芸能人をCM起用することで得られる効果|費用の決まり方や契約のポイントも紹介
「CMで芸能人を起用すると一体どんな効果があるの?」 「CMに起用されている芸能人ってどんな人がいる?」 「CMの契約料ってどうやって決めているんだろう」 このように、芸能人をCMに起用した際に得られる効果や、どういった芸能人や有名人が選ばれているのか知らない方や、興味のある方もいるのではないでしょうか。
本記事では、芸能人や有名人をCMに起用する方法をはじめ、どういった人が多くの企業のCMに起用されているのかなどを紹介していきます。
また、この記事を読むことで、芸能人や有名人を起用した際に得られる効果や契約費用の決め方、起用する際のポイントなども詳しく解説していくため、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
芸能人をCM起用するには?
芸能人や有名人をCMに起用する際には、まずは起用したい人を誰にするかということが重要でしょう。
CMはただ有名な人を起用すれば良いものが作れるというわけではないでしょう。
その人のイメージが商品やサービスに合っているか、また世間でのイメージも大切だと言えます。そのため、事前に起用したい人の候補を絞っておくと、選定作業がスムーズに行えるでしょう。
広告に起用したい人が決まったら、その人の所属事務所のお問い合わせフォームから依頼し、交渉と契約を行います。
地道な交渉を続け、上手く条件が合えば契約となります。
CM起用社数が多い芸能人の例
ここではCM起用社数の多い芸能人や有名人の例を紹介します。
芸能人などを自社のCMに起用したいと考えている企業や、どういった人がCMに多く起用されているのか興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
本田翼
本田翼さんはスターダストプロモーション所属の女優で、食品会社やゲーム、アパレル、旅行、製薬会社など大変多くの企業CMに起用されています。
株式会社ユーキャンの「チャレンジユーキャン2022」や、株式会社ZOZOの「ZOZOTOWN」などのCMを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
話題になったCMも数多くあり、明るく元気な姿を披露してくれることから人気を博しています。CM以外では、映画やテレビのバラエティ番組、ドラマ、またご自身でYouTubeチャンネルを開設するなど多くの舞台で活躍されています。
出典:本田翼のプロフィール|スターダストプロモーション 参照:https://www.stardust.co.jp/section1/profile/hondatsubasa.html
芦田愛菜
芦田愛菜さんはジョビィキッズ所属の女優で、自動車会社や食品、住宅、通信会社など多くの企業でCMに起用されています。
子役時代から非常に優秀な実績を修めており、主なものとして第53回日本レコード大賞特別賞、第44回日本有線大賞新人賞・特別賞、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞などの輝かしい経歴を持っています。
CMでは、17歳(2022年3月時点)という若さを活かした「透明感」や「清潔感」といったイメージをアピールをできる人物だと言えるでしょう。
出典:芦田 愛菜|jobbykids 参照:http://www.jobbykids.jp/talent/%e8%8a%a6%e7%94%b0%e6%84%9b%e8%8f%9c/
綾瀬はるか
綾瀬はるかさんホリプロ所属の女優で、保険会社や電機、化粧品、アパレルなど、多くの企業のCMに起用されています。
37歳(2022年3月時点)とは感じさせない美しさでアパレルメーカーや化粧品メーカーなど、「綺麗」なイメージをお客さんに持たせたい企業におすすめの芸能人だと言えるでしょう。
出典:綾瀬はるか(アヤセハルカ) | ホリプロオフィシャルサイト 参照:https://www.horipro.co.jp/ayaseharuka/
大泉洋
大泉洋さんはオフィスキュー所属のアーティストで、電力会社や自動車、生活用品、食品、保険会社など、多くの企業でCMに起用されています。
地元の北海道への愛が強いことでも有名で、北海道のCMにも多数出演されています。もし、起用を検討している企業が北海道にある場合は、ぜひ検討してみてください。
出典:大泉 洋|CREATIVE OFFICE CUE Official website 参照:https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=2
橋本環奈
橋本環奈さんは、株式会社ディスカバリー・ネクストに所属している女優です。
2013年に「千年に一人の美少女」、「天使過ぎる」とネットで話題になり、それからは飛ぶ鳥を落とす勢いで人気になりました。「ロート製薬」「住宅情報館」など大企業のCMに起用される他、TVやバラエティ番組などにも出演されており、幅広く活動されています。
出典:橋本環奈|株式会社ディスカバリー・ネクスト 参照:https://www.discovery-n.co.jp/talent/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E7%92%B0%E5%A5%88/
カズレーザー(メイプル超合金)
カズレーザーさんは、食品会社や生活用品、ゲーム、電力会社などの多くの企業のCMに起用されており、相方の安藤なつさんとともに「メイプル超合金」というコンビ名で活動しているお笑い芸人です。
真っ赤な服がトレンドマークで、過去に「ヒーローに憧れて赤を着るようになった」とバラエティ番組で発言しており、少年的な一面も持ち合わせています。
起用することで、元気やパワーといった印象が与えることができる可能性があるため、気になっている方はサンミュージックに相談してみてください。
出典:メイプル超合金|Sun Music Group Official Web Site 参照:https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/maple_chogoukin/
サンドウィッチマン
サンドウィッチマンは、旅行会社や住宅、食品、通信会社など多くの企業CMに起用されている、株式会社グレープカンパニー所属のお笑いコンビです。
地元宮城に対する愛情が非常に強く、東日本大震災が起きた翌年から毎年宮城県を訪問しています。宮城県に関する多くの大使も務めているため、宮城県にある企業はぜひサンドウィッチマンのお二人を検討してみてください。
出典:サンドウィッチマン|GRAPE COMPANY 参照:https://grapecom.jp/talent_writer/sandwichman/
博多華丸(博多華丸・大吉)
博多華丸さんは、食品、保険会社などの企業のCMで起用されており、相方の博多大吉さんとともに「博多華丸・大吉」というコンビ名で活動しているお笑い芸人です。
1912年から続いている吉本興業ですが、博多華丸・大吉は福岡吉本の第1期生として入社しました。長く福岡で活動してきたため、福岡にある企業はぜひ起用を検討してみましょう。
出典:博多華丸・大吉 プロフィール|吉本興業株式会社 参照:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=213
出典:会社概要|吉本興業ホールディングス株式会社 参照:https://www.yoshimoto.co.jp/corp/info/
大谷翔平
大谷翔平選手は、銀行や航空、食品会社などの企業CMに起用されているプロ野球選手です。
日本を離れ、アメリカのメジャーリーグで数々のタイトルを受賞するなど、プロ野球界で大活躍しています。
スポーツ関係はもちろん、企業のイメージと合っていると感じた場合は、ぜひ検討してみてください。
錦織圭
錦織圭選手は、寝具メーカーや信販、食品会社などのCMで起用されているプロテニスプレイヤーです。
子供の頃からさまざまな大会で優勝し、今では世界で大活躍をするテニスプレイヤーとなっています。
錦織圭選手を起用することで爽やかな印象を与えられることもできるため、扱っている商品やサービスなどがイメージにマッチしていると感じた場合は、検討してみてください。
八村塁
八村塁選手は、保険会社や銀行、製薬会社などのCMに起用されているプロバスケットボール選手です。
中学生の頃から本格的にバスケットボールをはじめ、現在はアメリカのNBAでチームに大きく貢献しています。
すべてのアスリートを応援するようなCMなどを考えているという企業は、ぜひ参考にしてみてください。
芸能人をCM起用することで得られる効果
ここでは、芸能人や有名人をCMで起用することで得られる効果について解説していきます。
企業のイメージアップにつながることや、他にもさまざま効果があることについて解説していくため、ぜひ参考にしてみてください。
企業の広告塔になる
企業のCMに芸能人や有名人を起用することにより、その人は企業の広告塔となります。
起用した人物のイメージが、企業の商品やサービスのイメージにも影響すると言えるため、消費者に多大な印象付けができるでしょう。
たとえば消費者に対し、「好きな俳優さんが使っている商品を自分も使ってみたい」などといった好印象を与えることができるでしょう。
知名度や認知度が上がる
知名度の高いの芸能人や有名人をCMに起用すると、消費者に広告した商品の印象が強く残りやすいと言われています。
そのため、その商品やサービスの知名度や認知度を高めることができるでしょう。
イメージアップにつながる
起用した人物が有名であれば、「○○さんがやっているCMだ」というような、CMを想起するきっかけにもなるでしょう。
そして、CMで宣伝したい商品やサービスの雰囲気や企業の社風と、CMに起用した有名で好感度の高い人物とのイメージが合致していれば、宣伝するもののイメージアップにもつながります。
芸能人のファンがユーザーになる
CMに起用した芸能人や有名人のファンの人たちに訴求できるメリットもあるでしょう。
ファンの人は、「○○さんと同じ店を利用してみたい」などの理由で、自分の好きな芸能人や有名人がCMをしている商品やサービスを購入しやすい傾向にあると言えます。
現在では「推し活」として、タレントの屋外広告を撮影するためにその場所に訪れSNSにてアップするといった広告単体の効果以上に拡散が見込めたり、商品自体への魅力以上に応援したいから買うとした行動「推し消費」を見込めるようになります。
そういった理由により、芸能人や有名人をCMに起用することで、ファンの人たちを顧客として取り込むことができるため、売上アップや知名度の向上につながるでしょう。
CM以外のメディアでも取り上げられる可能性がある
好感度が高く有名な人物をCMに起用すると、テレビのニュースなどで取り上げられる可能性もあると言えるでしょう。
ワイドショー番組などで商品やサービスも取り上げられることもあり、認知度も高まると言えるため、その分の広告費を抑えることもできるでしょう。
芸能人の契約費用が決まるポイント
人気が高く有名な人物であるのかどうかが、CMの起用において契約費用がかかるかのポイントとなるでしょう。
したがって、まずは広告に使用できる費用を決めておき、予算の範囲内で起用する芸能人や有名人を選ぶなど、しっかりと計画を立てて行動しましょう。
芸能人をCM起用する際のポイント
芸能人を起用することは決して簡単なことではありません。
そのため、ここからは芸能人をCMに起用する際のポイントについて紹介していきます。
ぜひ紹介するポイントを参考にして、満足のいく契約を成功させましょう。
・契約はクールごとを見据えて期間を決める
・契約期間中はWeb広告やSNSも活用する
・芸能人の写真だけをレンタルする
・自分で事務所に直接依頼する
・タレントの肖像を使える「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」とは
契約はクールごとを見据えて期間を決める
テレビCMへの出演は、最低でも約3ヶ月からの契約と言われており、人気が高い芸能人や有名人の場合は、年間契約を条件にされる場合もあります。
契約期間が長い方が依頼できる範囲は広がりやすいですが、あまりに期間が長いと芸能人や有名人は他の企業のCMなどの仕事が受けられにくくなるでしょう。
契約料が高騰したり契約そのものを断られたりする可能性も出てくるため、契約をする際にはクールごとを見据えて期間を決める方が良いでしょう。
契約期間中はWeb広告やSNSも活用する
昨今では、Web広告やSNSを活用したマーケティングが注目されているため、契約期間中はSNSなども宣伝にも活用すると有効でしょう。
特に若年層は、SNSの情報をもとに商品などを購買することが多い傾向にあります。そこでSNSを活用して、企業や契約期間中の芸能人や有名人が商品やサービスのPRを発信すると良いでしょう。
芸能人の写真だけをレンタルする
芸能人や有名人を企業の広告に起用する際には、写真だけをレンタルするのも良いでしょう。
CMなどの契約の場合、認知度や人気の高い人物を起用するとなれば、高額な契約費用がかかります。
しかし、写真だけをレンタルすれば、費用面や起用までの労力を抑えられるでしょう。
自分で事務所に直接依頼する
芸能人や有名人へCMの起用を依頼する際には、自分で事務所に直接依頼したいと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、直接依頼をする場合は事務所への交渉や資料作りなど、大変なことが非常に多く、現実的な方法ではないと言えます。
そこで、キャスティング会社に依頼をすれば、芸能事務所とすでにパイプを持っているため、芸能人や有名人のCM起用がスムーズに実施できるでしょう。
タレントの肖像を使える「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」とは
「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」とは、参加企業に対し、芸能人などのアンバサダーの肖像を、企業のWebサイトや広告・宣伝ツール、営業用資料など、幅広い範囲で活用することを可能にしているプロジェクトです。
このようなビジネスモデルのパイオニアとして、累計850社以上の活用実績があります。
そのため事例を用いたブランディング効果や各企業のサービスでの効果の最大化を支援することが可能です。
芸能人をCM起用して広告効果を高めよう
芸能人や有名人を企業のCMに起用する方法や、起用することでさまざまな効果を得られること紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
また、CM起用社数が多い芸能人や有名人も詳しく解説してきました。
この記事を参考に、芸能人や有名人をCMなどに起用することを考えている方は、ぜひチャレンジして広告効果を高めてみましょう。