなど事前によく行い、双方の健全な合意を前提として、準備しておくことが必要です。
そのため、タレントを活用する前にこれらの点をよく考えながら契約条項を作成するようにしましょう。
目的とタレントのイメージを一致させる
広告にタレントを活用するには、その広告の目的やテーマに沿って人物を選ぶことが大切になります。
たとえば、美容系広告ならタレントやモデル、女優を起用したり、ビジネス系の広告なら若手の俳優を起用したりなど、その広告の目的となるものをしっかり定めることが大切です。
視聴者にどのような印象を与えたいのかを考えた際に、起用するタレントが与えるイメージは大きく影響します。
そのため、ただ単純に好感度が高いなどの要素でタレントを起用することは避けたほうが良く、テーマにあった人物の選定が必要になります。
どのような目的を持ってタレントを起用するのか、その目的に合うのはどのようなタレントなのかを基準に、その広告のテーマに一致する人物を選ぶようにしましょう。
競合他社とのタレントの被りに気を付ける
競合他社では、広告の内容が似る傾向があります。
というのも、売り出したい内容や宣伝する内容が似ていると、それに沿って起用するタレントも被ってしまう可能性があるため注意が必要です。
せっかく起用したタレントが競合他社と被ってしまうと、自社のイメージが薄くなってしまい、十分に広告の効果が発揮できません。
そのため、タレントを起用する際は、他社の広告と被っていないか、よく気を付けることが大切です。
また、競合他社だけでなく異業種の企業においても、タレントと企業のイメージの結び付きが強いところのタレントを起用した際には、そのつながりが自社にとってマイナスにならないようにすることが大切になります。
起用するタレントを選ぶ際は、そのタレントがどんな広告に起用されているのか、事前によく確認しておくようにしましょう。
まとめ
タレント活用した広告の実際のところとして、サービスの印象がよくなるメリットのほか、費用は起用したいタレントによって異なる、タレントを活用しただけでは効果は出ない点も抑えておかなくてはなりません。
タレントを実際に活用したときに行った施策としては、LPのメインビジュアルに活用するほか、広告出稿時のバナーや会社HPに活用する方法があります。
タレント活用時に生じた問題として、契約終了後、タレントを使用しているクリエイティブを全て修正しなければならないこと、クリエイティブチェックが意外とめんどくさいこと、タレントが不祥事を起こすと大変な点を理解しておきましょう。