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自社広告×タレントが生み出す効果とは?相乗効果の高い広告の種類と属性を紹介

2024.02.15

はじめに

 

現在ではSNSが普及したため、広告の種類も多種多様になってきています。

さまざまな広告で、タレントを活用しやすいサービスがここ数年で広がりを見せる中、広告にタレントを起用することで生み出される効果とは何なのでしょうか。

この記事では、広告の種類やタレントを起用することで、効果が高まる広告についてご紹介します。

 

広告の種類

 

広告と一口で言っても、種類はさまざまです。 主に、SNSや動画サービスに表示されるネット広告、テレビで放送されたり新聞・雑誌などに掲載されたりするマス広告、そして電車や駅構内に展開される交通広告などがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

ネット広告

 

ネット広告とは、Webサイトや検索エンジンなどのインターネットを活用したり、FacebookやInstagramなどのSNSを活用したりする広告のことです。

検索したキーワードにマッチする広告を、検索結果画面にテキストで表示するリスティング広告や、Webサイトのトップページなどに動画や画像を表示させるディスプレイ広告、SNSのタイムラインに表示させるSNS広告などがこれにあたります。

ネット広告は、ユーザーの年齢や性別、興味のあるキーワードなどを駆使することで、ピンポイントにターゲットを絞れることが最大のメリットと言えるでしょう。

集計データに基づいて広告を調整することにより、素早いアプローチが可能な点や、費用が安いことが多い点もネット広告の特徴です。

 

マス広告

 

マス広告は、テレビやラジオ、新聞などを活用する広告です。

ピンポイントにターゲットを絞るネット広告とは違い、不特定多数の幅広い層に向けて、自社の商品などを認知してもらうことが目的です。

テレビやラジオでは、15秒〜30秒ほどの音声や動画を流すことで、性別や年齢を問わないアプローチができます。

他の広告に比べて費用が高いので、コストはかかってしまいますが、広告の内容に合うテレビ番組や雑誌などを選んで掲載すれば、多くの方にサービスを知ってもらうことができ、購買意欲の促進にもつながります。

また、マス広告は視聴者や読者からの信頼度が高い傾向にあることが特徴です。

広告に対して疑念を抱かず、素直にサービスを知ってもらえるというのは、マス広告の魅力の1つであると言えるでしょう。

 

交通広告

 

交通広告とはその名の通り、バスや電車、空港、駅構内など、交通に関する場所や媒体で表示する広告のことを指します。

電車やバスは通勤・通学で利用する人が多く、毎日同じ広告を繰り返し見ることで、記憶に残りやすいという傾向があります。

サービスや商品を認知してもらえる場面が非常に多いのが、交通広告の特徴です。

看板やポスター、ドアステッカーなど広告の種類も多いので、ある程度デザインの幅を広げられるでしょう。

何人の人がどれくらい広告を見たのかといった細かいデータを集計することは難しいですが、現在では検索機能やインターネットと連動した広告も増えてきています。

この機能により、今後は交通広告のデメリットが徐々に解消されていくかもしれません。

 

タレント起用と効果の高い広告は?

 

広告は、関心を持ってもらったり、注目してもらったりしなければ意味がありません。

さまざまな人の関心が集まるようにするためには、注目度の高い魅力的な広告にする必要があります。

その魅力を高める要素の1つとして挙げられるのが、タレント起用です。

そして、広告塔にタレントを起用し、効果を高めるとされる広告は、パッと見てタレントを認知できるディスプレイ広告・SNS広告・動画広告です。 この3つの広告について、以下で詳しく解説します。

 

ディスプレイ広告

 

Webサイトの上下左右、もしくは文章と文章の間の広告枠に表示される広告で、バナー広告とも言います。

テキストに画像や動画を組み合わせた広告なので、何の広告なのかがわかりやすく、テキストのみの広告に比べると、目にとまりやすい傾向にあります。

検索したキーワードに関連するコンテンツを表示でき、年齢や性別を絞ってのターゲティングも可能なため、ターゲットにしているユーザーに関心を持ってもらいやすいのが特徴でしょう。

Webサイトの閲覧中に関連する広告を見て「そういえばこれが買いたかった」というような購入意欲を促せることも強みです。

企業や商品を知るきっかけがタレントというユーザーも多いため、タレントを起用して広告効果を上げるには有効的な広告の1つです。

 

SNS広告

 

SNS広告は、FacebookやInstagramをはじめ、Twitter・LINE・TikTokなどのSNSに配信する広告です。

タイムライン上やおすすめのアカウントとして広告が表示されることが多く、違和感なく溶け込むような広告を制作できるのも、SNS広告の特徴と言えます。

SNSの多くは、アカウントを登録する際に年齢や性別のほか、趣味や職場などの情報を登録することもあります。

そのため、サービスを知ってもらいたい相手に対して、的確な広告を表示できるのが最大の強みでしょう。

自社のターゲットとする層と起用するタレントのファン層を一致させれば、認知拡大と新規ユーザーの獲得につながります。

効果的な広告にするためには、タレントの特徴もしっかりと把握してください。

 

動画広告

 

動画広告とは、YouTubeの動画内で再生される動画や、Web上に表示される動画形式のバナーなどを指します。

最近では、TwitterやFacebookなどでも動画広告が増えている傾向にあり、静止画よりも印象に残りやすく、多くの情報を表示できるのが主な特徴です。 ただし、YouTubeなどでは数秒でスキップされることも多く、クオリティが低いものは最後まで見てもらえません。

スキップされないような目を引く広告にするためには、視聴者の層に合うタレントを起用して、サービスや商品のイメージアップにつなげるのも1つの手と言えるでしょう。

動画をシェアしてもらえれば、さらなる認知拡大につながり、商品の魅力を広めることも可能です。

 

効果が測りづらい広告

 

広告には非常に多くの種類があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

中にはデータが測りづらく、タレントを起用することで得られる効果がわかりにくいものもあります。

主に、文字がメインとなる広告とオフライン広告の2つです。

それぞれ以下で詳しく解説しますので、タレントを起用したいと考えている場合には、広告選びも慎重に行いましょう。

 

文字をメインとする広告

 

タレントを広告に起用するメリットの1つとして、パッと見てわかりやすい・印象に残りやすいという点が挙げられます。

最初は社名を認知してもらえなくても、タレントと結びつけて企業や商品などを覚えてもらえる可能性があるからです。

このメリットを十分に活かすには、タレントが見える広告でなければなりません。

そのため、リスティング広告やアフィリエイト広告、記事広告など、フックとなるポイントが文字の広告は、タレント効果を還元できるかがわかりづらい傾向にあります。

リスティング広告や記事広告も、検索結果の1つとして見てもらえたり、記事の1つとして読んでもらえたりするメリットはありますが、タレントを広告塔にしたい場合には検討する必要があるでしょう。

 

オフライン広告

 

オフライン広告とは、インターネットを利用しない広告です。

テレビやラジオ、新聞といったマス広告や、交通広告、チラシやダイレクトメールなどがオフライン広告に含まれます。

オンライン広告はクリックされた数や申し込み数など、すぐに効果を測定することが可能なのに対し、オフライン広告はアンケートを回収するなどして測定しなければなりません。

測定までに時間がかかってしまったり、明確な基準を事前に設定したりしなければならないのです。

そのため、タレントを起用した効果の測定が難しいというデメリットがあります。

オフライン広告の場合は、老若男女問わず目にする機会が多いというメリットを活かし、自社の知名度の向上や認知拡大に向けた施策の方が効果的と言えるでしょう。

 

まとめ

 

現在では広告の種類も増え、それぞれに目的やターゲットが異なり、メリット・デメリットも異なります。

自社のイメージアップや認知を拡大させるには、その広告の特徴をきちんと把握したうえで、特性を活かすことが重要です。

タレントを起用する場合は効果がわかりやすい広告を選択し、ターゲットや業界によって広告を使いわけると良いでしょう。